コメント新着

王道名なし @ Re[1]:ケーキを3等分する方法(05/31) kaoritalyさんへ ご無沙汰しています。ミ…
kaoritaly @ Re:ケーキを3等分する方法(05/31) お元気ですか?! こちらも何とか・・娘…
kaoritaly @ Re:糖質制限ダイエット、ブリア・サヴァラン凄い(12/12) でもお米って美味しいんだよねー(> &l…
王道名なし @ Re[1]:ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(08/10) kaoritalyさんへ 巨大昆虫の謎、みたいな…
kaoritaly @ Re:ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(08/10) マニアックなご指摘ですねー(笑) まぁ…
王道名なし @ Re[1]:24 -TWENTY FOUR-1_02_03(05/22) kaoritalyさんへ マーベリック、映画館に…
kaoritaly @ Re:24 -TWENTY FOUR-1_02_03(05/22) 昨年、日本で唐沢くん主演のドラマ半年分…
王道名なし @ Re[1]:マトリックス レザレクションズ(12/21) kaoritalyさんへ 明けましておめでとうご…
kaoritaly @ Re:マトリックス レザレクションズ(12/21) あら、手厳しい。 私は逆に、キャリーア…
2005年01月17日
XML
カテゴリ: 読書



「モテたい脳、モテない脳」
澤口 俊之 (著)、 阿川 佐和子 (著) 単行本 (2003/04) ベストセラーズ

この本は面白くて、危ない。
どうも極端な学説を敷衍して
(特に血液型に関する部分は竹内久美子と同じ話の進め方)
ドバーっと一般論にしているような感じがする。

p95)たとえばある血液型は病気に対する耐性が比較的高い(これは本当らしい)ため
怪我や病気をしても治りやすく、それが「大雑把で大胆な」性格につながる、というもの。

でもそういう人間は「他人の痛みを感じられない冷酷非道な人間に成長する」、
と結論付けてもおかしくないでしょう?
話がすごく飛躍している。

※個人的には血液型の話をしてみて一番分かるのは相手の「ち」的レベルだと思ってます。

※竹内久美子の血液型の本は「と学会」でボコボコに叩かれているので興味のある人はどうぞ。

あと気になったのは
p120)「対面性行為」でしか感染しないウィルスがあるそうだ。

露骨なんで詳しい説明は避けるけれど「正常位」でしか感染しないので、
だいたい150万年前に「正常位」が一般化したことが分かる。

とあるけれど、まず「対面性行為」でしか感染しないというのが良く分からない。
ネット検索しても「この本」しか出てこない(知ってる人は教えてください)

これまた論の展開が乱暴。
ウィルスの方が150万年前に突然変異で登場したのであって、
正常位そのものは300万年前からあったとしても分からないのでは。

非常に大胆な語り口の本。
話も多岐にわたっていて、自分的にはとても面白かった。
阿川佐和子がまた良いボケと突っ込みをしている。
読んだものを、何でも丸ごと信じちゃう様な人には薦められない。

1章 脳はいかにして進化したか
2章 脳の基本的構造
3章 脳と体の意外な関係
4章 異性にモテる遺伝子学的理由
5章 頭がいいってどういうこと?
6章 男と女の知られざる戦略
7章 遺伝子の本当の目的
8章 「脳」を育てる

【2】
「博士の異常な発明」清水 義範 ¥1,575(税込)集英社
雑誌連載に一編を書き下ろして単行本化。

問題はその書き下ろし部分で、先日読んだ「サイエンス言誤学」のあるコラムと前半部分がほぼ共用。

まあオードブルみたいな内容の一編だから、読み飛ばせば良いのだけれど、

清水先生、ちょっとこれは
「たちつと」(て抜き)で
「12356780」(49ない)のではないでしょうか。

史上最大の発明←問題の作品
文明崩壊の日
袁孫の発明
異形のもの
鼎談 日本遺跡考古学の世界
グリーンマン
半透明人間
野良愛慕異聞
見果てぬ夢

一番面白かったのは「鼎談 日本遺跡考古学の世界」。
現代日本が、後の未来に遺跡として発掘されて学者たちが
当時の日本について論考をめぐらすという、わりとありがちな内容。

でも「渋谷遺跡」とか「コンビニ倉」、ミイラ化して見つかった「ロン毛君」。
そしてナゾの「厚底ブーツ」(神殿に仕える女官が履いた?)などなど。

それと「半透明人間のラスト」が面白かったか。
あとは割とありがちな結末が目立つほか、
この著者にしてはまったく意外性のないラストもあってそれが意外。

【3】
「魯山人の食卓」 グルメ文庫
北大路 魯山人 (著) 文庫 (2004/10) 角川春樹事務所

これは古本で購入。上2冊は図書館。
最近は「美味しんぼ」の海原雄山のモデルとして有名。
すごくクセのある人で、この薄っぺらな本を読んだだけでなんとなく分かる。
※暴露物の?伝記(by白崎秀雄)も手元にあるのでそのうち読もう。

131) 低級な人は低級な味を好み、低級な料理と交わって安堵し、また低級な料理を作る。

128) 味に自信なき者は料理に無駄な手数をかける。

141)どうしても料理を美味しくつくれない人種がある。私はその人種を知っている。その名を無精者という。
といった具合。

55)うなぎの焼き方・・・一も二もなく東京の蒸し焼きが良い。

というわけで南森町でウナギ。1680円。
帰りに中村屋のコロッケ。60円×2個。

※最近どこかで食べ歩きのブログを立ち上げようかなあ、とも考えてます。
大阪もいつまでいるか分からないからなあ。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年01月18日 11時22分55秒
コメント(6) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

王道名なし

王道名なし


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: