ワルディーの京都案内

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2015/09/03
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テーマ: 癌(3527)
カテゴリ: 癌治療情報
 朝日新聞「患者を生きる」2015年3月6日の記事に私の感想・意見・コメントなどを書き添えさせていただきます。


新しい肺がんの治療薬クリゾチニブの治験に参加した保育士の女性(39)は、病気になる前の生活に少しずつ戻っていった。以前の抗がん剤治療の副作用で抜けた髪の毛も戻った。2012年、2年ぶりに復職。家族での旅行も楽しめるまでに回復した。

 「復職だけでなく、何より家族と以前のような生活ができることがうれしかったです」

 クリゾチニブは、EML4―ALK融合遺伝子の変異が原因で起こる肺がんに効果が期待される分子標的薬。女性はこのタイプの肺がんだった。服薬後1、2時間は吐き気を催したが、これまでより体の負担は少なく感じたという。

 女性も参加した治験を経て、12年3月、国内で正式に承認され、公的医療保険の対象になった。その後も服薬を続けた。

 顔色もよく食欲もあり、体重はむしろ増えていた。病気を知っている知人らに「本当にがん?」と驚かれることも多かった。

 しかし、13年1月、異変があった。3週間に1度通っていた定期検査で、左前頭葉にひとつの悪性腫瘍(しゅよう)が見つかった。肺がんが脳に転移していた。

 がん研有明病院(東京都江東区)の呼吸器内科の西尾誠人部長は「がん細胞は、ほんとうにしぶといんです。よく効く薬が出てくると、耐性を作ってなんとか生き延びようとする。最近ではその追いかけっこが、1、2年のサイクルで続いています」と話す。

 女性は「ガンマナイフ」と呼ばれる放射線治療を受け、脳内のがんを治療した。転移後もクリゾチニブを飲み続けた場合の副作用がよく分からないため、転移がわかった段階で服薬は中止された。

 ただ、女性が幸運だったのは、次の新しい薬「LDK378」の治験が始まっていたことだ。クリゾチニブで治療していた患者のうち、がんが進行した場合に使われる分子標的薬で、米国ではすでに承認されている。日本を含む約30カ国の300を超える施設で治験が行われている。

 女性は、偽薬(プラセボ)を使わない方式の治験に参加することができた。13年3月4日、LDK378を使った治療を始めた。と言っても、白いカプセルを夜に三つ飲むだけである。


写真:女性が毎晩飲んでいるLDK378

4.jpg


 新しい薬を飲みながら、「病気になる前の生活に少しずつ戻っていった。」副作用が少ない、分子標的薬の恩恵ですね。

 この女性はその分子標的薬が効かなくなった場合、別の分子標的薬の治験に参加することができました。患者数が多い、肺がんだからでしょうね。

 私の罹った軟部肉腫は症例が少ないため、なかなか次から次へというわけにはいかないようです。



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最終更新日  2018/09/20 06:12:45 AM
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