古い記事ですので、現在は状況が大きく変化している場合もありますので、ご容赦ください。
≪2013年6月20日の記事≫
[俳優 佐藤B作さん]胃がん(2)手術後の舞台 妻が猛反対
2008年5月、都内の病院で手術を受け、胃の3分の2を切除した。
3週間の入院中、病室から、人気ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の収録にも出かけた。
喜劇役者としては、舞台に立つのが、真の復帰。目標は、8月の「戸惑いの日曜日~アパッチ砦の攻防より~」だった。1996年の初演からずっと主役を務めてきた。「(主役を)ほかの人に渡したくない」との一心で、退院後も、自宅近くを歩き回ってリハビリに努めた。
しかし、思うように体力は回復しなかった。体重は10キロ以上も落ちた。
病院からもらった資料を手に毎日、食事を作ってくれた妻で女優のあめくみちこさんは「まだ早い。焦る必要はない」と出演に猛反対した。プロデューサーも自宅まできて説得した。最終的には、同学年の盟友角野卓造さんの「今回は、やめた方がいい」との一言で降板を決意した。
演出にまわり、連日、客席で見守った。
「初めて舞台全体をみて、こんなに良い芝居を続けてきたんだと感動しました。絶対にもう一度、主役をやるぞ、と誓いました」
2011年、角野さんを相手役に、再び、この作品の主役を演じた。「今なら、休む時は休んだ方がいいと言えます。体験しないと、その大切さが理解できないものですね」
>確かに2年以上、健診を受けていなかった。
第1回の記事で上記のように書いてありました。胃を3分の2切除。やはり毎年の検診が大切ということでしょうか。
私が「がん」だということが分かって、会社は1ヵ月で後任を置きました。当然の判断だと思います。そのこともあって治療に専念できましたし、働けるようになっても、会社は辞め、もともと目指していた道に早めに進もうと思うようにもなりました。サラリーマンですので、会社を辞めてからも含め、傷病手当金が1年半出たのは、大きな助けになりました。
芸能人はこういう制度ないでしょうから、無理しがちになるのではないでしょうか。
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