PR
Keyword Search
Freepage List
Comments
思わず読み入ってしまいました!
さっき、通帳を探していたら、引き出しの奥から少しセピア色になった茶封筒が
出てきたので、「何かナ?」と思い開けてみたら、ず~っと昔のNYにいた時に
日本から届いた封書の手紙が何通か入っていて、その中にあの「天秤座」の彼
?の手紙を見つけて思わず読んでしまった。
その内容を少しだけ紹介します。
前略
いつも有り難う 忙しいのに。
ニューヨークもすっかり秋、もうすぐ寒い冬がやってくることでしょう。
私の方は帰国してもう半年、あっという間に過ぎた感がします。
帰国して酒の量も減りました。最近はビール1本程度で満足しています。
<中略>
君をはじめNYの友人からよく便りをもらいますが、二週間ほど前、母が「もし、また
海外に行きたいのなら、行けば良いよ。停年まで後2~3年有るし。」と言いました。
よく便りが来るのを気に掛けていたようです。
先日、母のことで弟に打診してみましたが、去年言ったことと答えが変わっていました。
一緒に住む気は無いようです。
君も知っているように、私の父は家を10年前に出たままです。
最近、特に思うのですが、母の半生(もちろん、今までの半生ですが)は何だったのだろう
か・・・楽しい思い出が有ったのだろうか?
母にとって生きるとは何なのか?という疑問です。
14~5の時から54歳の現在まで働きづくめの毎日。。。
その母を思う時、先ほどの言葉に重みを感じずにいられませんでした。
世間一般のどこにでもいる母ですが、やはり私にとってはただ一人の母です。
ニューヨークへ行く気持ちはまだ持ってはいますが・・・
ニューヨークで頑張っている君を励まさなければならないのに、逆になってしまって、
やはり秋だろうか。
○○ちゃん、お母さんには便りを出していますか?
季節柄、健康に留意して!
追伸
セーター有り難う!誕生日の只一つの贈り物でした。
○○子殿 10月17日