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アロマを知る前から、ローズマリーの香りが好きでした。クリスマスにこのハーブを使って、鶏の丸焼きを作っていたためです。オーブンから香るローズマリーの香りは、そのままクリスマスの思い出なのです。というわけで、我が家にはローズマリーが植えられてます。ハーブとしては、バジルを一番つかうのですけれど。(何しろこれにオリーブオイルがあれば、立派なパスタソースになっちゃう優れものですから)バジルの香りも大好き。ローズマリーの精油はお風呂に落とすと、本当に温まります。温泉と同じくらい、出たあともポカポカ。そうそう、アロマの力を実感したのは、ユーカリが最初です。ひどい花粉症に悩まされている私は、鼻づまりがとまらなくて困っていたのです。でも、この香りをかいだら、スースー通るようになって驚きました。アロマテラピーって気のせいじゃないんだなぁって(笑)まぁ、病は気からとも申しますが。お絵描きは坂田靖子さんの「バジル氏の優雅な生活」です。最近「エマ」が19世紀のイギリスの空気がよく描けているなんて言われてますが、もっとずっと昔に描かれていた、元祖、19世紀イギリスと私は思ってます。シャーロック・ホームズなんかの時代の匂いを味わえます。ことにバジル氏はじめキャラクターがすばらしいのです。お風呂用ハーブフォアバスローズマリー<生活の木>エッセンシャルオイル(精油)3ml★ローズマリー・シネオールハーブの苗 「ローズマリーブルーボーイ 9cmポット」小さなハーブの栽培セット Little Herb(リトルハーブ) スイートバジル<生活の木>エッセンシャルオイル(精油)3ml★ユーカリ・ラディアータユーカリの木栽培セット【5P08522】バジル氏の優雅な生活(第1巻)
2008年06月10日
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結婚前はよく奈良に一人旅していました。まだ、若かったのでお金もないし、夜行バスを使います。でも、この夜行バスはいいんですよ。早朝に奈良公園につくのですが、朝霧の中、鹿をみつけたり、巨大な野生の藤をみたり「ああ、奈良にきたんだぁ」としみじみと幸せ感を味わえるんです。それで、しばらく早朝の奈良公園をお散歩なんて贅沢してました。時間がきたら、朝食に茶粥をいただいたり。そして、宿泊はたいがい、明日香村の民宿のお世話になります。安いのはもちろんですが、とにかくご飯がおいしいんです。今はどうなのか知らないのですが、当時は、民宿の宿泊は全て、一括して明日香の民宿事務所が決めてくれていたので、どこになるかはわかりません。でも、どこに泊まってもおいしかったです。メニューは旅館などにくらべたら、素朴なものです。エビフライとか、焼きシャケとか、ハンバーグとか。でも、副菜が豊かでおいしかった。そして、何より、ご飯がおいしい。明日香村につくと、自転車を借りてやみくもに走り回り、行ける限りの遺跡を見て回るので、クタクタになります。そのため、後半はこの民宿のご飯を思って、がんばってましたそれから、民宿によっては部屋から二上山のあたりに落ちる大きな夕焼けがみられて、これもたまりませんでした。なにより、奈良にいる間は極力明日香村を離れたくなかったのです。明日香村内にホテルや旅館はありませんから。でも、あったとしても民宿を使ったと思います。あ、明日香のお土産で欠かせなかったのが飛鳥の蘇です。古代チーズを再現したもので、味的には、スキムミルクを濃厚にして、かためた感じ。はまりました。遺跡めぐりの旅は一人に限ります。私はとにかくマニアックなところばかり行きたがるので、相手の方に迷惑ですから。歴史好きは墓が好きなんですわ。古墳とか、歴史上の人物の墓とか。ちょっとそっち系に敏感な友人と高校時代に鎌倉の「腹切やぐら」とか「頼朝の墓」とか「政子・実朝の墓」「和田塚」なんかをまわったら、メチャクチャ閉口されましたでも、山之辺の道をハイキングしたときばかりは、ツレがほしいなぁと思いました。暗い細い道が多くてちょっと怖いんです。でも、古道という感じで古代の奈良を味わえるいい道なのですよ。また、いけるようになりたいなぁと思いながら、ちょっと、書いてみましたお絵描きは明日香のヒーロー(笑)「日出処の天子」さまです。古代のチーズ 飛鳥の蘇 80g
2008年06月09日
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まだ、少し早いかと思いましたが、けっこういました。高く上がっていて、幻想的で、綺麗でしたーー。ここもホタルの育成のためカワニナ(ホタルの幼虫のエサになる)を育てたり、努力しているみたいです。そういう方たちのおかげで、最近は本当に見られるところ増えましたね。
2008年06月07日
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本当はお絵描きしたいのですが、どうも、文章書き出すと、絵がかけなくなる性質のようなのです。絵日記にしたかったのになぁ。使ってる脳が違うのか。まぁ、そのうち描くかもしれません。最近、ラブラドライトという石を手に入れました。基本的にクリスタルクォーツ、それもヒマラヤ水晶ばかりに偏っているので、非常に珍しいことです。ラブラドライトというのは、カナダのラブラドル半島で発見された石だそうです。グレーなのですが、光の具合によって、虹色に輝きます。あいかわらずの虹好きといえばそうなのですが。実は、ずっとほしいなぁと思っている色石があります。ラリマーというまるで、海の波を閉じ込めたような綺麗な水色の石です。二年くらいほしいなぁと思っているのに、手に入ってきません。買えばいいのですが、いざとなると買う気にならないのです。それなのに、最近気に留めた、ラブラドライトはもう家にいて、パソ机の横でヒマラヤ岩塩を枕に横たわっております。そうそう、ロードクロサイト(インカローズ)というピンク色のかわいい石もほしいなぁと思い始めて半年後くらいにようやく手にいれました。石との出会いも時期があるようです。ちなみにラブラドライトは、物事を完遂させる補助をしてくれるのだそうです。買ってから知りました。なるほど、家に来るわけです。最近の自分に一番必要なことでした。あ、ヒマラヤ水晶はなぜか気に入ったら、手に入れてます。なんででしょうね。まぁ、気に入るものは少ないのも事実なのですけれど。ワンコインで買えちゃう宝石♪【ワンコイン】ラブラドライト3ct前後】【インド雑貨/アジア雑貨】インド製アクセサリー天然石シルバー・ラブラドライトリング・タイプ017【パワーストーンデビューが幸せ記念日】【0209送料無料】 “ラブラドライト”空気が読めないと言われているあなたにぴったりペンダントラブラドライト☆ボール7ラリマー 3.42ct AG ラリマーを使用した、涙のような形のペンダント♪Silver925ラリマーティアーズペンダント《天然石》ラリマー雫シルバーペンダント(一点物)ラリマーデザインブレスレットAラリマータンブルビーズ6
2008年06月06日
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いったい、今日はいくつ書くのだといわれそうですが。久しぶりに休みで頭が違う方向に回転してますので、なんだか、いろいろインスピレーションが降りてきて。まぁ、書きとめたメモとでも思ってくだされば。水晶って、意外と生活に取り入れやすいということをちょっとばかり。我が家は、玄関や窓辺において、魔よけにしております。盛り塩と同じような効果があるらしい。私はクラスターを置いてますが、ポイントでもいいらしいです。クラスターは浄化には最高のアイテムとのこと。あ、玄関には小さなヒマラヤ岩塩ランプもあります。何しろ、岩塩というくらいですから、お塩なので、これも盛り塩効果と一緒ですね。それから、風水では、玄関が暗いとよくないらしく、これもランプでちょうどいいので。岩塩ランプは最近はやたら、高いのですが、一年前に買ったときは3千円だったのですよ。今、このサイズだと5千円くらいしちゃいますね。それから、切花を長持ちさせる効果があります。これは、実体験しましたので、本当です。メチャクチャ持ちます。今もきってきたローズマリー突っ込んでおりますがもう一週間以上たってるのにぴんぴんしてますいえ、むしろ、切ってきた当初よりイキイキしております。私は花瓶やビンに水晶やローズクォーツなどのサザレを入れてます。そうすると、見た目も綺麗なので、一石二鳥。鉢植えの土においておいてもいいらしいです。飲み水に入れておく。ちょうど、炭をいれておくみたいに。悪いものを浄化してくれるらしいです。これ、やってみたいのですが、今、ちょうどそれにふさわしいような水晶がなくて。まぁ、ほしいと思っていたら、必ずどこかで会えますので、気長に待ちます。ちょっと横にそれますが、だいたいこういうのがほしいなぁと思っていると会えるんです。パワーストーンは顕著かも。以前、トイレの窓においておく、調度盛り塩みたいなのがほしいなぁと思っていたら、普段行きつけの石やさんで小さなフラワークラスター(細長い結晶がお花のように開いているもの)を発見。調度、盛り塩をした大きさのもの、それが二つ!!というのも我が家はトイレが二つあるのです。しかも500円。もちろん、即買いです。それ以来、あの石やさんで、フラワークラスターを見ることはないです。それから、お風呂に入れる。温度差で割れないかと思うのですが、ちゃんと水晶風呂って言葉まであるらしい。これも、上でいった浄化するといった働きからでしょうね。でも、岩盤浴も石から体に良い物がでているからするのですから、これもアリかもしれません。水晶風呂も憧れますが、前述と同じ理由、それにふさわしい水晶がないので、やったことないのでした。ちなみに、ヒマラヤ岩塩もヒマラヤソルトクリスタルというので、これも水晶風呂といえばそうなのかも。画像はイキイキローズマリー浄化用水晶サザレ 小 穴無し 100g (クリスタルチャージ) 約100g、粒 約5mm、szr-01【特別価格】浄化・インテリアに!サザレ石(穴なし)100g 水晶サザレ
2008年06月05日
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今日は、珍しく一日空いたので、例のバリ家具のお店に行ってきました。もちろんバリコピもいただいてきちゃいましたよ。それで、小さな棚を買ってまいりました。といっても、机における本当にミニミニなもの。アロマやインセンスをパソコンデスクの上に置くので、ゴチャゴチャしてきまして、何か入れ物がほしかったのです。家に帰って横にして、箱として使うつもりだったのですが、急遽縦にして、棚にしました。前に載せたクローライトの掻き揚げ水晶がまるで、盆栽のようでぴったり。クローライトってガーデンクォーツに入るくらいなので、植物な雰囲気があるんですね。改めて感心。ガーデンクォーツポイント109ガーデンクォーツポイント97
2008年06月05日
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今年は忘れないように文章化しておきます雨が降ると、とかく外出したくなくて、外の用事を頭からなくす努力を始めちゃうこわい女です。大事な用事があったらどうすんだ。そんな私が、毎年のように「あぁ~しまった」と思うのは、ホタル観賞と蓮の花見。ホタル観賞はかろうじてすることが多いのですが、蓮は必ず忘れてがっかりします。ちなみに去年は両方忘れました。ホタルをはじめて見たのは、箱根にいたとき。まだ、運転も慣れていないのに、信じられない情熱で暗い山道を運転してました。仙石原から小涌園まで、どれくらいかなぁ30分くらいでしょうか。小涌園はホタルを庭園で育てていて、ホタルの季節は入ってみられるんです。大人になってから、ようやく初めて見たときの感動は忘れません。その次に住んでいたところは都会でしたが、少し行くと見られるところがあって、そこもよかったです。今、住んでいるところはホタルの里と呼ばれるところがあって、しかもそこは蓮沼があるのです。だというのに、去年は見損ねました。なので、来年までここにいるか分からない身は、今年は絶対に見たいなぁと思っております。蓮で思い出すのは、まだ結婚したてのころ、主人と京都の東寺に行ったこと。立体曼荼羅がすばらしく。立体の曼荼羅という発想が私にはなかったので、それに感激。その後、蓮池で今を盛りに咲く花々をみたときは、さすがに浄土を思いました。雑貨は埃がつくので、いつも見るだけなのですけれど、蓮の雑貨はほしいなぁといつもネットで思っちゃいます。かぁいい。Tシャツはヨガのときに合いそう。写真はロータスフォトクラブさんからお借りしました。【アジアン雑貨】アジアのインテリアにフローティングロータス【蓮の造花】ロータス(蓮)の模様が印象的なラグマットです。コットン100%でやわらかな肌触りですよ♪【アジアン雑貨/エスニック雑貨】ラウンドロータスマット(3カラー)蓮の葉をモチーフにした可愛いサイズのキャンドルホルダー【アジアン雑貨】【インテリア】ロータスキャンドルホルダー(ホワイト)アジアン雑貨蓮花Tシャツ(ダークブラウン)A4、雑誌が入るお仕事バッグ。大きなロータスが刺繍されたエスニックテイストのキャンバストート【再入荷!】アジアン雑貨●A4対応 ロータスモチーフのご機嫌バッグ♪ハスカバンブラックアジアン雑貨★蓮刺繍の画 「群生」
2008年06月05日
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一番最初に買った水晶は、クラック(ひび)のある虹入りブレスレットでした。念珠みたいなヤツです。その子はほとんど毎日一年半くらい身に着けています。この子ともう一本、そのときの気分で着けるんです。今はガーネットですが、ちょっとまえまで、インカローズつけてました。これも不思議で本当に気分なんですよね。このブレスレットの虹があまりに綺麗で、いつも日差しにかざしてキラキラやってました。これをきっかけにすっかり虹入りにはまり込みました。次に買ったのが、同じ場所でなんとなく惹かれたクラスターでした。クラスターとは水晶の柱が何本も一緒になっている原石です。このとき買ったクラスターで、はっきり石酔いを自覚しました。後から考えて、同じように重苦しいような感覚をブレスレットを買ったときも味わったことに気づきます。このクラスターは太目の柱に乳白色でしたが、購入した後に日にかざしたら、虹が入ってたんです。この虹が七色入った見事なもので、そりゃあ、心が浮き立ちました。この子はうちにいるうちにどんどん透明感が増して、虹もじゃんじゃん増えちゃいました。水晶って、本当に生きてます。そのうちネットをあさっているとこの水晶の産地ヒマラヤにも心が惹かれて。いろいろ、ネットで調べてみました。そうしたら、ヒマラヤ産の水晶って、無骨なんです。緑泥(クローライト)が入っていたり、張り付いていたりして緑色っぽい。そうじゃなかったら、赤茶というかくすんだピンク色だったり、妙にとんがってたり。とにかく個性が強すぎです。最初は、その普段私が考えていた水晶とあまりに違う風貌に「え~~」と驚き、ちょっと引きました(^^;でも、見ているうちにどんどん気に入ってきて。それで、初めて手に入れたヒマラヤ水晶のポイントは、ポイントから3分の1くらいクローライトがついている、非常に透明感の強い子でした。なぜか、女性だと思ってますここのプロフィールに載っている、お気に入りちゃんは、二番目に我が家に来てくれました。この子は虹はないのですが、後で見たら、セルフヒールドしていて、その小さな山々を魅入ってはドキドキしてました。(これは今も)セルフヒールドっていうのは、折れてしまった水晶が自力でその傷を治そうとして、再び結晶化している部分のことです。小さいポイントがたくさんできます。だから、自力で治癒したので、癒しの水晶なんていわれています。真ん中から先の信じられないほどの透明感、クローライトの入り具合も、白い煙のようなインクルージョンの姿もいつ見ても癒されます。これで、虹があれば完璧なんですけど贅沢だなぁ。最初はその無骨さに引いてたくせに、今では、もうワイルドな子ほど魅入ってしまいます。なんでだろうヒマラヤ水晶の魅力って。いえ、本当に素敵なんですよ。写真は、かねてからほしくて、最近手に入れた、ガーネッシュヒマール産のクローライトの掻き揚げ水晶なんと800円で買いました! 他では多分ありえない。地球の龍脈から届けられたヒマラヤ水晶。 ヒマラヤ水晶クラスタ57-iw8a18461ヒマラヤ水晶ブレスレットヒマラヤの聖なる気を浴び育まれ、極めて大きなパワーが宿ると言われています。パワーストーン・ヒマラヤ水晶原石【69g】ヒマラヤ水晶丸玉(レインボー)16.ヒマラヤ水晶(ガネーシュヒマール産)27.ヒマラヤ水晶(ガネーシュヒマール産)磨きポイント
2008年06月04日
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数年前から、はんぱじゃない冷え性に悩んでいます。とくに生理前になるとひどくて、あまりに寒くて全く動けなくなるほど。ただ、こういう症状は、周期があって、月のうち一日ガマンすればいいので、なかなか婦人科には行きませんでした。ところが、今月の冷えからくる倦怠感は、だらだらと続いていて、いつ終わるのかという感じ。昨日、岩盤浴に行ったのもそのため。以前、アロマテラビーには手をださないようにしていると書きました。(興味はあるけど、これ以上好奇心のおもむくままに、浅く広く生きてるとちょっと問題あるかもと思いまして)でも、もう体のためだから、くだらない意地はってないで、なんだってやってみようと思い立ち、昨日から、ネットをさまよってPMSに効く精油を探してみました。そうしたら「クラリセージ」がいいらしいことが分かりまして、さっそく生活の木(ここでは寝室に使っている精油を以前から買ってました)で購入。店員のお姉さんに他にはないか訪ねたら、「イランイラン」と「ゼラニウム」もいいとのこと。というわけで、その二つも買ってまいりました。また、偶然にもこの店員さんが、PMSで倒れた経験の持ち主だったのでした。それで、いろいろ聞けちゃいました。さらに、ハーブティもいいとのことで西洋ニンジンボク(チェストツリー)も買って来て飲みました。スパイシーといっていたけれど、すっきりしていて、悪くはない味です。これで、少しは冷えがおさまってくれるといいのですが。あ、掟を破ってアロマの本も買っちゃいました。こうやって、なしくずしな私なのです。もし、他に婦人科系や冷えに効くものやアロマ関係のいい本をご存知の方教えてくださったら、うれしいですクラリセージ 3mlアロマオイル 生活の木 楽天最安値11%off ゼラニウム 3mlアロマオイル 生活の木 楽天最安値イランイラン 3ml農薬不使用チェストツリー(西洋ニンジンボク )袋入10gアロマテラピーが丸ごとわかる本
2008年06月03日
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先日、箱根で長島一茂さんを見た日記を書きました。これを思い出したのがジャンクを見て、たまたまなんですね。それで、過去に行った場所のエピソードをもう忘れかけてるなぁと。もう、きっかけがなければ思い出せなくなってるというわけで、過去に住んでた場所のエピソードをもっと積極的に書きとめておこうと思いました。それで、秋田の玉川温泉に行ったことというわけです。正確に言うと、新玉川温泉のほうに行きました。知人から、施設が新しいからと薦められまして。過去、それなりに温泉に入りましたが、あれほど刺激的な温泉はありませんでした。入ったら、痛いんです!強酸性のためピリピリするんです。初めて行ってみた日、いくつか湯船があって、100パーセント、○(忘れました)パーセント源泉とそれぞれに書いてあります。で、まぁ普通の感覚で、そりゃ、温泉は源泉かけ流し100パーセントでしょ。と何の疑いもなく、その湯船に。最初は、へぇピリピリするといってもたいしたことないのね。などと、タカをくくってました。ところがしばらくすると、一緒に入っていた娘が「ギャー! 痛い」と泣き叫び、湯船がらすっとんで出て行ったかと思うと、そのまま、タオルを羽織って、外に飛び出していったのです。本当は裸で飛び出そうとしたのを必至で私がかけました。私も後を追いたかったのですが、さすがに私がタオル一枚で出るわけにいかず。着替えて出てきたら、主人が捕まえてましたまぁ、とにかく後からそこに常駐しているお医者さまに子供を100パーセント源泉に入れるなんて、としかられました。最初に、子供は入れないようにと注意書きがあったのですけれど、そのときめがねをしてなかったので、よく見えなかったんですね。以来、娘が玉川温泉は絶対にイヤというので、その一回きりで終わってしまったのです。それもあって、岩盤浴のほうは体験できませんでした。この温泉は癌に効くって有名なんです。なんとなく納得。感覚でいくと、近くにある乳頭温泉が、抱きしめて癒して少しずつ治しましょうね。という感じなら、この玉川温泉は悪いやつは斬ったる。みたいな手荒さがあるように思います。ちなみに、ここを通る強酸性の川が玉川で、この川を中和させるために川の水を田沢湖に流したら、天然記念物のクニマスが絶滅しちゃったんです。それから、あんなに綺麗な田沢湖は死の湖に。おそるべし玉川強酸性。今は、だいぶ回復して、ウグイが泳いでいるのが見られますが、当時の水質より劣るのだそうです。秋田名湯 玉川温泉の華私たちは玉川温泉で難病を治した自宅で簡単に 玉川温泉の岩盤浴が体験できる!!【ポイント5倍】足湯気分【フェスティバル0601×5】『玉川温泉気分温浴石』 5000円(税別)以上で送料無料
2008年06月03日
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いわゆるスーパー銭湯に行ってきました。秋田に行って以来、もう街中の温泉と名のつく銭湯なんて見向きもしなかったのですが。そそられたのは「岩盤浴」しかも岩塩でできてるというところ。それは一度味わいたいものと思って行ってまいりました。行ってみたら、なんとその岩塩はヒマラヤ岩塩だったのですそんなわけで、意気揚々と入ってまいりました。そうしたら、横になる場所にヒマラヤ岩塩のカケラが砂利のように敷き詰めてあったのです。なんという贅沢!しかも壁にもヒマラヤ岩塩の塊が無数に埋め込まれていて、以前、紹介しました岩塩ランプのおっきなものが三つもおいてありました。もう、これ見ただけで癒された私はヒマラヤバカです。そのうえ、別料金を払えばいつまでも何度でも入ってよいということで、本当に贅沢ぅ。さっそく横になりましたが、岩盤とちがって、じゃりのようなところに寝転がる心地よさ~。熱さも丁度よく、そのまま、朝までいたかったくらいです。まぁ、朝までいましたら、干からびてますけれどね。そんなわけで、出たり入ったりくりかえしてたら、二時間あっという間に過ぎてました。あ、この間、娘はパパとご飯たべてましたわ。他にもゲルマニウム岩盤やブラックシリカ岩盤などありまして、幸せな時間をすごしました。そうそう、ぼーっと横になってたとき、秋田の玉川温泉の岩盤浴を思い出しました。ここは本当に有名ですよね。でも、さすがに小さい娘がいるのでチャレンジできなくて、心残りだったんです。そんなわけで、岩盤浴にプチ執着していました。ちょっと、その残念さが成仏した感じですヒマラヤ岩塩 ピンクソルト(ミル用)【定形外郵便OK!】ピンクオレンジのヒマラヤ岩塩の大きな粒タイプ!インテリアやクラフト材料にも♪ヒマラヤ岩塩・ピンクソルト【ブロック】200gパック癒しをあたえてくれる:ピンク岩塩ヒマラヤ岩塩・塊 368gアジアンリラックス! 100%天然ヒマラヤ岩塩のキャンドルホルダー_Sひとつひとつがハンドメイドです。天然ヒマラヤ岩塩ランプoz50098-006【3★0518】 【5日間限定セール0521】大自然の癒し暖かい光をお届けします。ソルトランプ(ヒマラヤ岩塩ランプ)Sお得用!!ヒマラヤ岩塩 1kg業務用価格
2008年06月02日
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とにかく、引っ越します。結婚するまで、地方公務員の父を持つ私は、育った場所を離れたことがありません。が、その私の血を引く我が娘は、入園、一年で幼稚園が三回変わりました。しかもあまりに引越しが多いので、セコイ私は、幼稚園の入園金をしぶり、年少から入れずに、年中から入れたにもかかわらずです。あ、弁解しますと、年少のころいた場所がやたら幼稚園にかかる費用が高かったのです。ちなみに入園時に必要なのが、どこの幼稚園も入園金含め30万が最低ラインでした。入園が決まった時点で、入園金、25万くらい払います。そのうえ、たとえ入園前に引越しが決まってもほとんど返ってこない!!こんなばかげた話があるかーーーー。とばかりに入れなかったわけです。案の定その場所は8月に引っ越しました。つまり年少でいれたとしたら、一学期しかいなかったということです。ニ度目の転園では「秋田から来ました○○です。よろしくおねがいします」って言うんだよね。と娘のほうから言われるしまつ。なっがいふりだなぁ。そんなわけで、当然のごとく家具には無頓着です。執着なんかできません。いかに引越しをラクにするかしか考えてないわけですから。我が家にタンスはなく、衣装はすべて持ち運びらくらく、ひっこしのときそのまんまな収納ボックスや収納ケースばかりという味気なさです。でも、引越しの楽さにはかえられません。というか一年に一回くらい引っ越してたらどんな人もこうなると思います。そんなわたしのあこがれが、アジア~ンな家具。最近までよく知りもしなかったのですが、近所にバリ家具を扱うお店がございまして、いつしかとりこに。こちらのお店は、ただぶらりと入った、いかにもウィンドウショッピングな客も素敵なバリ家具に座らせてくれて、バリコーヒーまで振舞ってくれるのです。店内にはアジア~んな音楽が流れ、しばしアジアンリゾートな気分。しかも無料。バリの家具は重厚に黒びかりしているにもかかわらず、いかにも手作りという素朴な無骨さを感じられて好きなんです。ああ、いつかバリ家具にかこまれた、アジアンリゾートな雰囲気のお部屋に住みたいなぁ。と思いながらこまごまとしたアジアンな小物を買っているのでした。写真は、前述のお店で飲ませてもらえるパビコピです♪かえるがキュート。お部屋を南国リゾートチックに!家中どこでも置いちゃって~柔らかい感触■造花(フローティングフラワー)プルメリア(ピンク)■インドネシア・バリ島にて厳選買い付け!バリ雑貨/アジアン雑貨/エスニックアジアンテイスト/リゾートインテリアイカットハンガー50cm【バリ島のモダンアジアン家具】アジアン家具・バリ家具・コーヒーテーブル・ローテーブル・テレビ台古木のコーヒーテーブル&テレビ台OMAKE日記のお店のサイトhttp://www.j-wood-jp.com/
2008年06月02日
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今日は、運動会で疲れたので日記などかける状態ではないのですが、ちょっと書き留めたくなったもので。ジャンクを見ていたら、長島一茂さんの主演作を紹介していました。「ポストマン」タイトルどおり、郵便局員のお話。彼が千葉県から静岡県まで手紙を配達するとい内容。これだけ聞くと、何が面白いのかとおもいますが、なんと自転車で行くのです。それで、ふと箱根の仙石原に住んでいた頃のことを思い出しました。箱根の山は天下の険と言われますが、本当に坂が急で怖いです。ある日、この箱根の山を小田原方面に自動車で下っていると、自転車を引っ張って上ってくる集団にであいました。集団といってもくっついているわけではなく、それぞれの人どうしバラバラに上ってきていました。でも、身なり、風貌などで、グループなのだなというのは分かりました。その中で、一人だけ自転車に乗ったまま黙々と走ってる人がいてびっくり!あの坂を自転車ひかないで登っている! 麓の箱根湯元あたりなら、自転車に乗っていても不思議ではないのですが、そこは、かなり登ってきたところだったのです。まさか、見間違い? と思って、一瞬よそ見運転してしまいました。そうしたら、なんと、その人が長島一茂さんだったのです!!あの山道を自転車に乗ったまま登ってるってすごすぎです。見た目よりよっぽどタフガイなのねーーー。と感心しました。そんなわけで、この映画の主演に非常に納得がいったわけです。全くの余談ですが、この方と江川卓さんは現役より今のほうが生き生きしてるよなと思っちゃうのは私だけでしょうか。ちなみに、東京に住んでいたこともあります。でも、その頃は、そんなに有名人や芸能人に会うこともなかったのですが、この箱根では結構会いました。取材や避暑にこられるみたいですね。秋田もワンダーランドでしたが、箱根もなかなか刺激的でした。映画「ポストマン」http://www.postman-movie.jp/story/index.html
2008年06月01日
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ヒマラヤ水晶にはまっている私ですが、一番、最初にほしかったのは、瑠璃、ラピス・ラズリでした。小学生のころ、雑誌の裏の広告に載っている奇跡の石というように書かれていて。当時(今も)怠け者児童だった私は、睡眠学習枕と同じくらい惹かれました。持ってるだけで、イイコトがあるなんてと強く憧れたものでした。でも、小学生にはちょっとお高めなお値段だったので、本当に憧れるだけ。ちなみに睡眠学習枕も憧れるだけで終わりました。それから数十年、秋田で初めてラピスラズリのブレスレットを手にいれました。なんで、秋田かというと、秋田には「田沢湖」という瑠璃色の輝きをもつ美しい湖があるのです。そして、私はその近くに住んでました~。あまりに美しいので、見るたびに(ほぼ毎日)「綺麗」とつぶやいてしまうほど。しかも、砂浜もあって白砂なので、まるで南の海のようなのです。昔はもっと綺麗な砂浜で白砂特有のキュッキュッという音もしたそう。それで、その大好きな田沢湖を常に身に着けたくて瑠璃のブレスレットをしていたわけです。そのブレスレットが、異動の連絡がくる直前に切れた話は以前、書きました。そんなわけで、その以前は、パワーストーンと意識していたわけではなかったのですけれど、結局、それがきっかけで興味が倍増してしまったのです。話は多少ズレますが、正倉院の瑠璃杯ってラピスでできてるんですよねー。実物は綺麗でしょうね。でも、使うときは重そう……。というか、瑠璃って水に弱かったような不安や邪念を払い幸運を招くK18天然ラピスペンダント兼用ブローチ最高級ラピスラズリブレスレット 14mm珠 No.1(瑠璃)ラピスエッグ最高級品
2008年05月27日
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鎌倉時代、静御前が源頼朝の前で命がけの舞いを舞いました。春、桜の舞い散るころのことです。静は夫君、義経に追討の宣旨が出て、共に逃げていました。けれども、女人禁制の吉野山で別れます。その後、捕らえられて、鎌倉に送られた時のことです。将軍、源頼朝、北条政子夫妻が、都で評判の静御前の舞を見たいと思い、八幡宮への奉納を理由にして舞うように言われたのです。もちろん、静は何度も固辞します。けれども、結局押し切られ、舞わざるをえなくなりました。鎌倉方の守り神、鶴ヶ岡八幡宮で舞うわけですから、当然、だれもが鎌倉万歳、鎌倉を褒める歌を舞うと思っていました。ところが静が歌ったのは、吉野山 峰の白雪 踏み分けて入りにし人の あとぞ こひしきしづやしづ しづのおだまきくりかえし 昔を今になすよしもがなだったわけです。こちらも、有名なのでご存知の方が多いと思います。大方の予想に反して、謀反人義経が恋しいと歌ったのです。これも先日の弟橘媛命の歌同様、内容は甘い恋の歌です。けれど、やはり状況がそれだけではないことを語っています。夫の敵の中で謀反人となった夫を恋しいというわけです。当然、頼朝は激怒します。静の命を賭けたレジスタンスです。愛する人が恋しい。幸せだった昔をかえして、と。その抗議として、人を恋う歌をもってくるところが、非常に女性らしい戦い方だなぁと。また、女性にしかできない戦い方でもあります。知性に対して、知性で対峙するのもよいのですが、こういう感性をもちだしてくるのは女性の特権な気がします。その上、相手のプライドも守れ、丸く収まる可能性は高くなるでしょう。ちなみに、この後、激しく怒る頼朝を妻の北条政子がなだめて、静は命びろいをするのです。このとき、政子も自ら、戦に出て行った夫頼朝の安否を気遣った日々を語って、とりなしています。やはり、女性の感性を使って説得しているところに昔の女性の賢さや優しさを感じるのです。
2008年05月26日
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さねさし 相模の小野に 燃ゆる火の 火中(ほなか)に立ちて 問いし君はも訳相模の草原の燃えさかる火の中で、私の身を案じて何度も呼ばれたあなたでした。この歌も有名なので、ご存知の方は多いと思います。倭建命(やまとたけるのみこと)の后、弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)の辞世の歌です。書きながら、この健気さに泣けてきます訳だけを読むと、まるっきり、のろけでしかないのです。でも、背景を知ると、この歌のものすごさに心が動かされます。このとき弟橘媛命は、夫君である、倭健命を助けるため、海に身をなげようとしているときなのです。東国平定のために二人が相模にいたとき、敵に囲まれて火を放たれてしまいます。その火に囲まれたとき、倭建命は自分の身よりも妻の身を案じて叫んでいたのでしょう。このとき、危機を脱するのに草を薙ぎ払います。そのときに使った刀の名前が「草薙の剣」となるわけです。さらに東に向かう途中の走水に、二人が船でいたとき、海が大荒れに荒れてきました。その嵐を女性が船に乗っているから海神が怒っていると騒がれます。このとき、夫君の使命を全うさせるために、弟橘媛命は自ら海に身をなげるのです。そのときの辞世です。私が犠牲になりますから、あなたの使命を全うしてくださいとも、犠牲になる私を忘れないでくださいとも歌わずに、夫君が自分にしてくれたことをひたすら喜び、感謝して亡くなるわけです。恩着せがましさのかけらもありません。また、駆け引きも全くありません。これだけ、無私で透明で潔い歌はなかなかお目にかかれないなぁと思うのです。激甘な内容なのにすがすがしくかっこいい。それでいて、女性らしくかわいらしい感性に満ち満ちている。ひきつけられずにはいられない歌です。この後、命が「吾が妻よ」と三度泣き叫んだため、そのあたりが「あずま」となりました。お絵描きは身を投げる弟橘媛命です。
2008年05月24日
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おととしは、ヒマラヤ水晶と出会ってしまったためか、やたら、浄化に敏感でした。ヒマラヤ水晶は強力な浄化作用があるといわれているからです。異常に好奇心が強く、あちらこちらに意識が向いて散漫になるのを反省の日々なのですけれど結局、好奇心が満足するまで、その中で遊んじゃうんですよね。この年は浄化に燃えていたわけですで、浄化なのですが、ニンジンリンゴジュースでデトックスとか、いろいろ楽しみました。そのうちの一つにインド香がありました。(本当はアロマテラピーも調べたいけれど、ガマンしてます。あ、寝室でラベンダーと乳香とかはしてますが)お香も浄化作用が、あるそうです。でも、実家の祖母がやたら仏壇でお香を焚くためお供え物のお下がりのおやつが常に、白檀の香りがしてウゲゲでした。そのため、日本のお香ではなくて、インド香に向かったもよう。とりわけ、先日ご紹介したチャンダンはお気に入り。ロータスの甘い香りもなかなか良かったです楽天最安値!!!お香1日100箱完売実績商品!!!【チャンダン1箱★90円★】当店人気NO1リラックス効果の高いラベンダーやロータス他、香りで楽しむフラワーのお香セレクション(6箱入り)【AJARAアジアン雑貨・インテリア・HEM・インセンス・アロマ】インド香・フラワーセレクション20本入り【10P08522】■本場インドのお香■インド香六角 スーパーサンダル 【即日発送】ヨガをするときなどは、最適です。わたしはチャンダンのほうを焚きます。ときどきスーパーサンダルもいずれも白檀なんですけど、インド香は大丈夫なんですよね。というか、むしろ好き。ヨガの話もでたので、ついでに。ヨガの本もいろいろありますが、私のお気に入りはこの方のです。小学生のころ母が使っていたのがきっかけで、それ以来。未だに内藤晃代さんの本が一番しっくりきます。読み物としても歯ごたえがあるうえ、オシャレでかわいらしくて30年以上前の本とは思えません。こんにちわ私のヨガ新版綺麗になるヨガ新版ベッドの上で簡単にできる「寝ヨガ」レッスンこちらは、最近出たもの、CDつき。昨日のサラスヴァティー、色つけたので、貼っておきます
2008年05月23日
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大伯皇女とニ上山突然ですが「二上山」を何て読みますか?「にじょうさん」が正解なのですが、私はこれを「ふたかみやま」と読むほうがしっくりくるんです。「にじょうさん」は現代の読み方で、「ふたかみやま」は古典などに出てくる古い呼び方になります。ちなみに、この山は奈良県にあります。綺麗な山で、夕暮れどき、明日香村の甘橿丘からだと、見事な夕焼けを見られます。以前、古代の時間と言ったのはこの二上山に日が落ちる景色のことなのです。うつそみの 人にある我や 明日よりは 二上山を 弟背と 我が見む訳:生き残って現世にいる私は、明日からはニ上山を弟と思って見ましょう。大伯皇女(おおくのひめみこ)が亡くなった弟、大津皇子(おおつのみこ)が葬られたニ上山を詠んだこの歌は有名ですね。この場合も、もちろん「ふたかみやま」とよみます。余談ですが、皇女、皇子もひめみこ、みこのほうが好みです。言葉を読むとき、こういうところに結構、こだわるたちなんです。なんでしょう、より丸みのある響きのほうを選ぶ傾向があると思います。そんな風に思っていたら、あるとき、こんな情報を得ました。渡部昇一さん著書で、和歌には大和言葉を使うべきと書いていたのです。大和言葉とは、訓読みの柔らかな響きです。音読みは漢語読みなので、外来語なんですね~。確か、現皇后陛下が歌会始めの歌に外来語を入れていた事例をあげていました。なぜなら、大和言葉でなければ、和歌に霊力がないからといった趣旨の内容だったと思います。出典はおぼえているのですが、現物がなくて、あいまいな表現ですみません。『アングロサクソンと日本人』なはずです。(これもあいまいだなぁ)※あんまり、気になったので、今日書店で買ってきました。記憶したとおりでしたので、ご安心を。皇室の方々は言霊の伝統の体現者であって欲しい。とありました。つまるところ「にじょうさん」は大和言葉ではないのです。自分が丸い表現にこだわるのは大和言葉にこだわっていたのかもしれません。和歌が単純な文学ではなくて、言霊でできているということでしょうか。霊力のある言霊にするには言葉をならべればいいではなくて、大和の丸い響きも大切ということなのでしょうね。アングロサクソンと日本人
2008年05月23日
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♪サラスヴァティー女神以前、日記で言葉の響きが好きと書いたことがあります。これを勝手に言葉の響きフェチと称しております。なぜ、言葉フェチと言わないかというと、意味を知る前に響きを聞いただけで「萌え~~」となってしまうからなんです。先日、仏教に出てくる地名に萌えだと書きましたが、神話の神々の名前も萌え萌えなんです。喜多郎の曲に「ダンス・オブ・サラスヴァティー」というのがあるのですが、「サラスヴァティー」もうこの響きも好き~~♪ちなみに日本では「弁天様」と言われている女神さまです。あ、この曲もすごく素敵です。ザ・インド舞踊っていう感じで、サラスヴァティーが踊る姿が目にうかびます。他にも「ガネーシャ」「クリシュナ」「ハヌマーン」「ラクシュミー」なんてのも素敵な響きでございます。これらは意味を知る前から萌えなんですね。それから、エジプトの神々のお名前も萌え系です。「オシリス」「トト」「イシス」「ハトホル」「バステト」「セベク」なんていうのも好きですね~。エジプトの「ネフェル」も好きです。これは「美」という意味で、女性の名前によくつけられてます。「ネフェルティティ」という具合に。もちろん、インドでも神話以外の言葉では「ピパラ」(菩提樹)「マッリカー」(茉莉花)「ネランジャラー河」なんていうのも素敵です。当然のことながら、日本語も萌えは多いですが、というか多すぎて書けません。形はないけれど、キラキラしていて、言葉ってすごいですよね。すみません。きょうはマニアックな萌えを語ってしまいました~。
2008年05月22日
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なんだか、水晶が書け書けって。←言ってないから。もっとゆっくり更新のはずだったのですが。昔から、雪をかぶった山を見るのが好きだったんです。好きというより、ホッとするというか、息がつけるというか。大学の通い道に雪山が見えて、もうそれみるだけで、心が安定するんですよね。そんな関係もあって、ヒマラヤ水晶に惹かれるのかもしれません。先日から話題にしているブッダのふるさともヒマラヤの麓に位置する北インドとネパールの間になります。そんなわけで、とうとう、ここ数日のネタをコラボってしまいまいた(笑)昨年、オエケイ(お絵描き掲示板)なるものの存在を知ってから、すっかりお絵描き再開するようになってしまいまいた。これって、道具はパソコンとペンタブくらいで、全く汚れないので、主婦オエカキストには最適のアイテムなのです。そんなわけで、すっかりお絵描きすることが日課になってしまいました。ありがとうオエケイ、オエカキソフト。ついでに、これまた大好きな喜多郎聞きながら描きました。シンキング・オブ・ユーを聞くと、ヒマラヤとか、高い雪山が浮かんでくるんですよね。そうそう、好きなインド香のチャンダンも炊いてました。とっても至福な午前中をありがとう♪これで、チャイがあったら最高なのですが、ミルクティーでした。喜多郎『絲綢之路』喜多郎『シンキング・オブ・ユー』楽天最安値!!!お香1日100箱完売実績商品!!!【チャンダン1箱★90円★】当店人気NO1
2008年05月21日
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今日のお月さまはとっても澄んでいて綺麗ですね~。昨日はちょっと残念でしたけれど。水晶ちゃんたちも久しぶりのお月様の光に満足してることでしょう。先日、石酔いの話を書きましたが、実は一番石酔いしたのは、岩塩でした。ヒマラヤのソルトランプを買って帰った日は、頭から肩までもや~んと重苦しかったです。塩ですら、パワーがあるヒマラヤ恐るべし。しかしながら、岩塩ランプの光はやわらかくて綺麗でホッとします。この岩塩はお風呂に入れたり、料理にももちろん使えちゃいます。(あ、ランプのをわざわざしませんよ。もちろん)お風呂は入ったあと湯冷めせず、ぽかぽか。しょっちゅう、乳頭温泉や田沢湖温泉に行っていた私は、普通の温泉では、全く満足できない体になっていましたが、このヒマラヤ岩塩風呂は自宅にいながら、かんぺきに温泉気分が味わえましたよマイナスイオン!癒しのヒマラヤ岩塩ランプ藤原紀香さんもご愛用なのはこのタイプ♪ヒマラヤ産・ソルトクリスタルランプ・球体【S】ヒマラヤ岩塩ランプ+アロマテラピーのWの癒し♪ヒマラヤ産・アロマソルトクリスタルランプ・スムースヨーロッパ、アメリカで絶大な人気を誇るソルトクリスタルランプ。SALT CRYSTAL LAMP 【ソルトクリスタルランプ】【080424UP10】海水汚染も大気汚染も受けていない多量の天然ミネラルを含む深海水自然結晶した岩塩をそのまま2mm~5mmのつぶつぶにしました。メール便【送料無料】ミネラルクリスタルピンク ヒマラヤ岩塩入浴剤 200g パチパチ乾燥肌をたっぷりのミネラル岩塩浴がやさしく包みます♪ほんとにおすすめのお試しサイズ!●代引支払不可● 【nishini0502】浴用【ヒマラヤ岩塩】小粒イプ 100g
2008年05月20日
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神坂智子さんの「シルクロードシリーズ」が大好きでした。今はもう持ってないのが残念です。なんか、絶版になってたとか、復刊したとかネットで回って見ました。このシリーズは天山山脈に住む10人のテングリ(神)がシルクロードで起こるさまざまな事件を見つめたりかかわったりするものです。あ~の~また言葉の響きフェチっていいですか。この天山山脈って言葉とかテングリとかってのももうビンビン来ます。ヒマラヤが好きだからでしょうかねぇ。このお話の中でなんとシッタルーダ王子(後のブッダ)が出てくるものがあるのです。「砂漠幻想」というタイトルで、花とゆめに初出したときは狂喜乱舞。だって、本当にブッダが好きだったんです。このとき初めて、昨日書いた「ウエサク月の満月」という言葉を見たのでした。この漫画のシッタルーダ王子がかっこいいんですわ。あの絵が本当に素敵で、模写ろうと思ったんですが、資料がなくて、自己流で描きました(ホホ)本当にもっと線が細くて素敵なのですよ。ああ、また読みたいなぁ、シルクロードシリーズ。
2008年05月19日
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昔から不思議だなぁと思っていることがあります。どうして、日本人はほとんどが仏教徒なのにお釈迦様のお誕生日には何もしないのでしょう。それどころか、4月8日「花祭り」が何の日か知る人は結構少ないとおもいます。というか、花祭りさえ知らないかも。ちなみに、何で花祭りというかというと、ルンビニーという花園でお釈迦様がお生まれになったからなんです。とても色彩豊かでドラマチック~。余談ですが、言葉の響きフェチなワタクシはこのお釈迦様のお話に出てくる地名などの響きがとってもすきなのです♪ ルンビニー、サールナート(鹿野苑という文字も好き)ヴァイシャリー、クシナガラ(入滅の場所)などなど魅力的な言葉がいっぱいなのですここらへんで、閑話休題。それなのに、なんで12月25日はクリスマスでイエスさまのお誕生日って知ってるんでしょうか~。そのうえ、パーティまでしちゃうのがふぅしぃぎぃだなぁ。無宗教っていうなら、クリスマスもしなければいいのに~。たとえば、クリスチャンがクリスマスが何の日か、イエスさまがいつお生まれになったか知らなかったら、恥ずかしいのではないでしょうか。そのくせ、お釈迦さまの誕生日を知っていて、花祭りが何の日か分かっているうえ、盛大にお祝いしていたら。どう考えてもメチャクチャですよね。そんなわけで、日本人の宗教感覚は、どうもバランスが悪い気がします。ウエサク月の満月ってご存知でしょうか。実は今で言う五月で、その満月の日にお釈迦様は生誕されたのだそうです。また、悟りを開かれ、入滅したのもウエサク月の満月といわれています。それが、明日。満月は20日なのですが、正確には、19日の11時には満月になってしまって、20日の夜はもう満月ではないので、鞍馬寺のウエサク祭は明日するのだそうです。というわけで、4月は過ぎちゃったのにお釈迦様のお誕生日のお話などしてみました。なんて、えらそうに書いておりますが、これらの記述は、月齢を調べていて、最近知りました。(ウエサク月に悟りを開かれたことは知っていたのですけど)なぜ、月齢など調べていたかというと、クリスタルを集めだしたからです。それというのもクリスタルを浄化するには、満月にあてるのがよいから。そんなわけで我が家のカレンダーは月の満ち欠けがついたタイプなのです。昨日アップした水晶ちゃんたちは今日から月光浴します。虹入りの水晶玉ちゃん
2008年05月18日
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我が家の水晶ちゃんたち虹入り水晶(レインボークリスタル)ってしってます?クリスタルの中にひびが入っていたり、曇っていたりするとそこに光があたって屈折して、虹ができることがあるのです。そういう虹を持っている水晶のことをいいます。秋田から今いる場所に引っ越してくる直前、いつもしていたラピスラズリのブレスレットがなんの前触れもなく切れたのです。まぁパワーストーンが切れるっていうのはあんまりいい気持ちがせず、何かあるかもなぁ、なんて思っていました。そうしたら1,2時間後にダンナから電話があり、異動になったと。さらに、異動のための引越しの最中、とっくになくなったと思っていた中学校のころに買った水晶の小さな原石がでてきたのです。こりゃ、やっぱり何かあるかもなぁと考えていたのですが、やっぱり、それまでの自分にはちょっとありえないことがいくつか引っ越し先であったのです。ちなみに悪くはない変化でした。それから、パワーストーンへの興味が増して、いろいろ調べているうちに出会ったのが、虹入り水晶だったわけです。虹といっても石によってさまざまで、青みが強いものや赤いもの緑のもの、全色均等にそろっているもの。とにかくそれぞれ個性的で、それまでコレクションというものに縁のない性格だったのにすっかり収集癖が。それまで、クリスタルはおろか、ダイヤモンドすら、ただの透明な石でしかなかったのに。しかもよく行くお店にヒマラヤ産の水晶を安く売っているところがあって、なしくずしでした。なぜか、ヒマラヤ産が好き。持っているものはほとんどヒマラヤ産です。やっぱりちょっと産地で個性があるんですよ~。ちなみにこの子達はパワーが強いらしく、買った直後は信じられないくらい肩から頭にかけて重くなったりします。最初はわからなかったのですが、ネットなどをまわっているうちこれは「石酔い」という現象だと知りました。パワーが強い子と波動が合わないうちに起こるようです。だから、少したつと肩が重いのはなくなります。そんなこんなで、我が家はクリスタル屋敷になりました。玄関などにおいておくと、盛り塩みたいな魔よけになるそうです。盛り塩と違って代えなくていいからめんどくさがりの私にはぴったりなのでした。ヒマラヤの聖なる気を浴び育まれ、極めて大きなパワーが宿ると言われています。パワーストーンヒマラヤ水晶原石【12g】ヒマラヤ水晶クラスターインド クル渓谷産水晶クラスター(2)約54gヒマラヤ水晶ナチュラルポイント100gセット
2008年05月17日
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この四年の間、秋田に一年ほどいました。関東を出たことがなかった私はとにかくその雪の量に驚きました。また、同じ秋田でも山間部と海の方では雪の積もる量が全く違うことも知ったのです。海側は風が強いので、雪を吹き飛ばしてしまい、積もっても山間部ほどではありません。ちなみにいたところは山間部も山間部、有名な乳頭温泉の近く。また、その年はとんでもなく雪が多い年でした。雪かきした雪って、空き地や公園に捨てられるのですが、捨てられた雪のせいで、公園の滑り台の姿が見えなくなりました。ええ、ほんとに。もう、そこらじゅう、当たり前のように雪雪雪。こんなに存在感があるものが春になったらなくなるのが信じられないほど。行ってみないとわからないことってあるなぁとつくづく思ったものです。それで、なんで、秋田話などはじめたかと言うと、ネットをお散歩していたら「超神ネイガー」とお久しぶりにお会いしたからです。超神ネイガーってご存知でしょうか。秋田県のご当地ヒーローで、地産地消と銘打っていて、とにかくその設定がすばらしい。ネイガーの名前は「なまはげ」の「悪い子いねがー」の「イネガー」をもじっているわけです。武器もキリタンソードとか、カマクラナックルとか、とにかくご当地物でそろえてます。でも、本当にかっこよいので一度ご覧になってみてください。秋田を活性化しようという心意気を感じて、わたしはすっごく好きだったのです。http://www.youtube.com/watch?v=bmtj6ncaX-Yああ、なんか、なつかしかったです。
2008年05月16日
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昔の日記を読み返し、四年たったなぁとつくづく。このブログも何度もたたもうと思ったのですが、一応本人は、かなり時間をかけて書いたものであることと、普段、ぼーーーっと考えていることが文字になっているというのは、自分の中では貴重で、なかなか、踏ん切りがつきませんでした。ですので、今回、再開するにあたっても、このまま続けることにいたしました。ただし、四年前の自分と、考えてることはほぼ一致しているとはいえ、微妙に違うので違和感を感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご容赦ねがいます。多分、相当軽くなってます(^^;もう、ディズニーキャラクターどころか、うちの娘はプリキュアも解禁しちゃってます。年長になったと同時に、これらはかなり見てもいいことになりました。もう年齢も年齢なので、大丈夫だろうと思いまして。と、前置きしまして。ちょうど、時間について書きましたので、ずっと考えていることを、ちょっと書いてみようかなぁと思います。手塚治虫さんが「ぼくは、動くものに色気を感じる」という趣旨の内容を語ったことは有名です。(実際はもっと過激な表現なのですが)手塚治虫さんのアニメへの情熱を感じる一言です。動くって何かというと「変化」するってことなのですよね。「変化」っていうのは「時間」そのものです。動かないもの変化しないものに「時間」はないわけです。-諸行無常-『平家物語』の冒頭に出てくる諸行無常っていうのは、全てのものがむなしいという意味ではなく、全てのものが常では無い。全てのものは変化していくという、まさに時間の真理を語っているわけです。時計の時刻が「時間」ではないわけですね。本来、一日の変化こそ時計でいう時間だったわけです。昔、明日香村に行って、甘樫の岡にのぼって夕日をみたとき古代の時間を感じて、感動しました。時間の最たるもの「歴史」は人間や文明がどう変化してきたかを見てることともいえます。なんで、こんな理屈っぽいことを書いてるかといいますと、私が「時間」に非常に興味がある人間だと気づいたからなのです。好きだったり、興味があることには、いつも時間がからんでいました。「歴史」もそうですし、時間に関する言葉も好きです。「玉響」「那由他」「鏡物」松任谷由実さんの歌が好きなのも、時間に関係する歌やタイトルが多いからです。実際、時間関連の歌が好きなんです。「経る時」「時のないホテル」「昔の彼に会うのなら」「リインカネーション」などなど。だから、手塚治虫さんの言葉を始めて知ったとき、すぐになるほどなぁと思いました。時間っていうものは命あるものにのみに生ずるものです。そういう意味では、手塚治虫さんは生あるものに色気を感じられたのかもしれません。これって、とっても創造主っぽいセリフだなぁと思いました。まぁ、氏は「漫画の登場人物」をまさに創造していたわけですけれど。
2008年05月06日
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気づいたら、4年放置しておりました。この間、引越し4回。娘は幼稚園から小学校へ。ようやく、まぁ気が向いたら日記がかけそうかなぁという状況になってきましたので、書いてみようかと思ったら、なにやらブログの管理が複雑に……。と、とりあえず、なれるところからはじめます(^^;さすがに、娘が大きくなったので、おもちゃ、絵本のみでは厳しいので、当分はテーマなしで、本当に日記な感じでいきたいなと思います。
2008年05月04日
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休んでいる間に、皆さんからいろいろメッセージをいただきました。それから、皆さんの日記も楽しく読ませていただきました。その中で、LABOちびままさんからのお返事が考えさせられる内容だったので、ちょっと書いてみたいと思います。以前私が書いたツブヤキのなかで、子ども自身の伸びる力を信じることと受験につてい書きました。それが、矛盾する内容という趣旨のご指摘を受けて、なるほどなぁと思いました。確かに受験について細かいことを言う親は、子ども自身を信じていないようにも思われます。私もう~んと唸ってしまいました。それでいろいろ考えてみて思い浮かんだのが、松下幸之助氏の「まかせてまかさず」という言葉だったのです。これぞ、まさに矛盾のきわみなのですが、社員を育てるときに松下氏が心得ていた言葉だそうです。実は私もこの件でさらに考えて思ったのが、子どもにまかせすぎ、親がすべてレールを敷く。どちらかに偏った教育は無理がでてくるのではないかということです。確かに子ども自身の伸びる力を信じるなければなりませんが「放任」してはだめです。受験のメリットについて親は知っていなければ、子どもを受験の苦しみから救えません。なぜなら、目的がわからず辛いことをすることくらい、辛いことはないからです。オリンピックのアスリートもオンりンピックで活躍したいという夢があるからこそ、辛い練習もがんばれるのです。何の目的もなく高山をマラソンで走るトレーニングを続けることはできないはずです。学ぶことの意味や受験そのもののメリットを知っているからこそ、受験勉強という異常な環境を耐えられるのです。この受験の意義や学ぶことの意味を子どもの頭だけで考えよというのは無理があります。大人ですら「何のために勉強するのか」と聞かれたら答えに詰まるのですから。かと言って、そのメリットを口で言っただけで子どもに理解してもらうのも難しいです。ただ、理解はされなくても伝える義務はあるのではないかと思うのです。親が勉強の意味や受験の意義を知っていることは大きなことだと思います。親に迷いがあれば、子どもは不安になって、本当に自分のしていることに意味があるのが悩むでしょう。けれど、親が意味があるのだとどっしりと構えていれば、そのとき子どもは理解できなくても、安心感はもてると思うのです。「まかせてまかさず」子育て流に言うと、「子どもの伸びる力を信じるけれど、手伝いもする」というところでしょうか。このバランスが難しいところです。でも、心に留めておけば、重要なときに最良の判断ができるようになるのではないでしょうか。
2004年09月11日
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久しぶりの発熱とお布団の日々まいりました。みなさま、ご心配とお見舞いの言葉ありがとうございます。とてもうれしかったです。病気事態は三日ほど寝ていたら直ってしまったのですが、その後、主婦不在のお部屋の惨劇と戦っておりました(笑)警察が来たら強盗に入られましたと言い訳するしかない状況です。その整理に丸一日。健康は大事ですね。ご心配おかけしましたが、もう大丈夫です。
2004年09月07日
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長く日記を書かなかったので、ご心配してくださった方もいらっしゃるようでした。ごめんなさい。帰省中に娘が高熱を出し、それが終わったら、今度は主人にうつったようで、ちょっと夏風邪と戦っておりました。ご心配くださった方、ありがとうございます。お返事も折を見て書くので、お待ちくださいね。しばらく、書かないと、やり方忘れますね。あ、私だけかしら。実は、家族の病気の間にずっと読もうと思って読んでいなかった『隠された十字架』を読んでおりました。いや、面白かったです。実家に帰ったときに漫画のことを書きました。というのも、実家は私が残してきた漫画がたくさんあるんです。それで、懐かしいなと読んでいたわけなのですが、そういえば『日出処の天子』はこの『隠された十字架』に影響受けてたんだっけ、と思い出しまして。書店で買って読んでいたわけです。山背大兄王子が実は藤原氏の陰謀によって殺害されたというくだりは、感心してしまいました。もちろん、説はいろいろあるし、反論も相当出たそうなのですが、ありえるなぁというのが正直な感想でした。それにしても、山背大兄王子、以下25名の自害は凄惨な情景だったでしょうね。歴史上、ここまでひどい話はないでしょう。やっぱり、聖徳太子が気の毒になります。陰謀をたくらんだ側からすると、怨霊となるだろうと恐怖する気持ちはわかります。法隆寺が鎮魂の寺というのは、この説しか読んでいない私には、なんともいえません。ただ、当時は怨霊の思想はなかったと反論もあるようですが、死者への恐怖というのは、人間の感覚としてある気があるのですよね。ましてや、それが、殺害されたとなったら、あると考えるほうが自然な気がします。当時の人が無霊魂説を持っていたとは思えませんので。霊魂があると思っていれば、そりゃあ死霊の怨恨は充分、想像できると思います。この本を読んでから、『馬屋古の女王』の後の話があるとすると、どうなったかが想像できました。割と山背大兄王子と蘇我入鹿の仲が良いので、この後を考えてどうなるのかと思っていたのです。でも、山背大兄王子も入鹿も陰謀にはめられたとしたら、納得がいくんですよね。久しぶりに面白い本を読みました。
2004年08月30日
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というわけで、昨日の続きになります。中学校のころ、その妖しさと絵の魅力にはまったのが、木原敏江さんの『夢の碑』でした。日本や西洋の古代と中世が主な時代背景だったと思います。鬼をテーマにして、さまざまな時代の事件に関連してきます。物語の壮大さと歴史的事件とうまく絡めている内容が歴史好きにはたまりませんでした。山岸涼子さんもそうなのですが、この人の描く手が好きなんです。ちょっと肉感的で色っぽい感じが。そういえば、学生のころのノートの落書きは、ほとんど、手と足だったんですよね。ノートのはしっこは手と足だらけでした。ちょっと不気味。自分の手を見て指の形とかをスケッチするのがたまらなく好きでした。今考えると、手と足フェチなのかもしれません(笑)それから、長岡良子さんの『古代幻想ロマンシリーズ』というのが気に入っていました。私に明日香村へ旅させたのはこの人と言っていいかも。『日出処の天子』を読まれた方は、時代的にこのちょっと後なので、楽しめるかもしれません。最初のころは、『日出処の天子』の亜流? という感じはあるかもしれませんが、だんだん、作者そのものの味わいがでてきて、楽しめる作品です。主人公が役小角の弟子のような立場で、超能力者なのです。ただ、この主人公は最初のころは物語の中心ですが、そのうち歴史の傍観者の立場をとるようになります。だんだん、歴史上の人物が主人公になってきます。「藤原不比等」「天智天皇」「天武天皇」「持統天皇」「大伴家持」といった面々がそれぞれ違ったストーリーの主役を務めています。歴史が苦手という人はこういった漫画から入るのも一つの手ですよ。なにより、歴史上の人物が身近に感じられるようになります。
2004年08月20日
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このネタならちょっと書けそうなので。最初に読んだのはかの有名な『ベルサイユのばら』です。まだ、小学2年生だった私にフランス革命のマンガを与えた母は偉大だったのでしょうか?いえいえ、ベルばらブームのころ、タカラヅカに行きたくて仕方なかった母。でも、子育てに忙しいうえ、姑の目が痛かったころなので、原作のまんがのほうで我慢しようと思ったらしいです。さらに、私が読みたいと言った、と大嘘をついて買ってきたというのが真相のようです(笑)小学2年生に理解はできなかったと思うのですが、なぜか、はまったんですね。「バスティユー」とか「プティトリアノン」というちょっと変わった響きの言葉が好きでした。アンドレが死ぬところでは、ちゃんと泣いて読んでましたね。次に歴史まんがらしいものといえば、『はいからさんが通る』かなぁ。これは初めて自分が読みたくて買ったマンガです。小学校3年か4年だったと記憶しています。大正時代が舞台なのですが、その当時の文化や事件が盛り込まれて、楽しかったです。当時の女性はまだ下着を着けていなかったなどというマメ知識も得ていました。あ、あと「てふてふ」と書いて「ちょうちょう」と読むのもこれで知ったかな。おひきずりさんとかも。断髪が流行とか。『ベルばら』のころよりは理解力があったということでしょう。その後は『七つの黄金郷』。『エースをねらえ』と同じ作者、山本純美香さんの作品です。エリザベス女王時代、エルドラドをめぐって国と国とが牽制しあう、冒険ものです。主役の双子を始め、美男美女ぞろいでゴージャス。ドレーク船長なども出てきて、とにかく面白かった。でも、未完なんですねぇ。まったく残念です。そして、中学生のときに出会った衝撃作。『日出処の天子』聖徳太子が主人公というのが斬新でした。その聖徳太子がマザコンで同性愛者のうえ、超能力者という設定がすごすぎです。おまけに作者の山岸涼子さんがヒキの上手な方で、毎月の連載が楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。『日出処の天子』は絵も今までの少女漫画にはない、独特の雰囲気をもっていました。後でわかったのですが、洋画や日本画の有名なものが表紙でパロディとして使われていたりしたんですね。ミュッシャや上村松園の絵はかなり参考にされていたと思います。長くなりそうなので、明日後編を書きたいと思います(笑)
2004年08月19日
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昨日、受験勉強が辛いという方のサイトを覗きました。それで、受験の効能がわかれば、多少勉強が辛くなくなるかなと思いまして、受験について書きたいと思います。苦しいばかりに思える受験にも、実は良い面がたくさんあります。受験には期限があります。期限は受験日ですね。この日までに、その高校なり大学なりに受かる実力をつけなければなりません。実は、これは社会に出てから、仕事で大変役にたつ能力なのです。仕事は納期と言って、期限があります。この日までに仕事を終わらせなければならないのです。簡単なことのようですが、けっこう難しく、高い評価を得られる能力なのです。その能力を鍛えられた人は会社で有能な人物となります。また、つまらない基礎学習を繰り返すことは、精神力の向上に繋がります。英単語を覚えたり、計算問題をしたり、つまらないですよね。でも、こうしたつまらない基礎学習を繰り返すことで、精神力は鍛えられます。今、オリンピックの選手たちが、活躍していますが、彼らも、つまらない筋トレや走り込みなどで体を鍛え、精神を鍛えてきたのです。つまらない、おもしろくないという思いに耐えて、勉強を続けると、自分でも思ってもいなかったほど、精神力を鍛えられます。戦略的思考を鍛えられます。期日(受験日)までに成功(合格)するにはどうしたらよいか、戦略を練りましょう。正確に自分の実力を見つめ、足りない部分をどう補うか考えます。いつまでに、苦手科目を克服するか、また、受験に向けて健康を保つため、生活をどう変えたらいいかなどあらゆる対策を、考えてみてください。戦略的思考は、自分の「夢」をかなえるのに非常に有効です。現在の自分は夢に対し、何が足りないか正確に把握し、それを補う戦略を立てられれば、夢はかなうのです。そして目標達成を思い描く能力を鍛えられます。ぜひ、受験校に受かっているイメージを浮かべる訓練をしてください。実は、これができるとかなり合格が近くなります。また、オリンピックのアスリートのたとえになりますが、彼らはこのイメージングの力をかなり使っています。競技で勝つイメージや金メダルをとって表彰台に上るイメージを描いて、練習を繰り返しているんです。合格のイメージを常に持っていると、合格するために何をすればいいかという、インスピレーションが降りてきます。それを受験に役立てましょう。このイメージする力は受験に限らず、全ての夢をかなえるのに有効です。この機会に練習してみてください。そして、努力の結果、成功(合格)する体験を得ることができる。これは、自信につながります。努力すれば、自分は達成できるんだという経験は、自己信頼につながり、あらゆる困難を克服する原動力となります。自分ならできるぞ! という力強い思いは、夢をかなえる原動力なのです。そして、力強く思えるには実体験がいるんです。成功体験がないと、常に自分にできるだろうかという不安がつきまとい、自分を信じ切れません。成功体験がある人は、自分を信じられます。これは大きな力です。受験をむかえる方々は、今が正念場ですね。自分を鍛え、向上する良いチャンスなので、がんばってもらいたいと思います。 一度読まれると、ぐっと気持ちが切り替わると思います。新・受験勉強入門(勉強法マニュアル)( 著者: 和田秀樹 | 出版社: ブックマン社 )受験は要領 難関大学も恐くない ( 著者: 和田秀樹 | 出版社: PHP研究所 )受験は要領(テクニック編) 「参考書は何をどう使うか」から、効率のいい勉強法・ ( 著者: 和...
2004年08月18日
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歴史を見ていると、大きな仕事をする人は、女性の愛情を受けていることが多いなと思います。例えば、この間から話題にしている坂本龍馬なのですが、有名な乙女姉さんをはじめ、さまざまな女性がかかわっています。一番上のお姉さんにいたっては、龍馬の脱藩に加担して、自殺していますから、命をささげるほどの愛情といえます。それだけの愛情が、実は行動のパワーになっているような気がするのです。(女性の側からの意見はおいといてなのですが)エジソンのお母さんも、教師から無能扱いされた息子を偉大な発明家に育て上げています。有能な男の人ってけっこうマザコン? と思う場合が多いんですよね。多分、愛情を持って育てられているがゆえなんでしょうけれど。そして、もらった愛情の分、大きな働きができているのではないかなと思うのです。甘えんぼの男の子のお母さんは、結構将来を期待していいかも、なんて私はひそかにうらやましいです。というのも、甘えんぼの男の子はそれだけ大きな器を持っていて、その器いっぱいに愛情が注がれるまで、甘ったれているんじゃないかなって。そして、愛情がその器いっぱいになったら、その分の大きな働きをするのではないかと期待できる気がします。龍馬なんて、母親ではありませんが、乙女姉さんに長~い手紙を何通も書いています。お竜との旅行の最中ですら。(しかもイラストつき)これって妻的にはけっこうムっとしません?私なんて「このマザコーン(あ、この場合はシスコンか)」と叫びそうです。かと思うと、持統天皇や淀殿のように、甘やかしの末に息子をだめにしてしまう場合もあります。どっちもある意味、マザコンではないでしょうかね。そしてどっちも、盲目的な母の愛と言えば、盲目的な母の愛です。もちろん、子ども自身の能力の差とも言えるんですけれど。母親の側の問題だけ考えると、この差って、子どもを信じている差かなあと思うんです。多分、立派な働きをする子どもを育てた母親は、子どもが素晴らしい活躍をすると信じていたんじゃないでしょうか。そして、そうできなかった、母親は、実は母親自身が子どもの実力を信じられなくて、自分が奔走して子どもをだめにしているのではないかなと思うのです。自分が育ててやるという自我力の子育てとでも言うのでしょうか。自分がやらねば、息子はだめになるという感じ。まぁ、判らなくはないのですが、子ども自身が伸びる可能性を信じていないんですよね。子ども自身の伸びる力を信じきれる。これが、母親に求められる一番大事なことではないかなと日々、自戒しております。
2004年08月17日
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歴史が好きなので、旅行はほとんど、古都と名づくところです。奈良県の明日香村には本当によく旅しました。甘橿の丘という丘があるのですが、昔はここに蘇我氏の邸宅があったそうです。ここからは飛鳥の都が全て見渡せます。当然、天皇の館も。天皇家を見下ろす位置に邸宅を構えられたのです。当時の蘇我氏の権勢がわかる気がします。また、その後に起こる大化の改新までの、天皇家のじくじたる思いまで伝わってきます。学生のころは鎌倉によくいく機会があり、本当に楽しませてもらいました。切り通しという名前の入り口がいくつかあるのですが、ここを通らないと鎌倉には入れません。そのため、敵が出現したとき、この切り通しを守れば、鎌倉には入れなくなるというわけです。あとは海から侵入するしかないのです。よく、鎌倉は天然の要塞といわれますが、行ってみると、なるほどと感心させられます。この町を歩くだけで、武士の都の緊張感が伝わってきたものです。関西に旅行すると、たいがい奈良に行くのですが、機会があって、京都の町を一日だけ歩いたことがあります。そのとき、非常に驚いたことがあります。坂本龍馬が泊まっていた、酢屋という材木屋さんと、土佐藩邸は目と鼻の先なのです。龍馬は土佐藩を脱藩していて、捕まれば命はありません。今までは龍馬が早世したことが残念でした。けれども、京都に行ってからは、よくまぁ、33才まで無事でいたものだと感心するようにもなったのです。「新選組!」の脚本を書いている三谷幸喜さんが,似たようなことを書いています。とてもせまい空間に「坂本龍馬」「桂小五郎」「新選組」がいるなんて、まるでテーマパークと感じたそうです。ディズニーランドを歩いていれば、ミッキーに会えるように、簡単に坂本龍馬や桂小五郎に会えそうだと書いてあります。うまい表現だなあと思いました。まさしく、そんな感じなんです。最も、私はまるで将棋板のようだと思いましたが。小さな四角い町の中を「坂本龍馬」「桂小五郎」「新撰組」と書いてあるコマが動いている想像をしていました。あれだけ大きな歴史の転換を、これだけ小さな空間で行ったんだと思うと、行ってみてわかることってあるんだなとつくづく思いました。勉強の仕方はいろいろあります。歴史は本を読むだけでも楽しいですが、実際に、現場に行くと、生の面白さを実感できます。歴史上の人物たちと同じ空気を吸うとまた違った味わいがあるのです。 『大河な日日 三谷幸喜のありふれた生活3』
2004年08月16日
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独身のころ、ある本を読みました。なぜか子育ての本だったのですが、印象に残った一言がありました。「子どもに必ず教えなければ、ならないことはいくつかあります。けれど、最も教えなければならないのは、感謝です。感謝は教えなければわかりません」感謝って、自然にわかるものだと思っていました。でも、そうではないと知って、いったいなぜだろうと考えるようになりました。考えてわかったことは、感謝には知識と想像力がいるということです。物事には原因と結果があります。結果のみをみても感謝はできないのです。例えば、パックの刺身があるとしましょう。このお刺身がパックになって店頭にならぶまで、いったいどれだけの人の手を使ったかということです。これが、わからなければ、そのお刺身は、ただのパックにのったお刺身でしかありません。ただのパックにのったお刺身に対して感謝しろといっても、全く理解できないでしょう。その間にまぐろを捕ってきた人がいる。市場で売り買いした人がいる。さばいてくれた人がいる。店頭で売ってくれた人がいる。そして、何より命を差し出してくれたまぐろ。これだけのことに驚いて、初めて感謝することができるのです。これだけのことを独自に想像し、理解するのは不可能だと思います。やはり、知識が必要なのです。知っていて、初めて想像することができるのです。だから、なるべく子どもは、社会を見せてあげたいなと思っています。本などで勉強することも大切ですが、実地で見せるというのは、一番理解を深めると思うからです。以前、歴史を学べば、歴史を作ってきてくれた人たちに感謝することができると書きました。また、植物の名前を知ることでその植物に愛情をもつことができるとも言いました。知識というのは大切です。知らなければ、絶対に感謝なんてできないのです。あたかも、全てが当然、自分のためにあるもの、と思うようになってしまいます。知識をつけると、自分が偉くなった気がして、謙虚じゃなくなるという気がします。けれど、それは本当の知恵ではありません。自分を飾るためのおろかな知です。学校で学ぶことは人生で役にたたないという意見もあります。ある意味それは正しいでしょう。けれど、自分の人生で役にたたなくても、知っているからこそ、謙虚になり感謝ができ、心が豊かになることは多いのです。学べば学ぶほど、自分が小さいことに気づくのです。一流の学者は、自分の小ささに気づいています。知識は謙虚さを生み、感謝を生むものです。そうでなければ、ならないのです。ソクラテスは「自分は知らないということを知っている」と言いましたが、これが本当の知恵というものでしょう。本当の学問は高い精神性を育てることを知らなければならないと思います。
2004年08月15日
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結局、どこに行っても白状しちゃうんですけど、昔、少女漫画を描いていました。とはいえ、もちろんアマチュアです。最初はもう自由気まま勝手気まま。そのうち、だんだんプロやうまい人が気になりだし、どうしたらあんなに上手に描けるのか、研究しだします。だって、悔しいじゃないですか、材料は同じ紙とペンなのに、天と地ほども違う作品。少しずつ、彼らが手を抜いていないことに気づきます。描きなぐりに等しい私の絵と、木の葉一枚すら資料を見て描く彼ら。さりげなく背景に季節の花や事物を入れて、四季を表現している彼ら。同じであっちゃぁ、お天道様がゆるしません(笑)それから、資料として、植物図鑑をそろえたり、町の様子を写真に撮りに行ったりしだしました。そうすると、すごいことを発見するんですよ。緑一色に見えていた山が、実は一本一本違う種類の木で出来上がっているとか。かえでに桜に松に杉。一種類、一種類ぜんぜん違う形の葉、枝ぶり。その上、一本一本、違う個性がある美しさ。全く違うそれらが、見事に調和して、一つの山になっています。雑然としていないのが不思議です。それどころか、山として美しく見えています。それだけの事実があるのに、今までただの山にしか見えなかったのです。漫画の背景で山を描くとしましょう。そこまで考えて描けるでしょうか。そこまで手を抜かないで絵を描けるでしょうか。いえ、自分が神さまで、世界を創造しようと思って、そこまで手を抜かないで創れるでしょうか。そう、全く手抜きのない芸術の中に自分がいることに気づいたのです。雑草の話を書いたことがありますが、雑草ですら、同じ形のものはないのです。当たり前の日常のなかに実はものすごいものが隠されています。気づくか気づかないかの差のなかにいるのです。感謝とは、自分がありがたい世界にいる、信じられない芸術の世界にいると気づいて初めてできるのだなと思ったものです。ありがたい世界にいる。娘には、そう感謝できる子になってもらいたいと思っています。そういう感性を持ってもらいたいと願っています。それが真実であり、それが幸福だと思うからです。
2004年08月14日
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娘は女の子らしいものが大好き。今はディズニープリンセスに夢中です。今までのツブヤキをご存知の方は、私がキャラクターを許可しているのに驚かれたかもしれません。これは、娘の執念だったのです。いつの間にやら姫系のものを好むようになった娘。書店に行くと、なにやらピンクでひらひらした絵本が、ずらりと並んでいるコーナーがあることを発見。それは、まさに娘の求めていた世界。「ディズニープリンセス♪」もちろん、ママ買って攻撃が始まりました。でも、違うものを持ってきて気をそらせたりと、何とか買わないように一苦労。ある日、買い物が終わって、娘を見たら持っているではありませんか『眠りの森の美女』「どうしたの?」「パパに買ってもらった」がっくし……。私ではらちがあかないと思った娘は作戦を変えたようです。まぁ、でもそこまで好きならと、半解禁状態になったディズニープリンセスなのであります。最近は、朝起きると「ドレスはどこ、ドレス着る」と言って、ズボンは全て拒否。ワンピース(本人はドレスのつもり)のみを着ます。ばぁばたちはすっかりそれを飲み込んで、娘に買ってくれる服は全てワンピースになってしまいました。ある日、長いカーテンの床に垂れ下がった部分に横になり、腕を組んで娘が目をつむっていました。何をしているのか覗きにいくと、「王子、キスして」と言うし。死んでる白雪姫がしゃべるかいと心で突っ込みつつ、お付き合い。ほっぺにキスすると、「口にして、口じゃないとだめ」って、あんたねぇ。姫だけではなく、突然声を低くして、「姫、踊ってください」と王子にまで変身する熱中のしよう。タカラヅカの男役にでもなるつもりでしょうか。役どころによって、声や振る舞いを変えるなんて、誰も教えていません。一体、どうやって覚えたのでしょう。しかも、突然振られるので、まるで我が家は即興劇の劇団のようになっております。私だけではなくパパもなんです。パパは「シンデレラ」にされたこともあります。うちのパパのご面相を知っている人なら、誰も彼を「王子」とは呼ばないし、ましてや「姫」にしようなんて無謀な考えは起こさないでしょう。
2004年08月13日
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大人になって出会った絵本からは素晴らしい発見をすることがあります。子どもが生まれる前は、バカにするどころか、興味もなかった「赤ちゃん絵本」。子どもを生んでから見ると、関心させられることしきりなのです。最初にうなったのは『ゆめにこにこ』でした。赤ちゃんは繰り返し言葉が好きなので、こういった類の絵本は多いです。でも、この絵本は一線を画しています。大げさに言えば、文学的なのです。自然や季節を繰り返しの擬音で表現しているのです。春なら、小川さらさら夏なら、波ざぶんざぶん秋には、落ち葉かさかさ擬音で季節が表現できるんです。日本語の新たな可能性を見た覚えがして、大発見でした。もう一冊は『でてこい でてこい』これは、福音館の赤ちゃん月刊絵本0・1・2シリーズの記念すべき第1作です。さすが、第1作ですね。なんと作者は『こんとあき』の林明子さんです。ただし、林さんのあの爽やかな絵を想像された方は残念。でも、全く違った魅力を発見できます。なんと、切り絵風なのです。丸や四角のなかから「でてこいでてこい」と掛け声をかけると、さるやへび、ぞうが出てくるというもの。とてもセンスがある絵本です。赤ちゃん絵本にだって、手はぬきませんよ!という福音館の心意気を感じて、うれしかったです。赤ちゃん絵本のよさは赤ちゃんがいて初めてわかると言ってもよいかもしれません。赤ちゃんの視点に立てて初めて、その良さを感じるからです。 『ゆめにこにこ』『でてこい でてこい』
2004年08月12日
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昨日の「美しい言葉」で、足りない項目がありました。それが「響き」と「リズム」です。「清らかな言葉」「優しい言葉」「悲しみをしっている言葉」「自然や宇宙への畏敬の思いを感じる言葉」が言葉の心、精神とすると、この「響き」「リズム」は言葉の顔や体にあたるかもしれません。文章ではなく、単語で美しい言葉というのがあります。それは響きが美しいんですね。例えば、私の好きな響きなのですが「玉響」(たまゆら)しばし・かすかにという意味です。それから「銀河」「瑠璃」「天の香具山」「暁」「宵」「葉月」などなど、思いつくままに書きました。例に挙げたものはあくまでも私の主観(古語が多いのはお許しを)なので、他にもたくさんあると思います。それから、言葉選びと言葉をつなげる順番によって美しいリズムのある文が生まれます。この響きとリズムを美しいものにできる人は言葉の感性が高いのだと思います。そういう人は詩人になったり、作詞をしたり、小説を書いたりするようになるのでしょうね。響きとリズムの感性の高さは、言葉の玄人の条件と言えるかもしれません。ただし、あまりに技巧に走りすぎると、ただ、キラキラしているけれど、内容のない文章になるので注意が必要です。「響き」と「リズム」にのみこだわった文章は、まがい物の輝きと言えましょう。例えは悪いですが、頭が軽い、もしくは心の冷たい、化粧の上手な美女とでも言いましょうか。見とれるけれど、感動できない。最初は惹かれるけれど、すぐに飽きてしまう文章になってしまいます。やはり、心の美しい美女とお付き合いしたいものです(笑)それから、昨日のツブヤキで「美しい言葉」を語れるようになりたいと思われた方が多く、感激しました。私も目指したいです。ただし、これはかなり難しいことです。一朝一夕にはできません。なぜなら、ここで挙げた「美しい言葉」の条件にあてはまるのは、多くの場合、歴史に残る名文や詩、言葉なのです。ただし、昨日挙げた「言葉の心・精神」にあたる「美しい言葉」は玄人ではなく、私も目指せる項目だとは思います。実際に「美しい言葉」を使っていらっしゃる方がいると教えていただきました。ただ、こちらも相当難しいとは思います。ですから、自分はなかなか「美しい言葉」が語れないと残念に思わないでほしいのです。少しずつ「美しい言葉」を使えるようになったらと思っています。昨日と今日のツブヤキは、子育てに名文や詩、古典の「美しい言葉」を、と私が言っている理由を書いたつもりです。つまり、なぜ名文や古典の「美しい言葉」を子どもに触れさせるべきなのか、ということです。そして、それは語彙が豊かになると共に「美しい心」を育てるからだと言いたかったわけです。ごめんなさいね。文章がヘタで…。はぁ。後から「響き」「リズム」を足したのは、実際に「美しい言葉」の条件として必要だと考えたからです。また、乳児や幼児がこの「響き」「リズム」が好きだからなのです。時代を超えて残ってきた名文、古典は、「心の美しい美女」が多いのです。子どもたちが最初、「美女」の部分だけと付き合っていても、だんだん「心の美しい」部分も感じるようになると思うのです。その両方が彼らの成長を助けると感じているわけです。そうそう、昨日のLABOちびままさんのコメントの返答に書いた内容をこちらでも失礼します。「美しい言葉」の条件を書いていて、全てに当てはまるのが、宮沢賢治だなと思ったのです。皆さんはいかがでしたか?
2004年08月11日
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このツブヤキで「美しい言葉」とさんざん書きました。でも、それってなにさ、と自分のなかで自問する声が聞こえまして、ちょっと考えてみることにしたのです。そうしたら、いくつか思いつきました。まず、清らかな言葉じゃないかと。清らかで判りづらければ、にごりがないとでも言いますか。にごりのある言葉は、美しくないですよね。にごりって何かといえば、自分を飾ったり、自分のために言い訳をしたり、また、相手を悪く言ったり、攻めたり、というように自分中心の言葉です。美しいと無私は近い関係にあるような気がします。また、人を思いやる言葉、優しい言葉、でしょうか。人を幸福にする言葉です。清らかが、ちょっと消極的とすれば、より積極的な感じがしますね。ただし、相手から見返りをもらうつもりで、褒めたりする言葉は、美しくないです。最初に言った、自分中心の言葉に抵触しますから。おべっかはだめということですね。そして、悲しみを知っている言葉。身の回りに興った悲しい事件や苦しい出来事で、悲しみを味わい、見つめたことがある人の言葉。と、言うのも悲しみを知らない人は、ときとして、残酷でもあるからです。何も知らない子どもの無垢な残酷さとでもいいましょうか。それから、悲しみを他人や世の中への恨みつらみに換えてしまってはだめです。最初にあげた、にごりのある言葉になってしまうので。悲しみを他の人や世の中への悲しみに昇華したときのみ、美しい言葉を生み出せるようになると思います。自分の悲しみをきっかけに他人や社会に興る出来事を悲しむことができるようになるということでしょうか。悲しみによって、自分だけを哀れんでいるようでは、心打つ言葉にはなりません。最後に自然や宇宙への畏敬の思いを感じる言葉。自分一人で生きてきたんだ、という思いあがりの言葉、傲慢な言葉に美しさはありません。傲慢になる理由は、大きなものの存在を忘れているところから始まります。自分は生かされていると思う人の言葉からは、謙虚でいて、大きさを感じさせられます。その人が自然や宇宙とつながっている感じがするからでしょう。こうした言葉が感動させる詩や文章になったりする気がします。それが、後世まで残る名文となったりするのでしょう。う~ん。こう考えると「美しい言葉」って本当に難しいですね。ただ、こうした言葉に触れていれば、やっぱり心は美しくなっていかざるをえないと思います。だから、子育てにおいて言葉を大切にすることは正しいと思えるのです。古代エジプトで美のことをネフェルと言うそうです。そして、彼らがとても大切にしていた言葉です。ネフェル(美)をどう考えて大切にしていたのでしょうね。
2004年08月10日
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最近は朝に日記を書くことが多いです。まず、来てくださったところを回って、掲示板などのお返事を書いてからはじまります。でも、皆さん日記おもしろすぎ。つい書き込んでしまって、気づくとそれだけで一時間すぎちゃってるんです。五時半に起きていますが、もう六時半です。というわけで、今日もお散歩が終わって、やっとここにたどり着きました。 子どものころ、割と絵本はある家でした。というのも、叔父が絵本の出版社に勤めていたからです。でも、その出版社のものがほとんどだったので、ちょっとラインナップは偏っていたんですけど。娘を育て始めたら、そんな絵本たちとの再会がはじまりました。最初に娘に買ったのは、 『めがねうさぎ』 でした。このとぼけたおばけの味わいが大好きで、何度も読んで絵本を壊してしまったほどです。幸い、娘も気に入ってくれてたのですが、最近、怖いものが一切だめらしく、ちょっと遠ざかっている絵本です。それから『ねずみくんのチョッキ』黒一色にチョッキだけ赤という子供向けとは思えないセンスの配色の絵本です。当時の日本の絵本ではかなり画期的ではないかな。そのうえ、内容がウィットに富んでいるのです。ちょっと辛口な笑いで、お話もセンスがあるんです。こんなにセンスがいい絵本が、面白いことに子どもにも魅力的なのです。子どもって直感でもののよさがわかるのでしょうね。ちなみにこの絵本、文字は少ないので、0才の赤ちゃんでも大丈夫です。でも、でも、なんと私は小学校六年まで繰り返し読んでいました!!そういう意味でも息が長い絵本です。さらに『1.2.3 どうぶつえんへ』エリック・カールです。この表紙のライオンの迫力あるイラストをよく覚えていました。数が主人公という不思議な内容も魅力的で、割と早い頃に娘に買ってあげたと思います。そして、『たろうのおでかけ』これも好きでした。とにかく、お友達に持っていくアイスクリームがおいしそうなんです。交通ルールを教える内容なのですが、「だめ」連発で読んでいて辛いところもあります。でも、最後に野原で駆けることができて、「だれもだめって言いませんからね」って、書いてあるのがいいんです。逆に自分の「だめ」発言を反省させられたりします。そして、最近再会したのが『かみながひめ』これも子どものころ絵の魅力にとりつかれて好きでした。秋野不矩さんの絵なのですが、かみながひめのお母さんが荒海に飛び込むところなど怖いほどの迫力なのです。その絵は、大人になっても覚えていました。手抜きなしでつくられた絵本って、子どもの心にきちんと残るんだなと身をもって感じました。ちなみにこの絵本、作者が有吉佐和子さんだったのです。本当にぜいたくな絵本ですね。そのうえ、かみながひめって、聖武天皇のお母さんなんですね!! し、知らなかった。内容を細かく覚えていなかったので、かなりびっくりしました。だって、かみながひめの長い髪に魅かれて、養い親になるのが、藤原不比等なのです。えほんに「ふじわらのふひと」と出てきたときは、本当に驚いてしまいました。それから、安珍清姫で有名な道成寺の開山に関係していたなんて。とにかく、再会してそのスケールの大きさに驚いた絵本です。 『めがねうさぎ』『ねずみくんのチョッキ』『1.2.3 どうぶつえんへ』『たろうのおでかけ』『かみながひめ』
2004年08月09日
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文章の書き方系の本が好きでよく読みます。最初に読んだのは、本多勝一氏の『日本語の作文技術』です。それまで、私の文章は感性一本やりの非常に読みにくいものでした。しかも、それを読みにくいと気づきもしなかったので、私の文を読む人は大変だったろうと思います。なにしろ、推敲なしの書きっぱなしですから。最も、推敲の基準がわからなかったので、仕方ありませんが。この本を読んでから、自分は「日本語」が書けていなかったと思い知らされました。今もそう文章がうまいわけではありませんが、前よりマシにはなったと思います。この本を読んで納得したことがあります。日本では学校で文章を書く技術を教えていないということなのです。そういえば、文字や文法は教わっても作文は習いませんよね。いきなり書かされています。そのため、日本人の文章はねじれていることが多いのだそうです。実は、ほんのちょっとの気遣いで読みやすい文章が書けると知ったときはショックでした。私が読む楽天のサイトの方は、皆さん上手なので、すごいなと思います。それとも、こうした本は読んでいらっしゃるのかな。それでも参考になる方がいるかもしれないのでいろいろな本から、少し抜粋しておきます。★主語と述語はなるべく近づける。例:私は、自然の歌が多い万葉集が好きです。より、自然の歌が多い万葉集が、私は好きです。のほうが判りやすい。★文章はなるべく短くする。見上げるとポッカリと雲が浮かんだ青い空に、飛行機雲をつくりながら飛行機が飛んでいた。ではなく、見上げると、青い空にポッカリと雲が浮かんでいる。飛行機雲を作りながら、飛行機も飛んでいた。★修飾語は修飾する言葉の手前に書く。ゆらゆらと小さな花が揺れた。ではなく、小さな花が、ゆらゆらと揺れた。としたほうが良い。★余分な修飾語はつけない。空を見上げると、赤くて小さくて、子どもが手放し飛ばしてしまったと思われる風船が飛んでいた。ではなく、空を見上げると、赤くて小さい風船が飛んでいた。子どもが手放し飛ばしてしまったのだろう。とする。★書き出しは短文にする。書き出しでいきなり長いと読む気がなくなる。なるべく短くまとめるようにすると、ぐっと読みやすそうに見える。★書き出しに「タイトル」や「テーマ」を持ってこない。私の好きな本という「タイトル」をつけたり「テーマ」が出された場合、「私の好きな本は、万葉集です。」とはしない。「私の好きな本」私の好きな本は云々。では、スマートではないし、面白みがない。「万葉集には、自然の歌がたくさんあります。」などとすると読むほうに興味を持たせ、その後を読ませるのに成功しやすい。★関連性の強い内容をまとめて書く奈良県は古都で魅力がある。歴史好きな私は、新しい町に住んでいて、残念に思う。奈良県には寺院もたくさんある。ではなく、奈良県は古都で、寺院がたくさんある魅力的な都市だ。歴史好きな私は、新しい町に住んでいて、残念に思う。はぁ。例を考えるのが難しかったです。ちょっと、わかりづらい例文もあるなぁ。もっと良い例題がある方はコメントで教えてください。これ以外にも、書く技術はたくさんあります。ちなみに参考図書は、『日本語の作文技術』朝日文庫『成川式 文章の書き方』PHPなどです。娘はまだ文字を書くどころか、読めません(笑)。だから、文章の書き方を教えてはいませんが、いずれは伝えたいと思っています。自分の意図が伝わらない文章を書いていたら、ものすごい損失ですから。今日はおもむきを変えたツブヤキでした。参考になりましたら、うれしいです。 『日本語の作文技術』『成川式 文章の書き方』『書くために読むエッセイ』
2004年08月08日
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まだ、娘が生まれたての赤ちゃんのころ、育て方に悩んでいたことをフリーページに書きました。最初は早期教育をしたいと思い、実際にしていました。けれど、精神的にまいって断念したのです。今も早期教育をしたい(もしくは一部していると言える)とも思っています。けれど、フラッシュという方法がどうしても受け付けられなかったのです。フラッシュとはカードなどを高速でめくっていき、右脳に情報を入れていく方法です。もちろん、これを悪いと思っているわけではありません。また、効果がないとも思っていません。むしろあるだろうと考えています。けれど、この方法だと、どうしても「自分のため」に知識を娘に入れているという思いが抜け切れなかったのです。「自分」が頭のいい子がほしくてやっている。これはものすごい罪悪感でした。あくまでもこの思いは私の中にあったものです。なさっている方を批判しているわけではありません。それから、知的な子には今もしてあげたいと思っています。ただし、「母親」のためではなく「娘自身」のために。そんなとき出会ったのが『好きッ! 絵本とおもちゃの日々』。ここには絵本やおもちゃで子どもと「対話」するとあったのです。そう「対話」これがなかったから、フラッシュがつらかったのだと気づきました。フラッシュはどうしても一方通行な感じが否めなかったのです。そこで、思い切ってフラッシュはしないことにしました。効果があるとわかっているものを止めるのは、勇気がいりました。けれど、母親である私が辛いと思いながらする育児は、問題があると考えたのです。そして、始めたのが絵本とおもちゃで、子どもと一緒に遊ぶ育児でした。赤ちゃんや幼児をお持ちの方はよく理解してくださると思うのですが。言葉を増やすのに語りかけは必須です。けれど、赤ちゃんや幼児に言葉をかけるのは難しいのです。なぜなら、会話にならないから。こちらが一方的に語るとき、どうしても「かわいいわね」「いいこね」など子どもに関することか、日常の内容に語彙が限られてしまいます。育児をしていて、自分はなんと少ない語彙で生活しているかと思い知りました。また、親子のコミュニケーションとして、一緒に遊ぼうとしても、赤ちゃんも幼児もまだ、遊びのルールはわからないし、守ろうともしてくれません。そんなとき、ツールとなるものがあると楽なのです。例えば、昔話など読めば、時代を語れます。物語は日常にありえない、立場の登場人物が現れます。お姫さま、王子さま。魔法使い。本当に多種多彩な言葉がでてきます。そして、絵本の内容に関しての親子の会話も生まれます。おもちゃで言えば、積み木やパズルなどを使えば、容易にルールややり方を説明できます。まず、親がやって見せればいいわけですから。また、赤ちゃんがルールを理解できなくて、全然違った使い方をしても、それはそれで、楽しいコミュニケーションになります。結局、何かがないと親のほうが間がもたないのです。ですから、おもちゃと絵本選びで意外と重要なのは、親があきないものなのです。けれども、大人も楽しめるクオリティのおもちゃや絵本は、少ないのが現状です。日本のおもちゃメーカーや書店さんおもちゃやさんにぜひがんばっていただきたいなと思っています。 『好きッ! 絵本とおもちゃの日々』の著者、相沢康夫さんの著作です。『好きッ! 絵本とおもちゃの日々』『まだ好き… 続・絵本とおもちゃの日々』『おもちゃの王様』
2004年08月07日
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言霊って聞いたことあるでしょうか。言葉に魂が宿るという思想です。言ったことが現実になる。良いことを言えば、良いことが起き、悪いことを言えば悪いことが起きる。そういう考えが日本にはありました。古代人は良いことを呼び寄せるために言葉を使ったのです。『万葉集』から例をとります。大和には 群山あれど とりよろふ天の香具山 登り立ち 国見をすれば国原は 煙立ち立つ海原は 鴎立ち立つうまし国そ 蜻蛉島 大和の国は舒明天皇が天の香具山に登って国見をした時の歌です。訳:大和にはたくさんの山があるが、神代の昔から神話があり、木々も美しく景色もすばらしい天の香具山に登って国見をすると、平野には煙が上がっている。池(当時、水面はすべて海)にもゆりかもめがとんでいる。この大和の国はなんてよい国なんだろう。当時、統治者は種を蒔くころに、高いところに登って自分の領土を見る習慣がありました。そして、その土地を褒め称えるのです。土地を褒めて豊かな収穫を願ったのです。今の総理大臣はこういうことしているのでしょうかね。一応、お正月には伊勢神宮に行くようですが。でも、歌を詠んではいないでしょうね。もう一つ敷島の 日本(やまと)の国は 言霊の たすくる国ぞ まさきくありこそ訳:このすばらしい日本の国は言霊の助ける国です。ですから、その通りに無事でいてくださいな。作者はわかりません。遣唐使に行く人に詠んだ歌だとも言われているそうです。このように『万葉集』などは良いことを呼び寄せる呪文集ともいえるのです。呪文集と聞いて、和歌への関心が少し強くなったのではないでしょうか。実は、現代でも似たようなことは言われています。植物に元気に育ってと言いながら育てたら、いきいきと成長したとか。植物に効くなら、当然人間にも応用できるわけですよね。子育てに使えないわけがないのです。最近では「褒めて育てる」という育児法が増えていますが、そんなことは『万葉集』以前の昔の人には常識だったのです。私たち日本人は言霊のさきはふ国に生まれているのです。言葉の使い方は得意なはずなのに。なぜ、言葉が荒れてしまったのでしょう。寂しいことです。あなたに、わたしに「よきことが起こる」そう言葉に魔法を込めながら口に出せるようになったら、親子関係も夫婦関係もそして、日本全体が楽しくなるような気がしませんか。万葉集と言霊で面白い本は、やはり犬養孝氏のものです。『万葉の人びと』は私の愛読書なのですが、今楽天ブックスを見たら、品切れ、絶版でした。こんないい本が……。残念です。かろうじてあった、犬養氏の書籍です。『万葉魂の歌』
2004年08月06日
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ここでもアフィリエイトさせていただいているにほんごであそぼのグッズ。今年に入って増えましたね。今日、書店をのぞいたら、『雨ニモマケズ』と『朋有り遠方より来たる』の絵本が出ていました。編者は斉藤孝氏です。おもわず『雨ニモマケズ』買ってしまいました。今、娘が楽しそうに暗唱しているので。他にも『知らざあ言って聞かせやしょう』(こちらは、著者・河竹黙阿弥絵・飯野和好となっています)や『えんにち奇想天外』という四字熟語の絵本なども出ています。カルタもDVDも欲しいんですが、すぐにはなかなか。お財布と相談しながら、少しずつそろえていきたいです。小さい子は、リズムのいい文章が好きですよね。雨ニモマケズを娘がほとんど暗唱しているのにはびっくりしました。(私も言えません)小さい子に暗唱させる、というとスパルタ教育のようで嫌な感じがする方もいるかもしれません。でも私は、厳しく教え込んだりした覚えがないのです。最近は、子どもの能力を甘くみるほうが、子どもに失礼かもしれないと思うようになりました。渡部昇一氏の本には、昔の子どもは論語の素読など当たり前にしていたと書いてあります。もちろん、子どもの彼らがその意味を深く知って覚えていることはないでしょう。だから、暗記することには意味がないと言うこともできます。けれど、綺麗な文章というのは、子どもだからこそ判る面もあるのではないでしょうか。意味以前に詩的な文章には、響きそのものに魅力がある、ということを知っておく必要があります。そして、小さなころから、こうした文章に触れていることで、美しい言葉を感性の部分で理解できるようになると思うのです。絶対音感のような感じとでも言うのでしょうか。直感で美しい文章を選べる能力は、案外大切だと思います。なぜなら、問題を犯してしまうような子の文章で、知的な場合がままありますが、美しくはないと私などは感じるのです。美しい言葉を選べるということは、自然に美しい心情を持てるということにつながる気がしています。暗唱させるかどうかは別として、娘に美しい文章に触れさせる機会を増やそうと心がけたいです。 声に出して読みたい日本語1子ども版『どっどどどどうど雨ニモマケズ』声に出して読みたい日本語3子ども版『朋有り遠方より来たる』『えんにち奇想天外』『知らざあ言って聞かせやしょう』 子ども版 声に出して読みたい日本語第2巻: 俳句「柿くえば鐘がなるなり」続刊予定:「春はあけぼの」「遠くて近きもの」(枕草子)「おうい雲よ」「汚れつちまつた悲しみに」(近代詩)「祇園精舎の鐘の声」「ひょうとはなつ」(平家物語)「国破れて山河あり」「春眠 暁を覚えず」(漢詩)「知らざあ言って」「絶景かな、絶景かな」(歌舞伎)「ひかるはおやじのはげ頭」「すもももももも」(ことばあそび)とっても楽しみ♪
2004年08月05日
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帰省から帰ってきました。花火に海辺のお散歩、新幹線に駅弁と夏休みイベントもりだくさんの帰省でした。花火は大会などではなく自宅でしんみりだったのですが、娘は大喜びでした。去年までは大きい花火の音がするだけで、泣いていたのに。今年は花火を片っ端からもっていました。もっともあちこちに向けるので、危なくてドギマギしちゃいましたが。一つ年上のいとこともずっと遊んでいたし。この間までは二人でぜんぜん別々の遊びをしていたのに。本当に成長したなぁと実感した夏休みでした。それでは、また今日からよろしくお願いいたします。
2004年08月04日
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ほんの百五十年ほど前、まだ維新の志士たちは懐に辞世の句を入れて日本中をかけていました。私より年下の人たちが思想はちがっても、さまざまな立場で、生命をかけて日本を守ろうとしていたのです。司馬遼太郎さんの小説などを読むと、彼らへの感謝の心が湧き上がってきます。私がもっとも好きなエピソードの持ち主は、竜馬でもなく、西郷でもありません。大久保利通なんです。ある日、歴史物の番組を見ていたら、西欧使節団の話をしていました。その中に大久保がいたのです。西欧を回って、使節団のメンバーはだんだん気持ちがふさいでしまったのです。なぜなら、西欧と日本はあまりに差がありすぎる。追いつけるのだろうか……と。そのとき、大久保はこう考えていたようです。「確かに百年遅れている。しかし百年あればおいつける」と。今の日本があるのはこの言葉のおかげではないかなとすら思うのです。使節団のメンバー全員があきらめてしまったら、日本はどうなったろうと思います。そして、庶民の間でも『セルフ・ヘルプ』『学問のすすめ』などがはやり、自分を律していこうという勤勉にがんばろうというムードが流れていました。この無名の彼らのがんばりも奇跡とすら思えるスピードで日本を発展させる原動力となっていきました。過去の日本を振り返って、有名、無名の自己を律し努力してきた幾人もの人々を思うと感謝と報恩の心がわいてくるのです。歴史を学ぶ意味はいくつかありますが、最も大切なのは先人への感謝を知ることではないかなと思うのです。だから、私は娘に歴史好きになってもらいたいのです。歴史を学ぶことで、過去の日本人を尊敬し、日本を愛する人になってほしいからです。今日は日記は書かないつもりでしたが、朝の時間をつかって書いておきます。
2004年07月31日
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三歳の娘は現在わがままですぐ大泣きします。泣くことでストレスを解消しているので、抱きしめてそのまま泣かせてあげればいいと分かっています。でも、最近、あまりに度を過ぎて泣くので、ほとほと疲れ果てていました。たいがい眠いときにわがままを言って泣いているんです。それを分かっているのに、自分に余裕がなくなっているためか受け止められなくて。それでいながら、自分の中にある理想の子育てとのギャップを感じて、つらくなることが多かったのです。娘は本当にいい子なのに、子育てに辛くなっている自分にも自信がなくなっていました。でも、昨日ふと気づいたんです。なんだか少し元のように彼女の泣く姿を受け止められていることに。多分、ここで、育児をがんばっているお母さんたちの言葉を読んでいて、力がわいてきたんだと思います。自分だけではないんだって。また、ステキな子育てをしていらっしゃる皆さんの日記も癒してくれました。お母さんたちの子どもへの優しいまなざしは私の心も優しくしてくれたようです。それから、子育てで思っていたことを言葉にして書くことで、自分の考えが整理できたこと大きかったと思います。自分ってこんなにいろいろ考えていたんだと発見でした。そして、読者がいるということも励みになりました。普通の日記だったら、ここまで続いたかわかりません。もう一つ、育児をする前に好きだった歴史や日本語のこと、和歌や占いなどのサイトを見て、私自身の楽しみを取り戻せたことで心に余裕をもつことができました。私のつたない日記を読んでくださっている皆さんありがとうございます。それから、すてきな育児日記を書いていらっしゃるお母さんたちや魅力的なサイトを作ってくださっている皆さま元気をくださってありがとう。娘が愛しい母に素直に戻れそうです。それから、私は明日から帰省します。帰宅するのは三日になりますので、しばらく日記はお休みです。また帰ってきたら、お付き合いくださいね。
2004年07月30日
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夏なのにすごい話題ですが。木のおもちゃはオーソドックスなロングセラーが多いので、何年か先の誕生日やクリスマスプレゼントまで、サンタさんと相談できてしまうのです。今年買わなければ、来年ないということもありませんし、来年には飽きられてしまうということもないわけです。そんなわけで、今年サンタさんが持ってきてくれるものは、去年のクリスマスの時点でほぼ決まっておりました。何かというと……ドールハウスでございます。娘はとっても演技がかった子でありまして、やっている役によって声色を変えて遊ぶのです。今は、お姫さまが大ブームなのですが、お姫さまをするときは高い声を出し、王子さまは低い声で答えるのです。その遊びを一心不乱に続けております。そんな娘は、当然お人形大好きです。1歳のクリスマスに買ったクリスマスツリーの飾りのお人形で、「こんにちは~。どこから来たんですかぁ」「あっちですぅ」などとやっていたのです。それで、その時点で買ってあげたかったのですが、なにせドールハウスはたいがいお値段がよろしい。その当時の加減を知らない彼女に与えれば、破壊されるのは目に見えているということで、サンタさんに却下されました。そのドールハウスが今年のクリスマスプレゼントなのです。贈り方も決まっています。枕元にお人形だけ置いておいて、リビングにドールハウスを立てておこうと思っています。実は、去年のクリスマスにこの方法を考えておりました。と、いうわけで、今年のクリスマスは二年以上楽しみにしていた特別編というわけなのです。ウキウキ♪
2004年07月29日
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