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最後の日記になるかもしれません。連絡を取り合わなくなってから、3ヶ月ほどになります。春先から、話をしたりメールを送りあうことも減っていたのですが夏の終わりごろに就職試験兼研修で彼が長期間ネット上に来なくなってからは数えるほどしか連絡を取り合っていません。ネットはしているのかもしれないけれど、メッセンジャーも今までよく見ていたHPや私のブログにも来ることがなくそれは多分メッセをDLし、お気に入りに一切を入れていたPCをもう使っていないからなんだろうとも思うのですが、そんな訳で連絡も取っていません。4月に思い切って飛んだこと、5月に急に会ったこと、あれからまだ1年経っていないことが信じられないぐらいです。11月に所用で大阪に行きました。2006年の2月に大阪で会ったのですが、まさに通った場所を経由したので何だか懐かしくなり、3ヶ月ぶりだったでしょうか、メールを飛ばしました。レス云々より、メルアドが変わっているかも?ぐらいに考えていましたが少ししてレスが来ました。懐かしいね、という一言と近状と。多分それが最後の会話になりそうです。初めて彼にオフで会ったのは、2003年の10月でした。滅多にない札幌出張の帰りに約束をして札幌駅の南口で待ち合わせをしました。今日、その札幌出張…4年ぶりになるその出張から帰ってきました。あれ以来何度も札幌へは行っていますし、初めて顔を見たその場所も何度も通っています。でも、今回はあの日と同じ状況ですぐにそこまで行けなかったことや、喉がかなり渇いて一呼吸おいたことや、色んなことを思い出しました。メールを送ったけど、レスはもう来ませんでした。4月、5月で色々話したけれど、あのまま並んで、でも平行線に歩き続けることをどこかで諦めたのかもしれない、と感じています。記憶のフィルムを巻き戻しても、段々彼の姿は少なくなり。合っていたはずのピースはいつしか遠くに消えて。胸が痛むことも、嬉しくなることも、一緒に見た数々の景色もぐるぐると。今でも疼きます。その疼きすら、記憶の彼方に心の底に沈むときが来るのかもしれません。わたしの独り言に長い間お付き合いくださったみなさまに感謝しています。ありがとうございました。どうかみなさまの今より明日が幸せでありますように。PS.連絡を取り続けたい方も多いのですが、全員に取ることが叶わないので…私書箱にご連絡いただけましたらこちらから連絡差し上げたいと思ってます。たまにしか覗かないと思うのですが、BBSの方にも書き込んで下さればありがたいです。
Dec 15, 2007
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みなさま、お元気でしょうか。リンクしていただいている方たちやお声かけてくださった方々もどうされてるのかなぁ…(´ー`)向こうが失業→就職試験→落ちてバイト生活&再試験、という状況らしく連絡取り合ったの、ここ2ヶ月で2回です。はい、もう潮時なのかなぁと。おそらく声をかければ返事はするだろうと思うし向こうから声がかかれば返事もするつもりだしだけど、多分彼は何もしないだろうと。わたしからも何をするつもりももうない。昨年の4月、今年の4月で使い果たしてしまった感がある。できることはやったけれど、分かり合えないことだけはわかった。動くべきときに動かなかったわけだから、今どうなることもないと思う。会わない夏が終わりました。夏に顔を合わせないのは久しぶりでそれでもいつもより忙しかった、暑かった夏。わたし、この夏で色んなもの失ったんだ?それを告げる気にも、もうならない。
Sep 2, 2007
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…を明日より訳あってするのですが、途中参戦する模様です。つーかコース外じゃん(`Д´)なんでわたくしもコース変更です。この連休の滅茶苦茶なときに来ようとしたんだから許す。(´Д`)
May 2, 2007
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ホテルに帰らなきゃだめ?と聞かれた。連日の仕事であまりに疲れて眠かった私は寝たいからもう戻る、と言った。名残惜しそうなのに驚いて、明日の午前中まではいるけど来る?ときいたら神戸空港まで送るよだって。(´Д`)!前も片道2時間ほどのところまで送る?と言いながら送らなかったなんてこともあったのであまり信用してなかったのだけれど本人は送る気満々(´Д`)いつももう少し、というところで切るようにして帰らせられたからちょっと驚いた。神戸なんて3時間はかかる。翌朝街で朝ごはんを食べ、目の前にあった美術館に入ったら結構時間がなくなってしまい、慌てながら東に進路を取って走った。時間がギリギリだったからどこに寄るでもなく、2時間弱走り高速のちょっと大きいSAでやっと休憩。お昼代わりにたこやきを食べ、観覧車にも乗り、神戸空港にも余裕の時間で着けた。神戸へはなかなか行かないものの、そこまでの道はこの4年間で何度となく通った道でそれでいてこの春先の時期には通ったことのない道でまだ風の冷たい北海道からきたわたしは、ぬるい風がとても気持ちよかった。色んなことを思い出した。これからのことも考えた。それは全く未知のことで、白紙で、わからないけれど。
Apr 28, 2007
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友好都市になってしまうかもしれないらしい。お互いの住んでいる市同士が。新聞を読んでおったまげた。色々理由はあるらしいのだけれど。もしかして市長同士がオンラインゲームで出会ったとか?(゜∀゜)何でもいいから直行便飛ばしてくれぃ。
Apr 27, 2007
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【クリアすべきこと】・2日分の宿予約・航空便の予約・猫の預かり先確定全クリしたら来週来るようです。
Apr 26, 2007
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話もしていないうちから唇を寄せてきた。グーで殴った。何を考えているのかよくわからないままなのに抱きしめようとしてきた。腕をすり抜けてみた。(`Д´)けっ
Apr 24, 2007
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わたしが彼を、見切れていたのか見切れていないのかなんて答えも、同じように出ないんだと思う。ただ、やっぱり4年って短くなかったんだとも思う。あのね。どうしてかわからないんだけど、オレっていつも金持ち歩かないのね。なのに今日急に銀行に行って、5万おろしてきたのね。どうしてだったのかわからないんだけど。金使う予感、した?(´Д`)わかんないけど…。不思議だね。急にお腹がすいた。朝食べたきり、乗り継ぎ乗り継ぎでそれもスムーズに行ってしまって食べるタイミングがないままもう22時。彼も夜を食べていないというので、焼肉屋に行った。で、食べた食べた食べた(´Д`)焼肉屋は今までも何度となく行ってる。色んなお店を思い出す。彼の方が今まで歩いた場所のことを思い出す。話す。そこまで気にしていたと思ってなかったところまで、彼は覚えている。思い出す。ホテルの門限は午前2時。向こうを発ったときから風邪っぽい症状が出ていたのと、長時間拘束された出張でかなり眠かったんだけれど、ホテルに戻ったらまたもう、もしかしたらかなり長い期間会えない気がして彼が運転するままに任せていた。…ら、自宅だよ自宅。(´Д`)今1人暮らし状態なので、家に上がった。で、メッセンジャーをDLしていないPCでGoogle Earthをぼんやり見ていた。Google Earthは本当にすごい。世界中どこにでも行ける。(WinXPの方にお薦めします)でも、行ったところしか見ないんだよなぁって。ぶちっと命綱を切ってから、どんな思いで一緒に行った場所を見ていたんだろう。写真を見ていたんだろう。はっきりとした答えはわからない。ただ、大事にしていたのに自分の手で切ってしまったこと、そしてどうするにも怖いそんな自分を打破できなくて情けなかったことだけはここまできてやっとわかっただけで。
Apr 23, 2007
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「きてくれてありがとう」と何度も言われた。それもまた、どんな思いで言っているのかただそう、思っているのか。人生の転機と言う。ここで覚悟を決めるのかぁ、って。終わりにするのか、このままさらうのかって待て(´Д`)半端なのがいいとは思えないけれど、終わりを望むなら終わるしかないけれどそのつもりできたんだけどな、何なんだね君はいきなり極端な(´Д`)環境の変わったばかりでアップアップしているわたしと仕事していない、しかも入院中の家族がいる状態のあなたがこのまま第三の土地に行ったところで、どうなっていくの?って考えたらさ、いや、ゆるゆるつきあうのはありだと思ってた。今までどおりにはいかないけれど。命綱を切る人だと知ってしまったら、今までどおりにはいかないでしょ?今まで全体重かけていたところを3分の1ぐらいにしてお互いの歩みを止めないようにしてやっていくことはできるかもしれない。えっ?それもありなの?って、俺に主導権があるのかよと突っ込みたくなる発言。(´Д`)昔さぁ、定年退職したら南の島に行きたいって話したことが何度もあったけどこの4年でもう何回も行っちゃったじゃん。行き急いだなぁって思うのよ。行き急いだ?もっとゆっくりしてもいいところで急ぎすぎて欲張りすぎてそれはわたしのせいなんだけど。煽ったのはわたしなんだけど。そうかなぁ。よく重いって言われる。(´Д`)そうかなぁ。全然感じないけど。俺が鈍感だから?うん、鈍感。(゜∀゜)重くないよ。俺は面白いね。(´Д`)訳わかんねぇよ。「2人で餓死しそうな状態のときにパン1個手に入ったら、あなた1人で食べちゃうよね」「お、俺そうかも…」「砂漠で1杯の水があったらきっとあなた1人で飲み干しちゃうよね」「そうかも…」情けないと顔を覆う彼と、「毒吐きたくなるから長居したくないって言ったのにー!」と言いながら毒づくわたし。Y寺の夜の闇は深かった。
Apr 22, 2007
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聞きなれた声、見慣れた姿で変わらないように私に向かう顔を見ていてこの人は何を考えているんだろうと思っていた。駅構内のFF店でコーヒーの香りを嗅ぎながら。むすっとしている私に彼は言う。「笑ってるほうがいいよ?」逆切れをしたままメッセを落としたものの、そんな自分が情けなくなりどんな顔をして話せばいいのかわからないまま、怖くてメッセをあげられなかったと。聞いていても見ていても情けなくなるからここは書かないことにしますが(´Д`)ここでは話せない、と店を出てすぐに彼は私の手を握ろうとする。それをはたくと、手首を握ったまま私を引きずるように歩く。駅地下の駐車場にそのまま連れて行かれる。わたし、長居したら毒吐くよ?いいんだ、楽しいから。言っていることは変わらない。不気味なぐらいに変わらない。K市から2時間前に送ったメールで事の次第を察したのかもしれないけれど車に乗った彼が最初に言ったのは、「(自分が)情けない」だった。ぶちっとメッセンジャーを切ってから、メッセをあげるのが怖くなった。ネットはしていた。会社を閉めて、そっちで使っていたPCでしていた。今まで使っていたノートPCだと自動的にメッセンジャーが立ち上がってしまうから。会社のPCだったらメッセンジャーが入ってない。どんな顔して何を言えばいいのかわからなかった。どんなこと考えてた?うー…いつかは終わりにしなきゃいけないってことかなぁ…。で、ああいう終わり方?うーん…何も考えてなかったんじゃない?うーん…そうかもなぁ…。意外に冷静だった自分を思い出してもやっぱり不思議になるけれど多分私があのまま行かなかったらお互いに思い出してはちくっとする感覚を味わいながら生きていくことになったのかもしれないと思う。らしい方法だと思った。自分が一番傷つかない、あなたらしい方法。自分が一番傷つかない…そうかもなぁ…。一刀両断ってこのことだと思ったよ。バッサリだよねー。うっ。今までもそうでしょ?仕事のことも、前の人のことも。…だよなぁ…。って、長居すると毒吐くから嫌だったのにー(`Д´)いや、楽しいからいいんだ(・∀・)楽しいのかよ…(´Д`)夜道を歩いた。会ったあと、行こうと思っていた場所だった。何度か行った場所だけれど、夜は初めてで一度はここからの夜景を見たいと思っていた。しばらく歩いているうちに彼が突然言った。「ごめん!」つきあって2年ぐらいはいつさらいに来てくれるんだろう?と思ってた。でもそんなこともなく、このまま行くんだろうと思ってた。まして、ここ1年は話も聞いてくれなくなった。ログ見てみなよ?メッセの。怖くて見れない…だろうよ(・∀・)わたしも気分を悪くさせてごめんなさい。でもね、ここ1年、何も話していないのにブログに書いてあることだけが全部だと思って独りよがりな会話してくるしなのに、ちゃんと話も聞いてくれなくて本当に嫌だった。俺、前の仕事やってるときは本当にテンパってたし、去年は去年でそれこそトチ狂ってた。うん、トチ狂ってた。ひどかった。でもね、前の仕事よりは楽しかった。お互いに余裕がなかったんだよね。距離をおけばよかったんだと思う。距離?あなたはあなたで余裕がなかったし、私も私で環境が変わるから余裕がなかった。それをわかっていながら気使いすることもできなかった。あなたもわかってなかったでしょ?わたしに余裕がなかったって。うん…それこそ、自分に余裕がないことにも気づいてなかった…。ダメじゃん(・∀・)今の俺は仕事もしてないし、本当にダメ人間な生活をしてて…そんな状態でさらうも何もないし…でも、こんな出会いは二度とないと思う。こんなに誰かと一緒にいて楽しいことってなかった。いいとこどりだけしようとしているのかもしれないけれど…今まで行った場所の写真を見ててね、本当に楽しかったことばかり思い出すんだ。人生の半分きちゃって、もうきっとない。こんな出会い…。突っ込みどころ満載ですが眠いので続きは明日。
Apr 21, 2007
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10分後に待ち合わせです。というか、電話をしてきたときの「青天の霹靂」のような声の出し方。そして会うことが前提の話し振り。おれ、会わないって選択肢もあげるためにメールにしたんだけどなぁ。とりあえず行ってきます。
Apr 20, 2007
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明日朝出発し、夜には向こうに着ける予定です。着き次第連絡を入れてみようと思っています。メールアドレスは?携帯は?それらが生きていないことも考え家電の番号も持って行きます…がどっちもダメだったら本当にアウトですね。ちょっと遠いのですが、神戸空港経由で行ってみます。その方が時間いっぱいいられるのと、道中に行きたい場所やお店が何件かあるので色んなところを回ってくるのも楽しんでこようと思っています。それでも会えることが最大の目的。顔を見て話せますように。
Apr 19, 2007
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連絡を取らないまま今日でちょうど1ヶ月になりました。来週、東京出張です。私の仕事では一生に何度あるかわからない東京出張です。月末まで休みがないことになっていましたが、どうにか出張のあと2日間お休みをもらうことができました。なんで、行ってきます。東京から直に行ければ楽なのですが、一度北海道まで戻らないといけません。なので来週1週間の間に北海道→東京→北海道→中国・四国地方→北海道です(´Д`)行くまで連絡せず、向こうで連絡を取って会うことができたら今までのお礼を告げて帰ってこようと思っています。会えなければそれまでですし、会えたらお礼だけちゃんと言えればいいなと思っています。本当は文句のひとつも言いたい。思いだって告げたい。でもきっと、理解できない人だから。歩み寄れない人だから。最後の最後まで、歯がゆくなりたくないし、腹を立てたくもない。感謝の思いだけをおいて来られればいい。私の好きな場所。彼の住む場所。もう行くことはないかもしれない。たった1泊しかいられないけれど、いっぱい景色を見ていっぱい味わって来たいと思っています。
Apr 12, 2007
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引越ししました。ヘトヘトです。明日は初出勤…しばらくアウェーの生活が始まります。片付けは徐々にすることにして、ネットを立ち上げました。さすがに長い1日でしたので、ちょっと飲んで寝よう。疲れた。…と、ブログを立ち上げたら足跡がありました。(´Д`)?見るとメッセも上がっています。(´Д`)…とはいえ、今日はさすがに疲れています。これ以上ものを考えたくない、なんて思っているうちに向こうが落ちていました。なので話していません。もちろん私がメッセを立ち上げたところで、話しかけられるとも限らない。私から話しかけるつもりもない。あんな切られ方をされて、こっちから何を話せばいいのかもわからない。明日から新しい1年が始まります。難しいことはもう少し新しい環境に慣れてから考えることにします。
Apr 1, 2007
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明後日引越しをします。気分転換とかではなく、単に転勤族だからだったりするのですが数年に1回はこうやって転勤して歩くことになります。荷物はほぼまとまり、明日最後に職場に顔を出し挨拶もして、明後日には発ちます。こちらに住み4年が経ちました。本当の転勤のスパンは6年以上なのですが、今回特例にひっかかり4年で動くことになってしまいました。田舎だからこそ不便であってものんびり生活もできたのですが、今度は街に戻るので、今までの数十倍も忙しくなりそうです。それこそボランティアと称された無料奉仕で土日も盆正月もないような。のんびりしていた4年間は、空の蒼さとか、花の美しさに気づかされる日が多くありました。ちょうどこちらに来てすぐ出会ったこともあるのでしょう。心にも余裕があり、彼にも出会って、私の前に見るもの全てが輝くフィルターがあった、そう感じさせられるような時間でした。引越しの荷物を片付けていても、彼からもらったものや空き箱が思った以上に出てきました。4年間の時間も蓄積も決して少ないものではなかったとまたしても思わされます。新しい勤務先や住所、電話番号も一切伝えていません。全てが確定する前に彼は消えてしまった。でも、携帯やアドレスを変える気は全くないので連絡する方法はないわけでもないしきっと今日も彼は向こうのあの家で寝ているんだろうと思えば二度と会うことはできないというより、関わることを選ぶも選ばないも自分たち次第という気がします。メッセを急に落とされたときから、もう2週間以上が過ぎました。しばらく暖かい日が続いていましたが、今日は珍しく冷え込み、雪がちらついていました。三寒四温、とはいえもう4度目の春は目の前です。
Mar 30, 2007
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時間がゆるゆると過ぎています。結局、あれから全く連絡を取っていません。1年しか続きませんでしたが、彼が前の仕事をやめ、今の仕事を興したのは友達からの誘いがきっかけでした。それを告げられたのはもう2年前のことですが、それを聞いたときには既に彼の中では十数年勤めた会社を辞めて、会社を興す決意も固まっていたように見えました。そこから半年以上の準備を経て、昨年の春に会社をスタートさせました。見ていても楽しさが伝わるほど、新しいことにワクワクしていた彼ですがそれゆえ、それ以外の余裕がなくなってしまったのか、私たちの会話は減っていきました。また、今の私の職種にも近く、その業種に勤めていたこともある私にすると聞いていてもあまり楽しくない。個人として会話をしていたのが、同業者として扱われていることも嫌でしたが心配なことがあっても聞く耳を持ってもらえるわけでもなく、一方的に話を聞くだけ、しかも話すことは仕事のことばかりという日々が始まります。心が伝わらない。1年前の今頃、あまりに辛く、会えなかったら終わりにしようと覚悟を決めていきなり向こうに飛びました。会えたけれど、わかってはもらえなかった。終わらなかったけれど、今までと同じにはいかない時間が始まります。夏の終わりから、秋の初め辺りにトラブルがあったそうです。一緒に起業した友達が怒って突然やめてしまい、連絡も取れなくなってしまった。いい大人が…と思いながら話を聞きましたが、彼を誘ったのもその友達です。それでも、彼にも問題があったそうで(もちろんその友達にも問題は大ありなのですが)一度は話をしなければ…と言いながらも、連絡を取っている感じもしない。もしかしたら取ろうとしていたのかもしれませんが、私が「どうした?」と尋ねると思い出したように「そういえば連絡していないな」という感じで話すこともあったので彼の中では決着がついていたのでしょう。去られればそのまま見送る。再び心をざわつかせる扉を開けるぐらいならば決して自分から動くことはなく、期が過ぎるのを黙って待つ。彼のそういうところは、最初から知っていたところでした。私の前にお付き合いをしていたらしい人とも、連絡を絶ってしまったらしい。何を言うでもなく、ただ、連絡してないなぁって。もし別れのときがくるならば、きっとこの人は連絡を絶つだろう。ぶつかるぐらいなら、ふっと消えてしまうだろう。それは最初から感じていたことでした。感謝は告げなきゃいけないと思っています。でも、それをしたら本当に最後だと思うから。もう少し、自分が落ち着けるタイミングが来るまで期を待とうと思っています。
Mar 28, 2007
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もう本当に終わりかもしれない。あれから10日がたった。連絡もない。こちらからもしてない。私が許しても、向こうは許さないかもしれない。私が逃げても、向こうは追わないだろうと思う。許すも許さないも何を考えてるのかわからない。向こうが追ってきても、私に言葉はない。何を考えているのか、いよいよ理解ができない。いや、しようと思えない。向こうも思ってない。だからこうなった。もはや時間の問題じゃないと思う。彼が不安定なのを知っていて、何もできなかった私が悪い。私が不安定だということに全く気づいていない彼も悪い。過ぎ去った時間への感謝はしたかった。でも、それをする時間をさえ彼は与えなかった。忙しい日々に夢中になって時間を過ごすことはできてもそのまま手のひらからこぼれていくものを掬い取る術はない。嫌いになりたくないから、このまま蓋をするしかもうないのかもしれない。
Mar 22, 2007
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半月後に引越しします。転勤です。一気に環境が変わります。メッセもあまりしていませんでした。向こうが入っているのをわかっていながらもこっちにやることがありすぎて入らないことも多々ありました。昨日はしばらくぶりに話をしていました。会話の中で行き違いがあり、…というより何を言ってるのかよくわからないまま受け答えをしていたのですが何でそんなこと言ってるの?と思ったあたりで会話が途切れ気づいたら向こうは何も言わずに落ちてました。何も言わないまま落ちるのは初めてで驚きました。接続が切れたとか、再起動などはよくあることではからず切れた場合はメールをしていたのですが、こんなのは初めてです。お互いに不愉快な会話になったり、気まずい会話になったとしてもそんな切り方は一度もしたことがありませんでした。お互いに不安定な状況にいる今とはいえ、相手の状況を知っているとはいえ、頭でわかっていても心では理解できません。もうダメかも。例え再び同じように話す機会があったとしても、メッセンジャーの命綱を黙って切る人だと知ってしまったら私もちゃんと話す気になれない。
Mar 13, 2007
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走り出すタイミングを逸した今半端に言われても困るだけだよ「仕事やめて、どこか別の場所で一緒に暮らそうよ …って言わないと本当に大切なものを失う気がして…」「俺も仕事が変わってもっとどうにかしようがあったのに、何も変わらないままだった…」出逢ったときから走り出せるタイミングは何度でもあったと思ってたでも出るわけでも引っ込むでもなくゆるゆると時間だけ過ぎてもう4年が経って彼の手足を縛るものも、わたしの手足を縛るものも4年分増えて結局昨日も今日もわたしたちはあのまま1月の異様なまでに眩しい日差しが窓から入ってくるベランダの外の景色に目を向けたまま、何も言えなくなるわたしはあなたを、あなたはわたしを前に進ませるのが怖いままだったのかもしれないともうこうして会えることもないのかもしれないと思いながらメッセンジャーでは伝えきれない言葉をわかってもらえなかった言葉を出すに出せないまま2007年の1月は過ぎていくふるふると、気持ちが揺れたまま春先にはわたしも転勤、彼も転職です。でも、わたしが彼のところに飛んでいける転勤でもなければ彼もこちらに来ることはやっぱり考えられないみたいで多分明日も明後日も、770マイルの距離を隔てたまま言葉を交し合い続けるような気がします。どこに進むのか?どこに向かって歩いているのか?見えないまま。
Jan 13, 2007
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削除しました(・∀・)
Jan 12, 2007
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明日までいっしょにいます。8日からいっしょにいました。いろんな話しました。いろんな遊びしました。しっかし、明日帰るってのにいびき高らかにグースカ寝てるんじゃねぇ!!!目の前で更新してみました。気づくわけもありません。うへへへ。
Jan 11, 2007
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あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。のたのた更新になり早数ヶ月。それでも覗いてくださっている方々には本当に感謝です。ここで培った3年のお付き合いが今でも生きていると思うと本当に嬉しく、ありがたく感じます。こちらは辛うじて繋がってるという感じ(´Д`)よくもなく悪くもなく・・・ですが春には彼が次の転職(´Д`)私も転勤でお互い新しい環境になります。また色々変わって行くのでしょう。彼の昨年の転職が私たちにもたらしたものもかなりありました。関係が少しずつ変わった気がします。それに疲れきった私に彼が気づかなかったことも大きかったとは思います。で、そんなこんなで今の状況です。どうなっていくかわかりませんが、お互いによい年になるといいと思っています。最後になりましたがこちらを読んでくださっている皆様もどうかよい1年になりますように。
Jan 1, 2007
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北海道で降る12月の雨は殺人行為です。路肩に何台も車が落ち、救急車の音がひっきりなしに・・・お久しぶりです。書くことがないわけではなかったのですが、自粛していました。忙しいのもあるのですが、愚痴ばかりになっちゃいそうで。(´Д`)向こうの仕事とこっちの仕事のタイムラグがやっぱりきついのもあるのですが、春先のすれ違いがどこかでまだ引っかかっている感じのまま、今の今まで来てしまっています。彼の方に焦っている感じもあるのだけれど、話してもわかってもらえなかった春の日々を思うとそれ以上何をいう気にもならない今。会えば変わるのかもしれない。会っても変わらないのかもしれない。倦怠期?(´Д`)---------------------------------------------------------------------------------ここ半年ほどアフィリエイトをしています。元はというと、楽天ポイントをANAマイルに替えられることを知ったことです。ANAなら千歳まで走れば直行で行ける。いつでも行けるだけのマイルを持っておきたいというのが最初で。で、楽天アフィリエイトしてます。楽天外で物販のブログを複数立ち上げ、毎月幾ばくかのポイントが入ってくるようになりました。それもほとんどお買い物をすることなくANAに流し続け、2回ぐらいは飛べるだけの貯マイルができました。彼も転職し、経済的にも厳しくなり…で、アフィリの話はよく聞いてもらっていたのですがじゃあオレもやってみようかな、というのであれこれと説明をしました。でも、続かなかったみたい。で、挙句の果てに「自分で買ったわけでもないものなんて紹介したくないし、何でもかんでも売るなんてただの商業主義じゃないか」と斬られる始末(´Д`)わたし、何のために?って一気に白けてしまった。数字を追うのも面白かったけれど、原点でバッサリ斬られたら元も子もないじゃん(・∀・)面白くないから残ったポイントで買い物でもしちゃおうかと思う今日この頃。アンタに言われると元も子もないんだよ!と言う気すら起きないのでここに書いています。読んで下さったかた、ごめんなさい。こんな感じで4年目の冬を迎えています。あーあ。
Dec 27, 2006
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4回目の秋は何だかそれぞれがそれぞれに慌しくてメッセもメールも非日常になっていく。機種変して使いづらくなった携帯でメールを送ることが減った。慌しく過ぎる時間の中で携帯を気にすることができなくなってきた。ときどき来るメールにしばらくしてから気づき、慌ててレスをしてみたりときどき送るメールにレスがあったりなかったりでこんな日々だから、お互いの話を聞いてうなずくこともほっとする言葉をかけることもできなくなるのかもしれない。紡ぎ続けた時間を否定するわけでもしまいこむでもないけれど多分、わたしたちは安心しすぎて甘えすぎているのかもしれない。いつまでもこうしてはいられないという覚悟を忘れつつあるのかもしれない。長い冬が来る。春にがくっと下がった温度は上がりきらないまま宙ぶらりんに冬を迎えてしまう。
Nov 20, 2006
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おひさです。すっかり「月刊sakana」になってしまっていますが、皆様お元気でしょうか。同じような毎日を過ごしていますが、職場の閉鎖に伴い忙しくなってきたこととか引越しをすることになりそうなので準備やら…と、例年とは違う年末を迎えそうな感じです。いや、言うほど忙しくはないのですが。むしろ来年度のほうが大変なことになりそうです。(仕事は続けます。遊ぶために。(・∀・)メッセンジャーは相変わらずしていますが、さすがに生活時間が違うので長時間はできなくなってきました。思うだけやっていたら昼が辛い。麻薬のように(いや、やったことないんですが)寝なくても元気でいられた3年前が懐かしいですが3年経つということは身体のことだけでなく、それだけ緩やかになるということなのでしょう。彼のほうも何やら大変そうです。大変とは口に出しませんが、聞いているとそれは普通じゃないだろう、ということもボロボロ出てきます。下手すれば大変になるかもしれない賭けに出て、私に相談してきたときももはや止められる状態ではなかったのもあるけれど何もできないまま、話を聞くだけしかこの先もできなさそうです。追い込まれると出る本性はお互いに予測がつくもので彼の優柔不断さに今日もイライラしながらそれは無理だろ?と止めているのに思い切ってしまうことに焦りながらもそれがいいのか、それでいいのか、何がいいのか。3年前に交わった道は完全に着くことも離れることもなく今日もゆるゆる進んでいます。
Nov 8, 2006
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最近すっかり放置状態にしてしまっています。それなのにわずかながらアクセスがあります。なぜかアフィリエイトのポイントがついていたりします。寄ってくださっている方々、本当にありがとうございます。さて。私のほうは何も変わりありません。突き指したり、陶芸したり、写真撮ったり、漫才したり、絵を描いたり、仕事したりとそんな毎日を過ごしております。彼とは付き合い始めて4年になり、すっかりボケボケしてきている感じです。春先に暴れたのを最後に、受身なのか?と自分でも思うものの何だか穏やかです。向こうも慣れ切っちゃったのか何なのか。「アンタに私の何がわかる!」とメッセンジャーで叱ったことも二度三度。それでも自分の足で立って生活している感じがします。会えないのは寂しいけれど、彼に寄りかかって生きてるわけじゃない、と。それがいいのか悪いのかわからないのだけど。会う予定はしばらくありません。向こうの自由が利かない。どうにもならないのは知ってるから言わない。だけど、私たちが今どこに向かっているのかもわからない。
Oct 13, 2006
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最後の晩のホテルは、2度目の来訪だった。とても素敵なところで、前に行ったときに雰囲気も設備もとてもよかったからがんばって走ってもらった。やっとこれたなぁ…と嬉しさを隠せないまま荷物を持ったホテルマンの後ろを歩いていく。二股に分かれた廊下の左を行き、ドアを二枚通ったところに部屋があった。「こちらでございます。」半ば呆然とする私たちを置いて「失礼します」と部屋を出て行くホテルマン。「…ねぇ…こ、こんな部屋、予約したんかい?」「いや…オレが予約したのは普通の部屋で…予約したタイプの部屋が満室だったからここになったって」(゜Д゜)ちなみに入り口にはカウンターバーのようなものがあり、その横にはソファー。そこからの画像がこちら。30畳前後はあるだろう部屋なのだけど、この次の部屋がベッドルームでそれも20畳ほどか。でかいダブルベッドとテレビ。ベランダからは街と海が一望。バスルームも同じぐらいの広さで、窓を開けるとそこからも海が。シャワー室(全身シャワーつき)が別で、ジャグジーバス。テレビつき。このホテルは設備が色々あるので散歩も楽しみにしていたけれどもう部屋だけで充分でしょ、人生初めてのスイートルームはこんなひょんなことからだった。お風呂に入りながら1時間ほど熱闘甲子園を見て買い物に出るのも面倒で、冷たい水を飲みながら色んな話をした。次の日にはもう帰らなきゃいけないのに、慌しかった毎日でもうそんなに時間が過ぎたのかと思いながらも最後にここでゆっくりできるのが楽しかった。夜中に話の流れから難しい問題を出したのはいいけれど、解けなくてはまる彼。そのうち放置される俺。(´Д`)挙句の果てには「先に寝てていいよ」といわれ、あまりにも眠くて縦より横が広いベッドに1人で潜り込んだ。翌朝。カーテンから差し込む眩しい光で目が覚めた。横には…いない。まさか。隣の部屋に行く。うわぁ。ソファーにうつぶせになり、片手をだらんと下げたままそこで寝ていた。床には問題をメモしたメモ用紙が散らばっている。お前は殺人事件ごっこかヽ(`Д´)ノ時間がまだあったのでベッドに戻って二度寝。それが私たちの最後の夜だった。うあー(´Д`)------------------------------------------------------------------------関西地方の方でしたら行きやすいかと思います。メールでご連絡いただけましたらお教えします。普通の部屋でもアメニティ・設備ともにかなり素敵です。全国にも数ヶ所チェーンがありますが、ここが今のところ一番お気に入りです。
Aug 22, 2006
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どうして今、私の横にいないんだろう。昨日はいたのに。朝はいたのに。もう会いたい。会いたい。会いたい。
Aug 21, 2006
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かなりのご無沙汰でした。前の更新から一ヶ月経ってしまってました…忙しくしてはいましたがちょっと放置しすぎ(´Д`)覗いて下さっていたかたもいたようで…ごめんなさい。私たちについては何も変わりなく…といったところです。忙しかったのもあるのですが、特段書くような事件もなかったというのが本当のところです。春先にあれだけ大暴れしてからというもの、落ち着いてしまいました。まるでリタイア後に縁側でお茶を飲む老夫婦かよってぐらいに。(´Д`)それでもあのときは本当に必死でしたし、あれでダメなら全て終わりだというぐらいの気持ちでしたのでこうなるものなのかもしれません。明日から行ってきます。今回は1年近く前からの計画でした。用事もあるのと、オフ会も。台風が近づいていたり、他にも引っかかることがあるのですが急に状況が変わらなければ明日千歳から飛行機に乗ります。今年は職場でも自分自身でも大きく状況が変わり、彼に会わずともでかけなきゃいけない機会も増え来春には恐らく引越しすることになりそうです。あ、ただの転勤なのですが。だからこの先は会える約束もない。仕事を変えて働き出した彼も今回は無理に作ってくれた休み。いつも「これが最後かもしれない」と思いながら先は見えていたけれど、今回こそ何だか心配なような。また沖縄に行こう!とよく言っているけれど、それも何だか見えない。天気は悪そうです。何事もなければ明日の今頃には千歳です。無事行けますように。準備終わっていないので帰ってきたらまたアップします。
Aug 17, 2006
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ご無沙汰しています。前回日記を書いてから、1ヶ月が経ってしまいました。仕事が忙しいのですが、ぼちぼちやっています。三連休も仕事でしたが、来週1週間が終われば少し落ち着きます。それまで何とかしのいで過ごします。メッセはしていますが、いよいよ時差がきついです。向こうがメッセをオンするのは23時過ぎ、私は1時前には寝たい生活。それでも話しています。あと最近はまっているのがこちら。夜な夜ないます。私がよく暇つぶしにやっていたのを誘ったのですが、最初嫌々だったのに彼のほうがすっかりはまってしまった…(・∀・)来月お盆過ぎに用事があり向こうに行きます。昨年と同じ用事ですが、今年は彼の県の隣なものでラッキーなのです。今日で彼はまたひとつ年を取りました。この夏が終われば、私たちも4年目になります。
Jul 18, 2006
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しばらく放置してしまってました(´Д`)何があったわけでもなく…あ、彼が急に引越ししたとか私が大学生になったとか…って色々あったか。彼の引越しは前に住んでいたところから歩いて少々のところです。近くにも遠くにもなってません。私が大学生になったというのは通信です。社会人のままです。資格も何も取りません。単なる道楽です。(忙しくなったり経済的にきつくなったら中退するつもりで、です)メッセはそこそこしています。彼の仕事が遅いので、どうしてもメッセを始める時間が遅くなるのが辛いのですが生活に支障で過ぎない程度の時間には落ちるようにしています。話せなくなるかもしれないと心配だったけれど、そういうこともなく数日に1回は話しています。電話は全然していません。次に会えるのは8月中旬。それもまだ予定も未定ですが。私の中で、自分自身のこと、自分の周りのこと、彼のことが上手く共存できつつあるような気がします。心がざわめかない、というか。先月の連休で会ってから1ヶ月になりますが、そのときも、それからも色んな話をしました。私が彼を必要としているのと同じぐらいに、彼も私のことを必要としている。やっとそう思えるようになってきました。変な独りよがりの自信でなければいいなぁと思うのですが、離れているからできることは限られるけど、伝える方法も限られるけど、3年目にしてやっとやっと落ち着いてきたのかもしれません。
Jun 5, 2006
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ふっと目を覚ました。隣に彼がいなかった。ソファーに座って煙草を吸っていた。枕元の携帯を見たら、3時半だった。ベッドから出て、一緒に煙草を吸った。座っている私の膝に彼が寝ている。何を話したか、よく覚えていない。忘れてしまうぐらいに他愛のない話だったと思う。それはなぜか仕事の話でも何でもなくてそれこそ出逢ったころ、時間を惜しんで話した色んなこと…それも今思えば他愛のないことで、それでもお互いを知るために紡いだ言葉、…に重なるような。髪をなでたり、頬の肉をつまんでみたりしながら眠いのも忘れて、ただただ話した。膝に残る彼の重さ。窓の外の闇。薄暗い部屋。無音。それだけの記憶だけれど、忘れられない記憶。
May 9, 2006
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4月に行けなかった公園に行った。あのときはちょうど桜が見ごろだったのに、夜着の朝出だったので夜桜を狙ったら着いたときにちょうど閉園。もう葉桜となってしまったけれど、一度は行ってみたかったところ。藤の花が満開だった。藤棚から花が垂れ下がって、甘い匂いを散らしていた。16時近くの日が傾きかけた空は何となく赤い。連休だけあって人出が多い。池の鯉がぶくぶく太っている。休憩所で鯉の餌を買った。40cmぐらいはありそうなお麩。その長さがおかしくて、下ろしたてのシャツワンピを着た私はそれを振り回しながら歩いた。池には鯉だけでなく、すっぽんやナマズもいた。すっぽんに餌を食べさせたくて、少しずつお麩をちぎって投げるけれどもすっぽんは関心がないのか、寄ってくることもしない。金魚だけがまるでバトルロワイアルのようにものすごい熾烈な争いをしては食べてしまう。それこそものすごく太った鯉が他の鯉を押しのけたり、上から覆いかぶさったりしては食べてしまう。「すげーあれ!ぎゃははは」「テクニカルファウルだろ!!」「あははははは」ナマズの髭がかわいくて、ナマズめがけてお麩を投げるもやっぱり鯉に強奪され最後には振り回していたお麩がすぽんと千切れるトラブルも。(←バカ)小一時間ほど歩いて、ベンチに座った。公園の端から街がまた見える。ビルの立ち並ぶ地方都市の顔。「疲れたね」「横になったら?」人通りの少ないそのベンチで、膝枕するよ?という彼の動作にベンチに横になる。何でもない話をする。今夜はどこに泊まろうとかレストランに予約を入れようだとか何をしようだとか少しずつ空の赤みが増していく。
May 8, 2006
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ひつまぶし安いのと旨そうなのとで一緒に即買い。同時に食べるのだ(・∀・)「…時々言うこと変だよね…(´Д`)」と言ったのは私。「そんなことないよ~。普通だよ(´∀`)」「アンタの普通がわかんねぇよ…(´Д`)」4月のことを笑い話のように話す。傷口はちょっと傷むけれど。でもやっぱり、違う。わからないところで引っかかっていたものが、ストンと落ちたように違う。多分同じ喧嘩はもうしなくてもいいような、ないだろうなという。「いやね、変だと思うのよ…ほら、アナタのことを愚痴るとね、 やっぱり変だってことになるのよ。あ、俺は正しいぞ(・∀・)って。 不思議君とも言われてるからねぇ。上手く言ったもんだよねぇ。」「へぇ~。オレ、不思議なのかぁ。まぁ、 色んな価値観があるからねぇ(´∀`)」自分では普通だと思い込んでいるようです。確かこのあと左手に3回ほど噛み付きました。甘いものばかり食べているので砂糖の味がするかと思いましたが残念ながら甘くなかったです。(・∀・)
May 8, 2006
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一番お金がかかり、一番時間がかからない方法。うちから30分の空港から朝1便に乗って、30分程度の乗り換え時間で次の便。そうすれば4時間弱で会える。こんなことできるの君のおかげだよ(´Д`)時間はない。早く会いたい。少しでも長くいたい。羽田空港に着陸し、通路の人の列が動き出した瞬間に「次の○○便で○○空港に行かれる…」と名前を呼ばれたときにはえらく大きなささやき声で「名前言わないで下さいー」とスチュワーデスさんに言った私。連休の飛行機なんて誰が乗ってるかわかったもんじゃない。帰りの羽田発道内空港行きの便は思い切り同僚がいたし。(・∀・)私1人のためにワゴンで運転手とグランドホステスがつき、そのまま乗り継ぎ便の搭乗口へ。晴れていてじわりと暖かさを感じる東京の空気をゆっくり吸う間もないまま次の便に乗り込んだ。この前のような「空港が見えるのに上空に飛んでいく」事件もなく、少し眠ったらもう着いてしまった。1400キロを思い立って2日、飛んできてしまった。でも今日会える彼は違う。きっとこの前と違う。もっとすっきりしてる。言葉を交わせる。心を交わせる。きっと。ガラス戸の向こうの光が眩しくて嬉しい。彼が近寄ってきた。自動ドアを出ると、丘の上のそこからはついこの前見たばかりの街が黄砂の中に広がっている。
May 8, 2006
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会ってから3日がたちました。コメントいただいているのにお返事もせず、日記も書かずでごめんなさい。大丈夫です。大丈夫でした。今までのような、いや、今まで以上の関係になれた気がします。気のせいじゃなければいいんだけど(・∀・)雨降って土固まる、と言うような。次は8月中旬に向こうで用事があるのでその折に会います。それまで耐えられるかは謎ですが、私のほうがしばらく週末に自由が利かない生活になりそうなので物理的にも急襲はできないでしょう。普通しねぇよ(・∀・)ゆっくりお返事書きますね。ゆっくり日記も書きます。ちょっと立て込んでいるので本当にゆっくりですが…。
May 8, 2006
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二転三転四転五転…で明日会います。(´Д`)また1泊2日ですが。そりゃまた急ですが。この前よりはマシか(・∀・)短い帰省の合間縫ってですが。ぽっかり空いた私の時間。もらってもらうことにします。
May 3, 2006
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俺、逃げてたんだ。先延ばしにして、逃げて。そう、甘えてた。周りの人たちに甘えて。ちゃんとしなきゃな。逢いたいけど逢って夜を一緒に過ごして一緒に朝を迎えたいけど連休は無理だから、夏まで待ってて欲しい。そのときには2人でいるときには一緒にいることだけを楽しむから。無理に時間や費用を捻出してきて欲しいというのが私があなたに言った「他の方法」じゃない。それは。逢えなくてもいいから。逢いたくないなら逢いたくないって、逢いたいなら逢いたいってちゃんと言ってくれるだけで充分だったから。「わかってもらうのにこんなに時間がかかるなんて…私の伝え方が悪いのか?」「いや、…言いたいことを言ってくれる人って大事だね」「場合によるしょ?」「え?」「悪意があるのと、自分のことしか考えてないのと」「あー」「私は自分のことしか考えてなかったからねー(・∀・)」「ええっ!?」(・∀・)けっ
May 1, 2006
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連休は空けてあったけど、結局動き出したのが遅くて交通機関が押さえられなかった。やっぱり会えない。会いたいとも他の方法はないのかとも言わない。連休の予定は0。休みだけぽっかり空いて。向こうだって休みだから行くことはできるけど、そんな毎月行ってられる距離じゃない。大体、彼に会いたいと言われてない。調べてみたけどバスがなかった、と言った彼の次の言葉は仕事で断った先方に悪いことをした、高速バスの行き先がTDLだから満席だったんだと。余計にしらけた。オンにしながらほっといてた。会えないのは残念だったけど、あまり頑張ろうとしてなさそうな彼にがっかりしていた。放置したから理解する男じゃない。でも話す気にならなかった。話しかけられても素っ気無い返事をしていたら、疲れたと言い出す。私が素っ気無いときや怒っているときにこういうことを言う。小学生じゃないんだからとまたアタマに来るんだけど。長い友達と喧嘩になったらしく、というより一方的に怒られてしまい、どういうことか、どうすればいいかわからないと言う。何でそれで怒るのかもわからないという。「今はわかんないんだろうなぁ」と言う。これが引き金になって私は乱射開始。あのね。ログ見ればかなりあるはずなんだけどあなたいつも「今はわからない」「永遠にわからない」って言うけれど、それって考えもせずわかろうともしてないんでしょ。それがメチャクチャ腹立つんだけど。いや、今の状況を説明しただけなんだけどwだからさ、状況なんてどーでもいいんだよ。気持ちの問題なんだよ。私が自分の気持ちを悶々と説明しているのにアンタは状況の説明かよ。そんなこと聞きたくねぇよ。大体何よ。会えないのはいいよ。バスがない。先方に悪いことした、TDLが行き先だったからって知らないよ。うむむでも私が怒っても、あまり聞いてないんだろうとか考えてないんだろうって気がするよ。うーん、怒らせるつもりはないんだけど…その辺がダメなのかなぁ。悪気はないんだけどなぁ。悪気がないって本心よね。この前別れ際に駅で「少しちゃんと休みを取ったほうがいいよ」と言ったときも「それ、君のために言ってるんでしょ?」みたいなことを返してきたでしょ。あぁ、もうこうやって会ってるのは私だけのためなんだって思った。そのときが初めてじゃないけれど。うーん、酷いヤツだな。酷いよね。会いたいのか会いたくないのかわからないもん。だから無理させてる気がして、約束ができても凹んでたりする。うむむまぁあれだね。分け入っても分け入っても青い山って感じだね。ありがとう。へ?気分が楽になった。体もは?結局、こうやって話をしたかったんだなぁへ?君と話ができて、楽しくなった。アンタ、おかしくねぇか!?かみ合ってるような、チグハグのような。「自分は酷いヤツ」という自覚は生まれつつあるようですが、変わる気もなさそうです。あ、1年放置してメッセをあげたらいつもどおり挨拶しそうだよね、とも言ったのですが多分そうだね、と言っていました。付き合い続けたらまだまだ疲れそうです。(´Д`)
Apr 28, 2006
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かみあわないままメッセを落としたのが21日の夜。22日の昼。久しぶりに晴れた日だった。気まぐれな春の天気のせいか、ずっと曇りがちで久しぶりに青空を見た気分だった。山脈がきれいだったのでメールを送る。即座にレスがきた。向こうは雨らしい。街を歩いている最中だったのか、花の写真だった。昨日23日。メッセを上げたけれど、話しかけられなかった。話しかけることもできなかった。今日24日。雪が降った。吹雪いた。冬に逆戻り?メールを送った。雪景色。レスはない。メッセも上がらない。私も弱っているけれど、彼はもっと弱っている。だからきっと傷つけあう。香りも温度も表情もわからないメッセの中。いや、メッセすらなくなったらもうあとは切れるだけ。春の雪景色は寂しい。2月の雪景色に春を待ち、3月の別れに涙して、やっと4月が来たのにまだ冬の残像が大切なものを奪っていく気がして。
Apr 24, 2006
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今日は帰りが遅かったけれど、PCを急いで立ち上げたらもう彼がインしていた。いつものようにインしたけれど、話しかけられることもなく落ちてった。繋いでいるときはいつもインしているけど、オフラインの状態にしてある。彼が入ったらインすると、向こうから話しかけてきてくれて、会話が始まるんだけど今日は10分経っても20分経っても何もなく、30分後にはもう落ちてた。前にもこんな感じでオフにされたことがあったけれど、気づかなかったそうだ。でも、今日のはきっと違う。わかってて話しかけないんだと思う。私から話しかけることもできるけれど、あえて話さないつもりなのかもしれないならとそれもできなかった。何度もこんなことばかり繰り替えすんじゃ、やっぱり疲れる。わかろうともしてもらえないんじゃ、何を言っても暖簾に手押しで。喧嘩は好きじゃないけれど、分かり合うためには必要なときがあると思ってた。でも、それも避けられてしまうんなら。
Apr 23, 2006
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soraさーん。もし見ていたら、よかったら連絡ください。
Apr 22, 2006
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喧嘩売っちゃったわけで(´Д`)売っても買ってもらえないんだけど。それどころか「永遠にわかんないんだろうなぁ」とか「後になってから気づくんだろうなぁ」って結局は、わかろうともしてないってことだよね?しばらくメッセで仕事の話をしなかった彼がまた仕事でいっぱいになって(何だか両極端)やっぱり、切り替えができないらしい。サラリーマン時代はそんなことなかったのに、って。いや、自分の専門分野を物知り顔で語られて面白くなかったのもあってまた喧嘩売ってしまったってわけで。(´Д`)でも、同業者としてしか向き合ってもらってない気がして。「好きだよ」って言ってくれた彼はもうどこにもいない気がして。たかがメッセなのに、泣きそうになった。しばらく会えないかもしれない。初めてのことでいっぱいで、連休もまだ全然わからないって。それは仕方ない。今は仕事の波に乗ることが先だから。だからせめて、メッセの中では大切にして欲しいのに。
Apr 22, 2006
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ルジェ クレーム ド カシス 彼はお酒を飲めない。何度かつきあって、1杯目だけ注文して口をつけることはあってもグラスの半分も飲めない。甘いものばかりが好きで、コーラだったりジュースだったり。で、そのたびに私に「甘いものいい加減にしなさい!」と言われて、シュンとする。(ふりかも)少し飲もう、と駅前の焼き鳥屋に入って彼もまたつきあって、チューハイを頼んだけれど、少し飲んで顔が赤くなってる。私は2ヶ月話せなかった分…メッセしてなかったのと、聞いてもらえなかったのと、話さなかったのと。それを取り返すかのように、とにかく話しまくった気がする。彼は笑いながら聞いては箸を進める。帰り道、コンビニに寄った。最近、カシスオレンジにはまってるんだよね。そうなんだ?これはきっと好きだと思う。飲ませたいなぁ。ええー、いいよー。きっとここにはないって…あった!(・∀・)(´Д`)カシスの小瓶とオレンジジュースを買って帰った。ビジネスホテルだったせいか、グラスがなくて茶碗に作らなきゃいけなかったのが情けなかったんだけどグラスを頼むのももう面倒で、そして、オレンジの色とカシスの色で見た目もどことなく毒々しくて彼は口をつけるのを躊躇った。いいから飲んでみて……美味い…。飲みやすくて危険だ、と言いながらちびりちびり口をつける。また、他愛のない話をする。しなきゃいけなかったはずのことは出てきてるような、出てきていないようなで今まで会ったときと同じような過ごし方をして。(いつも以上に時間を惜しんだはずだったけれど)もうちょうど一週間前だ。彼の髪を、顔を、肩を抱きしめていた。たった7日前の今、私は彼の匂いの中にいた。
Apr 15, 2006
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数ヶ月前、彼は場所を借りて、自分の会社の全室の床に1枚1枚タイルカーペットを貼った。ポイントになるから、と私のアフィリエイトを使って大量のカーペットを買い、何日間か、進み具合をメールで見せてくれていた。開封して、1枚1枚カーペットを敷いていくのは大変な作業だったらしく、「盗まれるものは何もないけれど、カーペットはがされたらショックで寝込むね」って笑ってた。雇っている人たちが帰る前に私を探しに街に出てきてくれてた。私を連れて会社に戻ると、もう人がひけていなかった。ドアを開けて通された部屋は、全部メールの画面で見たものばかりで私が送った珊瑚工作も飾られてた。遠い世界の遠い話と思って聞いていた彼の話や、切り取られた写真の中の世界だったそれが、目の前にあった。ものめずらしそうにそれらを見ている私を、彼は自慢げに案内する。「あ、カーペット」「がんばったでしょ?これは大変だったよ~」「(´∀`)……よーし全部はがす!!!」2枚目をはがす前に取り押さえられた。ちっ。(・∀・)
Apr 14, 2006
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ビリヤードをしていた。infoseekの9ボールは時々していたけど、リアル9ボールは初めて。彼がブレイクを打ってスタート。学生の頃結構やっていたらしい彼と、就職してから近所の店によく行っていた私と。…で、どうなるかというとナイス手玉イン( ゜∀゜)(↑造語です。手玉がポケットに入りまくりってことで(´Д`)あまりに彼が手玉インを繰り返すので、脇のホワイトボードにその数を書き挙句の果てには5番が残ってるのに9番を狙って入れちゃうもんだから「ずる」の項目も作って正の字でカウントしたさ(´Д`)それを見てけらけら笑う彼。前の日の夜にはこんな光景、想像もしなかった。結果は私の4連勝です。ナイス俺(・∀・)
Apr 13, 2006
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数日振りに彼がイン。会ったあとのメッセは、また画面の先なんだなと。あの風も、あの街も、彼も。何度会って何度繰り返しても、その寂しさにはいまいち慣れない。1時間ほど話した。仕事の話をしなかった。私はまたいつものように、彼の話を待っていたけど、仕事の話をするでもなく、私が話しても遮ることもなく。あんな話をしたからなのか、会った直後で一昨日のことが話題だからなのかはわからないけど。きっとまた、繰り返すかもしれない。行き先がない思いを溜めたまま、いつまでも続くの?という状態。それはまたすぐのことかもしれないし、ずっと先のことかもしれないけれど、あれだけの思いをしても、今も私のそばに彼はいる。彼のそばに私はいる。
Apr 11, 2006
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危ない橋と危ない賭け part1、part2、part3からの続き私の顔を見てまた笑顔になったとたん、むせこんだ。咳が止まらない。落ち着いてからもまだハァハァ言ってる。「大丈夫なの?」「いや、久しぶりに走ったから…」こんなことになるなら、画像でも撮って場所を知らせればよかった。最近は待ち合わせをしていても、フラフラされてなかなか会えなかったり突然帰ると言っては余韻も何もなかったりで、そんなわずかな時間…私にとっては貴重な時間なのに、そんな時間は気にしてないんだと思ってたから。息をそこまで切らせて、走って思い当たるところをひたすら探してくれるだなんて思わなかったから。「意地悪だなぁ(´∀`)」「(´Д`)!…ここまで来て意地悪って言われて帰るの?私」「だって~、急すぎるもん。メール見て驚いた…」「いや、来ていることだけは知らせようって。あなた来ないかもって思ってたし…」「どうしてよ?」メールの返事もないし、向き合うつもりがないかって思ってたから。…とは言わなかった。黙って伊達眼鏡と帽子を外した。「え?似合わない?」「眼鏡は似合わない!ネクタイにニット帽は変!」「ええ~、みんないいよって言ってくれるのに~」そう言いながら手をつないできた。-------------------------------------------------------------------------------翌朝9時過ぎ、駅。荷物は来たときと変わらないぐらいに軽いままで、また帰りの切符を買った。空の青は鈍く、それでも何だか暖かくて気持ちよかった。1人だったら歩こうと思っていたR公園には行き損ねたし、Y山にも行き損ね…けど、会えたから。まだ間に合うから!と電車を2本やり過ごした私を彼はグーでこづく。「ひどい!何でここまで来てグーで殴られるのよ!?」「だってワガママすぎるもん!」「ワガママじゃないよ」「ワガママだー」大丈夫だよー。ちゃんと間に合うから。慌てて行く必要ないって。ダメだってー。間に合わなかったらどうするの?なら東京経由で帰るもん。どうにか今日中に道内に入れればいいもん。ダメだから。乗りなさい。絶対大丈夫だから。そうやってまた快速を見送って。早く乗れという彼の言葉も無視して。「ふー…このあと少し時間あるね。朝飯食べてく?」「胃、もたれてるからいらない…(´Д`)」「コーヒーでも飲もうか?」「あ、コーヒーは飲みたい」構内のFF店に入る。電車は15分後。これには乗らないとアウト。正面に座った彼が、私を見据えて言う。「結局…話しなかったなぁ」「…そうだね」「俺ね……」しばらく間が空く。「…色々大変なのよ(苦笑)」「そうだろうね。でも楽しいんだね。」「うん。楽しい。会社勤め時代がやっぱり辛かったんだってすげー思う。今すごく楽しいもん」「そうだね」「でも、わかってないというか…こうなればどうなるとか、先のことが全然予想つかなくて」「うん」「見通しも甘いんだろうなぁって思う。」「うん、それは聞いてて思う。甘いよ。」「やっぱりそうか…」「同じことの繰り返しだけど。私が黙って聞いていられればいいんだけど。でも、わかった。ただ聞いてもらえなくて、全部仕事のことになって、やっぱりそれが辛くて。それだけだったんだけど。」結局何が変わったとも思えないし、メッセでしていた会話とも、送られてきたメールとも、彼の言葉は変わってなくて。私の言葉を受け止めるでもなく、自分でいっぱいいっぱいで辛いんだけど、それでも楽しくて、聞いて欲しくて。私がそれごと受け止めるしかないんだろうと思う。離れるか寄るかはわからないけど、彼がそうでしかいられないなら。あ。「ヤバイ、行かなきゃ」「あ!」時計を見たら2分前。狭いテーブルの間を小走りに抜けて改札に戻る。頭をなでて、頬をなでて、キスして。「元気でね」「うん」改札をくぐって、電車まで歩く私を姿が見えなくなるまで彼は立ってた。電車に乗る前に改札のほうを振り向くと、手を大きく振ってる。手を振り返す。発車のアナウンスが聞こえる。ふっと彼の残り香がする。電車が動き出す。
Apr 9, 2006
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危ない橋と危ない賭け part1、part2からの続き以前来たときとは違うホテルだった。でも今日は足がない。駅前に越したことはない。それに明日は9時には出なきゃ帰れないから。フロントにあったPCは、親子が使っていて触れなかった。触りたかった。どうなるわけでもないけど、思ってることも今のことも書きたかった。メッセもさすがに気になった。彼はときどき携帯を忘れる。電源が切れることもある。メールを見ないとも限らない。そうなれば、やっぱりタイミングが合わなかったと思うしかないんだけど。シングルルームは狭かった。荷物を置いて、とりあえず部屋の電気をつけられるだけつけた。千歳で買ってきたガイドブックを捲ってみたけど、上の空でそれでもじっとしていられなくて、外に出ることにした。夜が遅い街じゃない。先にご飯を食べて、あとは少し歩いてみよう。この街に来るのは4回目。最初は学生時代に中継地点として通っただけで、街は全然見てない。2,3回目は彼に出会ってから。だから私はこの街を、彼を通してしか知らない。歩いている道がどこに続いているのかも、いまいちわからない。ガイドブックを開くのも観光客然としてしまうのが何となく嫌で、恐らくこっちに行けば、という方へ歩くことにした。見慣れたところが出てきた。あ、前に来たところだ。ここなら少しはわかる。4月のぬるい風。千歳の駐車場の空気とは違う。私が子どものころに春だと思っていた4月の気候がここにはある。ビルが立ち並び、車通りもそこそこあって、土曜の夜のせいか、何人かで出歩いている人ばかりで。電話が鳴った。メールじゃなくて電話だった。彼だった。電話がきた。「…はい」「来てるの!?」「来てるよ」「いや、打ち合わせしてたらメール着てるから…びっくりした…。どこにいるの?」「わかんない…1人で歩くの、初めてだし…とりあえずご飯食べようと思って出てきた」「うん、じゃあ飯食おう。俺もう少ししたら行くから」「仕事中じゃないの?」まだ彼の後ろに喧騒が聞こえる。職場らしき喧騒。「いや、もう終わるから。で、どこ行けばいいの?」「駅からは遠ざかってるんだけど…じゃ、探してよ」「ええー(´Д`)」8時近くになって、あちこちでお店を閉め始めた。電話がきてから20分、30分と経っても彼は来ない。駅に戻ろうにも道がわからなくなってきたので、また商店街に戻る。ぼんやりベンチに座って、行きかう人を眺めたり携帯でネットしようと思っては電話が来るかもと思いとどまったり。でも、近くまできたら電話でもくるかと思っていたけど来ない。やっぱり仕事終わんないのかな。仕方ないか、滅茶苦茶なことしてるもんな、私。Sub:腹減った…本文:いつまで待てばいい?(´Д`)さすがに1時間近く経ったときにメールを送った。すぐにコールバック。「駅まで行って…前行ったほうかって探してみてたんだけど…いないからえ?駅じゃない…わかった、すぐ行く」かなり息の切れた話し振りで…本当に探してたんだ?それでも私のいた商店街はかなり大きい。果たしてそこにいて会えるのか?なんだけど、わかってるんだろうか。来る気配もない…というときにまたメール。画像メールだ。近くにいるみたいだけれど、見覚えのない通り。電話する。「○○の近くにいるから。」「ええー、△△のほうかと思ってそっち行ってた…。」「あ、△△にも行ったんだけどそこから結構歩いてきちゃった。」「じゃ、俺の見当は悪くなかったんだ…今行くから!」ものすごくゼエゼエ言いながら電話が切れた。走ってる?走って私を探してる?人通りが切れそうな通りを見ていた。ネクタイ姿の彼が向こうから走ってきた。すごい笑顔で走ってきた。
Apr 8, 2006
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危ない橋と危ない賭け part1からの続きしばらく眠った。ドリンクサービスをしていたけれど、やり過ごしてまた眠った。着陸の少し前に目が覚めた。えらく機体が揺れている。外はもう地上にかなり近づいているのか、畑の間を道路が走っているのが見える。視界はやたらぼやけている。霧のせい?機体は揺れ続ける。空港が見えてきた。空港名が見えてきた。なのに。飛行機がいきなり上向きになった。上昇し始めた。え?上昇し続けてる。今、空港名が見えたじゃない?何で?年に何回も飛行機に乗ってる私だって、ここまでの揺れはなかなかない。おかしい。何かおかしい。なのに、乗客たちはやたら静かで。いや、みんな私と同じことを考えていたかもしれない。でも私、この便に乗ってることを誰にも教えてない。飛行機に乗っていることさえも。1、会えない2、会えるけど何ともならない3、会えて何とかなる選択肢はそれだけじゃない?4、飛行機が落ちる?スチュワーデスが「期待の揺れは運行に何ら支障がありませんので…」と言っているけれど、空港を目の前に上昇…しかも、ものすごい揺れを伴いながら上昇し始めたことだけで頭がいっぱいでさらには「今空港を目の前に上昇を始めましたが、原因がわかり次第お客様に説明いたします」そう言いながら、5分経っても10分経ってももはや街が見えないところで揺れ続けるだけで、説明なんてされなくて。しばらくしてあった機長からの説明は、中国からの黄砂と強風で視界が極端に悪かった、とのこと。そう説明があって暫くののち、やっと期待が下降し始めた。タイヤが地にぶつかった音を聞いてやっとホッとした。こんなところじゃ死ねない。メールチェックをしたら、飛んでいる間に1本入っていたらしい。彼だった。いつものような画像だけのメールじゃない。開いて少し驚いた。テキストだけで、しかもいつにない長文で。そう、私の言葉に答える。「実感はないけれど、自分は確かに変わった。」そう始まっていた。向き合おうとはしてくれているんだと思う。でも、前のオンオフの切り替えができていたころとは違って、今はもう24時間が仕事のことでいっぱいだと。だからメッセをしていても、彼にとって私は彼女ではなく同業者として話しかけてるって。いや、彼女ではなく、というと御幣があるかもしれないけれど、彼の仕事が始まってからは、彼にとっての私は同業者にすぎなかったんだ。そう、彼の言う「甘い囁きも吹っ飛ばして」続く仕事のこと。でもオンオフの切り替えは今は難しい、って。それ以上は難しいな…またメールするから、って。そう、それは一昨日のかみ合わないメッセと同じで。結局は私がどうにかなればいいということ?私はもう、ここまで来てるのよ?久しぶりの人ごみと、久しぶりの駅だ。生活の中にこんな喧騒がなくなってもう長い。だからこの駅独特のざわめきや匂いには懐かしさがあって好きだ。ここからは快速1本で彼の街に着く。行き先の掲示板を撮って送ろうと思ったけれど、やめた。着いてからにしよう。18時過ぎで、もうかなり暗い。買い物客がパラパラと町外れの駅で降りていく。車内に少し余裕ができた。窓の外から海を眺める。暗くて橋の鉄骨の先が見えない。しばらくすると、海の向こうに明かりが見えてきた。彼のいる島。19時過ぎに駅に立つ。8月にきたときには、彼が外の灰皿の前で煙草をすいながら私を待ってた。でも今日は、いるはずもなく。その灰皿も撤収されてなくなっていた。8ヶ月ちょっとの間にも、こうして変わってる。夜景モードで駅からの眺めを撮った。メール添付して、タイトルに「駅」とだけ入れて本文は書かないまま送信する。喉がやたら渇いてきた。予約したホテルは駅からすぐに見える。そのまま鳴らない電話を持ったまま、彼の残像があるこの場所にいるのは何ともやるせなくって。そのままホテルに入ることにする。会えないこと前提で予約していたシングルルーム。10分経っても、20分経っても電話は鳴らない。やっぱり鳴らない。
Apr 8, 2006
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