くずみ さくやのダイエット&SnowMan好きブログ

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久住咲夜

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子供 子育て支援金 New! じゃここうこさん

2007.12.25
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カテゴリ: BL小説
クリスマスだし、可愛いお話の感想をいきまーす!!



「オレたち以外は入室不可!」
水無月さらら先生(イラスト・梅沢はな先生)
キャラ文庫



合コンに参加したはずなのに、お持ち帰りしたのはなんと年下の男!?
繊細な美貌のサラリーマン・春樹は、初対面で意気投合した知秋(ちあき)と
いきなり同居することに。
知秋は有能な営業マンで、料理が得意な癒し系の美形。人付き合いが苦手な晴樹は

知秋の「襲っちまいてぇ」という呟きを聞いてしまい!?


あらすじが長いと打つのが大変...(笑)
水無月さらら先生はシャレード等の雑誌で短編を度々読んだことはあるのですが
一冊丸々お話を読んだのは初めてです。
何というか、日常のひとこまをさりげなくBLにする作家さんだなぁと思っていて。
華やかではないけれど、読めば読みやすくて
正統なBLという感じで、今ではありきたりだけどその分最近読めない内容を
書かれているなと...。
だから、好きなんですけどほっとする、原点に戻るときに読むと嬉しいような
いつも読むには...ちょっと物足りないかなぁと言う感じなのですが
こういう穏やかな可愛いお話も欲しくなりますよね♪


本当に砂糖をはきたくなるくらい、読みながら机をばんばん叩きたくなるくらい
何ともいえないお話です(これって褒めているのかしら・苦笑)

でも、晴樹も真面目だし知秋もまだまだ社会人一年生で子供っぽいけど
格好つけてる描写が多いし、イラストもふたりとも美形タイプに描かれているので
そんなに百合っぽいというよりは、攻めが同棲に持ち込んで

受けは流され放題で(笑)

会社で新入社員の増本の面倒を見ることになった晴樹ですが、契約会社から
社会勉強として入ってきた増本は、一向に真面目に仕事を覚えません。
.........この増本がっ(苦笑)
解る方には、ほんっとーにっ解ると思います(笑)
でも「遊ぶ」事には頑張っていて、仕事のミスを怒る晴樹の話をはぐらかし、
晴樹は恋人と別れたばかりと知っている増本は、合コンのメンバーに誘います。

指導員として、増本のプライベートの考えや性格を理解しようと思う晴樹は
その誘いに乗りますが、普段から真面目な晴樹は合コンの空気に弱ってしまいます
トイレへと非難してきましたが、気付くと同じ合コンのメンバーで
女性たちから一番熱い視線を浴びていた、増本の友人の知秋が
後ろに立って、ただ晴樹を見ていることにびっくりします。
今日のはつまらないから脱け出そうという知秋の誘いに頷き、偶々やっていた花火を
お酒を買って、ふたりビルの屋上で見た晴樹はそのまま意気投合して
知秋の部屋へとついていきますが、
着いた豪華なマンションの一室に驚いた晴樹は、知秋がとある会社の孫であることを
知っても、派手さを装っていても穏やかで優しい知秋の人柄に
人見知りなのに、会社の愚痴や色々な事を気軽に話せることに嬉しくなります。

会社の寮の不便さを聞いた知秋が、ならルームメイトになって。と言ってくれて
同居を始めますが......知秋が、ちょっと生意気な年下の男性という感じ
なんですけど、言っていることや同居へのお願いが可愛いんです(苦笑)

でも寮から知秋のマンションへの引越しを手伝った晴樹の後輩が
ホ○だとふたりを思ったり、晴樹も誤解されちゃ困ると思っていたり...。

さくや、BLを好んで読んでいますがどうしても簡単に男性が「ホ○」って
考えつくとは思えないのですけど...。
意識してからその言葉が出る気がするので...ちょっと無闇にそんな話題を
使われるのは、違和感があっていやかなぁ。
それとも、ノーマルな方にはふたり男性がいればそう思うものなんですかね?
(まぁ、晴樹が綺麗な容貌をしているから、という事なのですが...でもねぇ。)

でも、ふたりの生活はとっても可愛らしいです♪
お互いの役割をちゃんと決めて、お互い料理を作ってきゃっvきゃっvしているのが
男同士の同居というのには、かけ離れていて(笑)
でも晴樹は知秋へむけて、初めて出来た親友への嬉しさでいっぱいでも
知秋は合コンで晴樹に一目惚れをして、ゆーっくり振り向かせようと考えていて。

晴樹は今まで親しい友人がいなかったので、甘い会話や知秋からのスキンシップに
違和感が無いのですが...知秋が晴樹を狙っているんだと思うと(笑)

表立っては優しい親友同士の日常なんですけど、あと一歩間違えば...と
知秋の内心を思うと、晴樹っ虚像だよ~!友達違うっ!とハラハラします(苦笑)

ある日、知秋と晴樹が同居をしていると知った増本がいつも叱る晴樹に、逆恨みして
「ホ○だって会社に言うぞ、恥知らずが」と脅してくるのですが
「仕事をしないで、給料をもらっている増本君のほうがホ○よりも最低かもね」と
一喝する晴樹が格好良かったです(照)
役に立たないばかりか、目障りだから明日から出社しないで欲しい。とまで
言いますが(苦笑)
真面目な子が怒るとめちゃくちゃ怖いってことですね~!

これで増本はこころを入れ替えて働き始めるのですが、
何よりも「仕事が出来ない男はモテない」に一番ショックを受けて改心したのが
どこまでも強かだなぁと(笑)

ここでちょっと、知秋の社会人一年生の幼さが書かれていて、
他人を叱ったという事に、こんな偉そうな事を言える人間じゃないのに...と
ショックで知秋に抱きついて泣きながら、増本の事を言いますが
「会社は教育機関じゃない」という晴樹の言葉に、「冷たいの」という言葉が
出るのが、なんとも言えずこの場面の印象は
読んでいる年齢で違うんじゃないかな~、と複雑に思いました。

さくやが新入社員でおろおろしている時期だったら、知秋と同じ事を思うけど
今のさくやは、どうしても晴樹側にたってしまうし。


ある日寝ぼけている晴樹に「襲っちまいてぇ」と知秋が言ってしまうのですが
びっくりした晴樹は、ぱちりっ!と目を覚ましてしまいます。
でも、色々考えて自分も最初から一目惚れだったのかも。と思った晴樹は
知秋に自分も好きだと返事をして...親友から恋人へと♪

この場面でも、晴樹からキスをして返事としてみてもこの感触に覚えがあると
知秋に聞いてみると、実はこっそり眠っている晴樹にキスをしていたと(笑)
結構限界だったのね...と、つい笑ってしまいます。

このあとはどこまでもラブラブなのですが、百合っぽいといえば
そうだけど、お互いを好きならこうなる。という感じで
あー、好きなのね~。とそれしか言えない(笑)
外から見たら「おままごと」でもふたりは真面目で。

知秋は今までたくさんの恋愛を楽しんできたと思いますが、晴樹のために
毎朝ご飯を作って起こしてあげたり、女性の為に車は出さない。と
最初は言ってたのに、晴樹のためには送り迎えをしてくれたり

晴樹も自分が年上なのを気にしながらも、意識的にも無意識にでも知秋を惑わせて、
オトナの余裕を持っていて、そこがお話はべたべたに甘いのですが
本人同士もべたべたでも、想いが強いからと変に身勝手に溺れすぎてなくて
お互いを尊重していて、仕事もちゃんとして
一緒のお家にいれるのが、本当に嬉しい!という感じで、さくやもそのわくわく感が
伝わって、すーっと一気に読めました。

こう言うのではなく「お互いだけが好き!」だから他は関係ありませんっていう
世界の狭い甘さのお話だと、さくやはついていけなくなっちゃうのですが(笑)

でも、晴樹も知秋もふたりとも格好良いから普通に甘いお話として
読めるのであんまりテーマを深く読もうと思わないほうがいいかも(苦笑)
そうしちゃうと、なんとなく矛盾や違和感がでちゃうので。

ふたりの甘い生活を見るわ!と思って読めば、楽しいお話だと思います♪
疲れたときとか、無性に甘くなりたいときに良いかも(笑)





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Last updated  2007.12.25 18:37:48


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