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サリィ斉藤

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カテゴリ: お稽古の話
今週は、週のはじめに着付けとお茶のお稽古が集中し、ちょっとお疲れ気味です…


先月から、着付けではいよいよ名古屋帯を使ったお太鼓の結び方を習い、お茶は相変わらず炉の平点前を勉強中です。

衰えゆく記憶力の哀しさで、教室で先生に教わっているときは
「あーあー、こうやるんだ、わかったわかった」
と思っていたことも、次のお稽古までにはきれいさっぱり忘れている…という事態もしばしば。

その繰り返しでは、いつまでたっても前に進めないので、お稽古の前後には予習・復習が欠かせません。

初心者用のテキストでお点前の手順をおさらいし、先日録画したNHK「はじめてさんの着物塾」を見返して帯の結び方をチェックして…

この情熱を、勉強が本業だった頃の学生時代にも発揮できていたら。


お茶のクラスで、10月から入ってこられた方と水屋で片付けをしていた時、その方から
「何だか、教わってやっていても何がなにやら全然わからなくって、春から続けようかどうか迷ってて…」
と、打ち明けられました。

あぁ、その感じよくわかる!と、本当にお稽古を始めた頃の自分とダブってしまいました。

理屈抜きに、型を体で覚えるというお稽古の方法では、「どうして」そんなことするのか?という部分を考え始めると腑におちないことが多く。
ゆえに、スムーズに頭の中に入っていかなかった記憶があります。

でも、そこはよくしたもので、お稽古を重ねてどんどん体を動かすうちに、突然
「そうか、こういうことだったのね」
と、型の持つ合理性を発見することがあります。なるほど、さすがにうまく出来ている…と。

不器用なようでも、真正面から物事にじっくりと取り組んで、その先に、確かに何かを発見できた…と思える瞬間をつかむこと。
若くはなくても、「学ぶ喜び」というのは味わえるのだなぁ、と実感するのであります。

そんな訳で、悩める茶室の彼女には

と、お話した次第です。

【群ようこさんの きもの365日 を最近読み返しています】

きもの365日

~以前の 読書日記はこちら



きもの京小町 で見つけた、小物も含めて16点のセット。
腰ひも一本も持っていない私にとっては、願ってもない品揃え。着物の柄や全体の組み合わせの雰囲気も、希望をきいてもらえるのもうれしかったです。

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さぁーて、練習がんばろう(笑)





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最終更新日  2006.02.08 20:52:01
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