ふたり暮らしの手帖

ふたり暮らしの手帖

PR

プロフィール

サリィ斉藤

サリィ斉藤

バックナンバー

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07
2025.06
2025.05
2025.04
2006.09.08
XML
カテゴリ: 今日のつぶやき
初めて日記帳を買ってもらったのは、確か小学三年生の時だったと思います。

それ以来、途中何年もの中断はありながらも、長い間日記をつけてきました。
と言っても、私の場合の日記は「備忘録」的なもので、どこへ行った、誰と会った、何を食べた…そんな事ばかり、淡々と綴るだけの簡単なもの。

それでも、記録に残さなければ、思い出すきっかけさえ失ってしまうようなささやかな出来事が、日記帳の中にはちゃんと残っていて、うれしくなることもあります。

何しろ、思い出を留める力は私の脳から年々失われているようですので…(涙)

7年前の年の暮れ、ふと書店で見かけたのが「五年日記」でした。
「2000年問題」で大騒ぎした1年が終わろうとして、さぁ新世紀の到来だ!というフレーズがあちこちで飛び交っていた頃のことです。

そうか、来年は21世紀なんだ。
21世紀から始まる日記をつけてみてもいいかな。


無事に一冊目が終わり、今年からはちょっとハードルを下げて(笑)「三年日記」に移行しました。


五年日記と三年日記


この「○年日記」、私の知人でも持っている人がちらほら。
つけ始めてみるとわかるのですが、続けているうちに「ちょうど1年前はこんな日だったんだ」と振り返るのが、なかなか面白く、感慨深いのです。

ブログとはまた一味違った、この日記帳ならではの楽しみがあるわけで♪

しかし、そうして時系列で遡ってみると、自分も含めて、人の心や世の中の流れがいかに移ろいやすく、過去をあっさりと忘れてしまうかということにも驚かされます。

21世紀最初の9月11日、衝撃的な同時多発テロが起きました。
そして、五年日記の最後となった去年の9月11日…この日、衆院選の投票日だったんですね。

そういえば、去年の今頃は「郵政民営化」という言葉をニュースで見ない日はなかったのに。
たった1年前のことが、呆れるほど遠く薄いものになってしまうのは、人の世の常なのか。

もちろん、前を向いて、未来へ未来へ…と進んでいくのは、日々を生きている私たちにとっての自然な姿なのでしょう。

ただ、時折、立ち止まってふとふり返ってみたくなった時のために。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.09.08 19:52:02
コメント(12) | コメントを書く
[今日のつぶやき] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: