ふたり暮らしの手帖

ふたり暮らしの手帖

PR

プロフィール

サリィ斉藤

サリィ斉藤

バックナンバー

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07
2025.06
2025.05
2025.04
2007.05.06
XML
カテゴリ: 旅の話
先月のポルトガル旅行は、同行者が1ケ月の長旅を予定していたこともあり、基本的に贅沢とは無縁の旅でした。

・・・いえ、正確に言えば「一点豪華主義」ということになります。

旅のプランを立てる段階で、ガイドブックその他を研究していくうちに、私が
『泊まってみたい!』
と思ったホテルが、ブサコ国立公園の中に建つ、「ブサコパレス」。

その名の通り、かつて、王様が狩りのための“夏の離宮”として建てたものを改装したホテルです。

ホテル全景.jpg


ゴージャスなホテルで女二人、というのはちょっと味気ない気もするけれど(笑)せっかくだから一晩くらいはラグジーにいくか!と、友人も賛成してくれました。

そして、コインブラから長距離路線バス(すでにこの時点で、高級感ゼロ)でブサコの地に降り立った私たち。

緑豊かな国立公園の奥に、突如として現れた宮殿を見て、二人して思わず

♪森とンカツ~、泉にンニク~♪



↑この件が意味不明!という方は、「グループサウンズ」「ブルーシャトー」で検索を(笑)


ブサコパレス アズレージョの回廊

【入り口付近から見たロビー内部。マヌエル様式で飾られていました】
ブサコパレス ロビー

【アズレージョで描かれた階段の巨大な歴史画をバックに、記念写真。】
ブサコパレス 大階段


実はこの日のディナータイムのために、私達、日本から着物を持参したのです。


backfront


荷物を少なくするため、帯は角だしに結ぶことに決め、後はスーツケースにぎゅうぎゅう詰めにしても気にならないものを・・・というので、私のコーディネートは

お花見の日 にデビューさせた きもの ほ乃香 の木綿の名古屋帯(おんどりはポルトガルのシンボルなので)
きもの京小町 の2万円フルセットで買ったポリの小紋(帯揚げ・下駄も同セットのもの)
(セットの内容は こちらのブログ で紹介しています)
キモノ 仙臺屋

・・・と、こんな感じで奇しくも“楽天オンパレード”となりました(笑)

本当は、もっと和柄の、華やかな着物を選んだほうが良かったのでしょうが、持っていないものは仕方なし。無い袖は振れぬ、を地で行く私・・・

着付けも相当ひどいものですが、ホテルの従業員の方には喜んでいただけたようです。

種子島にポルトガル船が漂着して以来、南蛮貿易が数々の西欧文化を日本にもたらした訳ですが、その証拠として、日本語にはポルトガル語を由来とする言葉がたくさんあります。

「パン」「ボタン」「金平糖」「ビロード」などの他、「合羽」や「襦袢」といった言葉も、実はカッパ(capa)、ジバン(gibo)と、起源はポルトガル語にあるのだとか。



【最後は、ブサコパレスの美しいテラスの風景でお口直しを・・・】

ブサコパレス テラス席






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007.05.07 01:03:11
コメント(12) | コメントを書く
[旅の話] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: