VIVA L'ALLEGRIA !!!

VIVA L'ALLEGRIA !!!

2011/06/25
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 先週に引き続き、長女の下の歯がまた一本抜けた。
少し前からグラグラしていたのだが、例によって私は歯に触りたくないので放っておいたところ、幼稚園の先生が「あら、もうここまで来たら抜けるわよ」と言って、引っ張って簡単に抜いてくれたそうだ。
またしても親の私が、わが子の歯の抜ける場面を見逃してしまい、ちょっとがっくり。
3本目の歯は、私が抜いてみたいなあ。

ところで、先週抜けた場所からは、もう新しい歯が生えてきた。
暑くなると歯の成長が早い、と昔誰かから聞いた覚えがあるけれど、気候と歯の成長はなにか関係しているのだろうか?
しかし、2本並んで歯がないと大分顔の印象が変わるもんだな~、まるでマンガのキャラクターみたい、と長女の顔をまじまじと見ながら思う。

この日の夜、長女のところに再び「アリ」がお金を持ってやってきた。

こう簡単に歯が抜けていくんじゃ、アリもコインがいくらあっても足りないところでしょう。
ちなみに、今週11才の姪の歯が1本抜けた時、アリが姪に「20ユーロ」も持ってきてくれたそう。
(1本の歯に20ユーロも取られちゃったよ、っと姪のパパが嘆いていました。歯歯歯!)

 さて話は変わり、ちょっと前に興味深いインターネットサイトのコラムを見つけた。
ドイツ人のお父さんと日本人のお母さんを両親に持つ、日独ハーフの女性サンドラさんが書く「 日独ハーフの視点 」と言うコラム。

世間がハーフの人たちに抱く印象と現実のギャップ。
バイリンガルの教育について。
バイリンガルの副作用について。
日常生活の苦労話。
アイデンティティーや愛国心について。



特に「バイリンガルの教育」についてのコラムは興味深かった。
片方の親が外国人だからと言って、全てのハーフの人が2ヶ国語を流暢に使用できるかと言うと、実際はそうではない。
育ってきた環境、両親の教育法などが関わってくる。
もちろん子供のやる気も肝心だ。

2ヶ国語を持続させて行くには、親の方も相当覚悟をして、長期プランを立てながら色々な困難に立ち向かって行かないといけないんだなあと言うことを実感する。


私自身が、日本語教育について以前とは考えが変わって来ているので、二人の子供達も今のところ「日本語を学ぼう」と言う考えが頭にないらしい。
日本語で話すことだけは続けているが、読み書きまで進めるだろうか。
まあ、無理せず、焦らず、子供達がやる気になったら協力してがんばって行こうと思う。
我が家にはそれ位のリズムが丁度よさそうだ。

それにしても、小さい時からアイデンティティーについて、肌で感じていたと言うコラムを読み、同じように我が家の子供達も「日本人の中にいる時」と「イタリア人の中にいる時」との微妙な差など感じるんだろうかと考えてしまった。

「ハーフ」と言う立場、なかなか大変そうだ。






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Last updated  2011/06/25 07:37:26 AM
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