さ、行こか!          --   かあさんのひとりごと --

さ、行こか! -- かあさんのひとりごと --

2011.03.17
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カテゴリ: 自分の日常
夫の趣味関係の友人の方で

今回の地震で津波の被害を受けた沿岸の方と連絡を取ることができました


昨年の夏に、夫婦二人でとあるコンサートを聞きに釜石の会館へお邪魔した時に
お世話になったその方のお住まいが、津波の被害を受けたところにありとても心配していました。
(ちなみにその方のお住まいは大槌。町長が津波で行方不明になっているところです。)


夫はこの震災でも仕事の締め切りのヤマが昨日、今日で・・・なかなか余裕がないようなので思い切って私の携帯で電話してみました。


お互い、auなのがよかったのかな・・・。携帯同士の相性や、その地区によって違うみたいですので、連絡が・・・という方はいろいろ試してみて欲しいです。
メールもいいかも。


お友達のブログを読んでいて、「何もしてあげられません」という方がいらっしゃいますが・・・私、同じ県に住みながらも何もできてません。


駆けつけたいと思っても私たちもガソリンがありません。多分道路も寸断されていると思います。流通もストップしてるのが分かります。宅急便も出せないし・・・。
無力を感じているのは同じ県に住んでいる私でさえです。
あたたかいお茶を飲みたいと言ってるおばあちゃんがいました。本当に持って行ってあげたいくらいですが、その手段が同じ県でありながらありません。

ですが、私が連絡を取ったその方は、釜石で保護活動をしているそうです。お父さんが津波で流されたようなのですが・・・それでも被災地に赴いて一生懸命活動してます。

生きて生かされた、大事な命です。自分でできること、ほんの些細な事でも私はやろうと思っています。


電池・・・買いだめなさっている人もいるそうですが・・・二日間電気がなかった我が家の生活で電池を交換する事は一度もありませんでした。
懐中電灯は最後の最後の手段とし、ろうそくで何とか乗り切りました。テレビもないし、疲れて話す気力も無いし、最後は午後9時にはみんな寝てました。(もちろんろうそく消して)

家さえあれば、少々の食べ物があれば、そして物を手に入れるために家族が協力すればどうにかなるものです。
我が家は最後はバーベキューコンロで、並んで手に入れた炭で火を起こし、お湯を沸かしてカップの焼きそば一つを思い切りふやかして4人で食べました。偶然あった豆腐1丁もかつお節をかけて4人で食べました。

それでもこうやって生きてますから・・・。家さえあれば何とかなります。
問題は家の無い人たちなのです。



備えあれば憂いナシ。その通りなのですが、お互いがお互いに助け合って、何とか乗り越えたいです。







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Last updated  2011.03.17 09:32:16
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