事例で解決、労働トラブル 労働基準法がよく分かる

2007.09.16
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カテゴリ: 労働基準法物語



第87話

パン屋の店長:おい。 6時過ぎてるぞぉ。 タイムカード押したか?

店員:おっと、忘れてた。 今から押します。 いらっしゃいませ! 親父さん、今日は何にしますか?

おせっかい親父:今日は、今から仕事かい? 今日は、ちょっと何時もと違って、…

店員:はいはい。 今日も、焼きそばパンとカツパンですね。

店長:社長の指示なんだから、きちんと守れよ。

店員:いつもと同じですよ。 8時の開店から、きちんと仕事やってますよ。 ただ、退勤の打刻を忘れてて…

おせっかい親父:今日、スキー○○○○○○買ってきたんだけど、付録のDVD一緒に見ようよ。 車で待ってるから、早く、帰り支度をしておいで。



おせっかい親父:えぇっ? タイムカード押してからも、仕事あるのぉ?

店長:社長の指示なんですよ。

おせっかい親父:それはまずいですな。 サービス残業ってやつですか? 労働基準法違反になりますぞ。

店長:やっぱり、そうですよね。 私、どうしたらいいんでしょうか?

おせっかい親父:社長は、わしの、小・中学校時代の同級生だから、注意しとくよ。

 社長に会ってみると…

社長:おいおい。 もう、その指示は取り消したよ。 こないだのクラス会で、お前から、さんざんお説教されてたから…

おせっかい親父:ああ。 あの時ね… 俺、そんなに飲んでたか?

社長:ベロンベロンだったじゃないか… 

ってなわけで、社長・店長双方に、厳重注意!!
他の店長は、すでに改善済みでした。


☆彡★彡☆彡★彡☆彡★彡☆彡★彡☆彡★彡☆彡★彡

(両罰規定)
第百二十一条 この法律の違反行為をした者が、当該事業の労働者に関する事項について、
事業主のために行為した代理人、使用人その他の従業者である場合においては、事業主に対しても各本条の罰金刑を科する。ただし、事業主(事業主が法人である場合においてはその代表者、事業主が営業に関し成年者と同一の行為能力を有しない未成年者又は成年被後見人である場合においてはその法定代理人(法定代理人が法人であるときは、その代表者)を事業主とする。次項において同じ。)が違反の防止に必要な措置をした場合においては、この限りでない。
(2) 事業主が違反の計画を知りその防止に必要な措置を講じなかつた場合、違反行為を知り、その是正に必要な措置を講じなかつた場合又は違反を教唆した場合においては、事業主も行為者として罰する。






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Last updated  2007.09.16 23:10:39 コメントを書く


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