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2026年09月15日
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カテゴリ: 政治
沖縄県知事選で古謝氏が勝利したことを受け、政府が沖縄振興予算を増額する方針に転じたという報道を見ますと、あまりにもわかりやすい政治の構造が露呈したと感じます。政府方針に従う知事が誕生すれば「ご褒美」として予算が増え、逆らえば削られるという仕組みが、今回もそのまま再現されたように思われます。予算が増えること自体は県民にとって歓迎すべきことですが、これまで削られてきた背景を考えると、素直に喜べるものではありません。

そもそも沖縄振興予算が削減傾向にあったのは、辺野古移設をめぐる対立が長期化したためであり、菅政権期には特に露骨でした。翁長知事が「沖縄の歴史にも配慮してほしい」と訴えた際に、菅氏が「私は歴史をよく知らないので」と返した場面は、沖縄への冷淡な姿勢を象徴するものとして記憶に残っています。また、外国人観光客の急増で治安悪化を懸念した警察の声に対して「それを何とかするのが君らの仕事だ」と突き放したことも、同じ政治姿勢の延長線上にあると感じます。

普天間基地の危険性が長年指摘されながら、返還や閉鎖に向けた実効的な措置が取られず放置されてきたことも、沖縄が抱える構造的問題の一つです。玉城デニー知事が国と対立する姿勢を強めた結果、さらに予算が削られたことを考えると、今回の増額は「知事が交代したから」という政治的理由以外の説明が難しいように思われます。

しかし、沖縄が置かれている地政学的状況を考えると、こうした政治の動きだけでは語り尽くせない現実があります。中国との緊張が続く限り、沖縄は日本と米国にとって最前線の軍事拠点であり続けます。本土に基地を増やしても即応性は低く、沖縄を「不沈空母」として機能させる方が戦略的に合理的であるという発想は、軍事的には理解できます。イラン戦争の例が示すように、ミサイル攻撃だけでは陸上戦力を完全に無力化できないため、基地の分散や強化が進むのは必然です。

その一方で、基地が集中する沖縄は、有事の際に民間人が最も危険に晒される地域でもあります。サイパン陥落後、爆撃が確実に予想されていたにもかかわらず、政府も軍も住民保護の施策をほとんど取らなかった結果、多くの命が失われました。沖縄戦では島田知事が食糧確保や住民保護に奔走し、長期戦に備えた施策を必死に行いましたが、現代の沖縄には同様の覚悟と準備が求められているはずです。

しかし、政府が基地問題を放置し続け、新しい知事も国との協調以外に有効な施策を打てない状態が続くとすれば、沖縄は経済振興よりも軍事的論理に引きずられ、住民保護の体制整備が後回しにされる危険があります。辺野古基地の完成にはまだ時間がかかり、完成しても十分な機能を持たない可能性が指摘される中で、基地の増設や分散が進めば、沖縄はますます「城塞」として扱われるでしょう。

こうした状況を踏まえると、新しい知事がどのような施策を講じるのかが問われますが、国の方針が固定化されている以上、基地問題の抜本的解決や民間人保護の強化にまで踏み込むことは容易ではありません。沖縄が再び戦争に巻き込まれた際、どのように住民を守るのかという最も重要な課題が、政治的駆け引きの陰に隠れてしまうことを強く懸念します。

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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります!





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最終更新日  2026年09月15日 12時59分23秒
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