竜胆輪道 (りんどうりんどう)

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December 13, 2006
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テーマ: 自転車(13589)
カテゴリ: トレーニング
競技力向上のトレーニング戦略(ピリオダイゼーションの理論と実際)

競技力向上のトレーニング戦略


なぜオフを取るかは、 ピーキング を作ることで、調子の波を自分の狙った レース に合わせやすくすること。

シーズンすべてのレースを100で戦える力があれば、狙ったレース以外でのパフォーマンスが、たとえ85に落ちても、狙ったレースで110のパフォーマンスが出せれば(それがたとえ102程度だったとしても)いいと思うからです(ピーキングについては別の機会にも書くつもり)

もしシーズンすべてを110で戦えるのであれば、ピーキングをすれば狙ったレースで120が出せるのではないかと。

人間の身体、精神はそんなに長い期間いい状態を続けることが難しいと思うので、人為的に波を作ることで、制御しやすくなるのではないかと思います。



練習計画の立て方は、オフ(試合がない時期)を移行期と準備期に分け、準備期をさらに一般的準備期と専門的準備期に分けます。


移行期は、ゆっくり休みシーズンの疲れを取る時期と考えていいと思います。(自分の場合、 今季 ジャパンカップ 後の一ヶ月~一ヶ月半)


目的は
「健康の維持と倦怠感の防止」

他競技に取り組んだり、レクリエーションで身体を動かしたりしてもいいと。

「休息は身体的および精神的にリフレッシュするために必要である。新しい準備期が始まるとき、選手は完全に再生され、訓練するための準備ができていなければならない」

「移行期から準備期初期は抑え目から中程度の安定したトレーニングで有酸素性持久力を発達させる」


準備期は
「一般的準備期の第一の目的は、将来のトレーニングを容易にさせるために身体の準備水準を上げることである」

「移行期で低下した(低下させた)体力全般の向上を目的に」

質よりも量
「競技によっては専門的準備期の後半は練習量が落ちる」とあるので、練習量は一般的準備期に増加させるということでしょう。




自分の場合、今から1月半ばか、2月くらいまでを一般的準備期にあて、じっくりとLSDばかりにする予定。体調がよければ、その頃には週500kmを無理せずとも乗れるのが理想。



専門的準備期は、その競技の特性に合った筋力、持久力を発展させる。

筋力→スピードと リハビリの原則 と同じ順序。

短い距離の登坂練習 から、重いギヤを入れていったり、登坂距離を伸ばしたり。

昨冬の計画



12月も半ばに入った今は、一般的準備期に入っているので、あまりサボりすぎず( 昨年 を教訓に無理はせず)、今の練習が 来季 につながることを忘れないように

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本日の練習
2時間55km

イージーライド

LSD ペースを意識して

ダモクレス

夜、少し左 に痛み。自転車ではなく普通の生活での(座る時の)脚の組み方が悪かったか・・・(足首をもう一方の膝に乗せる組み方はよくないだろう・・・)





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Last updated  December 14, 2006 12:28:50 AM コメント(4) | コメントを書く
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say-zz @ Re:カルーゾ男だ!! ジロ第二十ステージ(05/30) ビルバオ最後の登りまで引いて凄かったで…
JAJA♪ @ Re:カルーゾ男だ!! ジロ第二十ステージ(05/30) とにかくビルバオ、今日は誰がなんと言お…
say-zz @ Re:未舗装で総合変動 ジロ第十一ステージ(05/20) 山とTT以外に差がつくのは強風が吹いた時…
JAJA♪ @ Re:未舗装で総合変動 ジロ第十一ステージ(05/20) グランツールに未舗装路、流行るんですか…
坂東太郎9422 @ Re:ノーベル賞 「株式会社Caloria代表取締役社長 管理栄…

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