年金、医療、介護、雇用など社会保障関連の個人情報を統合管理するため、国民一人ひとりに付ける番号。払った年金や医療、介護の保険料の履歴や累計額、将来の給付額などを一元的に把握できる。結婚や転居で姓や住所が変わっても、記録は番号に一元化されるので、支給漏れを防げるメリットがある。
小泉純一郎前首相も導入検討を指示し、昨年9月の経済財政諮問会議で論点整理を公表済み。(1)基礎年金番号を拡張(2)住民票コードを拡張(3)新たな番号を創設――の3つのケースを想定して試算もしている。
国民年金や厚生年金など公的年金に関する情報を管理・記録するため、1997年1月に全加入者に一つずつ割り振った10ケタの番号。番号ごとに氏名、生年月日、性別、住所の4情報と年金の加入記録を管理している。
それまでは加入する年金ごとに別々の番号を付けていたが、基礎年金番号の登場でこれが一元化されるはずだった。ところが基礎年金番号は97年1月時点で加入していた年金に自動的に付番したため、それ以前に加入していた年金の記録が切り離された状態になった。これが「さまよう年金」の発生原因だ。
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