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こたつのリモコンの付け根が断線気味で危なかった。むかしから世話になってる近所の、個人の電気屋に直してもらった。すぐ持ってきてくれたのはいいが、料金は、なんと、6000円!高い。そのリモコンと一体になってる電熱部の値段が3万円くらいなのに。まだちょっと寒いので、ぜひともすぐに直してもらいたいとおもっていたので、足もとを見たのか。買ったところの、コジマ電気に頼めば、少しは安かっただろうが、直るまでに時間がかかっただろう。ひょっとしたら私でも直せたかもしれない。このあいだの鍵の件でもそうだが。個人の事業主は、取れるところからとことん取るようだ。世知辛い世の中だ。バブルの頃は、ただ同然でやってくれたが。いまはよっぽど経営状態が苦しいのだろう。修理して持ってきてくれた電気屋の息子は、「うちでなんか買ってください」と言っていたが、この仕事で6000円も取るんじゃ、無理な話だ。商売でも人付き合いでも、なんでもそうだが、いまの仕事に全力を尽くすとともに、常に、次の仕事ももらえるようにと考えていなくてはならない。この人、いい仕事してくれたから、次も頼もう、この本、おもしろいから、この作家の別の著書も読んでみよう、この料理、おいしいから、この店にまた来よう、などなど。その一回こっきりでカネをふんだくれるだけふんだくってやろう、というのは、突き詰めれば、詐欺師の発想だ。同じ客は二度と来ないだろう。で、いつか行き詰まることになる。------------------------------------------------------------付き添って病院行ったら定休日
2016年04月06日
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自著のために、前の日記を手直ししたやつ。ちなみにモデルは、元上司。<風変わりなひと> 公園のベンチにすわって雲を見ていた。雲は好きだ。何時間でもながめていられる。 とつぜん男が前に立った。上下ねず色のシルクのパジャマ。七十歳前後。細身。腕を組み、充血した目でわたしを見下ろしている。口の周りには、皇族のなんとかの宮のように髭をはやしている。 男はしばらくわたしをにらんでいた。そして、ふんっと鼻を鳴らしてから怒鳴った。「おい、おまえ、そこどけ! このくそやろう!」 なんだこいつ。わたしはおもわず立ち上がった。 男は意外に小さかった。おでこがわたしのあごのあたりにあった。 わたしは男を見下ろした。 男はおどおどした目でこちらを見上げ、やがて柔和な顔つきになって、言った。「あ、旦那ぁ。失礼しました」 いつのまにか揉み手をしている。あきんどの御用聞きみたいだ。 この急変ぶりはなんなんだ? わたしをからかっているのか。 わたしは男の顔をにらみつけながら、ゆっくりベンチに腰をおろした。 すると、不思議なことがおこった。わたしの顔が下に移動するのにしたがって、男の顔が大魔神のように変貌していったのだ。 いまや男は、鬼の形相でわたしを見下ろしている。「どけっつってんだよ、この下司やろう! ぶっ殺されてえんかあ!」 なんだあ?! わたしは再び立ち上がり、男を見下ろした。すると、また、「へい、旦那ぁ。いい陽気でがすねえ。よっ、色男!」 にわとりみたいにあたまをへこへこさせている。まるで宴会の太鼓持ちだ。 わたしは薄気味悪くなり、その場から逃れようと、すこしずつよこに移動していった。「あ、あそこ。いたいた」 男のずっとうしろで声がした。白衣の男がふたり。遠めにも大がらなのがわかる。 駆け寄ってきて、髭の男を挟むようにして両腕をがっちりつかんだ。「わあ痛い痛い。ごめんなさい。もう逃げないから、ゆるしてよう」 髭の男は宙に浮いた両足をばたばたさせた。「放してよう。もうどこにもいかないよう。おとなしくしているよう」 髭の男は泣き出した。「どうもご迷惑をおかけしました。申しわけありません」 白衣の年配のほうがわたしにあたまを下げた。 そして髭の男を抱えあげるようにして去っていった。 あとで公園のそうじのおっちゃんに聞いたところによると、髭の男は近くの精神病院の患者で、以前は一部上場企業の専務だったそうだ。 病名は「自己愛性パーソナル障害」らしい。 その症状がちょっと変わっている。前にいる人の目線が自分より上だと卑屈になり、下だと尊大になるのだそうだ。現代病の一種かな。------------------------------------------------------------これから父の付き添いで病院。午前は整形外科で午後は眼科。ほな!------------------------------------------------------------雨の中散らずに残る桜かな
2016年04月05日
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いわく。「どうだい、買ってきた夏みかん、うまいだろ、ナマだから」え、くだものってたいていナマでしょう。------------------------------------------------------------スケジュール 法事と病院付き添いのみ
2016年04月04日
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電子書籍をもう一冊ひねり出すために過去日記を読んでいる。2012年6月1日にこんなショートショートがあった。----------------------<スーパークールビズ>「な。スーパークールビズって、なんだ?」「知らね」「おれたちみてんじゃね?」「かもな」と、ジーパン下ろして半ケツ出した若者が、話している。------------------------いま、半ケツ出して街を歩いている若者なんて、とんと見なくなったでしょう。とすると、ここ4年で少しはファッションが洗練されたと言っていいのだろうか。------------------------------------------------------------目が痒い鼻水が出て口呼吸
2016年04月03日
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乙武洋匡氏が不倫騒動で芸能誌にすっぱ抜かれたそうな。同情すべき境遇だが、私の「胡散臭い人物帳」にファイルさせてもらった。野球の清原も入っている。芸能人やら文化人は、ある程度地位やカネができるとハメを外したくなるのか、魔がさすのか。というより、油断した時に本来の地金(じがね)が出るようにおもう。あ、あの芸能人、クスリやってそうで、やってないんだなあ、という場合、その芸能人は何歳になっても息長く活躍している。地金とは、幼いころに、家庭や学校で形成されるようだ。ここで、『英語・一日一言』より、格言。The measure of man’s real character is what he would doif he knew he would never be found out.~Thomas Babington Macaulay訳:人間の本当の人格を測る尺度は、自分がけっして見つかりっこないのがわかっている場合に、どうするだろうか、ということである。 ~トマス・バビントン・マコーレー(英の歴史家)------------------------------------------------------------花見して桜の下にゴミの山
2016年04月02日
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二十歳ちょいの男が、中学一年の少女を誘拐して、二年してやっと捕まったそうな。少女は、男に、「おまえは捨てられたんだ」「だれもおまえを捜してない」などと言われ続け、一種のマインドコントロールをされた状態で、どんなことをしてでも逃げてやろう、という気にはならなかったそうな。ま、育て方にもよるが、そういう子もたくさんいるのだろう。テレビに出てた専門家によると、他に頼るものがない状態で、情報も入ってこない状態だと、こういうマインドコントロールが効くのだそうだ。会社組織にも言えている。ここで、むかし作ったお話を。ちょっと不謹慎だが。<いやし> 部屋でペットを飼っている。十匹以上いる。全部拾ってきた。どれもかわいい。仕事に疲れたとき、触れていると、自然と{癒}(いや)される。 なかに一匹、おびえているやつがいる。悪ガキにでもいじめられたことがあるのか。人を恐れているようだ。「どれどれ。ほーら」 あごを人差し指でくすぐってやると、そいつは気持ちよさそうに目を細め、鳴いた。「ニャア~」 おれはたちまち不機嫌になり、そいつの腹を思いっきり蹴り上げた。「グエッ!」 その声に余計あたまにきて、さらに数回蹴り上げる。「バカやろう! てめえ、今週は犬だっつったろう。使っていい言葉は、『ワンワン』と『ご主人様』の二つだけだ!」------------------------------------------------------------花粉飛び 口内痒い 四月かな
2016年04月01日
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父の付き添いでひんぱんに病院に行く。いろんな患者がいるが、たいていはひとりで来ている。お年寄りが多い。まれに、老夫がのった車椅子を老妻が押している、という光景に出くわす。言い方はおかしいかもしれないが、この旦那、恵まれているほうだとおもう。70、80、90歳になって、自分(旦那)が病気で、連れ合い(奥さん)がまあまあ健康で、旦那は自分の下着や靴下の仕舞い場所も分からないまま、死んでいける。これで不満があったら、罰が当たるよ。ま、あるだろうが。理想は、夫婦が共に健康で、100歳くらいまで、だれにも介護されずに生き、ある日ふたり同時にポックリ逝く、ことだろう。そんなことは、小説かドラマの上でしかないが。たいていは歳を取ったら、だれかの世話になる。うちの祖母は14年間、老人ホームにお世話になった。死に方は自殺以外、自分では決められないのだ。あ、尊厳死は、ある程度自分で決められるかな。尊厳死も自殺の一種だ、という考え方もあるようだが。------------------------------------------------------------病院で迷子になった老父かな
2016年03月31日
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『いんぐりっちゅ2(怪談・ホラー)』はこんな感じ。いんぐりっちゅ2(怪談・ホラー):ショートショート【電子書籍】[ 田中せいや ]価格:238円解説がちょい自慢しているように読めるが、そんなこと気にしているうちに人生おわっちゃうもんで、また、使えるものは何でも使っておこうかとおもって。立ってるものは親でも使え~ってね。今回も手間がかかっている。前回は税抜き200円だが、今回は220円。大手出版社なら300円にしても会社の名前で売れるだろう。これ皮肉。シリーズ10まで出して、そのあとそれらの英訳だけをシャッフルして5冊くらいにして、海外向けに売る、という予定。採算度外視。大手出版社には出来ないだろう。ガハハハハハハハハッハ!------------------------------------------------------------開花してその日に満開桜かな
2016年03月30日
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父の右肩から腕にかけての痛みの件。レントゲンの結果、骨には異常なし。筋肉が2,3箇所切れてるかもしれないので、あす、MRI検査。切れていたとしてもひどくはないので、手術の必要なし。自然に治るのを待つしかない、とのこと。抜歯は関係ない、とのこと。これで一安心。老父、よろこび、血圧下がる、たぶん。------------------------------------------------------------二分咲きの桜の下で飲むおっさん
2016年03月29日
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父の付き添いで行った個人の整形外科病院よりただいま帰宅。二時間半待ち。明日は、もらった紹介状を持って市民病院に行き、精密検査。今日より待たされそうだ。病院でも会社でも言えるが、組織の雰囲気の良し悪しはトップの人間で決まるだろう。今日行った医院はいい。受付のあいさつもしっかりしていて、なごやかな雰囲気だ。前に行った個人の眼科医は、ピリピリしていて、おまけに注射針を使い回ししていた。次の代まで持つかどうか。それから定期検査で行ってる歯医者は、さいきん儲かってないのかつまらない所でケチっている。うがいするときの紙コップに口紅がついていた。また、うがいの水がぬるま湯じゃなくて普通の水で、冷たくて歯に沁みた。こういったことに患者は敏感だ。あの老舗ラーメン屋の味は落ちたな、と、客が感じるのに似ている。------------------------------------------------------------サザエさん介護問題あり得ない
2016年03月28日
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父が、右の肩痛と腕痛をうったえている。血圧も高い。肺炎のワクチンを注射したあたりか、奥歯を抜いたあたりからだ。個人の整形外科にいっても治らない。たぶん歯を抜いて神経がどうかなったのだろう。あす町医者で紹介状もらって市民病院にいくというコースだろう。世話が焼ける。これから白内障の手術があるし。どうなることやら。五、六才の頃、四畳半の茶の間で、ちゃぶ台を囲んでの夕飯時。私が、味噌汁の入ったお椀にひじを突っ込んでやけどした際、父は私をおんぶして社宅内の診療所に走って連れていってくれたっけ。そんなことをおもいだせば、老いた父の世話なんてどうってことないじゃないか。な~んてな。常にそうおもえれば、美談なんだけどねえ。もう200回以上、病院に連れていってるからねえ。忍、忍。------------------------------------------------------------自治会の総会たっぷり三時間
2016年03月27日
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膏薬を貼ってもらいに私の部屋に来た父は、用が済んで出ていく直前にくさいオナラをした。------------------------------------------------------------今年まだ桜の歌を聴きません
2016年03月26日
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むかいの新築工事は3月中旬で完成予定だったが、まだ終わらない。天気が悪かったわけではないから、見通しが甘かったのだろう。いま、外壁をドンスカ打ちつけている。たまに職人が屋上からこちらを興味深そうに覗いている。他人の私生活に興味を持たなくていいから、とっとと終わらせろ、と言いたい。------------------------------------------------------------くもたからふとんこんだらはれたある
2016年03月25日
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唯一の同居人の父との会話はだいたい病気とか医者のことだし、その他諸々落ち込むことが目白押しだ。電子書籍を作っていて、ああ、こんなアホくさい話をひと様に読んでもらおうとしていて、いいのか、とおもうことしばしば。私生活も頭の中もピンク色の人がピンク色のお話を書くのならたやすいだろう。そこで、『英語・一日一言(祥伝社)』より。I don’t wait for moods. You accomplish nothing if you do that.Your mind must know it has got to get down to work. Pearl Buck訳:私は気分が出るのを待ってなどいない。 そんなことをしていたら、何ごとも成就できない。 自らの心は働きださねばならないことを知っているに違いない。 パール・バック------------------------------------------------------------公園の桜まだまだツボミです
2016年03月24日
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父は毎日2回、朝と夜に血圧を測っている。で、ちょっと高いとすぐ、「K医院(町医者)に連れてってくれえ」とくる。また、ちょっと肩が痛いと、「I整形外科だあ」だ。眼にゴミが入ってゴロゴロする、市民病院だあ~。神経質なんだろう。それで長生きしている、とも言える。ところで今、わたしは、電子書籍を作っているが、3つのスティックメモリーにまめに記憶させながらやっている。用心深いというのか。あれれ、だれかに似てるなあ。------------------------------------------------------------まどあけりゃたちまちくしゃみでるきせつ
2016年03月23日
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ただいま、父の血圧関係で病院を行ったり来たりしてるので、きょうはこのへんで。書くと愚痴だらけになりそうなので。------------------------------------------------------------くちのなか痒くなるよな季節かな
2016年03月22日
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『英語・一日一言(祥伝社)』をトイレに置いて、5年くらい、毎日読んでいる。きょうのやつ。A variety of nothing is better than a monotony of something. Jean Paul Richter訳:くだらぬものが雑多に集まったものは、 あるちょっとしたもの一つだけの単調さにまさる。 ヨーハン・パウル・リヒター(独・作家)わたしのショートショート集みたい。すこし慰められた。ところで今、『いんぐりっちゅシリーズ』とは別に、ショートショート集をどうにか1冊出すべく悪戦苦闘している。ひねり出すって感じ。内容はもちろん、「くだらぬものが雑多に集まったもの」である。------------------------------------------------------------ 雨水溝もぐらの穴になってます
2016年03月21日
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はす向かいの新築工事は、いま内装をやっているようだ。始めの頃は前の路上に2台、車を置いていたが、最近はうちの真向いの元空手道場の前のちょっとしたスペースに置くようになった。きちん止めても少し道路にはみ出るのに、斜めに止めたり、端っこに詰めなかったりしている。私が車を出す時に邪魔になるので、作業中に、現場に行って、「車ちゃんと止めてよ。うちの父親、緊急で病院に連れていかなきゃならない時があるから、あそこあけててもらわないと、困るんだよね」と言ってやったら、それからきちんと止めるようになった。きのうはさっそく父を病院へ。自分で自転車で行くつもりだったが、おっくうなのでクルマ乗せてけ、と、昼に。肺炎の予防注射。(たぶん)。1回目は保険がきくが、2回目からは全額個人負担。受診するかは任意だが。きのうは3回目。8400円ほど。おっそろしく高い。どこかの国では、一本数百円のワクチンがなくて死んでいく子供がいるっていうのに。日本に生まれてよかったねえ。------------------------------------------------------------公園で今年初めて蟻をみた
2016年03月20日
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さっき、買い物の帰り、踏切で事故りそうになった。私が最悪の事態を予測してなかったら事故ってただろう。クルマの運転時は、「相手はちゃんと交通規則を守るだろう」と楽観はしないで、「相手は無謀な運転をするだろう、するにちがいない」くらいの気持ちでいないと危険なようだ。交通規則を守っているだけじゃ事故る世の中だからね。ところで、歌手でも作家でも、うまいんだけど何かが足りない、というのがけっこういる。他人のことは言えないが。「何か」とは、世間一般にいう正しさとは限らない。一途さだったり、卑猥さだったり、無神経さだったり、邪悪さだったり、能天気さだったり……、とにかく、ひとに抜きんでているものだ。毒にも薬にもならない、どこにでもある並のものなどにだれも興味を持たないだろう。------------------------------------------------------------乾燥し 足裏剥けて 痛いのだ
2016年03月19日
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「けさ、風呂の換気扇、回ってたよ」とわたしが言うと、翌日、「きょうは風呂の換気扇、止まってたろ。きのう点けないで入ったから」だって。------------------------------------------------------------夜中過ぎ鼻が詰まって困ります
2016年03月18日
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ネットの普及とともに、出版社の御用作家が増えたな。収入確保のお手軽コースか。駆け出し時のハングリー精神はどこへいったんだ?それどころか最近は新人でさえ、出版社の操り人形化してる。あの世で文豪が嘆いてるぜ。あ~、朝から言いたいこと言ってすっきりした。さあ、きょうもコツコツ、売れない原稿書くか。------------------------------------------------------------文芸もイケ面頼りになりにけり
2016年03月17日
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昨夜のNHKのクローズアップ現代だったとおもうが。ITやらネットやらがどんどん発達して、これから労働人口が減っていく、と言っていた。人間にしかできないことをやらないと、仕事にあぶれるってことか。また反面、社員を首にしないで、労働時間を半分にして社員数を倍にし、給料はそのまま、という取り組みをしている企業もあるそうだ。そして、けさのTBSラジオで聴いたのだが、社員の副業を奨励している企業もあるという。労働形態は目まぐるしく変わっていく。はっきり言って、中間管理職はバッサリ切って、平社員と役員数人でいいんじゃないの、とおもうこともある。これからの10~20年くらいで、働き方は劇的に変化するのではないか。いま、人生の真ん中より終盤に近いところにいるわけだが、その激変の真っ只中にいるようだ。------------------------------------------------------------深夜起き トイレでくしゃみ出る季節
2016年03月16日
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いわく。「お茶っ葉無くなったから買ってくっかな。 むらさきのやつ、なんつったっけ?」「え? みどりだろ。緑茶だよ」もしやとおもい、ネットで調べたら、『紫イペ茶』というのがあった。ブラジル産。南米の広葉樹の樹皮を煎じて飲むそうだ。------------------------------------------------------------雨上り 路上這い出る ミミズかな
2016年03月15日
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中身の出来は別としても、同じくらいの長さの電子書籍で、大手出版社から出てる新人のは1000円で、わたしのが200円。この値段設定が妥当とは到底思えないが、出版社にはそれなりにお家事情があるのだから、仕方がないのだろう。とにかく社員に給料を払わなければならない。じゃないと、会社が潰れる。ま、これだけネット上において無料で小説が読める時代に、1000円の電子書籍を買って読む人がそうそういるとは思えないが。どうでもいいが、大手出版社さん、モラルの欠けらもない本は出すなよ。------------------------------------------------------------寒い日はお腹がゆるんで困ります
2016年03月14日
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他サイトだが、アメバに大喜利があって、「やっちん」のペンネームでたまに参加している。けさ、「あ、この人、育ちが悪いな、と思う時」というお題を投稿したら、3時間足らずで200件以上答えがきた。うち10件ほどは自分のもの。とりあえず自分の回答を下に記す。・親族の葬式でもないのに、しっかり飲み食いする。・葬式の席でポケットに手をつっこんでいる。・頭を掻いた指の爪をじっとみる。・エレベーター内でおならをする。・満員電車内でくちに手を添えないでクシャミをする。・満員電車内で長い髪を振り乱す。・スーパーの半額パンをとりあえずドッサリとかごに入れ、 要らないものを選び出して棚にもどす。・会話中にスマホを覗いている。・会話中「なにげに」「超~」「半端ない」などの言葉を使う。・集合写真を撮る際、目上の人を差し置いて真ん中にくる。・車間距離をあけない。------------------------------------------------------------室内で毛糸の帽子かぶってます
2016年03月13日
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3.11に1日遅れだけど。下記。震災からの復興を祈願して書いたショートショート。みちのく怪談で佳作。選:高橋克彦先生。「タイトルにセンスがない」と評された。大元は、ここの日記に5日間くらいに渡って書いたショートショート。------------------------------------------------------------<わっりゅうじん> 震災後、一時帰宅が許され、群馬の避難所から東北の自宅へ、パパの車で向かった。「パパ、あれなに?」もうすぐ到着って時、ずっと前方の上空に、蛇のようなものがうねってた。「連凧だろ」すると横で眠ってたじいちゃんが、突然起きて話し出した。「馬乗りって遊び、知っとるか? 二組に分かれ、一方は一列に並んで前の人の足の間に頭を入れてつながる。もう一方の組は一人ずつその背にとび乗る。全員乗ったら前の人同士がジャンケンする。え、知っとるか。 あれはわしが小学三年の冬じゃった。昼休みに校庭で馬乗りをやっとった。気づくとわしら、何かに憑かれたようにそこいらの馬の尻に頭つっこんどった。どんどん合体して長くなっていった。驚いて出てきた先生たちも吸い込まれるように馬の尻に頭つっこんだ。校門を出ると前の方が宙に浮いた。先頭はわしじゃった。あわてたのなんの。 村中をねり歩いた。村人みんな出てきて尻にひっついた。さいごに最長老の万屋の爺様がひっつくと、全体が浮き上がった。晴れ渡った冬の大空をくねくねと気持ちよく飛び回った。眼下に村が見えた。田畑は荒れていた。その年は台風を三度も喰らって、収穫はさんざんじゃった。みんな落ち込んどった。 ふと前を見ると、万屋の爺様が誘うように自分の尻を両手で叩いとった。それ見るなりわし、爺様の尻めがけて突進していった。わしの頭が爺様の尻の下に入った。するとどうじゃ、ビビビっと体じゅうに電流が走り、力がみなぎった。そしてわしらに連帯感が生まれた。わしら輪っかは回り続け、翌朝自宅の寝床で目覚めた。 その日からみんなで力を合わせ、復興に汗を流した。翌年は豊作じゃった。 後でお年寄りたちが言っとった。あん時わしら、輪っ竜人になったんじゃ、と」 車が停まり、じいちゃんがドアを開けた。「さあ急ぐんだ。みんな待っとる」 僕らは竜人のしっぽめざして走り出した。------------------------------------------------------------花粉症デビューしたよな老父かな
2016年03月12日
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ここの日記画面の左右だか下だかの宣伝。クリックしたわけでもないのに、矢印が通過するだけで画面がぼわ~んと大きくなって、けっこうな音量で宣伝文句をがなりたてる場合がある。迷惑だ。画像だけなら、こちらが詳しく見る見ないを選択できるが、音は勝手に聴こえてくるからね。ちかくに眠ってる赤ちゃんがいたら目覚めて泣きだすぞ。音の出る宣伝はやめてもらいたいね。いいか、やめろよ!------------------------------------------------------------昼飯の基本は即席ラーメンだ
2016年03月11日
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夕飯時は、父に付き合って衛星放送の時代劇を観ている。必殺シリーズ、遠山の金さん、伝七捕り物帖、暴れん坊将軍……すべて勧善懲悪もの。お決まりのラスト。ドキドキはしない。安心して観ていられる。ほとんど推理なし。お年寄りにはちょうどいいのかもしれない。主人公はおそろしく強い。遠山の金さんなんて、素手で、十数人の刀を持った悪党をやっつける。ありえん。父は昼間っから晩まで時代劇漬けだ。たまにニュースを観るが、暗い事件だとすぐ時代劇にする。午前は大岡越前やNHKの大河ドラマをやっている。こんなに観ていて、あたまがおかしくならないのか。もうすでにおかしくなってるか。わたしもふと気づくと、遠山の金さんの主題歌を口ずさんでいたりする。♪気前がよ~くて 二枚目で~ ちょいと やくざな 遠山桜ぁ~ 御存じ 長屋の金さんに 手向かうやつは 容赦せぬ ちょいと 金さん 名調子~って、けっこう覚えてしまった。------------------------------------------------------------キャラメルで歯の詰め物が取れた父
2016年03月10日
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きのうは告別式。火葬場へ行って、還骨式前、焼き上がるまで、親族が待合室で待つのであるが。12畳くらいの和室に40人くらい。テーブル6つ。だいたい同じ世代でかたまる。わたしは、姉といとこと4人、ほかいとこの家族と、隅のテーブルへ。むこうの隅におさなごが3人、無邪気にはしゃいでいる。自分らの半世紀前の姿なんだなあ、と感慨にふける。そして、むかいのテーブルの爺さま婆さまたちは、自分らの2,30年後の姿なんだなあ、と。生きてる限り、年は取るのである。以上。------------------------------------------------------------快感は老父の肩の膏薬剥がし
2016年03月09日
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昨夜は通夜だった。会場、大入り。150人くらい来たかな。通夜振る舞いで、飲食。1時間半くらいでお開きかな。故人と縁が浅い順に退席していく、といった感じ。ここら辺は空気を読む日本人の長所だろう。やがて血縁者だけになり、わたしも頃合いを見計らっておいとました。きょうはこれから告別式。では。------------------------------------------------------------革靴のなかに去年の蛾の死骸
2016年03月08日
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葬儀が終わらないと落ち着かないなあ。きょうが通夜で、あしたが告別式。よく葬儀が原因で親戚関係が悪くなる、というのがある。うちの親戚にも数名いる。「あのやろう弟のくせに相談もしねえでおれよりデカイ花輪出しやがって」「……おれより多く香典出しやがって」「……年上のおれを差し置いて、あいつに挨拶させやがって」「亡くなった連絡よこさねえで……」「おれの姉様の葬式、安く済ませやがって。あのやろう(甥っ子)」などなど。くっだらねえ~。自分の死がきっかけで、家族や親戚の関係がこじれたのだとしたら、その人の人生はなんだったの、ってことにならないかね。理想は、年取ってボケる前に、「葬式不要」と遺言し、親戚にもそれを知らせておくことだ。葬式をやらないわけにはいかないなら、「質素にやれ」とか。そして、自分の死後に葬儀がスムースに運ぶように、連絡する親戚や知人の名前・住所・電話番号・自分との関係などをノートに記して、喪主になりそうな家族に預けておくことだ。(いま、わたしは非常に不謹慎なことを書いているわけだが)。それと、葬儀ってのは宗派や地方によって、いろいろあるねえ。まえに、父が、こぼしていたが。そこでは、通夜ぶるまいの前に、料理をいただく人が数千円カネを出して、仏前に備える風習があったそうな。それを知らないで、恥をかいたって。葬儀屋や坊主も、よく考えるねえ、あれこれ。なんだかんだでカネをふんだくるシステムを。あ、こりゃまた不謹慎なことを書いてしまった。話は尽きないが、このへんで。------------------------------------------------------------坊主だがあたま丸めず肉も食う
2016年03月07日
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きのう、近くの親戚の家で、納棺の儀をやった。亡くなったのは伯父さん(母の兄)、84歳。喪主はいとこのあんちゃん。子供の頃、夏休みによく遊んでもらった。むかしはこの親戚の家によく来たが、母の死後はたまにしか来なくなった。不謹慎かもしれないが、小説になりそうだ。3年とか7年を置いて訪ねると、目に見えて様子が変わっている。むかし仕切っていた祖母はやがて死に、嫁さんが子供たちを叱ったりして家を切り盛りする。やがて子供が結婚し、その若夫婦が歳を取って家を仕切るようになる。むかし切り盛りしていた母親はお婆さんになり、隅に追いやられる。と言った感じ。幕が上がるたびに7,8年経っている様子が展開される劇。で、事故か病気かで家族が死に、残ったのはお婆さんとひ孫。それでボケ気味だったお婆さんは急にしゃきっとし、ひ孫を育て上げていく。って感じのお話。どう?------------------------------------------------------------誰も皆 自分の死顔は 見られない ~辞世の句
2016年03月06日
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3、4日前にNHKテレビで、2011年に中国企業のハイアールに買収された三洋電機の一部門(白物家電)のことをやっていた。なるほどなあ、とおもった。そこの元三洋電機の社員いわく。うろおぼえだが。「ここは意志決定から取り組みまでが早い早い。 今日決めて明日から製品開発、という具合。 日本では、課長・部長・取締役のハンコもらったり なんだかんだで、実際に着手するまで 3カ月や半年かかるのは当たり前だった。 これじゃあ、勝てるわけないよなあ」あはは。低迷してる日本企業は、ほとんどこんな感じだろう。人員削減って言ったって、そうなる事態に陥ったのはあんたら無能な幹部のせいだろ。まず、あんたらが辞めろ。と言いたい。それから、番組内で興味深いことを言っていた。「需要を気にするな」と。需要(ニーズ)は自分らでつくる、自分の歩いたあとに道が出来る、くらいの気持ちでやれってことだろう。書籍づくりも似ている、とおもってがんばろう。------------------------------------------------------------通過点かとおもったら終着点 ~辞世の句
2016年03月05日
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葬式の話になって。いわく。「おれ、むかし、葬式でつんぼはじきにされたことあんだ」「え、つんぼはじき? つまはじき、だろ」または、つんぼ桟敷(さじき)に置かれる、だ。(差別用語が含まれるが)。両方がごっちゃになったのだろう。ま、「つんぼはじき」でも意味は通じそうだが。------------------------------------------------------------乾燥で足の親指ひび割れた
2016年03月04日
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葬儀が入ったので簡単に。通夜どうする告別式どうする。時間はいつだ。あらかじめ聴いておけばよかったのどうのこうのいまむこうは決めてるとこだろ、どうのこうの。見舞い、香典、花代は甥・姪で合わせないとな。などなど、諸々。人の死でバタバタしたくないんだけどねえ。では。------------------------------------------------------------春が来てやっとしもやけ治りそう
2016年03月03日
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父は、ほっとくと、茶の間の四辺にどんどん物を置いて、それに足をひっかけて転ぶはめになる。一種の老化現象だろう。片づけられない認知症老人のことをちょっと前にNHKテレビでやっていたが。注意すると、「おまえ、こたつがけ布団踏むなよ。汚れるから」などと、必ず言い返す。これは性分だろう。三つ子の魂百まで、か。礼は言わなくていいから、減らず口は叩くなよ!愚痴になりそうなので、この辺で。------------------------------------------------------------洗っても洗っても出るフケなのね
2016年03月02日
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むかいの新築工事はこの頃、ドカンドカンうるさくしなくなった。けさは外に足場を組んでいた。外壁の貼りつけにかかるのだろうか。職人によってはラジオをかける。けっこうなボリュームだ。うるさいのもさることながら、聴きたくもないトークや音楽を聴かされるのは、ツラいこともある。窓を閉めていても聴こえてくる。ドン、ドン、ドンドンドンツカ……。わたしにとっては品のない音楽だ。勝手に聴こえてくるので防ぎようがない。耳栓をするしかないか。おもうに、建築現場の職人は、そこに住むわけではないから、周辺住民との関係を良好に保とう、という意識がないのだろう。完成したら、ハイさよなら、だから。------------------------------------------------------------風吹いて布団干せない弥生かな
2016年03月01日
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自著のショートショート集の校正をしている。文字の統一。すくなくとも同じ話の中で「僕」か「ぼく」、「私」か「わたし」などは統一するのは常識だ。こどもなら「ぼく」で、かたい話だと「私」かな。これらがめちゃくちゃだと、いかにも素人っくさい。あと、「言う」か「いう」、「行く」か「いく」、「共に」か「ともに」などなど。また、この漢字でいいんだっけ、と自信がないときはひらがなにする。こうしているときが一番充実している。本が売れるか売れないかは別の話。------------------------------------------------------------換気扇まわすとクシャミ出る季節
2016年02月29日
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日曜日は、読売新聞の日曜版に載っているクロスワードと数独をやってから、1日が始まる。数独とは、縦横3×3のマスが更に縦横3×3あり、3×3のなかに1~9が1つずつ入り、また、縦横9×9のどの列にも1~9が1つずつ入る、というもの。あらかじめ10数個の数字がちりばめられている。きょうは、まだ出来ない。なので、このへんで。じゃ。------------------------------------------------------------カラスらがカモメみたいに飛んでいる
2016年02月28日
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『いんぐりっちゅ』はシリーズ7か8まで出す予定。先行してやることがたくさんあるが、いまいち乗らない。採算がネックだ。赤字になってもいい、というのは、ボランティアかお役所仕事くらいのもんだ。ま、勤め人はだいたいそうか。こんなの売れるわけない、こんなやり方じゃ儲かるわけない、などとおもっても、自分を殺して、とにかく家と会社を往復する。そうすれば定期的に給料が入ってくる。会社が潰れなければ、だが。自分を殺して殺して、10年20年30年……と経つにつれ、疑問が持てなくなってくる。それは、ひとつの宗教を盲信するのに似ている。あの学会員の、疑うことを知らない純な瞳。自分は、ああはなれない。自分の本は必ずいつか売れるんだ、という絶対的確信は持てない。迷いっぱなしである。自分を騙しだましやっていくしかない。そういえば、あの世シリーズ99話のひとつに、こんなのがある。<あの世~太郎の場合> 鈴木太郎さんが、単身赴任先で過労死すると── 累々たる{屍}(しかばね)の{頂}(いただき)にいた。 全部自分の死体だった。自分が殺してきた自分だった。あれれ、なんの話だったっけ?------------------------------------------------------------座布団を天日に干してほっかほか
2016年02月27日
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テレビショッピングをたまに観る。セールストークがうまいなあ、とおもう。とくにジャパネットタカタ。観てるだけでもおもしろい。まるでショーだ。だんだん買いたい気分になってくる。このあいだはカシオの電子辞書をやっていた。通常5万円くらいのやつが29800円。というか、最初に39800円と言っておいて、それから、「タカタ30周年記念にて頑張りました。 いいですか、いいますよ。29800円! どうですか、テレビの前のみなさん」と来る。それだけ安くして利益が出るのかねえ、とおもう。たぶん、別売り付属品のブックカバーで儲けているのだろう。さりげなく、「こちら、ブックカバーをご用意いたしました。 黒と白。どちらも6980円(たぶん)となっております」と付け足しのように言う。視聴者は、あ、電子辞書が安いから、こっちもついでに買うか、という気になるだろう。昨年末は電波腕時計をやっていた。5万円くらいだったかな。電池交換不要。80年くらい持つそうだ。親・子・孫まで受け継いでください、っと言っていた。買っておけばよかったなあ。ちなみに、あたまのてっぺんから出すような独特の声の社長は、テレビショッピングのセールスからは引退して、今年から息子さんに任せるそうだ。------------------------------------------------------------寒いのにしゃく取り虫が庭にいた
2016年02月26日
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最近になって父は、補聴器をしていない時、わたしが話しかけた際、「えっ、えっ」と言いながら、野々村元議員のように、片耳に手を添えるようになった。両耳に添えることもある。知らず知らずのうちにテレビに影響されているのだろう。そのうち号泣するんじゃないかと、心配だ。------------------------------------------------------------春めいてそわそわ歩く野鳥かな
2016年02月25日
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2月20日、ここの日記にある万年低位株の会社が、株の売買単位を1000株から100株に近々変更する、と書いた件。よく説明資料を読んだら、なんと、株の発行数を1/10にするとあった。あはは。よくあるパターン。見栄だ。くどくなるが、詳しく説明しよう。たとえば、業績の悪い、株価が100円前後、売買単位が1000株、の会社があったとしよう。「ああ、株価が100円前後じゃみっともない、はずかしい」と、患部、もとへ、幹部連中が考える。そこで、売買単位を1000株から100株に変える、と同時に株の発行数を1:10の割合に変更、つまり、1/10にする。と、どうなるか。1株あたりの価値が10倍になり、単純に考えると、株価は10倍になる。つまり、100円前後だった株価が1000円前後になる。「どうだあ! すごいだろう! うちの会社の株は1000円だぞお!」って、自慢したいってわけ。(じっさいは、賢明な投資家が見放して、900円前後になるであろうが)。株の最低売買価格は今までと同じ10万円前後になる。(今まで:100円/株×1000株=10万円 変更後:1000円/株×100株=10万円)ここで、この会社が、株の発行数を1/10にした理由が、もっともらしくて笑える。「金融庁(たぶん)の指導で、株の最低売買金額は5~15万くらい(たぶん)が望ましい、から」だって。(あきれて読み返す気がしないので、うろ覚えで失礼)。あはは。命の次に大切なカネをかけてる投資家が、そんな幼稚な言い訳に騙されるわけねーだろ!さいきんこれとおなじことをしたのは、私の知る限りでは、建築関係に数社ある。(値嵩株の優良会社が、発行株数はそのままで、売買単位を1000株から100株にする、というなら分かる。投資家のためをおもってやっていることだ。)(それと、発行株数を減らしたら当然値動きは荒っぽくなる。 で、仕手すじにもてあそばれる、ということは言える)。このように、ぼう~っとしてると、世の中どんどん丸め込まれる。証券、保険、医療、出版、政治、……。私は体制側(丸め込む側)にいないので、これらの胡散臭いしくみを、今まで、ここの日記にいろいろ書いてきた。失敗談もからめて。これからも書く。体制側にいる人が読むと、アタマにくるだろう。あはは。------------------------------------------------------------根治したようだけど塗る 水虫薬
2016年02月24日
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父が「補聴器をつけっぱなしだと耳の衰えが早くなる」というので、つけずに、テレビを字幕設定して観ている。で、おもしろいことに気づいた。実際のセリフより字幕が早く出る番組があるのだ。録画番組やアニメ。土曜の夕方だと笑点とサザエさん。笑点メンバーがオチを言うより早く字幕が出る。最初はしらけたが、これはこれでおもしろい。オチを言う寸前の顔がいい。なんだ、たいしたオチを言うわけでもないのに得意顔して、とか、木久ちゃん、また歌いだすぞ、などと、先回りして楽しむことができる。ちなみにニュースはおそろしく遅く字幕が出てきて、次のニュースに進んでいるのに、じゃまくさく感じることもある。------------------------------------------------------------ピロリ薬 やっと飲み終え よかったな
2016年02月23日
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出版事情はむかしと今、隔世の感があるなあ。高校の頃、ガリ版印刷で同人誌みたいなのを作った。ホチキスでとめて。それから会社のコピー機を失敬して自家製文庫本を作成。これぜったいナイショ。そして、インターネットでごちょごちょやって、ブログ書いて、それらを元にして紙の本を出して。で、2年前に電子書籍を個人で出して。最近、クラウドを使って翻訳をお願いして。振り返ると、どうにか時代に乗っかって、しぶとく物書きに携わっているというか、こだわっているなあ。寿命が尽きるまで、やっていけたらいいなあ。本が売れるかどうかは別にして。ま、飢え死にしたくないので、売れることを信じて。なるべく出版社のやらないことをやって。------------------------------------------------------------ピロリ薬 飲むとお腹がゆるくなる
2016年02月22日
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お・も・て・な・し、じゃない。表書きだ。近所の知り合いの爺さまが1月8日に亡くなってた。父の2つ3つ上。班が違うので連絡が来ず、これから不祝儀袋を持ってうかがおうとして。父が、表書きを「御霊前」にするか「御仏前」にするかで迷った。四十九日前なら「御霊前」で後なら「御仏前」だ。四十九日は「御仏前」。ひょっとして葬式時に四十九日の法要も済ませたかもしれない、とかどうとかで、戸惑った。前にもここに書いたが、こんなことで迷うなんてバカらしい。生きている人が優先だ。生きている人のことで迷うならいいが、死んだ人のことであれこれ頭を使うのは、くっだらねえ~!とかなんとか、父に言ったら、父は、いや、こういうことはちゃんとしないと笑われる、とか、いろいろ言いだした。で、そのうち、父は、あ~あ、まったくこんなことで気を使うなんてバカらしいなあ、だって。けっきょく「御霊前」の袋を持って出かけた。帰ってきて、父は、行ったら四十九日の法要やってた、だって。これで、この界隈じゃ、父は男では最長老かな。1人くらいまだ上がいるかな。婆さまはゴロゴロいる。ほとんど寡婦だ。------------------------------------------------------------雨あがり路上でくねるミミズかな
2016年02月21日
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ある会社の実績をここ20年ほど追いかけている。ついこないだの決算説明資料。クリックすると、いきなりドカーンと、『主要諸元』の項目で、(あまり詳しく書くと社名が分かってしまうので、ぼかすが)、為替レートやら原油価格やら(ある物質の)地金価格やら市況やらの2014年度と2015年度の対比が載っている。まるで、「業績が悪化したのは外部要因のせいだ」と言わんばかり。こういう会社を、わたしは「胡散臭い会社」と呼びたい。こんな言い訳じみたことを載せて、株主がどう思うか、取締役の連中は考えられないのだろうか。素直に、「弊社または社長の不徳の致すところであります」と言えばいいのである。じっさい、事業部長や海外子会社の責任者の諸々の判断ミスによって損失が膨大な額になった。この会社は、責任の所在をうやむやにする伝統がある。株価はここ7,8年、100円前後、万年低位株と言っていい。そして、近々、売り出し株数の単位を1000株から100株に引き下げるそうだ。100円前後で100株だと、1万円ほどで買える。仕手筋にもてあそばれること、間違いなし!え、どうしてそんなに、この会社に興味を持つのかって?だって、むかし勤めていた会社だから。あはは------------------------------------------------------------休日によく来る布教のおばばさん
2016年02月20日
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新聞休刊日の前日。「きょうのはあしたの記事も載ってるから読みでがあるなあ」「え、二日分なのはテレビ・ラジオの番組欄だけだよ。 休刊日前だからって翌日の記事が載ってるわけないだろ」「なんだ、そうなのか」だって。------------------------------------------------------------鼻水を垂らしたままの老父かな
2016年02月19日
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次著『いんぐりっちゅ2』の翻訳者が決まった。前回同様Crowd Works で募集したら、短時間で複数の方に応募していただいた。ありがたい。案ずるより産むがやすし、だった。いろいろ考えて一人の方に決めた。他の方はそのうちお世話になるかもしれないので丁重にお断りした。みなさん優秀ですばらしい経歴の持ち主だ。この、クラウドっていう方式は今後ますます流行るのではないか。大企業に入ってくすぶっているよりいい。いろいろな都合に合わせて効率よく働ける。で、わたしのショートショートの和文・英訳文が両方掲載されている電子書籍。我ながら画期的であるとおもうが、続けようとおもえばどうしても採算を考えざるを得ない。200円で売って、トントンになるのに320冊くらい売れないといけない。この採算ってのがネックだ。だから、他の人はなかなかやらないだろう。翻訳者の方とのやりとりもけっこう神経を使う。わたしの不得意分野。表紙だが、わたしは時間とカネをかけない。シンプル・イズ・ベスト。一貫して、これ。前にも書いたが「表紙は読者を選ぶ」と言える。お、こいつ、本の内容で勝負してるな、とおもった人は買ってくれるだろう。単純な表紙だが、かえって目立つのではないか。木は森の中に隠せ、の逆の発想。似たり寄ったりの派手な表紙はそれらの中でうずもれてしまうが、地味な表紙はかえって映える、って感じ。ああ、新作も書かねば。短編あたりを。------------------------------------------------------------飛行機がのんびり飛んでいるお空
2016年02月18日
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風呂には蛍光灯が2本と電球が1個付いている。電球のほうが切れたので、父が近くのスーパーで替えを買ってきた。「高かったよ。こういうのしか無かった」みると、電球形蛍光ランプ(エコデンキュウ)。「白色(蛍光色)じゃなくて黄色い(電球色)やつだよ」「あ、そういえば2種類あったな」で、自転車で取り換えにいった。2分して戻ってきた。「どったの?」「使ってたの、ほんとに黄色いやつだったよな。点けて確認してみ」って、切れてるから買ってくるんだろ。確認しようがないっつーの。ところで、値段は591円。電球の4、5倍。箱の説明書きによると、『寿命:12000時間 電気代:1/5 発熱量:1/5 』だって。おなじ60Wでも電球より暗いような気がする。そして、だんだん明るくなっていくような気がする。とおもっていたら、箱の下のほうに、『周囲温度が低いときは、明るくなるまでの時間が長くなります。』とあった。------------------------------------------------------------通勤時 歩道の自転車 危ないな
2016年02月17日
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