投資逍遥

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2008/09/19
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カテゴリ: 読書
読後感を書いておきます。

この本は、昭和62年に発行されました。
つまり21年前になりますか、早いものです。

当時の著者の年齢は60歳を超えた位です。
この本は、ハラスと命名した飼い犬を亡くした後に書いた、ハラスと過ごした13年間の回想録です。
著者の場合、47歳で初めて犬を飼うという経験をされたとのこと。

なお、中野孝次の作品の読後感を書いた最近の日記は、 こちら です。

以下に、 【この本からの引用】 【上記の感想】 を書きます。




【この本からの引用】

「へっ、戦争中のことを忘れたのかよ。石油なんかいつ輸入されなくなるかもしれやしねえ。」

【上記の感想】

いきなりハラスとは関係ない会話の部分です。
これは、著者がある村人との会話で語った言葉です。
著者は1925年生まれなので、多感な10代後半で戦争を経験されています。

今の相場の話ですが、ここにきて原油価格の下落が続いています。
投機による価格上昇が何割だとか、色々と言われていますが、このまま原油価格が下落し続けると言う考えは、楽観的すぎるかもしれません。
ふと思ったので、書きとめておきました。




【この本からの引用】

獣医は仔犬を渡すときに血統書も一緒につけてよこしたが、あらためてそれを見るとなんでも大変な血統のようである。

【上記の感想】

私は犬を飼ったことがないので、血統書を見たことがありません。
そこで、調べてみました。


血統書は、正式には血統証明書というようです。




【この本からの引用】

小説家の近藤啓太郎さんは、かつてみずから「八溝犬舎」というのを経営していたくらいで、犬に関しては玄人といっていい男だが、あるときタクシーの中でわたしにこう言った。
「毎日犬の散歩をさせないようなやつは飼う資格がないよ。鎖で繋ぎっぱなしにしとくくらいなら、保健所にわたしてしまったほうがよっぽど犬のためなんだ。」

【上記の感想】

私も子供の頃、犬を飼いたいと思ったことがありますが、結局は散歩を毎日する自信がなく断念させられた記憶があります。
犬を飼うのは中々大変なことです。


中野孝次よりも5歳ほど年長の方でした。
以下に、ウィキペディアより引いておきます。


-----引用開始-----

近藤 啓太郎(こんどう けいたろう、1920年3月25日 - 2002年2月1日)は、作家。

三重県四日市市生まれ。東京美術学校日本画科卒業。戦後、千葉県鴨川で一年ほど漁業に従事する。その後鴨川中学校図工科教師となり、かたわら創作を行う。1952年、「遭難」を『早稲田文学』に発表してデビュー、1956年、「海人舟」で芥川賞受賞。第三の新人の一人に数えられ、阿川弘之、吉行淳之介、安岡章太郎らとは終生親しくつきあった。

----引用終了-----





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Last updated  2008/09/19 11:21:43 AM
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