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クラチェ~ ラオス コーン島?
アナタはラオスに入国できない
アナタはラオスに入国できない
アナタはラオスに入国できない
アナタはラオスに入国できない
アナタはラオスに入国できない
アナタはラオスに入国できない
・・・・・・・
ヤメテーーーッ!!
(`д´:)

そんなわけで7過ぎ頃起床。8時にあの女が部屋に迎えにきた。
「おはよう。良く眠れた?」 「いや、あんまり、、、」
どうなるかわからんがとにかく今日はラオスを目指すしかない。

無事ラオスに入れればラオスの一番南にあるメコン川の中州の島
コーン島に向かう予定。ホテルの前で待ってると果てしなくボロい
バンがやってきた。乗り込む前にバイタクの女が握手を求めてきたので
仕方なく握手する。そしてドアを閉める。
「グッドラック、でもアナタはラオスに入 キャーーッ!!
もうヤメテ!!
バンは走り出してすぐに欧米人のオジサンとその後に欧米人の青年二人を
ピックアップした。聞くとオジサンと俺は行き先が同じで二人組みは
別の場所に行くらしい。まあ、俺から聞いたんじゃなくてオジサンが
皆に聞いてたんだけど、、、町のバスターミナル着くと二人は別の
トラックに乗せられた。
「あれで4時間ドライブだってよ」
とオジサンが大笑いしてた。待たされてる間することもないので
バンの中で水を飲もうとしたが何故か少し飲んだはずなのに満タンに
入っていたので気持ち悪いんで飲むのを止めて座席の前に置いといた。
しばらくするとオジサンも車に戻り出発。さっきの水を指してオジサンが
「これ、君の水かい?」
と聞いてきたので 「たぶん僕のじゃない」
と応えた直後に自分の水が膝のポケットに入っているのに気がついた。
あー、そういうことだったのか、、、蓋を開けてしまったけどオジサンは
気にせず飲んでいたので良かった。ゴメンなさい、、、
車中でオジサンから質問責めにあったけど話しが盛り上がって英語に付いて
いけなかったら困るので俺からは話しを振らなかった。
しかしながらお決まりの
「休みはどのくらいだ?」とか「ラオスにはどれくらいいるんだ」
とか質問されたので「休みは10日でラオスには2日しかいない」と応えたらやはり
「ジャパニーズの休みは短い、直ぐ移動する」と言われてしまった。海外旅行に出ると
この質問が一番嫌だ。バカンスが1ヶ月近くあるドイツやフランスなんかに
比べると確かに短いけどこれでも頑張ったほうだ。
しかしながらラオスには2日どころか入国できるかどうかもわからない、、、
2時間くらい走ったところで途中のストゥントゥレンという町でしばらく休憩になった。
朝飯がまだだったのでリバーサイドゲストハウスと言う所の食堂で飯にする。
チーズバーガーを頼んだらスゲー美味かった。ラオスに入れなかったら
またここで食べよう。
結局一時間くらい休憩して車を乗り換えて出発。ここからシンガポール人の
親子三人組と現地人の女性二人が乗ってきた。国境が近づくにつれて
楽しく会話の弾む車内で俺だけ緊張がMAXに近づく。
昼過ぎにカンボジア側のイミグレーションに到着。
「これがイミグレーションか?www」
とオジサンが大笑いしてた。確かに掘立小屋で国境と言うよりキャンプ場に
来たような感じ。そしてカンボジアビザにUSEDのスタンプが押される。
ここでシンガポール人親子の高校生くらいの息子がパスポートチェックの
様子を一生懸命ビデオカメラで撮影してて思いっきり怒られていた。
まあ、そりゃそうだろう、、、
再び車に乗り500mくらい先にあるラオス側のイミグレーションで降りる。
緊張がMAXを超える。

皆で入国カードを書いてパスポートを差し出す。この場で俺だけ
入国できなかったらこの皆の空気はどんな感じになるだろう、、、
現地人、シンガポール人、そしていよいよ俺の番。
係員が少し止まったように感じる。
「オー!ジャパニーズ。コンニチワ~」
え?
いいの?
早くスタンプ押しなさいよ!
さあ早くッ!
早くッ!
押すんだ!
ドスン!!
YEEEEES!!!涙
グッバイ、カンボ!そして無事ラオス入国。
あばれはっちゃく男泣き!
皆に気が付かれない様に小さくガッツポーズ。
しかしオジサンはまだらしいので待つ。
んもぉ~遅いな~
オジサンも早く入国しなよ~~~
置いてっちゃうよ~~~








