Life is Unpredictable

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仕事で嫌な事をあげたらキリがないが、今日「やっぱり信じられない！」と思った事があったので、書くことにした。

カナダの他の職場は分からないが、Cancer Agency にもClinicにも共通する事がある。

それは「みんなすぐに病気で仕事を休む」ということだ。

世の中そんなに病人が繁殖してるのか！？というくらい、みんな病気になる。

これは職場が病院だからなのかは分からないが、
「病気＝仕事に来るべきじゃない」と考え方が強く、
「今日は具合が悪いので休みます」と言えば、誰からも文句を言われずに休む事ができる。

「そんなに（仕事を休むくらい）悪いの？」とか
絶対ありえない。

なので、人が休むのも理由が「病気」（仮病でもね）なら、残された人がどんなに大変な目に遭おうとも、仕方の無い事なのだ。
それに対して文句を言う人は誰一人いない。

話は昨日の仕事の終わりがけに遡る。

Cancer Agencyでは、次の日にどれだけの患者さんが「抗がん剤治療」の予約に入ってるかによって、ある程度次の日の仕事の量を推測することができる。
なので、昨日の時点で今日がものすごく忙しくなる事は予想されていた。
特に抗がん剤を調合するシフトは忙しくなるのだ。
そのシフトに次の日入っていた私は「可哀想に・・・」と同情された。
一緒にシフトに入っていたPさんとは「明日頑張ろうね」と確認し合って帰宅した。
家に帰って旦那に「明日はすごく忙しくなるから」と言って、仕事に備えて早く寝たぐらいだ。

なのに！
仕事を休みやがった！

「具合が悪いから」だと。

昨日はあんなに元気だったじゃん！

そして残された私は・・・
まさに地獄だった。

調合する人が足りない
　　↓

　　↓
それでも薬が患者さんの予約の時間に合わせて準備できない
　　↓
ナースたちはご立腹
　　↓
患者さんたちもご立腹
　　↓
他のエリアを担当してたTechnicianたちが調合の手伝いに来させられる
　　↓
みんな自分のエリアの仕事が遅れる
　　↓
なのでみんな機嫌が悪い！

という最悪の状況だったのだ。

でも仕方ないんだよね～。
病気だったんだから。

でもみんなが頻繁に「病気」を理由に休む背景には、
これまたUnionがからんでいる。

私達のUnionでは、フルタイム又はパートタイムの人達には病気で休んでも給料が支払われるシステムが取られている。
一年間に何日間だけ（詳しい日数は忘れた）という上限はあるのだが、その上限以内であれば、何日休んでも給料が支払われるのだ。
つまり、 「休まなきゃ損」 なのだ。

注：私達は月給ではなく時給で払われている。

ああ、Unionよ！
労働者を怠惰にさせるシステムよ！

もうちょっと「一緒に働いてる人の事も考える」という行為を教えてやりたい！

でもこれを読んでるみなさん、きっと私だって有給で病欠できるからいいじゃないなんて思ってるでしょ？

フフフ、世の中そんなに甘くないんですよ。

私は「フルタイム」ステイタスでも「パートタイム」ステイタスでもない、「カジュアル」というステイタスで働いているので、有給病欠はできないんですよ。
なんじゃ、そりゃ？と思うでしょうが、そういうシステムなのです。

じゃあ「フルタイム」や「パートタイム」のステイタスを貰うにはどうすればいいか？
私の日記をよく読んでくださる方にはもうお分かりですね。

シニョリティーを上げるしかないのです。

う～、シニョリティー・・・・もうみなさんこの言葉聞き飽きたでしょ？
私もウンザリです。

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