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昨日、久々に私一人だけが会社に来ていた。本当は全員休みなんけど、午後から高校の同窓会の総会出席の予定もあったので家でゴロゴロしているよりはましだろうと、仕事をしていたのです。そこへ、1本の電話。「今、太陽光発電の設置をしているんだけど、そのお宅の屋根材が輸入のアスファルト・シングル葺きなので、ホームセンターなどでは材料がない。もしあったら、すぐ売って欲しい」というものでした。うちは輸入住宅ビルダーなので、売るほどあるんですが、こういう一見さんからの急な問い合わせは珍しい。何でもNETで検索したら、うちの会社が出てきたそうな。ホームメイドのHPやブログは、相当マニアックな内容ですからマニアックな建材の検索なら、上位に表示されますからね。勿論、1ケースだけなんてことは初めてですから、値段を調べたり在庫がどこにあるかを倉庫で確認したり、結構大変な騒ぎとなりました。でも、在庫の現物を確認してもらい、色も大丈夫ということでしたので1ケースお渡ししました。もし連絡があと1時間遅かったら私も外出してしまい、きっと路頭に迷うことだったでしょうねぇ。ましてや、カラーベストを代わりに施工したら、クレームになるでしょうし・・・。それにしても、ホームメイドには何でもあるなぁ(笑)
2012年08月27日
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赤毛のアンの家で有名なグリーンゲーブルス(Green Gables)意味としては、緑の三角屋根(切妻屋根)ということなんでしょうが、ゲーブルは三角の妻壁部分を指しています。日本では、寄棟や入母屋屋根が古い高級住宅のステータスだったようですが、北米でも切妻屋根はカジュアルな住宅であるようです。つまり、赤毛のアンの暮らしぶりも、この切妻屋根に暗示されているように庶民的な生活なんだろうということを読者に感じさせているんでしょうね。こんなことを分かって本を読む人は、相当欧米の暮らしに精通している人かも知れません。そんな庶民的な切妻屋根ですが、少しでもおしゃれにしたいというのは人情です。そこで、妻壁に写真のような飾りを付けることが北米の家で見受けられます。多くは、ポリウレタンを成型したものなんですが、私たちがお願いしているカナダの階段メーカーでは、木製の妻飾りも作っています。こうして屋根の先の方に付けると、壁から距離が出ますので日光が当たると妻飾りの陰影が壁に映っていい感じですよね。実は、この妻飾りはいくつかのパーツを組み合わせて作られています。何故なら、全てが一体だと屋根の角度が違う場合それに合せてオーダーで作ってもらわなければいけません。それでは、効率が悪いですから、どんな角度の屋根でも対応出来るように部品を分割して角度調整を行っているという訳です。因みに、写真のものは、5つの部品から成り立っています。この他にもいろんなデザインがありますから、遊んでみるのもいいですよね。但し、それだけ多くの製造メーカーをビルダーさんが知っているかにも依りますが・・・。そうそう、今月末にグリーンゲーブルスのあるプリンスエドワード島に建材視察ツアーで行ってきます。また、ツアーの様子はブログにて。
2012年05月13日
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赤レンガの外壁で出来たJR東京駅の丸の内駅舎がほぼ完成した。まだ、足場の残るところもあるみたいだけど、100年経ってもその美しさは変わらないですね。私たち ホームメイドが建てるレンガ積みの輸入住宅もこんなふうに多くの人たちに愛されるような建物になるといいですね。レンガって、本当に古さを感じさせないし、この重厚感はどんな外壁材でも到底出すことは難しいと思います。勿論、施工の手間は大変ですが、手間が掛かる分だけ、長くそして美しく、後世にも残る存在になるんだと思います。あと、東京駅の屋根も天然スレートを使っているんです。そう、私たちが建てた愛知県大口町のレンガ積みの家、B邸と同じです。天然の石を薄く剥いで板状にしたものですから、色落ちや塗り替え、張り替えなども一切必要ありません。如何に長い耐久性を維持するかを考えれば、こういう素材に行き着くことは間違いありません。大人のブリティッシュトラッド ~大口町 B邸~
2012年04月03日
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街でよく見かけるカラーベスト・コロニアル葺きの屋根。コンクリートの薄い板に塗装した屋根材ですが、未だにこうした塗装屋根が日本では多く使われています。欧米でこうした屋根材を使うということはありませんが、これも日本のフェイク文化なんでしょうねぇ。欧米の教会や歴史的な建物には、粘板岩を薄く剥いだ天然スレートの屋根が使われています。本物の石ですから何もしないでも耐久年数は120年以上と言われる素材です。確かにカラーベスト・コロニアルに代表されるスレート瓦は形こそ天然スレートに似せて作られていますが、表面が塗装ですから10年程度で塗り替えが必要となります。塗り替えしないと、主材であるコンクリートに雨が染みこんで中がボロボロになり割れてしまいます。安かろう悪かろうですから仕方ないですが、これでは日本の住宅文化がよくなるはずはありません。とは言え、定期的な塗装のメンテナンスをすれば、60年は持つとされていますから、塗り替えする訳ですがこの写真のようでは意味がありません。屋根の黒い部分の色からすると、まだ塗ってからそれ程時間が経ってはいないでしょう。せいぜい数年です。でも、土が載っているように見えるグレーっぽい部分は、実は塗装が剥げてきている状態です。この剥がれは次第に広がっていきますが、直すことは出来ません。塗り直す前に、表面の汚れを十分に洗浄すべきだったのですがいい加減にやったか、洗浄しなかったかで、塗装が徐々に浮いてきてしまっているのです。外壁の塗装も何か変ですが、どうしてかは不明です。寒い冬の早朝だったせいでしょうか?何故長細いラインが出来ているのでしょうか。不可解な日本の住宅産業の問題が、こんなところからも見て取れますね。
2012年02月06日
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母校 昭和高校クラブハウスの大規模改修工事を進めていますが、ようやく屋根の施工までたどり着きました。古いクラブハウスは、庇があまりなかったので、雨の際に人が入る時には少し濡れたりしましたが今回は下屋柱を立てて、ルーフポーチを大きく取りましたから生徒さんたちは随分楽になると思います。また、その分屋根も大きく見えますから、なかなかカッコイイんじゃないでしょうか。この屋根は、シート状になったアスファルトの中にグラスファイバーの繊維が練りこんであって、柔軟性がありながら強度も確保しているという優れものです。また、表面のグレーっぽい色は天然の細かな石の色なので、塗料のように色褪せしません。メーカーの色褪せ保証も30年ありますから、国産のスレート屋根材のように10年で塗り直しなんてことも必要ないんです。たまに工事の様子を生徒さんたちが覗いていきますが、あのボロかった建物がこんなに綺麗になっていくと興味が出てくるんでしょうねぇ。あとは、外壁に杉板を張って、部屋の間仕切り壁を作れば、ほぼ完成です。最後の仕上げは、ここを使用する生徒さん全員で外壁にカナダのパラペイントを塗ってもらいます。真っ白なクラブハウスになりますから、乞うご期待。
2011年05月29日
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皆さん、石の板で出来た屋根材をご覧になったことはありますか?こちらは、愛知県丹羽郡大口町のB邸で施工した天然スレートの屋根をアップで撮影したものです。縄文時代の黒曜石の矢じりのように削られた石の板は、全てデザインが異なります。そりゃそうですよね、天然石ですもん(笑)この石は、遠くフランスの地下深く、何億年も前の地層から掘り出されたものを薄く剥いだものなんです。欧米では、古くから使われていて、ルーブル美術館やモンサンミッシェル修道院、各地のお城や教会建築などで見ることが出来ます。その耐久性は、120年ともそれ以上とも言われています。ですから、コンクリートに防水塗装しただけの日本のスレート瓦とは、全くの別物です。だって、スレート瓦は、おおよそ10年程度で塗り直しが必要ですが、天然スレートは半永久的にそのままで大丈夫なんですから。天然スレートの屋根でも、写真のように雪止めも施工出来ますし、隙間なく敷き詰めれば雨漏りなども起こりにくいのです。また、天然スレートには鉄分を多く含むものもあり、時が経つとそれが屋根の表面に浮いてきて、褐色に変わってくるものもあるようです。その様子も天然故の趣きが感じられるのでしょうねぇ。価格は、スレート瓦の4倍程度しますが、一生塗り替えが必要ないとなれば、イニシャルコストもそれ程ではないかも知れません。皆さんの家も、こうした美しい天然スレート屋根を採用しては如何でしょうか。こういうのが、本当の贅沢かも知れませんよ。大人のブリティッシュトラッド ~大口町 B邸~http://www.homemade-co.com/ie/works/work7.html
2011年01月18日
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週末は、守山区C邸のオープンハウスでたくさんのお客さんに来て頂きました。有難うございました。今回のおうちも、相当インパクトのあるデザインでしたのでご覧頂いた方は、ラッキーだったかも知れません。さて、今日は、あいにくの雨模様ですが、先週はまずまずの天気でしたので、古いカラーベスト屋根材の撤去と新しいアスファルトシングル屋根材の施工が順調に進みました。その模様を少しご紹介しましょう。屋根は、家の形に合わせて、いろいろな方向を向いています。違う方向を向いた屋根同士がぶつかり合う場所に谷や寄棟というジョイント・ラインが生まれます。そこは、通常雨仕舞の弱点になりますので、Flashingと呼ばれる防水鈑金を施工します。この写真の場合、谷となったところにカラーステンレスという焼付け塗装されたステンレスの板材を下地に入れています。古い屋根の時には、この部分がカラー鉄板という焼付け塗装された鉄板で鈑金処理されていたので、随分錆びてしまっていて今回それを利用することが出来ませんでした。6年前に屋根を再塗装したということですが、その鉄板には塗装が塗り直しされた形跡もありません。そこで今回、屋根屋さんとも相談して、将来に不安のないステンレスを使うことにしたのです。勿論、費用は余分に掛かりますが、これは私たち施工者側の良心でやることですので、お客さんからは追加を頂かないつもりです。このFlashingに対して、(1)十分に屋根材が被っていること、(2)Flashingと屋根材とが接する部分にアスファルトコーキングと呼ばれる防水接着剤がちゃんと入っていること、この2点が屋根の弱点をカバーする最大のポイントとなります。カラーベストにしろ、30年保証のアスファルトシングルにしろ、屋根材自体よりもこうした下地処理材(Flashingや防水シート)が雨漏りを防ぐ最大の防御策なのです。それにしても、私のブログはマニアックですから、こんなのを素人の人が読んだら、普通の建築屋では太刀打ち出来ないお客さんになってしまうでしょうね(笑)
2010年04月12日
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ホームメイドでは、屋根材に北米のアスファルト・シングルというものを使っています。これは、主材のアスファルトの中にグラスファイバーが練り込んであって、軽くて柔軟性に富んでいます。また、表面の色は、天然石の粒で出しているので、国産の塗装した屋根材と違い、色落ちがありません。また、その保証期間は30年もあるのです。ただ、この屋根材は柔らかいが故に、従来のものでは屋根の外部通気を取るのには難しいものがありました。それを解決したのが、高密度ポリプロピレンをクシャクシャの網のようにしてシート状にしたこの材料です。これによって、屋根裏を部屋として利用した場合に屋根からの熱を遮断することが可能となって、断熱材と一体となった屋根の二重断熱を実現しています。また、この下に敷いてある白いシートは、空気を通すが分子の大きな水は通さないという特殊な防水シートなんです。ですから、室内の湿気が屋根合板を抜けてきても、それをこの外部通気層で放出することが可能となりました。他の住宅メーカーは、屋根合板の上に直接アスファルトで出来た防水シート(アスファルトルーフィング)を張っているので、防水シートと屋根合板との間で結露を起してしまい、合板が水分で劣化するという問題を解決できていないのが現状です。勿論、ホームメイドでは、屋根に吸放湿性のあるセルロース断熱材を使用しているので、そこで湿気を吸着させて屋根内部の通気層から放出するという工法も取っていますので、この外断熱工法を採用しなくても屋根合板を傷めることはありません。よって、屋根裏を利用しないおうちでは、予算を抑える為にも外断熱までやる必要はないと思っています。高耐久は、自然の摂理と妥協を許さない工夫や施工によって成り立つのです。高い買い物である家づくりにローコスト主義を持ち込むなんてナンセンスだと思いませんか。当然、高品質とローコストが両立しないのもお分かりですよね。
2010年03月25日
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通常屋根裏を断熱する際には、屋根垂木(たるき)と言われる屋根の下地材の間に内側から断熱材を入れる。その場合注意しなければいけないのが、室内の湿気を逃がす為の通気層の確保です。それを怠ると、屋根裏の結露が生じることは、以前、下記ブログでも書かせて頂きました。屋根裏部屋の結露対策(ブログ):http://plaza.rakuten.co.jp/shizai/diary/200709010000/でも、室内の湿気は、野地板合板を通過して屋根材の裏側に到達するものもあるのです。その際、屋根材の裏側にはアスファルト・ルーフィングという防湿シートがありますので湿気はそこでストップしてしまい、野地板合板が濡れた状態になってやがては腐ってくる恐れさえ存在するのです。壁にやるなら、屋根にもね(ブログ):http://plaza.rakuten.co.jp/shizai/diary/200909290000/そこで、私たちは写真のような材料を使って、屋根材の裏側(下側)に通気層を設けることを始めました。こうした通気層があれば、太陽光で熱せられた屋根材の温度を野地板や中断熱に伝えないので、断熱効果が飛躍的にアップするばかりか、湿気も棟から放出させることが可能です。面倒な施工かも知れませんが、素晴らしいことはどんどんやっていきたいものですね。
2009年10月29日
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今日も名古屋は、秋らしく爽やかな快晴の天気。どこのご家庭も、家でくつろいだり、行楽に出掛けたりしているんでしょうね。私といえば、相変わらず会社で仕事。・・・・トホホただ、気になることがひとつあります。それは、台風18号。今は、遠く太平洋上をゆっくり西に動いていますがどうやらこの日本にも近づいてくる公算があるようです。私が気にしているのは、その勢力や風速。現在、中心気圧が915hPa。そして、最大瞬間風速は、秒速75m。この時点で、既に伊勢湾台風をもしのぐ勢いですが、更に勢力を増すことになれば、日本に大きな被害が出るのは必至です。それは、現在の住宅が、このような台風を想定して造られていないからなのです。一般的に屋根材は、秒速35m~45mを基準風速として造られていますので、秒速75mという数字には全く対処出来ないというのが現実です。勿論、この風速は瞬間値ですから、実際には小さな数字になると思います。また、10%程度のスペックオーバーを通常製品は想定して造られています。それでも規格基準を大きく超えてくることが、今回は懸念されます。また、屋根だけでなく、サッシや外壁なども同様の基準値で考えられているでしょうから、雨漏り程度で済めばまだましかも知れないですね。私たちが手掛けている輸入住宅も例外ではありません。同程度の基準に基づいて部材が造られていますので、こんな台風が直撃したら、対処の仕様がないのが現実です。以前、私の知り合いからフロリダ向けにハリケーン用の強固なサッシが北米には存在しているという話を聞いたことがありますが、今後はそういうサッシを標準的に採用しなければいけない時代が来るかも知れません。地球温暖化がこうした問題を引き起こしていると思いますが早く解決に動き出さないと、結局しっぺ返しを食らうのは私たち人間だということです。やっぱり、人間は自然には勝てません。いずれにしても、台風が過ぎた後に、しっかりした復旧対応を住宅メーカー、工務店にお願いしたいものです。私たちは、その為に存在しているのですから。
2009年10月04日
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日本の屋根で一般的なのは瓦ですが、重くて地震の揺れに対して不利であるという理由で、そのシェアをコンクリートを主材とした屋根材(スレート瓦)に奪われつつある。最近は、耐震瓦というものも生まれてきているのだがずれにくいというだけで、重いことには変わりがない。でも、瓦のいいところは、コンクリート瓦より長持ちするということ。表面に使われているのは、ガラス質の釉薬だから劣化が遅い。だから、20~25年は持つと言われています。ただ、塗り替えができないので寿命が来たら全部載せ替えることになるのが大変だ。その点、カラーベスト等のスレート瓦は表面の塗装の塗り替えをすれば、60年は持つというのだが、その頻度が約10年。そう、新築してから10年で塗り替えが必要になる。その際、足場も必要となるので、外壁の塗り替えも一緒にやれば合理的ということで、その出費は約100~150万円。ガリバリウム等の金属屋根材の耐用年数も、20年。(また、ウレタン断熱ボードを下地に敷かないような安価な施工だと、金属は雨音や熱が気になるんだなぁ。)住宅ローンがまだまだ残っているから結構大変だよね。そこで私たちが使っているのが、この輸入のアスファルトシングルという屋根材。写真を見ると、薄いものが何枚も重ねて貼ってあるのが分かります。また、表面は何かブツブツしているのが分かりますか?この屋根材は、アスファルトの中にグラスファイバーが練り込んだ状態で板状にしてあるのですが、その表面には天然の細かな石をまぶして色を付けてあります。まだらな色の石ですから、屋根にもアクセントがあると思いませんか?天然の石ですから、塗料と違って色落ちしない。また、屋根材自体の耐久性も30~40年。太陽の熱で、アスファルトの接着剤が溶けるので防水性も上がるという優れもの。だから、台風にも強いんですよ。勿論、薄い板状ですから重量も軽い。(と言っても、瓦より軽いというだけで、結構な重量があるので、現場へ搬入するのに一汗かきます)屋根のメンテナンスは、住宅ローンが終わって余裕が出来てからにしたいもんですよね。そうそう、この屋根材は寿命が来たら、載せ替えになるのですが、予算がない場合には最悪上から重ね貼りも出来るのです。厚みが出てしまうので、あまり納まりはよくないですが、はがす手間や処分費が抑えられます。まあ、アスファルトですから、紙をはがすみたいにペロ~ンと簡単にはがれますが・・・。新築する時は、見た目と価格を重視しますのでメンテナンスの必要性を忘れてしまいがちです。将来計画も、よ~く考えましょうね。
2008年09月02日
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日本で雨どいと言えば塩化ビニール製の丸いものが一般的。でも、北米では全ての家が、四角いアルミ製。塩化ビニール製は、20年もしないうちに可塑剤が抜けて劣化する。だから、手入れをしない家は、割れて雨が漏れてくる。さして、生活には支障がないということから、放っておかれるケースも多くみられるが、家自体もみすぼらしく見える。だから、せっかくの住まいの愛着が消えて、建て替えを余儀なくされているのが、日本の住宅事情だと思う。私たちが採用しているアルミの樋は、材質自体がアルミであるばかりか、表面に焼付け塗装を施してあるので何十年も劣化することがない。また、一番長さのある軒先の樋は、シームレス。つまり、つなぎ目のない一体成型。途中でつないでいないから、水が漏れることがなく接続部分から劣化が始まるという恐れもない。雨どいが付く位置は、手の届かない高さなのでこうしたところにも私たちはこだわりたい。
2008年03月14日
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北米では、非常に一般的な屋根材と言えるアスファルト・シングル。日本のシングル屋根材は、10年と持たないと言われていますが輸入のアスファルト・シングルは、30年以上の耐久性が保証されています。だから、日本のカラーベストといったスレート瓦のように10年毎に塗り替える必要がない。それだけで、何十万円ものメンテナンス費用が必要なくなるんです。その訳は、耐候性アスファルトの中にグラスファイバーが練りこんであることや、屋根の色を出す為に天然の石が表面に貼られているからなんですね。だから、強度もあって、色落ちしない屋根になるのです。また、厚さもないので、家への重量負担も少なく家の耐震性に寄与するといったことも特徴です。勿論、風速112kmに耐え、Aクラスの防火認定も受けているので台風や火事に対しても安心した性能を発揮します。アスファルト・シングルは、1枚1枚に微妙な色のグラデーションが付けられています。だから、家に表情を与え、デザインを引き立たせてくれるアイテムにもなります。下記写真が、その施工イメージですが、同じデザインの家でもこれだけ表情が変わります。勿論、どちらもおしゃれに仕上がっていると思いませんか?色も豊富で施工も簡単ですから、新築ばかりでなく、リフォームで家のイメージアップやメンテナンス費用の軽減を図ってみてはいかがでしょうか?
2007年10月11日
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