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朝一番に大府市へ行って、ピフィスター(Pfister)社製キッチン水栓のカートリッジバルブを交換してきました。写真は外してきた不具合バルブですが、見た目としては特に問題はなさそうです。でも、僅かな水漏れは目視では分からない程のゆがみや隙間、損傷が原因ですから、いくらきれいな部品でも交換せざるを得ません。水栓金具を分解しないと、このカートリッジバルブという部品は中から出てきませんが、錆や汚れといったものが付着していますので、なかなか取付けナットが外れてくれません。そういう時の為にいくつか特殊な工具や材料を用意している訳ですが、武器を持たない一般のお客様では交換作業をするのは相当大変かも知れません。ワンレバーの輸入のキッチン水栓には、こうした形状のバルブを内蔵しているのですが、メーカーや製造時期が異なると例え似ていてもバルブ自体に全く互換性がありません。今回も、この水栓金具にだけ適合する止水バルブをわざわざアメリカから調達して取り替えました。カートリッジバルブは半永久的とは言われていますが、道路の水道管の工事によって細かな砂粒が水道内に入り込んだりして、それがバルブに噛んでしまうこともしばしばです。そういう点で、輸入の止水バルブも10~15年くらいでは交換すべき部品のような気がします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年02月28日
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こちらは、最近アメリカでもメジャーになってきたピフィスター(Pfister)社のキッチン用水栓金具。MoenやDelta、Kohlerといった有名どころと比べて少しお値打ちな感じなのに、デザインや機能はなかなかいいものを持っています。こちらのキッチン水栓も私共のお客様のおうちに付けさせて頂いたのですが、最近蛇口の吐水口から水やお湯がポタポタと落ちてくるという状況になってきたそうです。他からの水漏れがないようですので、内蔵されている止水パッキンのカートリッジバルブに不具合が起きているものと思われます。国産のゴムパッキンとは違い、指1本で軽く閉めるだけで水が流れるのがピタッと止まるのがカートリッジバルブなんですが、道路の工事等の際に混じった小さな砂などが噛んでしまうと、バルブが欠けて漏れるようになります。また、国産の古い水栓と同じ感覚で、ギュッとレバーを締め過ぎてしまうとバルブが割れて水漏れを起すということもあるようです。単純にカートリッジバルブだけを交換してやれば、殆どのケースで不具合は解消するので問題はないのですが、環境や使い方次第でその寿命が左右されるところは今も昔も変わりません。こんなにオシャレに進化しても、構造的には全く変わっていないのが住宅設備です。逆に吐水の切り換えスイッチが付いたり、浄水機能が付いたり、シャワーホースが延びるといった機能が付いたりした現代の水栓は、破損する箇所も増えていると言えますから、注意して使って下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年02月14日
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お近くのお客様から輸入の洗面水栓の吐水口から水がポタポタ落ちてくるので、修理したいという相談を頂きました。美しいポリッシュド・ブラス(金色)の水栓金具で、レバー部分と吐水部分がそれぞれ独立した、ちょっと高級な仕様の製品です。輸入水栓が水漏れした場合、止水バルブである内蔵されたカートリッジバルブを交換してあげれば、元通り直ってしまうのですが、メーカー名も品名・品番も何も分からないのです。カートリッジバルブは、水栓によって異なりますから、適当に海外から調達しても取り付けることは出来ません。ですから、大変惜しいのですが、この水栓金具は違う新しいものと交換せざるを得ないのです。ゴールド色のクラシックな水栓金具は、アメリカではマイナーな製品になりつつありますが、一部のメーカーではまだ作り続けているところもあります。勿論、ご希望であれば全く違う色やデザインのものをご提案もしますが、新築時に思い入れがおありのお客様であれば、同じ雰囲気のものを調達して欲しいという方が多いかも知れません。ただ、取付け用のナットや水栓の配管は、インチで作られていますから、日本のものを知らずに接続したりすると配管から水漏れが発生しますので、輸入水栓に慣れた水道屋さんにお願いすべきです。安い・早い・近いを優先したいのは人情ですが、それだけ思い入れのある輸入住宅であれば、仕事がちゃんとした専門業者を見付けて下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年01月17日
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最近は、照明器具のオン・オフやガレージドアの開閉といったことにもWifiでコントロールするなんてことが出来るようになってきました。特に北米ではそういったことがある意味ステータスにもなってきています。今回ご紹介するのは、カナダ モエン(Moen)社の水道管理システム「スマート・ウォーター・シャットオフ」。写真の製品がそれなんですが、これを道路から引き込んだ直後のメインの水道管の途中に入れ込みます。この製品はWifiに接続することが可能で、それによってスマホやPC、グーグルアシスタントやアマゾン・エコーなどによって操作が出来ます。この製品は、通常の水道の使用状況を把握し、水道の圧力が異常に高くなったり凍結したり僅かな水漏れが発生したりするとアラートをスマホに伝え、自動的に水道を閉じてしまいます。勿論、各種ディバイスから手動で開閉をコントロールすることも可能ですから、長期外出するといった時に出掛けた先から水道管の開閉をすることも可能です。まあ、あまり日本ではないとは思いますが、外部から水を盗むといったことにも反応してくれるそうですから、頼もしい限りです。まだ日本ではこうした製品は作られていないかも知れませんが、世界はどんどん変わってきているんですね。こうした製品を皆さんのおうちに導入することも可能ですが、水道管の太さに違いがありますから、接続には輸入のものに慣れた水道屋さんに依頼したいものです。(アプリも英語ですから、語学勉強もして下さいね)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年10月26日
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本日、アメリカンスタンダード(American Standard)社製洗面水栓のメンテナンスに伺いました。レバーを回してお湯を止めても、ポタポタと蛇口から水滴が落ちてくるということで、アメリカから純正の止水バルブを取り寄せました。幸い建築時期と水栓の品番の記録がありましたので、写真で水栓の形状を確認しながら、適合するバルブ(止水パッキン材)を特定することが出来ました。お客様は当初地元の水道屋さんにお願いしたそうですが、輸入品は手に負えないとのことで断られたとのこと。そこで、私が交換部品を持ってお邪魔してきたのですが、バルブのネジが錆び付いて、固くて全く動きません。そこで、ご主人様と協力して、バルブのネジをようやく回すことが出来ました。15年もずっとそのままですから、そりゃ取付け部分も固着しちゃいますよね。ここで無理に回したりすると、下の水道配管の方を傷めてしまいますから、作業には慎重さと注意が必要です。これで水道管も水漏れしたなんてことは、洒落になりませんからね。今回不具合があったのはお湯側の方だけでしたが、正常な水の方も経年劣化してきていましたから、両方同時に交換しました。これでまた10年程度は問題なくお使い頂けると思いますが、半永久的な輸入の止水バルブでも長年の使用で不具合が起きますから、定期的に交換することをお勧めします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年10月16日
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今日記事でご紹介させて頂くのは、スコールのような体全体に降り注ぐシャワーとアロマ・オイルでリラックスさせてくれるシャワー水栓です。これは、モエン(Moen)社が最近販売を始めたリラクゼーション・シャワーで上からのお湯が大量に落ちてくるというスグレモノ。赤く見えるのがアロマ・エッセンス・オイルの入ったカートリッジで、これを交換することでシャワーと共にいろいろな香りが楽しめます。また、カートリッジが付いた部分のシャワーは、マグネットで装着されていますから、取り外してハンド・シャワーとしても使えますし、目を瞑っていても磁力によって簡単に元の場所へ戻すことも可能です。また、レバーの切り換えによって、マッサージ・シャワーやリンス・シャワーといった複数の吐水に変えることも可能です。こういう大型のシャワー水栓って、日本のユニットバスは元より高級ホテルでも見掛けることはありませんから、贅沢ですよね。輸入住宅好きの皆さん、北米のリラクゼーション・シャワーをご自宅に導入してみては如何でしょうか?輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年08月19日
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昨日、静岡県浜松市のお客様の処にお邪魔して、洗面の水栓金具を交換してきました。写真は、先日アメリカから取り寄せたキングストン・ブラスの水栓を取り付けた様子です。新型コロナの問題で、随分苦労して取り寄せた製品でしたが、こうやって取付け出来たことは何よりでした。お客様は、壊れて数か月間洗面のお湯や水が使えなかったという状態だったということでしたから、手も洗えなかったので嬉しいと言って頂けました。それも今では貴重になりつつある、ご希望だったゴールドの水栓金具ですので、お客様にとって満足度は100%なのだと思います。名古屋からは少々遠い場所ではありましたが、高速に乗れば1時間半程度ですから、まあこのくらいの距離でしたら全然平気です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年04月16日
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先日、輸入資材のアメリカからの調達がコロナ肺炎の影響で難しくなったという記事を書かせて頂きました。その一例として、ゴールド色の洗面水栓の写真をアップしていましたが、昨日その商品が入荷して参りました。だからと言って、資材の製造や物流が正常化したという訳ではありません。いつも購入していた調達ルートは、依然注文不可という状況が続いています。では、どうやってこの水栓金具を手配出来たかと言えば、他に同じ商品を販売してくれる業者がいないかを探した上で、尚且つ国際発送をしてくれるという会社を根気よく調べました。そして、とうとう条件に合致する処を探し当てて、注文を入れたのです。金額的には通常ルートよりも少々高く付きましたが、それでもこんな社会情勢の折に日本まで発送してくれるというのは、奇跡的とも言えるのです。勿論、全ての材料や部品類が100%手に入ることはありませんが、少しでもスムースに早く調達出来るように努力していかなければなりません。近いうちにコロナウィルスの問題が終息してくれることを願うばかりですが、根気よく粛々と自分で出来ることをやっていくだけです。輸入住宅の不具合やトラブルでお困りの皆さんも、こういう情勢だからと放っておかないで、手配だけは早めに行って納品を待つということだけはやっておいて頂きたいと思います。オーダーが入ってさえいれば、生産・物流が徐々に回復した段階で順番に発送が始まるはずですから・・・。当然の話ですが、コロナ不況が解消した段階で、必ず値段や物流コストが急上昇することを忘れてはいけません。だから、手配は今なんです。<関連記事>: アメリカ製品でもコロナの影響が・・・ (2020年3月23日)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年04月08日
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先般ガレージドア用オープナー Genieのリモコンがおかしいという記事を書かせて頂きましたが、本日新しいリモコンを持って操作設定を行ってきました。不具合のあるリモコンについては、どう操作してもうまく登録設定が出来なかったのですが、私が持参した2台の新しいリモコンとお客様の方で予備に持っていらした1台のリモコンについては無事使えるように設定出来ました。ガレージのリモコンは単純な電子機器ですから、電池切れ以外はあまり壊れることも少ないのですが、時折変な電波で狂ってしまうこともあるようです。お客様に操作確認をして頂いて、これで完了という感じだったのですが、ちょっと他にもトラブルがあるので見てもらえないかと相談されました。室内ドアのドアレバーのラッチが破損しているのと、ドアヒンジ(蝶番)が下がり気味になってきて、カチッとドアが閉まらないという不具合でした。こうした不具合は、ラッチ部分の交換とヒンジの調整をしてやれば元の状態に修理出来そうです。そして、最後に洗面の輸入の水栓金具についても相談を頂きました。こちらの水栓は、レバーを回すと水が蛇口からではなく、蛇口と台座との隙間から出てきてしまうというものでした。よく見ると吐水口の本体と台座との溶接が腐食して、蛇口がグラグラの状態になっています。築7年であまりこうしたケースは少ないように思いますが、製造時の不良があればこういうトラブルも起り得るでしょうね。何れにしても、代替となる新しい洗面水栓をご提案して、交換するように手配をして差し上げたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年03月12日
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お客様のおうちに設置したピフィスター(Pfister)社製キッチン水栓の操作レバーから水漏れするという連絡を頂きました。ワンレバーでお湯と水を出せる混合水栓ですが、矢印の隙間の部分から水が出てくるとのことでした。この部分の奥には、カートリッジバルブと呼ばれる止水バルブが内蔵されているのですが、私としてはそのバルブが破損したというふうには考えていません。もしカートリッジバルブが破損したとすれば、恐らく蛇口の吐水口からポタポタ水が落ちてきて、操作レバーから漏れることはないと思います。私の推測では、カートリッジバルブを装着する為の固定リングが緩んでそこに出来た隙間から水が溢れてきているのではないかと思っています。お客様には部品図と外し方の手順をご案内しましたので、週末にレバーの台座を分解して調整をして頂きます。水道部材の修理には特殊な工具も必要ですが、今回のケースではおうちにあるものである程度直せる気がします。勿論、ご自身で直せないという場合は、私たち ホームメイドの出番となります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年02月26日
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こちらの写真は、今日交換してきた輸入の洗面水栓のポップアップ部品。普段は洗面ボウルの下にある部品なので、あまり気にして見る機会も少ないパーツですが、排水口のフタを上げ下げするのに重要な役目を果たしています。ただ、洗面ボウルに強い洗剤を流したりすると、ピボットバーの先端がご覧のように錆びて欠損してしまい、フタと連動しなくなってしまうのです。私のお客様でもこうした不具合を何度か見てきましたが、輸入の水栓金具をお使いの方なら多くの皆さんも経験されているかも知れません。こういう場合、修理の方法や交換部品を知らないリフォーム屋さんや業者さんだと水栓金具ごと交換することを勧めるかも知れませんが、こうした部品だけを交換すれば簡単に直ります。勿論、ピボットバーの頭に付いた白い球の大きさやバーの長さなど、ちゃんと確認して同じものを取り寄せる必要があります。但し、こうした部品はセラミック・カートリッジのようにメーカーや製品によって全然違う部品が取り付けられているという訳ではありません。いくつか種類はあるようですが、それ程多くある訳ではなく、汎用部品として北米では手に入れることが可能です。排水フタが壊れて困っているという輸入住宅にお住まいの方は、ちゃんと直りますから一度相談して下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年12月12日
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こちらの写真は、ヤスダプロモーションが販売している洗面水栓。少し前に販売されたタイプのもので、お客様から水が漏れるとの連絡がありました。当初は、どこのメーカーのものか不明とのことでしたが、デザインや記録をチェックした処、ヤスダさんのものと判明しました。ただ、こちらの水栓金具は、カートリッジバルブと呼ばれる止水バルブが途中で変更されたとのことで、バルブのサイズや形状を確認しないと適合するものを特定出来ません。取り敢えず、お客様自身でハンドルや台座部分を外すことが出来ましたから、そういった詳細を確認することも出来ました。幸運にもこれに適合するものの在庫は、あと1セットだけだったそうで、何とか手に入れることが出来たようです。あとは、台座に装着されたバルブがうまく外れるかどうかが問題ですが、緑青の錆びがひどいので結構大変な気もします。輸入住宅にはアメリカやカナダの輸入水栓が多く取り付けられていますが、国内の資材会社が独自に販売している可愛らしい水栓金具もありますから、水栓金具を特定するのは結構大変ですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年12月10日
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こちらの写真は、昨日水栓金具から取り外したアメリカンスタンダードのセラミック・カートリッジ(止水バルブ)。輸入のキッチンや洗面の水栓金具の中に内蔵されているものですが、ご覧のように、銅の金属は錆び付き、部品の下の取り付けられていた柔らかい樹脂で出来た緑色のリング・パッキンも劣化してなくなっています。水漏れしたとは言え、蛇口からポタポタと落ちる程度ですから、開閉バルブのどこが悪くて不具合を起したのかは、はっきりとは分かりません。新築から16年の長きに亘り、水道の水圧やお湯の熱にも耐えながら機能し続けてきたのですから、大したものです。こうしたバルブ部品は、半永久的とメーカーも言っていますが、やはり部品の劣化は必ず起こるものだと思います。ですから、15~20年くらいして水漏れを起すようなら、こうした部品を交換するようにしたいものです。勿論、バルブ部品だけでなく、全体的に劣化が進んだような水栓金具であれば、水栓ごと交換して気分を一新するのもいいかも知れません。北米製の輸入の水栓金具であれば、水漏れはこのカートリッジバルブを交換すれば、殆どの場合直るはずです。メーカー名、製品名や品番、施工時期を記録して、将来の交換に備えておくことも忘れないで下さいませ。<関連記事>: 今朝も直してきましたよ (2019年11月9日)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年11月10日
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こちらの写真は、水漏れを修理したアメリカンスタンダード社製洗面水栓。クロームとブラス(金と銀)の美しいコンビ・カラーの輸入水栓ですが、築16年ということもあって、吐水口から水がポタポタと落ちてきました。こういう場合、輸入水栓ではセラミック・カートリッジと呼ばれる止水パッキンを交換すれば直りますが、メーカーによっても製品によっても製造時期によっても適合するパーツが変化します。今回は、そういった情報をお客様がお持ちでしたので、比較的簡単に適合するセラミック・カートリッジを特定することが出来ました。今日調達した部品を持って、名古屋市のお客様のおうちへ交換作業をしに伺いました。ただ、レバーハンドルの台座に組み込まれた古いカートリッジバルブが、少し錆びて台座に固着していましたから、外すのに少々苦労しました。(インチ対応のスパナもないと、歯が立たないですよ)また、左右のレバーで水(お湯)が出る時の回転方向が違いますから、カートリッジバルブの方もそれに合わせた状況にしないと、閉めたつもりが水が出たり、開けたつもりが水が出なかったりということになってしまいかねません。慣れない水道屋さんだと、そういうことが分かりませんし、英語の説明書も読もうとしませんから、適当に取り付けて開閉方向がおかしくなってしまったなんてこともあるようです。そういうことに気を遣いながら、ちゃんと元通りに復旧してこそ、プロの輸入住宅ビルダーと言えるのかも知れません。輸入の水栓金具を修理し終わったら、次に壊れたトイレのドアレバーも交換修理してきましたよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年11月09日
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こちらの写真は、日本でも人気があるコーラー(Kohler)社製のシャワー付きキッチン水栓。18年前に設置されたとのことですが、シャワーヘッドの根元部分から水が漏れ、レバーハンドルでお湯を止めても吐水口からポタポタと落ちる状況となっていました。こちらの水栓金具は、未だに生産されている商品で補修用の部品類も手に入ります。そんな状況ですから、浜松にあるお客様のお宅にお邪魔して、どういったカートリッジバルブが使われているかをチェックしました。でも、レバーハンドルの台座等が錆び付いて、肝心のカートリッジバルブを露出させることが出来ません。プラスチックハンマーで少し台座を叩いてやって、錆びた部分が外れないかやってみましたが、ビクともしません。こうなってしまうと、取り外しを無理に行えば、水栓自体を破損させかねませんから、カートリッジバルブを特定することは諦めました。鶴首の吐水口もグラグラしていますし、シャワーや止水バルブもダメということですから、お客様に説明して新しい水栓金具に交換しようということになりました。まあ、18年以上使い続けられたのですから、よく頑張ったと思います。皆さんも水栓金具を使ったら、本体やその周囲に付いた水をよく拭き取って錆などが発生しないように手入れをしてやって下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年11月06日
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こちらの写真は、モエン(Moen)社のシャワー付き洗い場水栓に付いていたカートリッジバルブとその付属部品。長年使っていた水栓金具のバルブの経年劣化によって、吐水口からお湯がポタポタ落ちるようになりました。今回、不具合が想定される部品を調達して、交換工事に伺ってきたのですが、無事修理することが出来ました。でも、ご覧のようにバルブだけでなく、周辺パーツも割れていたりしてバルブだけを調達していたら、修理は出来なかったと思います。また、このバルブを取り外す為には、特殊な専用工具も必要でした。幸い長年の経験から、バルブ本体以外の部品や推奨されていた関連工具も必要かも知れないと思い、それらの材料も一緒に注文をしていました。水栓金具は、様々なメーカーが様々な仕様の製品を作っていますから、いつも同じような部品や手順が通用するとは限りません。今回もそういった点では、普通の水道屋さんやリフォーム屋さん、住宅メーカーでは太刀打ち出来ない製品であったと思います。キッチンや洗面、お風呂に付いている輸入の水栓金具をメンテナンスしたいけど、出来なくて困っていらっしゃる人はたくさんいると思います。全てが全て修理可能とは言えませんが、お困りの方は修理のお手伝いをさせて頂きますよ。<関連記事>: ハンドルの調子が、少し変 (2019年3月16日)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年10月22日
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先日、アメリカへ注文していた水栓金具が届きました。長い鶴首の吐水口、金に白のレバーハンドル、本体はゴールドのクラシック・デザインのキッチン水栓です。20年前の輸入住宅ブームの際は、よく流行ったデザインでしたが、今アメリカではマイナーなスタイルです。でも、私たちのお客様は、再度同じスタイルの水栓金具を選びました。やっぱり、好きなものは好きなんですよね。そういう日本の輸入住宅好きはのお客様は、たくさんいるんですよね。今週、壊れた水栓金具とこれを交換しに伺いますので、消費税の増税前に間に合いました。壊れたのは悲しいことでしたが、また新たな水栓金具をキッチンに取り付けたなら、きっと新築時のわくわくした気持ちが蘇るはずです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年09月23日
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こちらの製品は、今では殆ど見掛けなくなったゴールドの鶴首型キッチン水栓。北米の水栓のトレンドは、ダーク・ブロンズやいぶし銀のニッケル色。ポリッシュド・ブラスと呼ばれる金色の水栓は、クラシック過ぎて今のトレンドから外れていました。今回、20年程前に輸入住宅を建てさせて頂いたお客様のキッチン水栓が水漏れして、新しいものを調達したいとのことで、この水栓金具をアメリカから輸入することになりました。非常に数が少なくなったゴールドの水栓金具ですが、こうした製品はまだ調達が可能です。最近、北米でも金色の水栓金具が見直される感じがありますから、メジャーなメーカーでも金色のものがそのうちラインナップされるかも知れません。何れにしても、ゴールドのキッチン・洗面水栓は、輸入住宅好きの日本人にはど真ん中ですから、末長く作り続けてもらいたいものです。輸入水栓のリフォームをお考えの方、輸入住宅を新築される方は、是非ご相談下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年09月07日
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こちらは、ピフィスター(Pfister)社製の洗面用水栓金具。日本の皆さんには、あまり馴染みのない水栓メーカーかも知れませんが、アメリカでは結構お値打ちな価格で買える水栓金具として一定のシェアを持っています。今回は、この水栓金具の吐水口からポタポタ水が落ちるということで、止水バルブが手に入らないかとのという問い合わせを頂きました。メーカー名以外特に記録がない状況でしたから、いろいろこれと同じものがないか探してみましたが、全く同じというものはありませんでした。随分前のものでしょうから、既に廃番になっている可能性が高いようです。こういう状況では、リスクを冒して似たような水栓に使われている止水バルブを調達するより、今販売されているお手頃な水栓金具を丸ごと調達することの方がいいかも知れません。だって、もし調達したバルブが適合しなければ、その費用や手間が無駄になってしまいますからね。お客様は洗面台ごと交換することも考えていらっしゃるようですが、そこまでしなくても水栓金具を交換するだけで素敵な洗面になること請け合いです。さて、皆さんならこういう時にどうされますでしょうか?。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年08月09日
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こちらは、アメリカンスタンダード社製と思しき洗面水栓。ただ、お客様がそうだとお思いになっているだけで、実際にそのメーカーのものかどうかは定かではない。確かに陶器で出来た洗面ボウルには、「American Standard」というロゴが入っていますが、だからと言って水栓までそうかと言えば分かりません。図面や仕様書、見積書などにメーカー名や品番などの記載があればいいのですが、そういうものもありません。勿論、こうしたタイプの水栓金具がないか、メーカーのサイトなども確認してみましたが、旧製品の記録にも登場しないデザインでした。水栓の頭に付いたレバーハンドルを本体に接続するプラスチック部品が破損したとのことで、その部品だけ調達出来ないかという問い合わせでしたが、あまりに情報が少な過ぎて製品の特定には至りません。水栓金具に使われている部品は、以前から申し上げているようにメーカーによっても製品によっても、製造時期によっても様々違っているのが普通です。正確な詳細情報を記録として残していない限り、破損した際には水栓全体を交換する以外にはメンテナンスをする方法がないことを心に留めておいて下さいね。逆に、そういう情報があれば、長い間修理部品が手に入るのが、輸入の水栓金具です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年07月29日
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ダイヤモンド・シール・テクノロジーで作られたセラミック・カートリッジの記事を書かせて頂きましたが、それを無事キッチン水栓に取り付けて参りました。デルタ(Delta)社製の真っ白な美しいデザインの水栓金具ですが、古いものと交換して数年で水がポタポタ落ちるようになったそうです。デルタでも相当自信のある部品ですから、そう簡単には水漏れすることはないはずなんですが、初期不良なのかそれとも水道管に砂粒が混じっていたか、バルブの部分に僅かな隙間が生じてしまったようです。新しいバルブ部品は、恐らく改良型になっていると思われますが、水栓内部の汚れや錆を掃除しながら傷付けないように慎重に装着。水とお湯の配管バルブを開放して、ワンレバーのハンドルを操作しても全く漏水しなくなりました。随分長い間、この水漏れを苦にしていらしたそうですから、私共がメンテナンスを完了出来て、お客様にも相当喜んで頂きました。輸入の水栓金具は、メーカー名、品名・品番、製造時期を特定出来れば部品の調達は十分可能です。万一生産が終了していても、補修用にメーカーは在庫を比較的長く持ち続けます。ですから、こうした情報を大切に保管して、いざという時にはそれを専門家に知らせさえすれば、何とかなる可能性はありますよ。<関連記事>: ダイヤモンド入りなのか? (2019年4月4日)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年04月06日
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こちらは、カナダ モエン(Moen)社製の古い洗面用水栓金具。モンテセロというシリーズで、日本の輸入住宅では人気のあった洗面水栓だった気がします。今回お客様から、レバーハンドルが外れてしまい修理をしたいのだけど、購入した先でも部品が手に入らないとのことで、違う水栓に交換を勧められたのだが、何とかならないかということでした。確かにこの製品は、既にメーカーでは廃番になっていて、カタログからも削除された状態でした。ただ、通常メーカーでは交換部材を長く在庫しているのが一般的で、部品のみの供給が可能ではないかと思い、調査をしました。そうしたら、部品の在庫をしていることが判明し、色もクロームのものが見つかりました。ただ、この不具合が単純にレバーの頭の部品だけが外れているという不具合なのか、それともそれ以外にも不具合があるのかは写真だけでは分かりません。取り敢えず、メーカーのサービスにも相談しながら、お客様にも代替部品以外に不具合がある場合は、別途調達しなければならないというリスクについて予めご理解を頂くようにお願いしました。本当ならおうちに伺って、水栓を分解の上不具合場所を確認するのが一番ですが、遠くのお客様にはメール等の遠隔操作で打合せするという方法を取らざるを得ないこともありますね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年03月29日
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こちらは、カナダ モエン(Moen)社製のシャワー付き洗い場水栓。金と銀のコンビネーションが美しい水栓金具ですが、肝心の製品名や品番といったことが分かりません。そして、この水栓金具ですが、左のお湯用ハンドルが少し変なのです。回すとお湯が出るのですが、反対に回してもお湯が出ます。つまり、中間地点で止水して、その両サイドでは吐水するという変な動きをするのです。恐らく止水するカートリッジ・バルブの回り止めのようなものが外れて、クルクル回転しているような気がします。取り敢えず、変な動きはするものの現状使えているということなので、このまま壊れるまでお使い頂いて、もうダメという時にバルブを交換しましょうということにしました。ただ、将来壊れてしまった時に交換部品がないということでは困ってしまいますから、まずは製品の特定と部品の入手だけでもチェックしておく必要がありますね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年03月16日
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先日、コーラー(Kohler)の代理店の担当の方が、東京からわざわざ商品のPRの為に来社されました。最近は、輸入住宅ブームも去り、輸入資材を扱う会社も少なくなってきていますが、まだまだコーラーの人気は高いものがありますよね。そんなコーラーですが、ミラノのショーで話題となった今年のトレンドは、ツヤ消しの黒「マットブラック」ということです。自動車の塗装もツヤ消しが流行となっていますが、雨や汚れが多い屋外では、手入れが非常に大変です。でも、室内でこうした色が使われるというのは、然程ハードルは高くありません。キッチンの水栓金具以外に、キッチン・シンクもマットブラックをラインナップしているようですが、こちらは石の粉を樹脂で固めたエンジニアリング・ストーンを採用し、耐久・耐熱・耐汚染性を実現しているとのこと。汚れが気になるキッチンですから、ちゃんと汚れが落ちる素材であれば、マットブラックのシンクも格好いいですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年03月14日
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こちらは、輸入の洗面水栓金具に使う排水ドレインのセットです。排水のポップアップ用のフタや棒、それを作動させる為の部品などいろいろ組み合わさって出来ています。こうした部品は、銅や真鍮といった素材が使われていますから、金色にピカピカしていて美しいですよね。洗面ボウルの下に隠してしまうのが、惜しくなるくらいです。ただ、こうした美しい部材には、弱点があります。それは、強い洗剤に対しては金属が溶けてしまう恐れがあるということです。ですから、そういうことを知らずにお使い頂いていると、管に穴が開いたり断裂したりすることがありますし、ポップアップの棒が欠損して排水のフタが動かなくなったりします。そういう場合には、こうした排水ドレインのセットを調達して交換することとなりますが、なかなか国内では売られていないのが実情です。北米からの調達には少々時間とお金が掛かりますから、使う洗剤に気を付けて、万一水漏れの兆候があった時には早めに専門家に相談するようにしたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年02月27日
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一昔前の輸入住宅では、ゴールドの水栓金具が好まれていました。今でも輸入住宅好きのお客様では、金色のご注文が多いのですが、北米ではゴールドはクラシックなイメージで製品の数も限られています。日本の国産水栓ではシルバー色のクロームが一般的ですが、当たり障りがないという点で面白みに欠けているかも知れません。そこで私たちが新しく見つけた輸入水栓が、こちら。アンティークな濃いブロンズ色をしていて、ところどころ銅色の部分がアクセントとして入っています。勿論、この製品は新品の水栓金具ですから、耐久性は充分です。こちらは、デルタ(Delta)製のものですが、いろいろなメーカーでも出していますから、様々なデザインから選ぶことも可能です。白いキッチンや洗面に手の込んだアンティーク・ブロンズの水栓金具。きっと、シンプル・モダン系のおうちにもピッタリではないでしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年12月16日
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久々に輸入のキッチン水栓金具をご紹介しようと思います。それは、北米では有名なデルタ(Delta)社のAddisonという製品です。直線的なシンプル・モダン系のデザインとは一線を画して、流線形のスタイリッシュな形をしています。こういうデザインは、やはり国産にはないものかも知れませんね。この水栓金具は、デザインだけではなく、機能・性能という点でも最新のものを導入しているようです。まずは、タッチ・センサー。水栓金具に触れるだけで、水を出したり止めたり出来るというスグレモノ。この機能は、コンセントから電源を取るのではなく乾電池を使用しますから、停電の時でも大丈夫。電池の寿命も2年以上だそうですから、頻繁に交換する必要もありません。次に止水バルブであるセラミック・カートリッジですが、セラミックで出来た止水弁にダイヤモンドを混合し、通常の輸入水栓の10倍以上の耐久性となっているそうです。半永久的と言われるセラミック・カートリッジですが、長く使っていると時折水漏れすることがありますから、耐久性を向上させたバルブを使っているなら更に安心出来ますよね。そして、長く使っていると気になるのが、吐水口の水垢。これも吐水口部分の特殊なゴムを指でなぞるだけで取れるように作られているのです。最後に、シャワー・ヘッドですが、本体とは磁石の力でくっついていますから、シャワーホースを伸ばしてお使い頂いた後簡単に元の位置に戻すことが出来ますから、ホースが出たままになることはありません。他にもいろいろな仕掛けがあるようですが、それは実際にお使い頂いて確かめて頂くのもいいかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年09月14日
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静岡県のお客様からコーラー(Kohler)社のキッチン水栓についてご相談を頂きました。今では貴重なゴールド色のクラシックな水栓金具です。長い鶴首の根本の辺りから水が漏れるというトラブルなんですが、新築したビルダーさんに相談したら、古い水栓金具なので修理部品は手に入らないと言われたとのこと。そこで、何とかならないかとNETで調べた処、ホームメイドのサイトに辿り着き、問い合わせをされたのです。幸いこの水栓金具の品番や施工時期の記録が、お客様の手元にありましたので、それを手掛かりにして調査をしてみました。お客様曰く鶴首の先端の吐水口部分が詰まっているのか、水がまっすぐ下へ落ちないということですから、この吐水口の付近、鶴首の根本の台座取付け部分、お湯・水の止水バルブの何れかに不具合があるのかも知れません。まず吐水口部分については、メーカーに部品の在庫があることが確認出来ました。次に鶴首全体については、既に部品の在庫はなくなっているようです。最後に一番交換頻度が多い止水バルブですが、こちらも在庫は大丈夫な状況でした。ただ、この水栓に適合するバルブは2種類あるようで、それをお客様に確認してもらう必要があります。こういう状況ですから、止水バルブであるセラミック・カートリッジや吐水口部品であれば、修理は可能。鶴首の根本部品の歪み等が原因であれば、お手上げ状態となります。メールのやりとりしか出来ない私たちでは、これなら絶対直せるということは言えません。一か八かの判断になりますが、お客様はどのようにされるでしょうか。運よく修理が出来れば、お客様の満足感や達成感はマックスになりますが、出来なければその費用だけでなく、違う水栓金具に交換するお金も掛かってしまいます。あとは、お客様がどれだけこのキッチン水栓に思い入れがあるかどうかだと思います。それにしても、当時この水栓金具は結構高かったでしょうから、何とか直して差し上げたいですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年07月25日
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先日、アメリカンスタンダード社製の洗面水栓の蛇口から水漏れするという記事を書かせて頂きました。メーカー名は分かるけれど、製造時期や品番・品名は不明という状況の中、アメリカのメーカーサイトから問い合わせをして、このカートリッジバルブが交換部品ですという返信を頂きました。お客様には、「メーカーからの回答だから、正しい製品だとは思うけれど万一相違があっても私共では責任を負えないが、宜しいでしょうか?」というお伺いをさせて頂きました。私共で取付けをして記録も残っている水栓金具であれば、責任をもって調達することは可能ですが、こういう場合は一定のリスクを覚悟しなければなりません。もしリスクを負いたくなければ、全く新しい水栓金具をご購入頂き、交換すればいいだけのことですが、既存の水栓に愛着がある場合は、リスクとデザイン、費用をバランスに掛けなければなりません。今回のお客様は、メーカーの言うことを信じて、多少のリスクがあっても止水バルブだけを調達して交換して欲しいという決断をされました。写真のものが、今回アメリカから輸入した交換品です。ただ、こうしたバルブはインチ・サイズで作られていますから、交換作業の道具もインチ単位の専用工具を使わないと、六角ナットの角がなめてしまって回せなくなるなどのトラブルが発生します。国産のもののようにミリ単位の道具で何とかなるならいいのですが、こういうところにも輸入部材のメンテナンスの難しさが隠れています。そういうことを知っているプロの輸入住宅ビルダーであれば、問題ないことですけどね・・・。<関連記事>: 品番が分からない時は、部品交換は一種賭けです 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年07月06日
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こちらは、名古屋市緑区のお客様からご相談を頂いたアメリカンスタンダード社の古い洗面水栓。白いレバーハンドルが付いたオーソドックスなデザインの水栓です。15年前に施工された水栓金具ということですが、レバーを閉めても水がポタポタ落ちるというトラブルです。こういう場合、基本的に内蔵されたセラミックバルブを交換すれば直ってしまうのですが、水栓金具の特定が必要となります。お客様ではメーカー名の把握は出来ているようですが、製品の品番や品名はよく分からないということでした。私の方でアメリカのメーカーに直接問い合わせをして、先日サービスの担当者からこの商品ではないかという回答を頂きました。ただ、水栓の吐水口のデザインが微妙に違っているようですし、本当にこの水栓に適合するバルブであれば交換出来るかどうかは、私の方では判断が出来ません。メーカーからの回答だから、多分大丈夫だろうとしか言えないのです。私共が調べた限りでは、この水栓金具に適合するバルブの調達は可能のようですから、お客様にもその旨お伝えしました。あとは、そのリスクを承知の上でお客様自身がバルブの調達を決断されるか、全くリスクのない新しい水栓金具に交換するか、どちらかをお選び頂くしかありません。こういう時は、既存の水栓金具に対してどれだけ愛着があるかどうかに掛かってきます。だって、もし新しいバルブが既存の水栓に適合しなければ、バルブの調達費用プラス新しい水栓金具の調達・交換費用の両方をご負担頂かなければなりませんから・・・。でも、うまくバルブが取付け出来れば、儲けもんです(笑)いや~、悩みますよね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年06月21日
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輸入住宅の浴室によく設置されていたコーラー(Kohler)社のシャワー水栓金具。洗い場用に吐水口も付いていて、シャワーと吐水とを切り換えも出来ましたね。ただ、このシャワー水栓のシャワーヘッドは、あまり丈夫には出来ていません。うっかり手から離れてタイルの床に落としてしまうと、頭が少し凹んでしまったり、お湯が出てくる黒い部分が割れたり、外れたりしてしまいます。そうなると、せっかくのシャワー水栓も台無しになってしまいます。今回、お客様からこのシャワーヘッドだけを交換出来ないかという相談を頂きました。メーカーに問い合わせたら、ゴールド色は既に廃番で在庫を確認しないと出荷出来るかどうか分からないという返事でした。でも、運よく在庫があったようで、新品のシャワーヘッドが手に入りました。国産品と違って、輸入資材は製品寿命が比較的長いもの。ですから、壊れても諦めずに探してみることが大切です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年04月17日
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こちらは、JODEN(ジョーデン)社製キッチン水栓の台座近くの写真です。レバーハンドルを閉めてもお湯も水もボタボタ吐水口から落ちてくるということで、お客様から相談を頂きました。こういう場合、その原因は止水バルブであるセラミック・カートリッジの破損だと思います。レバーを外して、セラミック・バルブの頭が露出していますが、その金色のカバーが外れないようです。このカバーはネジ式になっていますから、単純に回せば外れるというものなんですが、錆び付いてなかなか外せない状況のようです。ただ、これを外してセラミック・バルブを露出させない限り、どんな止水バルブが取り付けられているか分かりませんから、どうにかして外す必要があります。(勿論、これを交換するにも外さなければ出来ません)ただ、現在手に入るセラミック・バルブは1種類しかなく、古いタイプのバルブは既に生産中止になっています。この水栓金具に付いているものが新しいものかはまだ分かりませんが、JODENの蛇口をお使いの皆さんは、手に入るうちに予備のバルブを購入しておいた方がいいかも知れません。セラミック・バルブは半永久的に使えると言われていますが、水道管の工事などで細かな砂やゴミが混じってくる際、バルブに砂が噛んで破損するかも知れません。そういうアクシデントに備えておく必要性は、セラミック・バルブが使われている輸入の水栓金具全般に言えることです。今使えているから安心するのでなく、もしもに対応することは国産・輸入を問わず家づくりには大切なのかも知れませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月28日
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先日、入荷した際にご紹介したワンレバーのクリスタル水栓をお客様の洗面台に取り付けしました。国産の洗面台でしたが、写真のようにきれいに納まりました。ペットクリニックの待合室にある手洗いですから、今後も多くのお客様が使われるものと思います。今までの国産の蛇口でもお使い頂く分には遜色はなかったと思いますが、少しでも素敵な気分になって頂けるのであれば、水栓金具のリニューアルをやっても損はありませんよね。ペットが病気になって来院される訳ですから、ただでさえ心配な気持ちになるものです。そうした飼い主さんの気持ちが少しでも和らぐようになれば、交換させて頂いた私たちとしても嬉しい限りです。どうぞ皆さん、末永く大切にお使い下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月17日
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「やまがたペットクリニック」様の洗面台に取り付ける為に新しい洗面水栓金具を取り寄せました。ワンレバーのトップには、大きなクリスタルのガラスがはめ込まれています。色は、ローズ・ゴールド。黄なびた感じの銅色のようでもなく、淡いピンク色をした金色は、女性らしさを感じさせます。水栓のデザインとしては、少しレトロに振っている感じがしますが、そこがスペシャルな感じでいいですよね。今まで付いていた洗面用のシャワー水栓は、国産のよくあるタイプでしたから、これに変わるとクリニックのお客様も驚くでしょうね。クリニックの今回のリフォーム・リノベーションは、単に直すということだけでなく、デザインを少しパワーアップさせることをテーマにしていましたから、その目的は概ね達成出来た気がします。家のメンテナンスだけでなく、もう一歩進めた家づくりをしてこそ生活が楽しくなるものです。皆さんも、そういう気持ちで家の将来計画を立てるようにして下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月14日
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こちらは、北米デルタ(Delta)社製の洗面水栓。お客様から吐水口から水がポタポタ落ちるという不具合で、止水バルブ等の交換を相談されたのですが、最終的に水栓ごと廃棄されることとなったようです。水栓金具自体の品番等が分からないということでしたが、私たちが調べた結果水栓金具も特定出来ましたし、交換用の部品類も調達可能と分かりました。その旨お客様にお知らせして見積までさせて頂きましたが、洗面全体をリフォームするので、もうこの水栓金具は使わないらしいのです。オーソドックスな輸入水栓のデザインですが、国産にはない美しさがありますし、部品さえ交換すればまだまだ長く使える製品です。輸入のものは部品の入手が面倒だというお話で、別のものにしてしまえばこうした問題は起こらないと考える方も多いかも知れませんが、実際には国産のものであっても同じトラブルは起こります。また、10年以上前の製品についてメンテナンス用部品の在庫があるかどうかは、国産製品ではなかなか難しいという気がします。お客様にはお客様なりの価値観がありますから、私共の考えを押し付けるつもりはありませんが、個人的にはいいものを長く大切に使い続けていって欲しいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2018年01月21日
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銀色が少しくすんだように見えるニッケル色。それをピカピカに磨いたように仕上げたのが、ブラッシュド・ニッケル色です。クローム色のように光る感じがなく、落ち着いた大人のデザインを意識するなら、この色は最適かも知れません。こちらの水栓金具はカナダ モエン(Moen)社の洗面用水栓ですが、吐水口とレバーハンドルが1つの台座に一体成型されたコンパクトなデザインとなっています。北米の水栓金具は、一体成型されたものと、それぞれがバラバラに分かれているワイド・スプレッドと呼ばれるものの2種類に大きさが分かれます。比較的お値打ちなものを選びたいなら一体成型のものを、洗面周りを少々豪華に見せたいならワイド・スプレッドのタイプを選ぶといいでしょう。勿論、既に設置されているものを交換したい場合でも、既存のものがどちらかを確認し、それと同じ大きさのものを調達すれば簡単に交換することが可能です。規格がある程度統一されている点やデザインが美しい点で、輸入水栓を選択するメリットは高いと思います。こうした水栓が付いているだけで暮らしのアクセントになりますから、皆さんのおうちにも如何でしょうか?輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2018年01月18日
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年末にお客様の浴室洗い場にあるシャワー水栓の修理に伺いました。コーラー(Kohler)社のものですが、既にシャワーホースは国産のものに交換されていて、年数も相当経ってる感じです。メーカーに止水バルブ(カートリッジ・バルブ)の交換で直ることを確認して、新しい部品を取り寄せいざ交換。まずが、ハンドル・レバーの付いた台座を外すのに、一苦労。単純にネジを回すように外すだけなのですが、錆びているせいか全然回りません。お客様がお持ちの潤滑剤をお借りして、ようやく台座を外すことに成功したのですが、今度はその中にある肝心のカートリッジ・バルブが全く動かない。こちらも水栓本体に固着している感じです。散々トライしてどうしても外れないので、日を改めて水道屋さんと一緒に交換作業をすることとなりました。それにしても、輸入の水栓金具の修理は、何と手強いことか。もし本当に外れないとなれば、本体ごと交換しなければなりませんから大ごとです。何とか直して差し上げたいので、頑張りますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2018年01月06日
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こちらは、輸入の洗面水栓 モエン(Moen)社製キングスレイ。ニッケル色やブロンズ色が流行の北米にあって、金色の水栓金具は貴重な存在と言えます。1つの台座に吐水口とレバー・ハンドルが集約されて一体化したコンパクトな水栓金具ですが、シリーズにはワイドスプレッドの別体式タイプのものもあるんです。吐水口の優雅な鶴首は、少し高めに配置されていますから、手洗いするのもやりやすいようになっています。美しい水栓金具を使うのは、輸入住宅好きにとって憧れでしょうから、是非ともこだわって選びたいものですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2018年01月01日
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今日はクリスマス。もしかしたら、昨日のイブにパーティをしたお宅もあるでしょうね。さて、そんな素敵な冬の夜、こんな美しい洗面水栓をプレゼントされたら如何でしょうか。デザインは、ご覧の通り白鳥です。カラーはいろいろありますが、この写真の輸入水栓はニッケル(いぶし銀)色で、光の反射を抑えた落ち着いたデザインとなっています。随分前にもクローム色のスワンを輸入したことがありますが、まだまだこうしたクラシックな水栓金具は製造されているんですねぇ。こちらのスワンの洗面水栓は、ハンドルと吐水する本体とが別々になっていますが、一体型となったコンパクトな水栓金具もございます。サイズに合わせてデザインや大きさも異なりますから、皆さんのおうちの洗面台に合わせて選択をするといいように思います。せっかくの輸入住宅ですから、是非こんな美しい水栓金具を付けてみるのもいいですよね。但し、アメリカからの取り寄せとなりますから、納期は3週間程度掛かりますので、余裕をみてご相談下さい。私たちなら、この水栓以外でも輸入資材の調達は可能ですよ。勿論、家のリフォームをしたいという場合でも大丈夫。つまらない水栓金具の修理とは違い、家のデザインをアップさせるリノベーションであれば、心もウキウキするじゃありませんか?輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年12月25日
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浴槽にお湯を吐水する蛇口とシャワーとを切り換えられるシャワー水栓。本来は、バスタブにお湯を張ったり、バスタブ内でシャワーを浴びる目的で使われるのですが、この水栓を日本で使う場合、洗い場の水栓として施工するのが一般的。その水栓金具ですが、蛇口からポタポタ水が漏れるというトラブルの相談を頂きました。水栓金具は、輸入水栓で有名なコーラー(Kohler)社の製品ですから、交換用の止水バルブ(セラミックバルブ)もさすがにお洒落な箱に入っていますね。この止水バルブは、どのメーカーの水栓でも同じような形のものが付いているのですが、製品ごとに形状やサイズが微妙に違います。勿論、同じコーラー製のものであっても、同じバルブは付いていないのです。だから、この記事を読んで「うちのものもそっくりだから、これが欲しい」と早合点しないで下さいね。蛇口からお湯が漏れるという不具合がある場合は、どのメーカーのどういった品番のものか、いつ施工したのか、といったことを確認してそれから私たちに問い合わせして頂ければ、適合するパーツを見付けます。輸入住宅にお住まいの皆さんは、設計図や仕様書、当時の見積書を大切に保管しておくようにして下さい。そうすれば、古い輸入設備でもきれいに直せるかも知れませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年12月24日
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月曜に八事でオープンしたコーラー(Kohler)のショールームのレセプションにお邪魔してきました。所狭しと並ぶ輸入の水栓金具やシンクボウルが一杯ある上に、輸入住宅の建築に関連する業者さんたちで、狭い空間はごった返していました。そんな中でも、面白い商品をいろいろ見てきましたよ。まずご紹介したいのは、このバー・シンク(パーティ・シンク)用の水栓金具。頑丈そうな長くて太い水栓金具のデザインは、小さなバー・シンクには不釣り合いなくらいの存在感があります。ワンレバーの開閉金具やクラシックな吐水口は、何やらビール・サーバーを思わせますね。もしかしたらそういう使い方も出来るかも知れませんが、基本は水とお湯の両方を出せる混合水栓になっています。まあ、ビール・サーバーに使うなら、片方を接続せずにしておけばいいのかも知れませんが、バー・カウンター付きの厨房を付けたいという酒好きには持ってこいでしょうか?但し、本当に設置するなら、使えるかどうかを予めチェックしてからにして下さいね。(インテリア・デザインとしてでもOKですが・・)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年11月09日
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私共が建てさせて頂いた輸入住宅で、洗面の水栓金具を交換させて頂きました。水側のカートリッジバルブ(止水パッキン)の問題だったのですが、メーカーがなくなってしまい、交換用のカートリッジバルブの入手も困難となった為、当社の在庫にあった輸入水栓を取り付けました。陶器で出来たベデスタル・タイプの洗面台には、やっぱり舶来のものがよく似合います。この水栓金具については、カートリッジバルブも少しですが在庫していますから、万一交換することになっても安心です。ただ、カートリッジバルブが悪くなった原因が、ハンドルを強く締め過ぎたということと、元の水道管から流入する細かな砂粒や異物と考えられますので、再度トラブルになる可能性も否定出来ません。ですから、私たちのような輸入住宅の専門家が、今後もこの家の点検・メンテナンスを引き続き行っていくことこそ重要な気がします。いくらいいもので家づくりをしても、使っていれば寿命を迎える部材も多くあります。そんな時、ちゃんと修理して使えるようにしてあげる体制が必要だと思いませんか?<関連記事>: 丁度いいのがありました 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年10月28日
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こちらの洗面用の輸入水栓金具は、いざという時に施工が出来るようにと、私共が予備として在庫していた商品です。今回、日進市のお客様から、レバーを回しても洗面の水栓金具から水が流れ続けるというご相談がありました。ポタポタという感じではなく、ダーッと流れて止まらないという感じですから、ある程度人為的なトラブルなのかも知れません。輸入の水栓に取り付けられている止水バルブ(カートリッジバルブ)は、セラミックのバルブを開閉することで水を調節出来るのですが、このバルブの開閉には力を入れる必要はありません。軽く閉じるだけでピタッと水が止まるのですが、国産の水栓と同じ要領で手で強く閉めてしまう人がいるようです。そうなると、バルブに異常をきたして止水バルブの機能をしなくなることがあります。多分今回もそのケースだと思いますが、すぐにとなると輸入品は難しいのですが、たまたまそういうこともあろうかと、1セットだけ在庫を用意してありました。本来であれば、バルブの交換で対処出来るのですが、交換用のバルブ自体が既に手に入らない可能性が高い為、水栓金具をお値打ちに提供させて頂くことで何とかなりそうです。やっぱり、転ばぬ先の杖ですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年10月17日
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8年前に新築施工させて頂いた日進市のレンガ積み輸入住宅ですが、キッチンと洗面の水栓金具の吐水口から水が漏れる不具合について相談がありました。写真のキッチン水栓については、時折ポタポタと水が落ちる程度ですが、洗面についてはずっと水が出続けるといった感じです。こういう場合、ハンドル・レバーの台座に内蔵されたセラミックバルブ(日本で言う止水パッキン)に問題があると考えていいでしょう。これらの水栓金具は、カナダのアクアディス(Aquadis)社というメーカーのものなんですが、数年前に一度廃業してから他の資本によって復活したという経緯があります。ですから、今の水栓金具と古い水栓金具との間には部品の互換性がない可能性が高いと思われます。幸いなことに、廃業してすぐの時にカナダの卸し会社に残っていたセラミック・カートリッジの在庫を少し調達しておいたので、修理・メンテナンスは可能です。キッチンの水栓金具については、同じ形式のセラミック・バルブがありましたので、すぐに交換して直すことが出来ました。ただ、洗面については、私たちが在庫で持っているものとほんの少し形状が違っていて、交換することは不可能でした。同じメーカーのものでも、製品や生産時期によってセラミックバルブに違いがありますから、これが他社のものであれば全く合わないと考えた方が自然です。確かに似たようなバルブだと思われる人もいるかも知れませんが、こうしたバルブは北米には無数に存在します。水漏れしたから交換したいと思っても安易に購入を考えないで、メーカーや品番、施工時期を図面や仕様書で確認した上で、私たちのような専門家に相談するようにして下さい。こうしたことが分からなければ、セラミック・カートリッジを交換するよりも、本体ごと入れ替える方が反って時間や費用も抑えられるかも知れません。その際は、予備のバルブも一緒に購入しておくといいかも知れませんね。これさえあれば、水漏れの不具合には将来も心配要りませんから・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年10月07日
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先日、洗面用のホーロー・シンクらしき処に付いたキッチン・シンクの不具合について相談を頂きました。比較的小さめのシンクですから洗面用だと思うのですが、正面には鏡らしきものがないし、もしかしたらキッチンなのかも知れません。ただ、シンクの大きさからすると、少し大きめの水栓金具ですね。さて、今回のご相談は、やはり吐水口からの水漏れで、ハンドルを閉じてもポタポタ水が落ちるというものです。止水パッキンであるカートリッジ・バルブを交換すれば、すぐにでも直るトラブルですが、水栓メーカーが不明で品番や品名も分かりません。輸入住宅に使われている金色の鶴首のキッチン水栓は、以前はどこの輸入水栓メーカーでも作っていたのですが、今ではポリッシュド・ブラス(ピカピカの金色)のクラシックなデザインは殆ど見かけなくなりました。取り敢えず、同じデザインではありますが、鶴首がもう少し小さめの洗面用水栓金具を見付けましたので、それをご提案しようと思います。本当は、交換用のセラミック・バルブをご案内出来ればいいのですが、少しでも形が違えば取付け出来ませんから、それは不可能です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月18日
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台湾の会社、ジョーデンが製造している輸入水栓金具は、価格も手頃でデザインも欧米のクラシックなものを踏襲しているので、輸入住宅に採用されるケースが多いかも知れません。止水パッキンは、北米の水栓と同じようにセラミック・バルブを使用していますから、半永久的という触れ込みでPRしています。でも、人間の作るものですから、絶対に壊れないということはありません。今回ご相談頂いたお客様のものは、セラミック・カートリッジに付属しているプラスチックのリング部品が劣化して欠けてしまいました。バルブ自体には問題ないのですが、小さな付属部品が悪くなっても水漏れは起こってしまいます。リング部品だけを取り寄せて交換出来れば、バルブを交換しなくても直ってしまうのですが、メーカーは小さな部品だけの販売はしてくれません。こういう場合は、セラミック・バルブ自体を取り寄せて、交換する以外方法はないですね。勿論、セラミックで出来た部分が割れたりすれば、同様に交換が必要です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月12日
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昨日、Aquadis社製水栓金具の水漏れトラブルの記事を書きましたが、その代替のキッチン水栓が届きました。北米では少なくなったブラス(ゴールド)のクラシックなデザイン。白いレバーハンドルには、フランス語で「冷たい」「熱い」の文字が書かれていて、ヨーロピアン・アンティークを思わせます。(勿論、水栓はアンティークではなく、新品ですよ)止水パッキンは、他の輸入水栓同様セラミック・カートリッジ。ですから、水漏れのリスクは比較的少ないと思いますが、念の為予備のセラミック・カートリッジも一緒に手配しました。せっかく交換・修理するにしても、ワクワク感や楽しさを味わえるようなことをしたいですよね。ただの修繕で終わるメンテナンス工事にするか、新たな価値を加えるリノベーションにするか。私たちなら、後者を提案します。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年02月09日
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写真は、豊田市で7年前に施工させて頂いたAquadis社の水栓金具。アメリカではトレンドのいぶし銀(ニッケル色)で、その美しさはまだまだ健在です。ただ、この水栓は、水をひねるとキャビネットの中に少量ですが水がポタポタ落ちてくるというトラブルが発生しました。どうやら、吐水する鶴首の根本の継ぎ目から漏水するようです。水栓は、銅のような金属で中身が出来ていますから、緑青のような錆が生じます。それが継ぎ目のネジ切りをバカにするのかも知れません。こうなると、製品そのものの問題となりますので、水道屋さんではどうしようもありません。残念ですが、新しい輸入の水栓金具と交換するしかないようです。キッチンや洗面の水栓金具の水漏れは、栓を閉じた時に水がポタポタと落ちるというトラブルが一般的です。この場合は、止水パッキンのカートリッジ・バルブという部品を交換すれば直ります。でも、それ以外の不具合もあるんです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年02月08日
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愛知県豊田市にある輸入住宅にお住まいのお客様から、洗面化粧台に付いている水栓金具が水漏れするので困っているというご相談を頂きました。建てた住宅会社は既になく、相談先がないというので私たちにお問い合わせを頂いたようです。お話を伺うと、水栓メーカーはカナダのモエン(Moen)社。品番も新築当時の資料に記載されたものがあるということでした。実際にそれを基に調べてみたのですが、番号からしてモエンのものではなさそうです。形状やデザインについては、北米の水栓金具としては当時よくあるスタンダードなものですから、そこから製品を特定することは出来ません。今回は、建てた住宅会社にいた方が状況を見に来てくれるらしく、一旦この件は保留ということになりましたが、水漏れの原因の多くは止水パッキンのカートリッジ・バルブの破損です。これは、メーカーや製品、製造時期によって様々ですから、そこが分からない限り輸入水栓ごと交換が必要ということをご理解下さいね。勿論、適合するバルブさえ分かれば、新品のように気持ちよく使えます。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年01月29日
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アメリカでもメジャーなデルタ(Delta)社の洗面水栓。日本でも多くの輸入住宅に採用されました。この写真の水栓金具は、10年近く前に施工されたもののようですが、吐水口からポタポタ水が落ちる状況だそうです。恐らく、レバー下に内蔵された止水バルブに不具合があるのだろうとアドバイスを差し上げて、新築時の資料などを確認して頂きました。幸運にも商品と一緒に箱に入っていた部品図が残されていて、それをメールでお送り頂きました。現在でも止水バルブは製造されているようで、何とかアメリカから調達出来そうです。このように少しの手掛かりがあれば、交換部品を探すことが可能ですので、どうぞ新築時の資料を大切に保管しておいて下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年01月18日
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