Down with Love
なんとも言えず可愛らしい、レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー主演のラブ・コメディ。
舞台は１９６２年、ニューヨーク。
小粋でファッショナブルな当時のエグゼクティブを、コミカルに描き出した娯楽作。
「恋なんて邪魔」と主張したノンフィクション処女作「Down with Love」を引っさげて、
華々しく文壇にデビューしたフェミニスト作家、バーバラ・ノヴァック。（レニー）
その本があっという間にベストセラーになり、全米の女性達に影響を与える。
ベストセラー作家としてテレビに出たバーバラは、プレイボーイとして名を馳せる、
雑誌「KHOW」の売れっ子ジャーナリスト、キャッチャー･ブロック（ユアン）をこき下ろす。
そんな彼女に何とか復讐しようと、宇宙飛行士になりすまして
バーバラに近づいていくキャッチャーだったが・・・。
往年のクラシック映画の雰囲気を狙って作ったところが面白い。
元ネタは何なのか知らないけど、カメラワークも演技のわざとらしさも、
全て計画どおり、と言った感じだ。
ミュージカルではないんだけど、俳優達の動きもセリフも
すべてがリズミカルに演じられているし、今にも唄を唄い出すのか？と何度思った事か。
個人的には、窓から見える、あのいかにも作り物のお月様が気に入ったわ。（^^）
そして、一番の見所はレニーの可愛らしいファッションと演技。
インテリアの可愛らしさ。
部屋の中は、現実では有り得んだろう？ってほどの可愛らしさで、
女性ならまず見入ってしまうんじゃないかな。
そういうビジュアルにぴったりとハマッて絵になるのがレニーで、
「シカゴ」でも「ブリジット・ジョーンズの日記」でも感じた事だが、
わざとお尻を振りながらモンローウォークで歩く、気取った感じのいいオンナを演じる、
実は田舎者のイマイチ冴えない女性・・・
そういった役柄がホンッとに可愛い。こういうのがピッタリと嫌味無くはまるのは、
彼女以外に考えられない・・・。
男性から観てどうなのかは解らないけど、女性からは好かれる訳だよねぇ。
ユアンも良かったんだよ、かなり。
２枚目プレイボーイになりきってたし、オビ・ワンとはまるで別人だったしね。
けれども女性があれだけ素敵だと、男はあくまでも脇役、っちゅう感じ？？？
女性ならたま～に観ては、ファッションや化粧、仕草なんかのお手本にしても面白いかもね。
一度でいいからああいうエレガントな洋服、着てみたいわ～♪
目で観て美味しい～映画、っちゅうところね☆
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