青空と木洩れ日

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2022.07.29

たまには　本格フレンチ

テーマ：＊雑貨＊本＊おやつ＊暮らし＊あんなものこんなもの♪(39451)

カテゴリ：イベント

最近ずっと知人の案件をお手伝いしているのですが、
ちょっと大変な事を対応したところ
「お礼に美味しいランチご馳走するから
良いお店教えて！」と言ってくれ
知人の好みも踏まえていろいろ調べ、
評判の良い素敵なフレンチレストランに
行ってきました！

新型コロナ第７波が始まったばかりだったので
お店のテーブルの間隔までHPの画像でチェックし

予約しました。

何年も前、友人に誘われて
アフタヌーンティを楽しんだホテルの
上階にあるレストランです。

当時、とても都会的な雰囲気なのに
気取りがなく感じの良い接客だと思ったのですが、
このフレンチのお店も洗練された雰囲気ながら
明るく気取りない接客が
今どきの高級フレンチという感じでした。

急な予約で席は壁側のソファ席でしたが、
テーブルに横並びだったので

最近こんな風に、横並びで
どちらも眺望を楽しめる座り方が
人気みたいです。

お料理は前菜とメイン
それぞれ2種類づつ選べました。

この複雑かつまろやかに纏まっている味は
才能があるシェフならではのものだと思います。

家庭料理とは全く違う
フランス料理の醍醐味みたいな味でした。
それぞれのお肉の下ごしらえが違うんだと思います。
フォアグラもちゃんとした良い味のものでした。

私はフレンチはサラダまたは葉物野菜の出し方を
楽しく見ているのですが、
30年位前からしばらくは丸い筒型に入れて
丸く高く盛り付けた形が流行っていました。
その後散らした盛り付けとかも。

ここではブーケのようにまとめていて、
あ、これはどこかでも見た事あるから
もしかしたら最近の流行りなのかなと
楽しく頂きました。

もう一つの前菜のエスカルゴには
アルコールをとばした
赤ワインのソースがたっぷり添えてあり、
独特のかすかな渋みが、ワイン好きには
堪らなかったと思います。

メインはロブスターと
A５ランクの和牛フィレにしましたが
どちらも絶妙な調理加減で素材の味を引き立てつつ
濃厚なソースが添えてあり、
お好みで味の加減がつけられました。

ロブスターは
最近のフレンチお約束の泡のソースで
魚介からとった複雑でやや癖のある味が
優しい食感になっているのが流石です。

A5ランクのフィレローストは
そのものストレート、と味わった時は思ったんですが
今思えば、牛肉のローストってものすごく難しいのに
あの柔らかさ、レア感、でもすごく食べやすいのは
流石のシェフの腕前なのだと思います。

以前書きましたけど
私はレアもローストビーフも苦手で
美味しいと思ったのは唯一一店舗だけ。
薄くスライスされたローストビーフでさえも苦手なのに
そうじゃないのがさらっと美味しくいただけました。

ちなみに知人はお魚を選んだのですが、
とても苦手だという鮑が入っていたけど
美味しかったと言っていました。

素材も勿論だけどシェフの腕前ってすごいですね。

本格フレンチ、久々に食べて
あ～フレンチだなあ～って満喫しました。

シェフはフランス人ですが
器は日本ということもあってか
涼し気な現代風ガラス食器が
多用されていて、季節感も楽しめました。

こういう食器を使うのも
今風のフレンチだなあって感じですね。

唯一ちょっとだけ残念なのは
ありがちなんですけど
来ているお客さんが
40代中心の
いかにもこういう場所に来なれている
オサレカップルかオサレ女子ばかりなんですね。

もっとご年配の方とか
ご両親とご一緒とか
私達みたいに普通の人とかも
気軽に特別なお食事として来れると
良いのになと思いました。

このお店はまだまだ新しいほうで
この界隈には老舗フレンチが沢山あるので、
皆さん勝手知ったるそちらのほうに
安心していらっしゃるんだとは思いますが。

ちょっとお金がある若者が
羽振りを利かすのではなく、
しっかり生活している大人が
ちょっと特別な時に気軽に行けるお店が多いと良いなと
しっかり生活できてない私が思いました。