October 14, 2009
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カテゴリ: 詩集 デイライト


そんなにも悪かったのだろうか
真夜中の中央で誰かが烙印を押した日も
それ以前も
人間として
それ意外の名のものとして
そんなにも踏み外していたのだろうか

だがもう問うまい
僕は変わってしまったのだ

君の望みどおり
僕は紛れも無く悪い生き物になったのだ

もう戻ることは出来ない
あの純白のシーツの上に
あたたかな食卓の灯の下に
陽の当たる庭に
僕は戻ることはできない

今はただ底が見えない穴の中へ
帰ってゆくだけだ

触れるな
触れてくれるな

こんな思いをするのは
僕だけでいい









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Last updated  October 14, 2009 02:36:50 PM
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