
いったい誰が、なんのために殺したのか?
皆目見当がつかず、兵士も住民も疑心暗鬼にかられるなか、のどかな村に人知れず渦巻く内紛や私怨が次第にあぶり出されていく。
戦争という所業が引き起こす村の分断、軍隊という組織に絡め取られる心理。
正体のあかされない殺人者の告白は、いつしか、思いもよらない地平にまで読者を連れ出すーー
驚天動地、戦争ミステリの金字塔。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)戡定後のビルマの村に急拵えの警備隊として配属された賀川少尉一隊。しかし駐屯当日の夜、何者かの手で少尉に迷いのない一刀が振るわれる。敵性住民の存在が疑われるなか、徹底してその死は伏され、幾重にも糊塗されてゆくー。善悪の彼岸を跳び越えた殺人者の告白が読む者の心を掴んで離さない、戦争ミステリの金字塔!
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
古処誠二(コドコロセイジ)
1970年、福岡県生まれ。高校卒業後、様々な職業を経て、航空自衛隊入隊。2000年4月『UNKNOWN』で第14回メフィスト賞を受賞し小説家デビュー。10年、『線』をはじめとする一連の執筆活動に対して、第3回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」を授けられる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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