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ゆうゆうきかく

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2006.08.14
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爺ヶ岳登山口(柏原新道)7:14→7:44八ッ見ベンチ→8:07ケルン→8:42石ダタミ→8:52石ベンチ→9:26種池山荘→10:02爺ヶ岳南峰10:18→10:35中峰→11:00北峰→12:00種池山荘12:08→12:30石ベンチ→12:37石ダタミ→12:45一枚岩→13:02ケルン→13:34登山口

スケッチを絵はがきにして毎月、10数人におくっている。来年米寿を迎えるというI婦人もその一人で、ワタシが大阪で働いていたときの理事長の奥さん。I先生は1998年に亡くなられたがそれまで毎年、前職の友人とお正月に先生を訪ね、奥様の手料理を味わっていた。

6月に入ってI婦人のご子息のN先生から電話が入った。8月のお盆休みにI婦人を連れて大町の別荘に行くので、「よかったら訪ねてきませんか」という話し。「爺ヶ岳に登った後、大町のお宅を訪ねよう」。ワタシはお盆の計画を立てた。


午前7時、扇沢の登山口に近づくに連れて道路脇に自動車がたくさん止まっている。通常はこれほどではないがさすがにお盆。爺ヶ岳登山口に近い2つの駐車場はいずれも満車、車の置き場はない。少しやり過ごしたところに一時的に開放した駐車場があった。入り口付近に車一台がおけるスペースがあり、そこに駐車することにした。

登山靴に履き替え、スパッツをつける間にヤブ蚊が押し寄せてくる。首から携帯電話をぶら下げ、デジカメをぶら下げる。…しかし、変だ。デジカメが軽い。見ると電池が入っていない。昨晩、念のためにとカメラから電池を取り出し充電した。充電したまま、その電池を入れ忘れて山にやってきてしまったのだ。

家を出るときは、爺ヶ岳の山野草をカメラに納めようと考えていたけど、予定は初っぱなから狂ってしまった。そこでワタシはコースタイムをどれだけ短くすることが出来るかに目的を変えた。


ケルンから先にはオレンジ色のニッコウキスゲが幾つも花をつけていた。「カメラがあれば…」と口おしい。仕方がないのでドンドンあるく。いくつかのツアー客を追い越し、山から下りてくる人をやり過ごしたり、先に行かせてもらったり‥。すれ違うときに「ゆっくりどうぞ」と声をかけてくれる人。「ありがとうございます。もうゆっくりしか歩けません」とこたえるワタシの声には元気がない。

種池山荘
石ベンチを越えたガレ場は雪渓が残る。おそるおそる雪の上を通りすぎる。雪渓を越してしばらくあるくと視界が広がり、種池山荘の小屋が見える。これまで視界のない登山道を歩いてきたので、広がる青空と山荘の赤い屋根が新鮮だ。爺ヶ岳山頂(南峰)が見える。

鹿島
中腹から北を見れば鹿島槍ヶ岳、ガスがあたりを覆っていた。

P251iS00266.jpg


種池山荘付近に集まる人の気配。何事かと視線の先を見ればライチョウの親子が登山道から5mくらい離れたところを歩いている。「こんな時、カメラがあれば…」悔し紛れに携帯を取り出しカメラに設定して写してみるが、被写体はほとんど判別出来ない。

山小屋からN先生に「これから山を下りて3時過ぎにそちらに向かいます」と連絡。山を駆けおり、大町温泉郷「薬師の湯」で入浴。しっかり疲れを落とした後、N先生を訪ねた。

別荘にはI婦人とN先生夫婦、そして息子さんのご家族(3歳くらいと4歳くらいの女の子2人)で来ておられた。I婦人はワタシが先般、大阪の実家に帰ったときにお会いしていたので、2ヶ月ぶりの再会だった。そのときにもこれまでどこに行くときにも車を使っていたので、足が思うように動かないと嘆いておられた。

しばらく話しをしているとN先生は釣りに行っている息子さんを迎えに行くと2人のお孫さんを連れて外出。近くにいた小さい方の女の子の手をとって「握手、ばいばいばい」と手を振った。少しするともうひとりの女の子がワタシの右隣にたった。「何?」と思ってみると、左にやってきたさっきの女の子が「この子にも」と握手を催促。「そうか、握手か!」ワタシはその女の子の手を取り、もう一度「握手、ばいばいばい」をやった。そう言えば我が家の子どもたちもこれが大好きだったなぁ。

ひとしきりI婦人とN先生の奥様とお話をしてから、ワタシはN先生のお宅を後にした。





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Last updated  2006.08.15 15:21:26
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