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2005年02月19日
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テーマ: 吐息(401)
カテゴリ: Essay
 ものすごく甘い親だと自覚している。

 そんな時、わたしは必ず亡き母との関係に置き換えてみた。

 兄弟が多かったので割合早い時期に、わたしは精神的自立をしていたように思う。
 親に構ってもらえない環境は、それなりに生きる術を身に付けるものなのだ。
 だから人には懐くけど甘えない、という構造が幼くしてすでに確立していた。
 その上にしたたかさをもあわせ持っていたわたしは、効率の良い懐き方をすでに体得していたのだ。
 だから、のべつ幕なし人に懐いたりはしなかった。


 ところが、わたしの娘たちはわたしのそれを知らない。
 知らないというより、もっと純粋だ。
 駆け引きもなければ、単なる人に懐くイコール甘えという構造しか持っていなかった。
 だから大人の男にとって、時には愛らしく、日々重い存在と化していくのではないだろうか?

 ある時は心から甘える相手であり、またある時は毅然と振る舞い、
 凛とした女性であって欲しいと望む男性を、わたしは否めない。
 むしろ、そういう女性であり続けたいと今も尚思う。

 わたしには親に迷惑をかけられない、という思いがいつもあった。
 その中で実際には数多く迷惑をかけてしまったけれど、そういう意識で生きていくということが必要なのだと思う。
 我が娘達も、基本的には根底にそういう意識が流れているのだけれど、まだまだその道のりは遠い。

 亡き母の偉大さは、自分の生き様で人生を教えてくれたことだ。

 わたしの脳裏にある母との関係は、そう簡単に消えてしまうものではないからだ。


 甘えることと懐くこと。
 これからの様々な経験から、その違いをしっかり学んで欲しいと思う。
 もっとしたたかにそして、今よりもっと素敵な自立した女性へと変身するために。


 娘達がひたすら幸せで、安穏な道を歩いてくれたらなー、
 と切に切に、そう願うのみである。





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最終更新日  2005年02月21日 16時01分08秒
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