PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

紫苑(しをん) @ Re[1]:日々の出来事(11/24) しの〜445さんへ 本当にご無沙汰していま…
しの〜445 @ Re:日々の出来事(11/24) おはようございます。☀ 今日の三重は快晴…
しの〜445 @ Re:カウントダウン1825(10/07) 紫苑さん、こんばんは~☆彡 何気なく、過…
紫苑(しをん) @ Re:ともだち(02/01) ものすごい亀レスでごめんなさい。 美味し…
しの〜445 @ Re:ともだち(02/01) こんにちは~☀ 私もそう思います。 学生…
2005年04月05日
XML
テーマ: 吐息(401)
カテゴリ: Essay
 起き抜けに、遮光カーテンを勢いよく開けた。
 薄暗かった部屋が、たちまち朝の光で満ち溢れた。
 ついでに白いレースのカーテンも……。
 眼下に薄紅色の桜並木が広がった。
 いえ、実際は全体の一割程度しか開花していない。
 そればかりか、くすんだ茶色の幹が枝葉を広げているだけであった。

 この季節の、桜の幹全体を眺めるのが好きだ。
 幹から妖気が立ち上り、全体を薄紅色のベールで包み込んでいるように見えるから。

 わたしには、少なくともそう感じられるのだ。

 これから咲くからねー。
 眼下の桜並木から、そう声をかけられたような気がした。
 今朝の暖かな空気に乗って、甘い桜の匂いが立ち上ってきた。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年04月05日 14時47分20秒
コメント(0) | コメントを書く
[Essay] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: