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2006/08/30
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『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~


『アイナ&焔』

「よし、まぁ…だいぶ間合いのとり方はさまになったな」

焔が周辺のモンスターを片付けたアイナにそう言う

「でも…囲まれると辛いの」

アイナは肩で息をしながらそう焔に言う

「今はタイマンだからな…アルが戻ってきたらその辺を相談すりゃあいい…正直、俺にはわからないからねw」

焔はアイナにそう言う


「ほんじゃあ…俺はちっと用があるんで街に戻るけど…ヤバかったらすぐに戻れよ!」

焔はそう言って羽織をひるがえして消える
アイナは大きく深呼吸をしてまた狩りをはじめる


『悲魔&藁人形』

「さて…結局、戻ってこなかったメンバーが居るが…売りに出すのはコレくらいかな」

悲魔は倉庫の奥でリストを確認しながらそう言う

「うむ…俺はがんばってこのトール代を稼ぐとして…焔はマヂでコレを使うのか ^^;」

藁人形は棚の上に置かれたタムファーの魂を見てそう言う

「まぁ…本人がそう言ってんだからいいんじゃないか」

悲魔も苦笑いを浮かべつつそう言う

「そういや、モネはどこで何やってるんだろうな…エンタに行ったっきり帰って来ないし…」



「いつもの事さ…うちのメンバーは勝手にどこかに行くからね」

悲魔はため息混じりにそう言う

「うむ、スマンな…いつもまかせっきりで」

藁人形は悲魔にそう言う

「いいさ…無事でいてくれれば」




『白狐&カイラ』

「カイラさんゴメンなさい…こんなになっちゃったです ^^;」

白狐はそう言ってボロボロになった服をカイラに見せる

「!!!服なんかいいの…ケガは!」

カイラは白狐の体を触りながらそう言う

「だ、大丈夫です^^」

白狐はくすぐったかったのか思わず避けながらそう言う

「いいギルドには入れた?いじめられてない?」

カイラは心配そうに白狐を見つめながらそう言う

「はい♪みんないい人です♪」

白狐はニコニコ笑いながらそう答える

「そう…良かった…で、どこのギルドに入ったの?」

カイラはそう言いながら新しい服を選ぶ

「悲魔さんや藁人形さんが居るSSDです♪」

白狐はそう答える

「え、SSDですって?」

思わずカイラは動きを止めてそう言う
白狐はニコニコしながらうなずく

「私が他のギルドを紹介するから…あそこだけはやめなさい!」

カイラは真顔でそう言う

「えぇ…でも、みんなすごくいい人達ですよ」

白狐はビックリした顔でそう答える

「表面的にはね…」

カイラはこめかみをピクピクさせながらそうつぶやく
白狐はただ苦笑いを浮かべる


『ジャルデウ&トムチャ』

ジャルデウとトムチャは噴水の縁に座りながら日向ぼっこをしている

「ところで…アルとはどういう関係なん?」

ジャルデウが隣に座っているトムチャにそう質問する

「え?…あぁ…その…」

トムチャはかなり動揺しながら言葉に詰まる

「なるほどね…おおかた飲み代かなんかの請求やろ…」

ジャルデウはトムチャの反応を見てそう言う

「Σ(´ロ`;)」

トムチャは思わず動きが止まる

「ええよ、いろんな事情抱えた奴がこの大陸にはぎょーさんおるってw」

ジャルデウはそう言って笑う
トムチャは苦笑いを浮かべる

「ほんじゃ、予定が終了したら…帰るん?」

ジャルデウはトムチャにそう聞く

「う、うん…他の大陸も回らなきゃいけないし…それに、これが終わると自分の店がもてるの」

トムチャはそう答える

「自分の店か…それやったら無理に引き止められんな」

ジャルデウはそう言う

「うん…私の夢…かな」

トムチャはうつむき加減にそう言う

「この大陸で…自分の店を持つってのはダメなん?」

ジャルデウはトムチャを見てそう聞く

「この大陸で?」

トムチャはそう聞き返す

「せや、何も冒険者になるだけが全てやないからねw」

ジャルデウはそう言って笑う

「でも…任された仕事だし^^;」

トムチャはそう苦笑いでつぶやく

「そや!アルが一生このまま帰ってこんかったらええんや…そしたらここにおられるっしょ♪」

ジャルデウはそうトムチャに言って自分の光り輝く剣を見つめる

「じ、ジャルさん…シャレになってませんよ ^^;」

トムチャはそう苦笑いでつっこむ


『カイラ&白狐』

「とにかく、あの連中は信じない事…あとはSSDと一緒につるんでるジャルデウと焔…あれも要注意ね」

カイラは白狐の服を脱がせながらそう言う
白狐はただ苦笑いを浮かべる

「ちょっと…ここアザになってるじゃない…」

カイラは白狐のわき腹を見てそうつぶやく

「ああ…だいじょぶです」

白狐はそう言って笑う

「そっか…白狐ちゃんサイズの防具って普通に無いのね…」

カイラはつぶやく

「藁さんも悲魔さんもそう言ってました」

白狐はカイラにそう言う

「よし♪私がぴったりですっごくかわいい物を作ってあげるね^^」

カイラは白狐に笑顔でそう言う

「それは…ちっとまずいんじゃねぇの?」

突然2人の会話にそう言って焔が割り込んでくる

「焔…いつからそこに居たのよ!」

カイラがそう焔に言う

「うーん…ジャルデウと焔…あれも要注意ね…辺りかな…」

焔は考えながらそう言う

「って言うか…なんで勝手に入ってくるの!」

カイラはそう焔に怒鳴る

「いや…何度も呼んだんだぜ…」

焔はそうカイラに言う

「で…何がどうまずいって言うの!」

カイラはそう焔にいう

「お前さんは合成屋さんで…この大陸全ての冒険者に対して平等じゃないといけないわけよ…つまりアンタと白狐ちゃんがどういう関係かは知らないけどよ、特別扱いにすると後々問題だと思うよ…特に白狐ちゃんが今後もこの大陸で冒険者するならなおさらだね」

焔は部屋の入り口にもたれかかりながらそうカイラに言う

「じゃあ…この子の防具はどうするのさ!…SSDに特注するほどの金銭的余裕があるとは思えないけどね…」

カイラは焔にそう強く言って笑う

「じゃあよ…俺が頼んだって事にするのはどうよ?アンタは白狐ちゃんのために…俺は今後の付き合いのため…それにそんな特殊な合成もできるって話が広まれば…アンタにとっても悪い話じゃないと思うけどねw」

焔はカイラにそう言ってニヤッと笑う

「焔…アンタの頭の回路はどうなってるんだかね…割って中身を見たいよ」

カイラはそう言ってため息をつく

「ま、とりあえず…例の仕事料、ここに置いておくぜ!」

焔はそう言ってお金の入った布袋を机に置き部屋を出て行く

「ぼ、僕の正体はバレなかったのかな?」

白狐はそうつぶやく

「たぶん大丈夫でしょ…あいつはそういった事には一切興味を示さないからね…」

カイラはそう言ってフッと笑う


『アイナ』

「ふぅ、ちょっと疲れちゃったな…おなかもすいたし、ごはんにしよっと♪」

アイナはそうつぶやき、岩の上によじ登り荷物からおにぎりを取り出す
アイナがおにぎりを食べ始めた時…またしてもマドリが現われる

「また見失っちまったよ…あいつらはカイヌで何やってんだ…」

マドリはため息混じりにそうつぶやく

「マドリさんこんにちわ^^」

アイナはそうマドリに声をかける

「!!!!」
「(この前もそうだったけど…まったく気配に気づかなかった…私はそんなにボーっとしてたの?)」

マドリはそう声をかけられてからアイナの存在に気付いて驚く

「また…梟さんを探してるんですか?」
(「梟さんってそんなに美味しいのかな…」)

アイナはそうマドリに聞く

「うん?あぁ、まぁね…で、アンタはこんなとこで何してるの?」

マドリは梟の事を適当に流し、逆にアイナにそう聞き返す

「私は…おなかがすいたんで…お昼です♪」

アイナはマドリにおにぎりを見せてニコニコしながらそう答える

「お、お昼って…こんな狩り場の殺伐としたとこでよく食べれるわね^^;」

マドリはそうアイナに言う

「食べますか?」

アイナはマドリの言葉に耳も傾けずにそう言う

「わ、私はいいわよ…」

マドリはそうアイナに言って断る

「ぐぅ~~~…」

が、マドリのおなかが鳴る
アイナはニコニコしながらマドリにおにぎりを差し出す
マドリはアイナからおにぎりを受け取り岩の上に登る

「アンタ…いつもこういうとこでお昼食べてるの?」

マドリはおにぎりを食べながらアイナにそう聞く

「誰かと一緒の時は…街に戻るけど…1人の時はその場で済ます事は多いかな…一応いつも作って持ってくるし^^」

アイナはそう言って笑う
マドリはただ苦笑いを浮かべる

「そうだ!アンタ…今誰かとパーティー組んでるかい?」

マドリはそうアイナに聞く

「うーん…今は1人…かな?」

アイナは考えながらそう言う

「じゃあ、ちょっとテラの街においでな…あげたい物があるのよ」

マドリはおにぎりを食べ終えアイナにそう言う

「えぇ…なんで?」

アイナはそうマドリに聞く

「おにぎりのお礼…美味しかったからね」

マドリはそう言ってアイナに微笑む

「お礼って…そんなのいいですよ^^…そういうつもりじゃなかったし」

アイナはそう答える

「いいのよ、アタシは義理堅い女でね…借りっぱなしはイヤなのよ!じゃあ街の倉庫で待ってるから」

マドリはそう言うが早いか…その場から消える
アイナは身の回りを片付けて仕方なくテラの街に向かう

アイナが倉庫の前に行くとマドリが待っていた

「はい、まだアンタには装備できないと思うけどね」

マドリはそう言ってアイナに鎧を渡す

「Σ(´ロ`;)ええええ」

アイナは鎧を渡されて驚く

「どうせ私はもう使わないしね…ホントはフルセットであげたいけど…切り売りしちゃってね^^残ったのはその鎧だけなの」

マドリはそうアイナに言って笑う

「でも、これとおにぎりじゃ釣り合いが…」

アイナはそう苦笑いでマドリに言う

「その鎧はカマラアーマーって言ってね…フルセットじゃないと意味が無いのよ、だから気にしないで^^」

マドリはそうアイナに言う

「ありがとうございます^^」

アイナは何を言ってもマドリが引き下がらない事を悟り…そう言って頭を下げる」

「それじゃまたどこかでね♪…おにぎりホントに美味しかったよ^^」

マドリはそう言うとまたその場から消える
アイナはとりあえず倉庫に鎧を預けて街を歩く

「そっか…もうじきアリーナか^^」

アイナは街を見回してそうつぶやいた時、視界にアルテミスが映る

「あぁぁぁぁ!アルさん発見♪」

アイナはそう叫びアルテミスの元に走っていく

…『To Be Continued♪』





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Last updated  2006/08/30 04:34:50 PM
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