PR

×

Profile

†Aina†

†Aina†

Calendar

Archives

2026/08
2026/07
2026/06
2026/05
2026/04

Comments

†Aina† @ …あとがき みなさまこんばんわぁ♪ 本日は…「メルファ…
†Aina† @ あとがき♪ はい…みなさまこんばんわぁ♪ 今回は…久し…
†Aina† @ あとがき… みなさま…こばわぁ♪ 予定よりだいぶ時間が…
†Aina† @ あとがき♪ みなさまこばわぁ えと… サクッと軽めに…
†Aina† @ あとがき♪ さて…「第1話」を公開しました♪ えと…………
2010/11/25
XML
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~
最終章・エピローグ第3話「-眠らない大陸-」


大陸の時は瞬く間に過ぎ…あれから2年の月日が流れた
うららかな春を感じさせる桜の花も芽吹き始めたある日の午後
SSDのアジトの前で悲魔とアイナが木箱に座りお茶を飲んでいた

「そっちはどう?」

悲魔がアイナにそう聞いた

「うちで忙しいのは凛ちゃんだけかな…毎日、キーーーー!!って言ってるw」

アイナは笑いながらそう答えた



「うん…」

「そうだ…ギルドマスターにはそろそろ慣れた?」

そんな悲魔の質問にアイナは首を横に振って答える

「やっぱり悲魔さんは凄いなぁって今になって思う…私は4人で精一杯だもんw今年も結構入ったんでしょ?」

「たいした事はしてないってw人も増えただけだよ…おかげでここも手狭になって倉庫前にもう1つアジトを借りる羽目になったし」

悲魔は苦笑いを浮かべる

「うちでよかったら…お部屋貸したのにw」

「ホテル業はやってないの?」

「やってるけど…お客が入るのは稀かなぁ…」

「あははは…そっか」

「なんや…ここは相変わらずほがらかやねw」



「わぁ!ジャルさんだぁ♪」

「ジャルさん…」

アイナと悲魔は突然のジャルデウの訪問に驚きの声を上げる

「久しぶりに顔を見たくなってねw立ち寄って見たんよみんな元気でやっとる?」

「うん…相変わらずだよ」



ジャルデウと悲魔がそんな会話をする
そんな中…アイナはじーっとジャルデウの装備を見つめていた

「ジャルさん…」

「なに?」

「なんでスカート履いてるの?」

「ぶw」

アイナの言葉に思わず悲魔が笑う

「ちょwwwこれはスカートちゃう袴っちゅう履きもんやw」

ジャルデウはそう言って袴を広げてアイナに見せる

「なんだぁ…スカートかと思ったよ」

「まぁ…見えんこともないけどねw」

「うん…見えるといえば見えるね」

ジャルデウと悲魔は顔を見合わせて笑った

「それにしても…少し見ないうちになんかえらい変わったね」

「2年だもんな…色々変わるよ…ここに居ると慣れちゃってるからアレだけどねw」

「2年か…そんなになるんだ」

2人の話を聞いてアイナがしみじみとそんな言葉を口にする

「だってアレもあんなに大きくなったしw」

悲魔はそう言って空を指差す

「ちょwww何アレw」

ジャルデウは空を雄大に飛行する竜を見て驚きの声を上げる

「マルノスケ…あんなんなっちゃったw」

アイナは苦笑いで答えた

「あんなんって…アレは大丈夫なん?」

「まぁ…危害はないし…戦の時はかなりの戦力だしね」

「ほぉ…実体はいくつか倒したん?」

「アレからはスレイドとつい先日マタリエルかな…」

「やっぱ実体となると結構しんどいん?」

「まぁ…それなりにね…ただ…」

「ただ?」

「マタリエルは討伐確認が出来てなくてね…まぁ生きてないとは思うけど」

「どういう事?」

悲魔の言ってる事が理解できずジャルデウは首をかしげる

「あのね…ニライさんがあのハンマーではるか彼方に…」

アイナは苦笑いで補足する

「ちょwwwホームランしたんかい」

「おかげで大騒ぎだよ…まったく」

「ご愁傷様w」

ジャルデウはため息をついた悲魔の肩をたたく

「そうだ…いつまでこっちに居られるの?」

「4、5日はいる予定だけどね…そういえば…ゲートんとこで張り紙見たんだけど藁藁は何しとるんw」

「あぁ…あれか、バンドねw」

「アレはなんよw」

「今度のアリーナでライブをやるんだと…で現在バンドメンバーを募集中、毎日練習に明け暮れてるよw」

「藁さんがギターで、パンクスさんがベース…そんでウォローさんが歌うんだって」

「ある意味スゴイ組み合わせやねw」

「アイナさんは断られたんだよねw」

「うん…白狐ちゃんと行ったらダメって言われた」

「へぇ…花があってええんちゃう?何でアカンの?」

「まぁ…たぶん俺も藁さんの立場なら断ったよ…きっと」

悲魔は苦笑いでそうつぶやく

「は?なんで?」

「だって…トライアングルとカスタネットだし…」

「ちょwwwええやんw俺それ見たいしw」

そんな2人のやり取りを見てアイナはむくれる

「まぁ…しかたないよw」

悲魔はアイナの機嫌をとるように肩をたたく

「せやった!忘れるとこだった…」

ジャルデウはそう言って懐を探り始める

「これをさ渡そうと思って立ち寄ったんよ」

そう言ってジャルデウは懐から取り出したものを2人に見せる

「わぁ…キレイ…これは何?」

「竜石で作ったペンダントやw…この蒼いのが悲魔コンで…この紅いのはアイナさんね」

「え…もらっていいの?…ありがと♪」

「ジャルさんありがと…大事にするよ」

2人はさっそく身に付ける

「うん?このピンクの指輪は?」

取り出したペンダントの中に1つだけ指輪が混じってるのに気がついたアイナがそう質問した

「こ、これはちゃうんよ…たいした物じゃないからw」

ジャルデウは慌てて指輪を懐にしまう

「ほ、ほんで…これは…焔の分な…」

ジャルデウは苦笑いでアイナの石よりちょっと大き目のおそろいのペンダントをアイナに手渡した

「ジャルさん…」

「いや…ホントは迷ったんよw空気読めんとか言われるかなってね…ただ元々あいつにはコレの借りもあるからさ」

そう言ってジャルデウは背負ったハッシュアックスを親指で指差す

「ううん…アリガト♪」

アイナは首を振って目を潤ませながらジャルデウに頭を下げた

「悲魔さーん!」

その時…肩で息をしながらモネが走ってきた

「モネは相変わらずやねw」

「ジャルさん!お久しぶりです!…いつ戻られたんですか?」

モネはジャルデウに気がついて息を弾ませながらそう聞く

「ついさっきw」

「で…モネ、どうした?また厄介な話?」

「あ…そうだ!グロとエースが…噴水で犬神家になってて…」

「ちょwwwあいつらも好きだなぁw」

「まったく…あいつらは何やってるんだか…」

「犬神家?」

アイナには3人の言葉の意味が理解できず聞き返した

「池に頭から浸かってたんですよ…2人並んで」

モネは苦笑いでアイナに説明する

「!!!!」

その説明を聞いたアイナが突然顔色を変えて立ち上がると噴水に向かって走って行った

「どうしたん?」

「さぁ?」

「まさか!」

ジャルデウとモネが首を傾げて顔を見合わせていると悲魔も顔色を変えて立ち上がりアイナを追いかけた

「なんやおもろそうだから俺も行こw」

そう言うとジャルデウも悲魔を追った

「ええええ!待ってよ~!」

そしてモネも3人を追いかけて噴水に向かう


『テラ ユニオンホール』

「シュウ…どうだ?マタリエルは見つかったか?」

ホールに戻ってきたシュウにデンキチがそう聞く

「全然…マタリエルのマの字も見当たらないね」

シュウは苦笑いでそう答えた

「まったく…余計な仕事を増やしやがって…」

デンキチはそうつぶやくと苛立ちを机にぶつける

「悪気は無いんだけどな…」

「だから余計に性質が悪い…しかも都合が悪くなったと思ったら途端に消えちまうし…」

「スマンね…」

シュウはそう言ってデンキチに手を合わせて詫びる
デンキチもシュウや悲魔にあたったところで何も変わらないのはわかっているのでそれ以上は何も言えずにいた
そこにクラッシュが飛び込んでくる

「デンキチ!あいつらまた揉め始めたみたいだ…俺で良きゃ止めに行くが…どうする?」

「またかよ…毎日飽きないなぁ…あいつらも」

それを聞いたシュウが苦笑いを浮かべる

「次から次へと…まったく…俺が行く!スマンが留守番を頼む!」

デンキチはシュウとクラッシュにそう言うと壁から自慢の大戦斧を手に取ってホールを飛び出して行った

「かわいそうに…3日は吊るされるぞアレはw」

クラッシュは苦笑いでそうつぶやく

「まぁ…ひよっこが増えてギルド数も一時の数倍にまでなったが組織が出来てないからな…」

シュウはため息混じりにそうもらす

「そういった意味では混沌は絶えずって事か?」

「だね…でもこの程度の混沌ならデンキチも苛立ちの捌け口が出来て気晴らしになると思うよw」

2人はそう言って笑う


『クロノス城 噴水前』

噴水前では救助されたグロとエースが寝かされていた
そしてそこにアイナが走ってくる

「アイナさん…悲魔さんは?もう少し発見が遅かったら溺死してましたよ…」

駆けつけたアイナにアルフレッドがそう話しかける…が、アイナは2人には目もくれず辺りをキョロキョロと見回している
アルフレッドはそんなアイナを見て首をかしげる
そこにアイナを追ってきた悲魔とジャルデウ…そしてモネが駆けつける

「アルフレッド…迷惑かけたね…どう?」

悲魔はアルフレッドに頭を下げながらそう聞いて2人の傍らにしゃがむ

「命に別状は…」

アルフレッドがそう言い掛けるとグロとエースが意識を取り戻す

「う…ううん…アレ?悲魔さん…俺は…ゲホッゴホッ…」

「痛っつぅ…」

「何があった?」

「いや…いきなり後ろから殴られて…」

「スンマセン…」

「そうか…災難だったね」

悲魔と2人がそんな会話をしている時…辺りをウロウロしていたアイナがやってくる

「ねぇ…焔がいないの…焔は?」

目に涙を溜めて2人にそう聞いた

「!!!!」

2人は顔を見合わせて辺りを見回す

「やっぱり…アイナさんの慌てぶりを見て嫌な予感がしたんだけどね…一緒だったの?」

「はい…ここを通りかかったアイナさんから…預かって遊んでたんスよ…」

「アイナさん…ゴメンなさい…」

「焔…どうしよう…」

アイナはがっくりと力を落としその場に座り込む

「焔?」

事情がのみ込めていないジャルデウがそんな声を漏らして首をかしげる

「あれ?そういえば…姐さんは?」

「え?アルも一緒だったの?」

「はい…途中から一緒に遊んでたんですけど」

「アルか…」

悲魔はそうつぶやくと大きなため息をついた


『エンタイス』

「焔ちゃん♪お姉ちゃんが高い高ーいしてあげますよ~♪…どれにしまちゅかぁ?」

アルテミスがそう言って背負った真っ赤な髪の子供をあやす

「うんうん…あいつね…じゃあ行きますよ~♪」

アルテミスはそう言うと子供が指差したモンスターめがけて飛び上がるとクラッシングフォールを叩き込む

「もう一回♪高い高~い♪」

アルテミスが舞い上がるたびに子供はキャッキャと声を上げて大喜びする

「エンチャントストーンかぁ…ドロップ100%は凄いんだけどちょっち違うんだなぁ…お姉さんが探してるのはぁ…こういう弓なの…焔ちゃんわかるかなぁ?」

「だー!だー!」

焔はしばらくまわりを見てからモンスターを指差す

「今度はアレね…じゃあもう1回、高い高ーいするよ♪」

「ぶーん!ぶーん!どーーーん!」

「そうそう♪ぶーん♪ぶーん♪ど~ん♪」

アルテミスはそう言って走り込み目標に向かって大きく羽ばたいた



ここは『クロノス』という名の大陸…

かつては欲望と混沌が渦巻く大陸だったが、その時代は終りを告げた

動き出した時の先にあるのは希望の光か…それとも絶望の闇か…

未来という予測の出来ない明日に向けて今日も人は夢を抱いて大陸を駆ける

アイナの物語はここで幕を下ろす事になるが…

この大陸に人がいる限り…

この大陸で人が夢を追い続ける限り…

誰かの物語がこれからも続く…


…『To Be Continued?』





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010/11/25 08:44:17 AM
コメント(9) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


あとがき♪  
†Aina†  さん
おはようございます♪
なんか…うまくコメントが出来ずに3度目のトライw

さて、クロノスをはじめとするオンラインゲームには明確な終りが無いものが多いためこんな感じのまとめになりましたw
このページが始まったのが『2005/10/21』
途中…再構成や長期休止があったためまるまる5年というわけにはいきませんが…なんとか終焉を迎える事が出来たのもお付き合いくださいました皆様のおかげだと思っています^^
誠にありがとうございました♪

今後、気まぐれで書きそびれたお話を「追加章」としてアップする事があるかもしれませんが…
基本的にコレが最終回です^^
(ちなみに…コッソリ書いてたりはしますw)

さて、以前より告知というかコメントに書いていたテスト放送の件ですが…今まで放送で使っていた「らじろぐ」さんが使えなくなって別の放送方法にしないといけないという事もあり…現段階では確定の告知が出来ません
本日、出来るようでしたらネットゲーム系のブログ『†Aina†のないしょ♪』にて告知をのせます
予定としては21時スタートを目標にしていますのでよろしくお願いいたします^^ (2010/11/25 09:30:54 AM)

長期連載お疲れさまでした  
じゃる さん
一応全部読んだつもりではいる一読者ですw

基本的に人物名やらなんやらが感情移入しやすかったから
楽しく読めましたよ。
もっと続いてほしかったなぁ
無理やり打ち切りにされた気がするんですけど(ぇ

何はともあれお疲れ様!

あいな先生の作品が読めるのは楽天だけ!
(2010/11/25 02:26:51 PM)

お疲れ様でした^^  
深鏡 さん
はじめまして
そして お疲れ様でした

ラピスワールドでささやかに活動している者です

偶然見かけて続きが気になり
毎回の更新を楽しみにしていました
まだ大陸にはいらっしゃるようですので
ワールドは違えども目一杯楽しみましょう

いつかお目にかかれるやも知れませんから^^ (2010/11/25 07:57:05 PM)

Re:エピローグ第3話 「-眠らない大陸-」(11/25)  
PUNKS さん
無事完結おめでとうございます。
ジャルりんも書いてる通り、みんな知ってるからか、
とても面白かったよb
みんなとは疎遠になってしもうたのに、
この物語のおかげで、ずっと一緒に遊んでたような気がしとったよ。
アイナちゃん!!最後まで続けてくれてアリガトね。
そして、本当にお疲れ様でしたbb



(2010/11/27 12:44:12 AM)

執筆お疲れ様でした  
全部読むのに職場でも読んでたのは内緒です(x

PUNKS氏同様、一緒に駆け回ってる気分になれました。
またちょっとやってみようかな…。

またどこかの電脳世界で逢いましょうb
(2010/11/27 03:02:33 PM)

Re:長期連載お疲れさまでした(11/25)  
†Aina†  さん
じゃるさん
>一応全部読んだつもりではいる一読者ですw

>基本的に人物名やらなんやらが感情移入しやすかったから
>楽しく読めましたよ。
>もっと続いてほしかったなぁ
>無理やり打ち切りにされた気がするんですけど(ぇ

>何はともあれお疲れ様!

>あいな先生の作品が読めるのは楽天だけ!
-----
確かに…一気に話を進めちゃったからね^^;
また…何かの形でがんばりますので…
今後ともヨロシクです^^
アリガトでした♪ (2010/12/02 08:31:19 AM)

Re:お疲れ様でした^^(11/25)  
†Aina†  さん
深鏡さん
>はじめまして
>そして お疲れ様でした

>ラピスワールドでささやかに活動している者です

>偶然見かけて続きが気になり
>毎回の更新を楽しみにしていました
>まだ大陸にはいらっしゃるようですので
>ワールドは違えども目一杯楽しみましょう

>いつかお目にかかれるやも知れませんから^^
-----
はじめましてです♪
今はエク鯖にいますけど…
メインの子はラピに残っていて
やり残した事があるので…
そのうちお目にかかる事もあるかもですね
その時は遊んでください♪
(2010/12/02 08:33:01 AM)

Re[1]:エピローグ第3話 「-眠らない大陸-」(11/25)  
†Aina†  さん
PUNKSさん
>無事完結おめでとうございます。
>ジャルりんも書いてる通り、みんな知ってるからか、
>とても面白かったよb
>みんなとは疎遠になってしもうたのに、
>この物語のおかげで、ずっと一緒に遊んでたような気がしとったよ。
>アイナちゃん!!最後まで続けてくれてアリガトね。
>そして、本当にお疲れ様でしたbb
-----
私にとっても…このお話は思い出深いです
初めてプレイしたMMOだたから…
と言ってしまえばそれまでですが
私にとっては数あるMMOからクロノスを選んだ事
ラピ鯖に降りてSSDや皆さんと出会えた事
このお話を書き始めたこと
すべて必然だったのかと思ってます
だからこれからもよろしくお願いします^^ (2010/12/02 08:39:07 AM)

Re:執筆お疲れ様でした(11/25)  
†Aina†  さん
ウォロー1056さん
>全部読むのに職場でも読んでたのは内緒です(x

>PUNKS氏同様、一緒に駆け回ってる気分になれました。
>またちょっとやってみようかな…。

>またどこかの電脳世界で逢いましょうb
-----
許可を得ないまま急遽ウォロさんにもご登場願っちゃいましたw
そうですね…あの時のみんなが同じ世界を馳せる事は限りなく難しくても
きっとまたどこかで出会う事もあるかと思います^^
どこかでみんなつながってると思うので^^ (2010/12/02 08:42:08 AM)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: