雅の日記~お気楽生活をめざして

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2024年04月26日
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カテゴリ: お酒を愉しむ
京都の小料理屋さんでよく見かけるメニュー「酒粕レーズンバター」。なぜか京都以外ではあんまりみかけないのだが、酒造りの盛んな地域だからだろうか。
日本酒だけではなく、白ワインのアテにも活躍してくれるし、普通のレーズンバターに比べ、酒粕が入っているがゆえに、軽い味わいでしつこくない。栄養価的にもビタミンB2他、健康にいい成分がたっぷり入っているので、クラッカーに塗って食べると、なんだか体にいい気がしてくる。

酒蔵さんにレシピを教えてもらってから、自宅で結構な頻度でこれを作っている。これまで酒粕を消費するのは酒粕焼きだった。これにチーズとか、ふき味噌とかを塗って食べていた。ピザ生地の代用として、ブロッコリーとかソーセージをスライスしたものとか、そういうのを置いて溶けるチーズをかけて焼く。そんなこともしていたのだが、最近はもっぱらレーズンバターに化けるようになった。

時々、地方に行くのだが、そのたびに行く角打ちがあって、そこの女将さんと酒のアテレシピ談義をするのだが、先日酒粕レーズンバターの作り方をお知らせしたら、これがハマって、よく作っているらしい。近所の人にもおすそ分けしたらしく、近所の人も手作りをはじめ、ちょっとしたブームになっているそうだ。

いつも弾丸ツアーみたいに突然その場所を訪れるのだが、先日はあらかじめ行くのがわかっている日程だったので、あらかじめ角打ちの女将さんに予告した。そうしたらその日の朝に、彼女が自家製で作ってくれたアテがサービスで出てきた(^o^)/



実は、お酒も込みで全部サービスで出てきた…。「教えてくれたお礼♪」と言ってたけど、もはや居酒屋である(^^;
アテの3品は、酒粕レーズンバターのほかに、つみ菜(春だけとれる野沢菜漬になる葉物野菜)としょうゆ豆のお浸し、にしんと干し大根と豆のうま煮。マリアージュ最高!うますぎる!!!

長野の酒と酒粕レーズンバターは特に合うのだが、なぜなのか考えてみると、どちらも「内陸」ということが共通項になると思う。京都の伏見あたりは内陸で、それを反映した料理が多いが、長野も似た点がある。風土が似ていると酒の特徴も似てくるが、伏見も長野も酸味を活かした酒が多い。畢竟、アテもそれに合わせたものになるから酒粕レーズンバターも合うわけだ。
なるほど、と一人納得(笑)






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最終更新日  2024年04月27日 15時15分59秒
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