今を生きる LIVE NOW:露草日記

今を生きる LIVE NOW:露草日記

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

アメキヨ

アメキヨ

カレンダー

お気に入りブログ

芽キャベツ下葉かき… New! 根岸農園さん

今咲いているバラ … New! dreamroseさん

我家で咲く花たち!… New! だいちゃん0204さん

イルミネーション始… New! かにゃかにゃバーバさん

道端に咲いていたノ… New! himekyonさん

コメント新着

2016年01月30日
XML
カテゴリ: 呼吸療法認定士
 東京清瀬市の複十字病院の呼吸ケアリハビリセンターの部長に千住秀明先生が昨年の4月に就任して、「東京夢塾」が立ち上げられ、私も11月から月一回の研修に参加している。

 講義が1時間半、実習が1時間強。参加費は3000円。

 昨年の暮れから不調が続き、今日の天気予報も雪になるかもしれないということで、今回はもう参加できないかと心配だったが、何とか不調から脱出できてやっと電車に乗る元気が出てきた。

 電車で出かけるためには、洗面や着替え、荷物の用意、お金をおろすなどいろいろなことをしないと出かけられない。そもそも起きださないと始まらないので、起きるのが億劫なら玄関を開けるのも面倒。

 だらだらでも起きだすことができて、今日の天候を考えて着替えたりコンビニでお金をおろしたり。

 引きこもっているときは、普段普通にできていることさえできないので、駅まで歩いていくのさえ億劫で億劫で仕方がない。久しぶりに地下鉄の階段を下りながら、やっと普通のことにそうそうエネルギーを使わなくできるようになったことがうれしかった。

 途中、一駅先の病院の売店で来週の月曜日に患者さんに使ってみたい医療材料を買ってついでに昼食も食べて、池袋経由で清瀬駅に。研修の開始時刻の5分前に会場について、約3時間眠気に襲われることなく学ぶことができた。

 千住先生は、大学院に進むために放送大学で大学卒業の資格を取りその後に大学院に進み、長崎大学の大学院に修士課程と博士課程を作り上げ後輩の育成を率先して行ってきた方。研究も臨床も大好きで、講義も非常に面白く、さらに実習指導もとても具体的で、患者さん本位の姿勢が一貫していて患者さんのためにどう医師に提案していくかなど何事もとっても前向き。英語論文もしっかり読んでおられてその博学ぶりもすごい。

 私のような初心者の質問に対しても、分かるように丁寧に説明してくださる。



 そのためには脇を広げ肘を曲げて行う必要があるのだが、普段の看護ケアでは脇を締めて行うことが多いので、この脇を広げて肘を曲げるという体の動き方が非常に難しい。呼吸介助を始めたころは、自分の手首が硬かったり腕が短いためにうまくできないのかと誤解していてどうすれば手首の柔軟性を増すことができるのか悩んだ。

 前回12月の研修でこの動作の方法を教わり、手掌を患者の胸郭にトータルコンタクトして、介助する方向に重心移動をすることを指摘していただき今日の実習では、多少はこの動作を行うことができるようになった。

 ほんの小さな一歩だけれども、何かができるようになるって心底嬉しい。

 岩登りの時に、一歩足を上げられる喜びを感じた時のような嬉しさだ。

 とにかく一歩踏み出せて、私にも新年がやってきたみたい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年01月30日 22時31分40秒
コメント(8) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: