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2008年06月04日
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カテゴリ: 最近読んだ本
昨夜は、「幽体離脱殺人事件」を読了した。

幽体離脱殺人事件
概要はこんな感じ。
吉敷がたまたま会った、酒場での男。
小瀬川は、善良な人間であり、一種好感が持てる男だったのだが…
妻の陽子は、そんな小瀬川を貶し
そんな話ばかりを友達に聞かせていた。
友は、鬱になった陽子を心配もし
反面、鬱陶しく思っていた。
そんな時、陽子から家に来て欲しいと電話が来る。

だが、気が乗らない友に、陽子はある男性の名前を出す。
これが決定打になり、友は行くことを固く決意する。
途中現れた不審な男性。
そしてやっと男性に会えたのも束の間。
夢現の境を彷徨っていた友の眼に、もう一人の自分が映る。
幽体離脱をしたかのような体験をしながら
男性の言うがままに、友は自殺を決意する。
翌朝上がった遺体と、死に切れなかった友。
皆が友の言を信じない中、吉敷は一人信じる。
そして、吉敷はある画策をする。
見事策は的中し、真犯人を捕まえることが出来るが…


同じ女として、色々考えさせられるお話だった。
結婚願望がないので、その点では良く気持ちはわからなかったが
必ずしも、恋愛が結婚を結ぶとは限らない。
相手に優越感を持たれるのを何より嫌った陽子。
だが、父に暴力を振るわれ続けていた陽子は、可哀想な気もする。

本作品のトリックで思い出したのが
高山殺人行1/2の女である。
あれも一種の幽体離脱というか、ドッペルゲンガーというか
自分が二人いるような錯覚を起こしていた。
善良な夫に恵まれても、お金のない男性に興味がなかった陽子。
以前、結婚が決まった女性が、
新しく済むマンションのみすぼらしさに幻滅し
結婚式当日失踪するという話をどこかで聞いたことがあるが
本作品もそれに近い気がする。
現実と幻想の区別がつかないようにならないようにしたいものである…

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最終更新日  2008年06月04日 12時07分15秒
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