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カテゴリ: 海、ダイビング
OW講習見学の2日目。今日は海洋実習が3本である。

自分がライセンスを取ったときは、すべてさくさく終わってしまったので、このスケジュールでまぁ大丈夫だとうと思って3人をぶち込んでしまったが、OPAのタケさんは大切なことをしっかりと教えてくれるので、相当厳しいスケジュールであったことがわかった。

まず1本目はOWの最大深度である18メートルを体験するために徐々に潜行していく。海洋公園ではしばらく岩の傾斜が続き、突然その斜面が落ち込んでほぼ真下に下りていくと砂地が現れる。ここが水深18メートルだ。崖を頭から降りていく経験は初めてだったので、改めて水中の無重力っぽい感じを楽しみ、わくわくした。

しかしココでトラブル発生。受講中のY氏に何かが起こり、タケさんが浮上のサインを送る。なんだ?耳抜き失敗か?しかも浮上のサインを確認したのが私だけだったのか、他の二人は動こうとしない。もしかしたら二人はココで待てって指示されたのかも、あの浮上サインは「僕はちょっと上がってくる」って事だったのかも、と頭の中をぐるぐる思考が駆け巡る。でもとりあえず大切なことは、ここにいる3人が離れないことと思い、二人に上昇のサインを出して5メートルほど上がったところでタケさんとYを発見。今日は透明度が2~3メートルと視界も悪かったので一安心だ。

やっぱりここで引き返すことになったらしく、来た道を戻って水中からの緊急脱出の練習。今回は私も講習生の1人になり、Yとバディを組んで浮上した。近くに見えるブイまで泳いで待っているように指示を受け、タケさんはOとTの指導に海の中へ。ところがここでまたトラブル発生。Yの様子がおかしい。レギュレーターを外して吐いている。やーん!どうしよう!声を掛けるが、波も立っていてYはまた水を飲んだ模様で声が出ないみたい。近づいてBCDに空気をいれ、それでも沈み気味なのでタンクを下から持ち上げてみるが、どこまで何をしていいかわからない。回りにいたダイバーも「大丈夫ですか?」と声を掛けてくれるが、私が彼の状態を把握していないので、何をお願いしていいのかわからない・・・。さて、ここで彼を仰向けにして浜まで引っ張っていくべきか、誰かに彼を任せてタケさんを呼びに行くべきか(これは10秒で却下したけど)、とにかく待つべきか・・・

そんなところでみんなが戻ってきたので、あとはタケさんにお任せして浜に向かった。(あとで聞いたんだけど、水中で気持ち悪くなって吐いたあと、レギュレーターに空気を送り込まないで直接吸い込んじゃったので海水飲んじゃったんだって。そこからずっと気持ち悪かったらしい。)心配なので、一番最後について行ったが、波が荒くてなかなか進まない。追い越してしまいそうになるので、途中で止まりながら後ろから見てると、ひざが曲がっていて足が上手く水をかけていない。これは体力ばっかり消耗するよな~、そういえばYさんは昨日体が冷えちゃって最後の泳ぎのトレーニングを飛ばしたんだったなぁ・・・なんて思っていた。

さて、気を取り直して2本目!波とうねりはさらに強くなったような気がする・・・でも海洋公園ではこのぐらい普通とか。ざぶーんと押し寄せる波を背中で交わし、引いたところで「いまだ!」と水に飛び込む。今回もまた列の最後をキープして進んだ。

1本目の時には「私海中でどこにいようかなぁ、私も初心者だから自分のペースでいいんだよねぇ」と自分のペースで進んでしまったので、何度か他の3人をフィンで蹴っ飛ばしてしまったらしい。まあ言い訳はいろいろあるのだが、とにかく今回は「だったら少しは調整できる私が一番最後に移動すればよいのである」と思ってひたすら最後をとることにした。

3人のなかでOは肝が据わっているのか、水中のコントロールがとっても上手。なので安心して放置していたが、Tは耳抜きとか体調とかコンディションの理由で浮力がおろそかになってしまって気がつくとすぐ上に浮上してってしまう。なので移動するときは「ひとり、ふたり・・・」と数えて送り出し、全員行ったところで自分の移動を開始するようにしていた。ところがコーナーを曲がると最初に移動を始めたはずのYがいない!きゃ~!タケさんがライトを点滅させて合図を送るが、寄ってくる人影はない。こういうときはまずインストラクターを待ち、しばらく待っても来なかったら浮上するのが鉄則なので、タケさんの合図で浮上する。浮上のときも、あせったTがぐんぐん上がっていくので、さすがに引き止めて「ちょっとずつ!」とサインを送る。もうドッキドキの講習である。



なんとか無事に上がってきたが、もうへとへとである。とりあえず実習はすべてすることができたのが幸いだが、プールでコンパスナビゲーションをきっちりおさらいして終了となった。もう私はお勉強はする気にならなかったので、昨日に引き続きスノーケルの素もぐりの練習をしながらアマになった気分で巻貝を拾っていた。素もぐり、むずかし~。上半身を直角に水中に突っ込み、足を真上に上げて足とフィンの重みで水中に潜るはずなのだが、絶対斜めってるし、足曲がってるし。まぁ、今後の課題ってことで。

そんなこんなで講習終了!ファンダイブにはまったくならなかったけど、タケさんと自然から多くのことを教わった。ファンダイビング6~8本分ぐらいの価値があったように思う。こんなコンディションで講習しちゃって、3人とも嫌な思いしてないかなぁと心配だったが、やっぱり男の子!逆にやる気が出たみたいだ。よかったよかった。次回は一緒に楽しいダイビングができるといいな。





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最終更新日  May 14, 2007 04:22:15 PM
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