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akemi1204

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February 21, 2006
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カテゴリ: ∞介護を考察
 痴呆性高齢者は、自分が痴呆であるという

自覚がありません。自分で「ぼけた」というときでも、

本当に自分の状態を理解しているわけではなく、

半ば謙遜したり、周りからいつもいわれていること

が口癖のようになって、言っていることが

多いいものです。そのため、自分の行動に

プライドを持っています。ですから、自分が

失敗したことを見せまいとして、かえって

「問題行動」をおこしてしまうのです。




心理的にも不安定でもあります。

自分の失敗を自分じゃないといい張ったり、

あるいは、感情をコントロールする機能が

低下するために、ちょっとしたことで怒ったり

泣いたりすることもあります。


 痴呆性高齢者は、周囲との意思の疎通が

出来ないことをもどかしく思っています。

また、それだけに感情の面では

研ぎ澄まされていて、相手の好悪の情に

敏感に反応します。そして、相手が自分の

ことを良く思っていないということを嫌い、



そして興奮している自分によけい

興奮するのです。


 痴呆性高齢者も機嫌のいいときは、

落ち着いています。



するのは、実は介護者の不安や動揺や嫌悪を

感じているせいなのかもしれません。

痴呆が進んでも、このように痴呆性高齢者の

心には、私たちにも十分理解したり

共感できる部分は残されているのです。


 特に他の高齢者同様、「ボケたくない」

という気持ちは強いため、「ボケたからOOしなさい!」

ではなく、「ボケないように薬を飲みましょう」

「ボケの予防のためお医者ささんに相談しましょう」

といって説得するほうが効果的なようです」


         === 監修/筑波大学教授・高橋正雄 ===  









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Last updated  February 22, 2006 12:55:35 PM
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腰痛アドバイザー@ 腰が痛いのは、辛いですね。 腰が痛いのは辛いものです。 私も14…
つぼんち16 @ 7.14 こんにちわ カキコありがとう また…
つぼんち16 @ 7.13 こんにちわ カキコありがとう 私も…
wind0625 @ こんばんは~ 書き込みありがとうございます。 ブログ…
scm5151 @ Re:最終話  「 中田の引退と共に 」(07/04) いつかまた、を楽しみにしています。オー…

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