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筆頭与力のお葬式。死者を悼みつつも、人事が気になる面々。だからって、入れ札で決めようってマジっすか奉行。面白がってます同心たち。筆頭が死んで箍が緩んだってあんまりだろ。堺から来た新人も呆れています。選挙に打って出る与力たちは票集めに必死。決まるまでに素寒貧になっても知らないぞ(笑)。新人、賭けを始めました。テラ銭二文。茶碗の中の嵐のはずが、与力それぞれに大店の後ろ盾がついてどんどん大事に。反物、米俵。賄賂じゃ勝てない油問屋、殺しを依頼。奉行所のご用達ってそんなにおいしいのか?市松が仕事をしたかどうかでピリピリする仕置人たち。別に殺されるような悪事を働いたわけじゃないから、その恨みを訴えられたら受けることになる。……やっぱり依頼が来ました。真犯人は別にいましたが。悪女を油壺に押し込んでから突く中村さん。女殺すの嫌なんだ、やっぱり。町人が何人も殺され、(多分)何も知らない与力三人の人気投票の結果が出ましたが、それぞれ一票ずつ。「人望がないの(by奉行)」あの。貴方の夢現の戯言でえらい騒ぎになったんですけど……?(2月23日 前日記より)
2007年03月10日
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眼の見えない娘に姉の敵討ちを依頼されるが、確かな証拠が無いので保留に。三味線が上手いという理由で殺されたという話は本当なのか?容疑者は市松の知り合いの美人芸者。確かに性格悪いらしい。芸者の目的は人気の浮世絵に中州代表で描かれること。でも絵師は世俗的というより芸術家タイプだ。手強そうだぞ。現に、もう一人生きているライバルがいるし。結局ライバルが寝技で勝利。逆上して街中で掴みかかる、おーい、そんなことしたら女の株ががた落ちだぞ。そしてパトロンに殺害を依頼。市松は確かに「姉殺し」がくだんの芸者の仕組んだことだという証しを立てるが、仕事自体は「別の依頼があるから」パス。そして中村さんが女を斬りに乗り込んでみれば、もう標的は殺されていた。「匕首でめった突き、あれは素人の手口だ」その素人というのはライバルの男、彼なりの愛情表現だったのに口封じに殺される。芸者の旦那がライバル殺害のために雇ったのが市松。結果オーライとはいえ、そんな仕事受けるな貴様。(2月21日 前日記より)
2007年03月10日
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最終回。江戸に向う一行。行き倒れの娘に助けを求められるが、彼女は甲斐なく果てる。しかも旅芸人の一座が、行く先々で殺人に関わっているらしいという話が江戸まで伝わってきていた。そして、駆け込み寺にも悪の手先が。駆け込み寺と仕舞人、双方で監視しあう形。どっちが相手を出し抜くかの勝負。敵にわき腹をぶっすりやられた晋さんは手前で手当てするが、普通死ぬ傷だろうこれ。相手は将軍家縁の尼さん、手を出したら江戸には住めなくなる。でも女の味方のふりをして、殺人や人身売買をしている連中を見逃すわけにはいけない。わざと破廉恥な踊りをして、江戸所払いとなるお師匠。一座は解散、娘たちは他の一座に引き取って貰うことに。仕舞人の手伝いをしてきたおはなも同様。「お師匠さん、嫌な冗談やめてくれよ。おれはくっついて離れないからね!」そしておはなも戻ってくる。直接殺しはしてなくても、一度入ったら戻れない世界だよ、ここは。「逃げてきたのではありません、お迎えに来たのです」おはなちゃん可愛いなあ。お師匠さんとおはなちゃんは剃髪(してなかった)、西国霊場参りに。直は男なので連れて行って貰えませんでした。満開の花の下で倒れ伏す晋さん、普通その怪我で何日も動けません。死んでたまるかと歩き出しますが、確かにその生命力ならまだ間に合いそうです。……人違いで捕まった旅芸人一座の疑いが解けたか、気になってしかたないのは私だけだろうか。(2月21日 前日記より)
2007年03月10日
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依頼料代わりに貰った櫛を捌く前に無くしてしまい、それを拾った若旦那が風呂屋で服ごと盗まれて、盗んだ奴が捕まったときにまた落として、それを拾ったのが仲間の女房。江戸の治安はどうなってんだ。特に若旦那、拾った櫛を女への土産になんて考えるな失敬な!悪党の逆恨み、しかも「渡し人なら誰でもいい」ですか。仕掛けが大掛かりなわりにしようもない理由だ。小間物屋に櫛を売りに行ったら偶然盗みに遭遇したので、これは呪いの櫛だとしか思えない面々。それをリーダーの忍先生が化粧台に入れていた(売るんじゃないのか)ところ、髪結いの見習いの小娘が夜中に襲撃かけてくる。十年前、家に強盗が入ったとき、金と一緒にこの櫛が盗まれたそうです。やっぱり曰くつきだった。そ、そんなものを娘に返してやって大丈夫なのか?髪結い見習の身分不相応に立派な櫛を見て仰天する女客。そいつをつけていった娘は親の仇を知るが、捕まってお楽しみの末に殺される。……やっぱり櫛を返してやるべきじゃなかった……。話自体はわりと面白いと思うんだけど、肝心の必殺シーンがわけわからんというか、それはどんな技なんだというか。中村雅俊のどの辺が時代劇?(2月21日 前日記より)
2007年03月05日
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駆け落ちの男女を見逃してやる中村さん。「奥女中と中間か。乙なもんだ」しかし二人は斬り殺されてしまう。直後に駆けつけた徒歩目付けたちは強硬に口止め。なのに朝から焼き芋争奪戦が繰り広げられる中村家(笑)。自分の口に入らないならと、焚き火ごと水をかける婿殿の一本勝ち。斬られた女中はなんと、上様の御手付き!ええ、中村さんは喋りません。喋る人間には。自分が声をかけなきゃ逃げられたかもしれないと思った中村さんは口止め料を仕事料にしようとしたが、敵が大きすぎると皆その気になりません。でも男はただの無礼討ち扱いになり、娘の死は隠匿。えー、ちょっと話が入り組んでいるんですが、ある娘が大奥に上がり上様のお手がつき、父親はその力でのし上がりました。父はこれに味を締め、しかし彼女に子供が出来なかったので綺麗な娘を養女にしてまた大奥に送り込むが、彼女にはもう恋人がいました。実の娘も、上様のお声がかかるのを待つだけの暮らしに嫌気がさしていたので、彼女を唆して駆け落ちさせました。で、表向きは「彼女は病気療養中」、父から娘への弁明としては「二人は逃げた」、実際は前述の通り。殺された男の母と妹が城に押しかけてきて、結局嘘がばれ、娘は父より信義を選んで口封じに殺される。彼女が放り込まれた空井戸には、もう一つ死体があった。(2月21日 前日記より)
2007年03月05日
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試し斬りの興行に「勿体無い」と声をかける老人、そりゃ怒るよ。仕事の邪魔されたんだから。後添え貰ったら金がかかるから、茶飲み友達になってくれってあんた正直すぎ。三味線の授業料も、半額に値切るし、茶店でも原料代を計算するし。でも正直だから憎めないんだよね、おっかさん。娘は金もって板前の恋人と駆け落ちを夢想しているけど。「腕には自信があるが、盗みは仕事だ」名台詞かもしれない。金が見つからないので、身一つで駆け落ちを覚悟した娘、こんなかっこいい三味線のお師匠さんに目もくれません。ありえねえ。只の用心棒に裏があったのはともかく、娘の恋人が裏切ったのは流石に後味悪い。こうなるような気はしてたけどさ……。娘にいくらか渡してさっさと一緒にさせてたら二人仲良く添い遂げたのかね。うーん。(2月21日 前日記より)
2007年03月03日
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堂々簪を買い、自らその様子を歌う坊さん。「女郎を連れ出してこき使っている」と的にされる。蔓は女郎屋。坊さんの妻は女郎屋の娘、母のもとに残っているが気持ちは亭主にあるらしい。寺に探りを入れるために陰間と称して乗り込む直(笑)。化粧はしていないが、ちゃらちゃらとした喋りが、地っぽい(笑)。あんまりこき使うので、これは本当に悪人だと思って仕事にかかったら、全て真っ赤な嘘。坊主は女たちに金を渡し、仕込んだ仕事で見事世の中を渡れと諭す。うちは女郎の扱いが上手いから仕置部屋も使わないし足抜きするものもいない、という姑、娘に婿の暗殺計画を聞かれ、自分が直接殺す、そうすれば訴えまいからと覚悟を決める。しかし娘は火で手縄を焼ききり逃走。さ、流石、この母の子。「あんたは人一倍きついがまっすぐな人だと思った」母は結局娘も婿も撃てず、旦那衆に三人とも殺される。せめて、逃げた女郎たちがどこかで幸せにやっていればいいな。(1月20日 前日記より)
2007年02月19日
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の再放送を、明日からWOWOWでやるそうで。加入してる人羨ましいなあ。最近梅安さんを見たので、見たくてなりません。地上波で見たい時代劇は「夢日記」の再放送だけ。色々イタイけど、それをカバーできる面白さ。鼠小僧の出番が少ないのがポイント高し(笑)。 (2006.11.16 19:10:14)
2007年01月01日
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大阪の白子の元締めに預けていた小杉さんが、仕事のため江戸に戻ってくる。仕事はさせないでって頼んだのに、と怒る梅安さん、彼と仕事を取替え、その後大阪に話をつけに行くことを決める。幾つか仕事してしまったのはしかたないけど、女を殺すのはダメという梅安さん。それはケースによるだろうと思う現代人の視聴者。小杉さんの的である大店の女将さんは、一見おとなしそうだけど実は男狂い、遊び相手を何人も始末させていて、本命は大番頭で、一人娘もこの男の種。しかも大番頭も妻帯者で、自分の息子と娘を将来は結婚させて店の実権を得るつもり。梅安さんの的はそのヒットマンで、彼女から大金を引き出して仕官を買った。仕官を手配した侍も悪には違いないが、本当に仕官させるだけ実がある。貰うだけ貰ってばっくれるのが普通。仕官が決まった直後に小杉さんに殺される男はちょっとだけ可哀相。湯治場で、的と混浴する梅安さん。いい度胸だ。死体と一緒に湯に浸かるなんて。的にされていない大番頭を梅安さんと彦さんで始末。(二人頼むだけの金が工面できなかったんだな、旦那)いや、女房を殺させた男が、不義の娘を可愛がってくれるならそれでいいんだけど。「話をつけにいかなくっちゃな」で重苦しく幕。命懸けで庇ってくれる人がいるのに、どうして仕事人になってしまったのかね小杉さんは。溜息。(12月5日 前日記より)
2006年12月29日
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肺の病で、亭主は妾の家に入り浸りで、女中に「殺してくれ」と言っていた女房が縊死。育ててもらった女中は、絶対自殺じゃない、一人で首を括る余力なんてないと主張するも奉行所に門前払いを受ける。二ヶ月もたたずに、妾を家に入れる亭主。女中は女将さんが買ってくれた着物などを売って五両作り、仕置屋に依頼。育ての親を殺した仇は、彼女を捨てた母と伯父でした。娘を捨てて17年間、悪事を働きながら旅をしてきた二人。市松が盗み聞いただけでも四人は殺している。娘に真実を知らせるかどうかで意見が分かれる仕置屋チーム。色ボケ亭主は、腹上死と見せ掛けあっさり始末される。結局、仕事にかかる前に女中に真実を仄めかすが、「産みの親だとしても、同じように小母さんに頼んだと思います」子供を殺すのは気色が悪いと言っていた女、気付かれたと感づき、娘を殺す決意をする。が、関係者は三人きり、見張りはばっちり、出し抜かれるようなヘマは(今週は)踏みません。依頼者が無事に第二の人生に踏み出せるというのは珍しい。一人ぼっちの一文無しでも、彼女なら頑張っていけるでしょう、きっと。
2006年12月17日
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「毒蝮」と呼ばれる浪人集団が的。「女を貸せ」と言われた宿屋の主人が刀を抜かれても踏みとどまり、年増の女中が若い女中の身代わりになるのに、役人はびびって出てこない。あれ、必殺仕掛け人と同じ展開じゃないか?(鬼平でもよくある話)「毒蝮」の過去の悪行話も微修正。これも、画が仕掛け人そっくりなんだけど……。瓜二つの双子の弟が悪事を働き、兄の人生に陰を落とすというのは山村美紗(だったような)の小説でもあったけど、肝心の兄がどういう人間かで全然印象が変わってくる。この渡辺版、兄は基本的に自分のことしか考えてない。むしろ弟のほうが、兄に愛情を抱いているように見える。(かなり屈折してるけど)昔の男(今の亭主の弟)にもうかかわりたくないので、父に金でどうにかして(殺して)欲しいと頼む妻、「それでも弟が可愛いんですか!商人なら商売の邪魔になるなら身内とて容赦しません」当然っちゃ当然だけど、怖え……!梅安先生の妹殺しが挿話として語られる。「兄が妹、弟を殺すのはもう真っ平」という先生。センチメンタルすぎるのでは。先生が躊躇っている間に女中は責め殺される。人を直接殺すのは初めてか。そんな設定なのか。それってどんな放送コード?旅籠で派手に仕置したけど、どうして誰も気付かないんだろう。厄介な話だ。「それでも弟には違いない」と「あんな奴は殺すべきだ」どっちに転んでも不快感を催す。でも鬼平スペシャルよりずっと面白かった。話を膨らますもスカスカって番組が多いからな近年。
2006年12月03日
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昼も夜も大八車で暴走する若者たち。人に迷惑とかよくわかんないけど、とにかくすかっとしたいらしい。無頼旗本よりは被害が少ない気がするが、怪我人がでるのは時間の問題。皆勤め先を首になったんだけど、金がなきゃ生きていけない、荷物の運搬は商いとして成立していて紛れ込むのは難しい。で、秀さんに泣きつく、甘ったれ揃いだけど、人を運ぶ新商売を思いつきました。(要するに人力車)これが大ヒット!でも、これでハッピーエンドと行かないのが世の習い。奉行所から禁止のお達しが出ました。諦められない若造たち、夜中、こっそり働くことにしたが、何者かに襲われ一人が殺される。ふ、ふつーフクロにするだけだぞ!兄を殺され、仕事人を求める紅一点。……普通、何両何十両何百両とかかります。見つけたっておいそれとは雇えません。次々殺されていく面々。大八車の一台や二台で、どれだけ商売にさわりがあるというんだ?残り二名、中村さんに捕まって車も小屋も燃やされてしまうが、これでもう殺される理由がなくなったと考えるのはいけないことかな。と思ったら、敵は皆殺しの算段!駕籠屋もどちらかというと荒っぽい職業だけど、稼ぎが悪いだけで殴る、邪魔になるだけで殺すかおい!依頼人がいないので表でやることに。牢屋にぶち込んどけば殺されないと思ったのに、筆頭与力の一言で解き放ちに。秀さんは仕方ないと、表の仕事を手伝う気になったのに、肝心の二人は殺されてしまう。人力車の特許を独り占めするために。前から言われていることだけど、どうして中村主水は弱い相手を不意打ちするんだろう。強い相手にそんな手は通じない、ということはわかるんだけど……。
2006年11月28日
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冒頭から仕掛けを見られてしまう梅安さん。でも何故か目撃者の女中は喋りません。梅安さんは「人に見られるようじゃ仕方ない、これが潮時さ」と覚悟を決めますが、相方の彦さんは彼女の口を塞ぐことを決意します。でも、職場に行ってみたらお休みでした。女中さんの弟は体が悪く、「いい先生がいるよ」とのクチコミで訪ねた鍼の先生は先日の殺し屋でした。互いに硬直。親切で連れてきた行商人はわけがわからない。女中さんが病死と芝居をうったのは、「ざまあみろ」と思ったから。押入れに入っていたのは、主人に立ち聞きを命じられたから。言うことをきいたのは、体が弱い弟のために、後ろ暗いことをしてもお金を貯めたかったから。二人とも、命懸けで相手を信用したのに、女は半月後に殺されました。彼女は後ろ暗い茶屋勤めを止めたのですが、6年頑張って貯めた57両を取りにいったのが命取りに。大金を持っていたので物取りに襲われたんだろう、と皆思いますが、先生はそうは考えない。元女中の口を恐れている人間がいるから。梅安さんと彦さんは、誰にも頼まれないのに彼女の仇を討ちました。全く原作どおり。面白かったですよ。地味だけど。同じ枠の「鬼平」「剣客」よりも面白くて完成度高い気がする。(本数が少ないせいもあるだろうけど)
2006年11月28日
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藩士の若女房が、先代の殿様の隠し子の狼藉を咎めて公衆の面前で斬り殺され、姑は息子にあだ討ちをしろというのに、誰に似たのか根性無しの息子はびびって動かない。仕方ないので江戸まで敵討ちに行った姑は返り討ちになるが、たまたま事情を知った梅安先生はただ働きを決意する。相手は、謹慎中にも関わらず女郎屋で暴れ、辻斬りを繰り返す。江戸家老が諌めても聞きやしねえ。そのくせ腕はたつから困るんだけど、姑さんが死ぬ前にけりをつけなきゃ意味がない。姑さんは仇が死んだことを知り、安らかにお眠りになりました。音羽の元締めは冒頭で、先生に仕事を(箱根に遊びにいくから)断られて困ってましたが、先生が的をさくっと始末してくれたので大喜び、礼金をすっぱり払ってくれました。なんと150両!(何時もは50両とか100両)しかも蔓と半々だから元は300両。江戸家老が工面したようですが、景気のいい藩だ。150両は全額、姑さんのお墓と供養料になりました。原作では、「意気地なしの息子も殺っちまいたい」「でも、あの方はそれを喜ぶかな?」というやり取りが入るんだけど、何故か割愛。何がまずかったのかね、わからん。あと、おもんさんが若作りなのが大変気に食わない。
2006年11月14日
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プロの殺し屋、中村主水も表の仕事で人を斬るのは嫌、から始まる話。荒行の果て、弟子を死に至らしめたとされる行者が今回の的。……静かで、異様な話。多分、必殺シリーズ一の異色作。(8月1日 前日記より)
2006年09月30日
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