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カテゴリ: 音楽
昨日のイーグルスの余韻で、なかなか仕事モードになれない。


最近の私は、なぜかまたまた頭の中で佐野元春さんの「SOMEDAY」が鳴っている。
23年前に始めて聴いたこの曲は、私の人生の折々で、精神的な支えになってくれた。

目の前の壁を乗り越えなくてはならない時期に、この曲が私の心に響いてくるのだ。
ま、言わば、私の人生応援歌とでもいうのでしょうか?

今また、私は壁に突き当たっている。
日々の生活に流されていけば、何となくやり過ごせてしまう事だ。
だから、何もしなければ、何も起こらずに終わる…。

このままただ何となく生きてしまえば、何の価値もない老人になるだけだ。

「SOMEDAY」から感じるもの、それは何かに向かってひたむきに生きる心だ・・・。
そんな心を失ってしまったら、人間はただのロボットだ。
私は自分が、つい安住の罠にハマリそうになる時に、いつもこの曲を心で叫んできた。
そして走り続けるのだ!

昨日届いた友人からの手紙に、佐野元春さんの新聞記事が同封されていた。
渋谷陽一が書いたその記事はこんな内容だった。

**************************

佐野元春は今、インディーズアーティストだ。十分なメジャーパワーを持ちながら、なぜ彼はインディーズを選んだのか?
常に時代の先取りをしてきた彼が、アーティストとしての自立性と自由を確保するために選んだ道だ。
彼が長いキャリアの中で築いてきた最大の財産はファンとの信頼関係ではないだろうか。



と、こんなふうな事が書かれていた。
渋谷陽一は、かつて佐野が「SOMEDAY」がヒットしている時期に、単身ニューヨークに渡ってしまった事を批判していた評論家だ。
「なぜ、日本で活動すべき時期に海外に行ってしまったのか。それはファンに対する裏切りではないか?」というような事を言っていたと私は記憶する。

佐野は、ヒットメーカーとして日本でもてはやされる事には何の興味も持たず、ただ新しい音楽を求める気持だけが全てだった。
一般の人が行く道とはまるで正反対の道を歩く真の求道者だ。


その渋谷にして書ける今回のこの記事だ。

佐野の生き方は、馴れ合い的な日本の野球界に見切りを付けてメジャーリーグに単身乗り込んだ野茂選手にも影響を与えていたと言う。
野茂も、「SOMEDAY」に勇気づけられたようだ。

そして、その野茂に続いたイチローや松井は今やアメリカメジャーリーグの大スターだ。
彼らの今があるのも、野茂が道を拓いたからではないだろうか?
そして、野茂が勇気を持って歩く事ができたのは、佐野のパイオニア精神から、パワーを受けたからだと言えないだろうか?

そういう意味で、佐野が創っているものは単に音楽だけではない。
音楽という形をとった自由への挑戦なのだと思う。
その精神が多くの人達に影響を与える。
佐野のファンは熱い。

佐野の生き方、考え方は、良い意味で日本人離れしている。
それは、集団的な馴れ合いを拒否し、自分の信じた道をひたすら求める生き方だ。

私が思う日本人的な生き方とは・・・
「自分の意思よりも皆がやるから・・・を大事にする」
「皆と同じがいい」
「理想より目先の利益が大事」
「本当に何がしたいのかがよく分からない」
・・・こんなのが今の多くの日本人の生き方ではないだろうか?

韓流とかいって、外国に憧れるのもいいけれど、その前に、自分自身をしっかり見直すことが先ではないだろうか?
ないものねだりではなく、まずは自分の足元から、自分の生き方から見直さなくては・・・・。

佐野元春の「SOMEDAY」から始まった今日の日記・・・、最後のオチはこんなところでしょうか。









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Last updated  2004.10.31 15:52:35
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