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2006.04.17
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カテゴリ: 読書/歴史系
今日は第二章ルクレツィア・ボルジアについての感想です。

前回書いたイザベッラ・デステやカテリーナ・スフォルツァのような豪傑ともいえる女性も
ルネサンスを代表する人物でありますが、
ルクレツィア・ボルジアのような時代に流されるまま生きた女性というのもまた、
ルネサンスの典型的な人物でありますね。

この本を読んでいると、ルクレツィアってなんてみんなに愛されていたんだろうと思います。
そしてルクレツィアもなんて周りのみんなを愛していたんだろうと。
でもそれは、流されるまま従順に生きたからこそ、そう見えるだけなのでしょーか?
兄チェーザレに夫を殺されても、晩年のチェーザレの身の上を心配して必死に努力するその姿。

(まあこの時代、どこの一族も生き残っていくためには固い結束が必要不可欠なのですが)

ルクレツィアがフェラーラのアルフォンソに嫁ぐため、
ローマを離れるシーンはとっても感動しました
父アレッサンドロ六世との別れのシーン。。。
まるで目の前に絵が見えるようで、塩野さん上手いなあ~とひたすら感心

兄チェーザレももちろんステキで大好きなのですが、やっぱりアルフォンソもいいよね~
決して派手な人物ではないのですが、ある種チェーザレと通ずるものがあるような気がします。
ほんとは独りの方が好き、というところとか。。
ルクレツィアへの愛も決して情熱的ではないのですが、静かで温かなものを感じます。

チェーザレの腹心ミケちゃんもちょこっと出てきました。
でもこの本では(中公文庫)、ミケレットになってますね。

でもなんで通称がドン・ミケロットになるの??
イタリア語とスペイン語の違いの関係????
いまだよくわからず。。。

次回はカテリーナ・スフォルツァです。。

★お気に入りの言葉


「真の貴族は、市民のモラルなど問題にしない。市民的モラルを問題にしはじめたとき、貴族階級の没落がはじまる」

塩野七生ルネサンス著作集(2) 塩野七生ルネサンス著作集(2)

★お気に入りボルジア本
チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 塩野七生
ザ・ファミリー マリオ・プーヅォ

★宝塚歌劇もあります
チェーザレ・ボルジア/プレスティージュ(中古ビデオ) チェーザレ・ボルジア/プレスティージュ(中古ビデオ)





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最終更新日  2006.04.17 23:05:31
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