スペインサッカー(リーガエスパニョーラ)情報★バルセロナ、レアルマドリッド、バレンシア、ベティス

2008年02月22日
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●21日に行われたUEFAカップ決勝トーナメント1回戦で、アトレティコ・マドリーとビジャレアルがともに敗退してしたことについて、スペイン勢として唯一勝ち上がったヘタフェのミカエル・ラウドルップ監督が驚きを隠せないでいる。ヘタフェはホームでAEKアテネを3-0で下し、2試合合計4-1で勝ち抜けたが、アトレティコ・マドリーはホームでボルトンと0-0で引き分けてしまい、2試合合計0-1で敗退。ビジャレアルはゼニトに2-1で勝利したものの、2試合合計2-2でアウェイゴールの差で敗れた。ラウドルップ監督は、「アトレティコとビジャレアルが敗退し、ヘタフェが唯一(スペインのチームとして)UEFAカップに勝ち残っている。どうやら変化が起きているようだ」と嬉しそうに話した。また、次戦の相手ベンフィカについては、「彼らは欧州でも指折りのビッグチームだが、この段階で彼らのようなチームと対戦するだけの資格は十分にある」と自信を見せた。

●2対3という結果に終わったCLセルティック対バルセロナ。しかし両者に得点差以上の実力差があったのは明らかだった。バルセロナのボールポゼッションは70%に近く、セルティックの選手は守備に奔走するばかり。試合後も多くの選手はその差に落胆していたという。そしてストラカン監督もその一人である。「うちはほとんどパスを回せなかった。メッシは素晴らしく、エトオは世界一スピードがあるFWだ。それにあのトゥーレ、やつはなんていい選手なんだ」と感服
●レアル・マドリー移籍後もケガを繰り返し、大きく出遅れていたアリエン・ロッベンが好調だ。ロビーニョが負傷離脱のためまわってきたスタメンの座。彼はその期待に応え、レアル・マドリーのスタメンの座を勝ち取っている。同クラブのカルデロン会長が「世界最高のウィンガー」と評すロッベンは、フィジカルの心配も消えている。バジャドリー戦、ベティス戦、そしてチャンピオンズリーグのローマ戦でスタメン出場。ローマ戦では敗れたものの、キレのあるドリブルでパヌッチやカセッティといったローマDFの執拗なマークをかわし、レアル・マドリーの攻撃にアクセントをつけた。マルカのウェブサイトでは「あなたが監督なら、ロッベンをスタメンに入れるためにどうするか?」とのウェブアンケートを実施。「ラウルをベンチに」が20.8%、「ファン・ニステルローイをベンチに」が2.69%、「二人を両サイドに置き、MFを一人外す」が76.51%、という結果となっている。
●バルセロナがマンチェスター・ユナイテッドに取って代わり、世界で最もメディア価値の高いクラブとなった。これはスペインのナバラ大学がロンドン大学内のスポーツビジネスセンターで行われた研究会で発表したもので、知名度という点でバルセロナが初めてトップに立った。レオ・メッシの大爆発、ティエリ・アンリの加入、そしてボージャン・ケルキックの出現といったメディアの露出が要因に挙げられ、バルセロナに次いでマンチェスター・ユナイテッド、ミラン、チェルシー、レアル・マドリーの順でこれに続いた。
●カンナバーロは「(第1レグは)善戦し、チャンスが多々あったにもかかわらず、敗戦に終わって残念だ。良い試合を行ったとしても、負けてしまえば評価はされない。インテリジェンスな試合展開をし、ASローマにスペースを与えないことが重要だ。彼らは1回のチャンスでゴールまで持っていく力があるからだ。(第2レグは)攻撃的なプレーで、レアル・マドリーが試合の主導権を握りたいところだが、状況に応じてメンタルを変えるべきだ。相手にあえて主導権を握らせて、1-0の勝利を収めるという戦い方もある」
●昨年の12月18日にバレンシアから突然の戦力外通告を受けたアルベルダが、クラブを相手に起こした裁判が22日に始まった。今週に入って、裁判を避けたいバレンシアがようやく重い腰を上げて示談に向けた交渉を続けていたが、21日午後に合意直前だった交渉が決裂。バレンシアのクラブ史みならず、世界のサッカー史に暗い1ページを刻む裁判に突入することになった。





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Last updated  2008年02月23日 01時13分20秒
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