on the other side of the world

2005.07.31
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bwstation


この砂浜の 両端にそれぞれ、きれいな冷たい小川が流れ出ている。こちらの小川の水は、砂浜に出ると、戸惑うように小さな浅い池になっている。この「池」の砂地の底からゆっくりと海に帰る。そして、月に数回、満月と新月の高い満ち潮に近づくと、海が縁から流れ込んで一体となる。

ムーミンは、この「池」が午後に暖まるのを見計らって、石鹸持参で「お風呂」に入ったりした。アタクシは、いくら誰もいないからって屋外で全裸になんて、なれない。風が冷たすぎて、 コンパス と同じく出番がなかったビキニで入ろうかなぁなどと思ってみたがやっぱりパス。ムーミンはずいぶん気持ちよさそうに水を浴びていたけれど。

昨日母や祖母に旅行の写真を見てもらっていて、ムーミンの水浴びの話しをしたら、母が不思議な事を言った。

「あーいいとこねぇ、でも日本でこんな海辺でキャンプなんかしたら潮水でベトベトになってだめよ、こっちは海の水がサラッとしてて潮くさくないしいいわねぇ、こんな風に清水で洗わなくてもサラサラだし。」

え?

まだ日本に住んでいた幼いころ、よく海につれていってもらったのを覚えている。何時間も何時間もならぶ「高速道路」の渋滞で、おしっこががまんできなくなって、開けた車のドアの間で母に支えてもらって恥ずかしかったけどしたことさえ覚えているし、十一の夏に数週間東京の郊外の親戚の家で過ごした時につれていってもらった海も鮮明に覚えている。でも「日本の海はくさい」とか「海水がベトベト」などとは覚えていない。

そういえば、十一の夏に日本の海につれて行ってもらったとき、体が変に浮いたのを思い出した。そのころ水泳はずいぶんやっていたので泳ぎは得意だったが、浮いてみたとたん違和感があって妹と「変だねーっ」と叫びあったのを忘れていた。やはり塩分の濃さのちがいなのだろうか。もっとも塩分が濃いといわれる死海ではなんでもプカプカ浮くというが、試してみたいとは... あまり思わない。





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Last updated  2005.08.17 09:15:58
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