あたしはあたしの道をいく

2007.11.26
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先日の『〈私〉はなぜカウンセリングを受けたのか』の 追加記事

あたしの中に、頑固なインナーチャイルドが居るって話を書いたんだけど、

あの記事を書いてすぐに、葉書が届いた。



差出人は中学の同級生。

正月にクラス会をするから来てねってお誘い。




こーゆーの、以前のあたしなら、放り出してた。

テキトウに理由つけて避けてたはず。

だって、出来るだけ無かったことにしたい時代だもん。






あの時代の延長に、高校時代や大学時代があるわけだからさ。

あの時代を否定することは、高校時代や大学時代も否定することになる。

だから、あの時代を完全に否定したりはしないけど、

それがギリギリ譲歩のラインで、出来れば記憶の闇に葬りたい。

無かったことにしたいし、今更その時代の関係を呼び戻したいとは思わない。

まあ、ごく少数限定で今も繋がっている人も居るけど、それ以上は……ね。

「寝た子を起こす」って言うのかしら?

「臭い物にフタ」っていうのかしら?

どう表現するのが正しいかはわかんないけど、

どっちにしても、今更蒸し返したい過去でも、温めたい旧交でも無いのよね。



だけど。



ちょっと、行ってみようかなって思ってる。

というか、「縁」でしょう、コレは。

あたしの中に居る、陰鬱な顔のチャイルドに気付いた途端のこの誘い。

「縁」としか、言いようが無いでしょう。



あたし、あの時代の自分に対して、



変な自信なんだけど、ホント、そう思ってた。



今のあたしに関して言えば、そこまでの感覚は無い。

相性みたいなもんで、嫌いだと思う人も居るだろうけど、

鼻つまみ者って感じではなくて、好いてくれてる人も居る。

好いてもらえれば嬉しいけど、嫌われたからって悲観しない。

ウマが合わないんだから仕方ないよね、って感じ。

まあ、一日くらい凹むかもしれないけど、旨いものでも食べれば水に流せる程度の感覚。




だけど、当時のあたしについて言えば、そんな感覚は全然無い。

「好いてくれるはずが無い」なんてもんじゃなくて、「嫌われないはずが無い」なのよね。

くさいとか、きたないとか、そんなイメージがものすごく強くてね。

酷い喩えだと思うけど、使用済みの生理用ケミナプのイメージにものすごく近い。

なんていうか、「汚物」ってイメージ。

で、饐えたような女の臭いだけは一人前、みたいな(苦笑



うん。

酷い例だけど、ものすごく、言いえて妙だわ。

そう。

あの当時の自分に対する、セルフイメージは、使用済み生理用ナプと同じ臭いです(苦笑

ああ。

ちなみに、ヌノナプにすると臭いしません(笑 >そんなの関係ねぇ



高校からはそんなこと無いんだけどね。

嫌われることもあるけど、普通はそこまで手ひどく嫌われたりしないし、

まあ、そんなこともあるでしょう、程度になるのよね。

この、劇的な、差。



あたし。

同窓会に出かけていけば、あの頑固なイメージは薄らぐかしら?

どうしようもなく卑屈で、汚いイメージの、あたし。

少しは改善されるのかしら。



そしたら、あたしの中の陰鬱な少女は、少しは癒されるのかしら。

癒されたら、あの年頃の子どもに対する嫌悪感は、少しはマシになるのかしら。





〈私〉はなぜカウンセリングを受けたのか





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Last updated  2007.11.26 14:45:07 コメント(2) | コメントを書く
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