あたしはあたしの道をいく

2009.06.01
XML
カテゴリ: 親バカ日記
タロウの友達のAくん。

保育園が一緒で、学区が違って、夕方7時まで遊んで、

「こーゆーのが事故誘発児ってんじゃなかろうか」って感じの子なんだけど。



学校から17時半までしか遊んじゃいけませんって指導が来てます、

って言ってからは 、おじいちゃんの迎えできっちり17時半には帰宅するようになり、

遊ぶ時間の少ない平日は、来なくなっていた。



旦那も私も、小学校が違うと、そのうち小学校の友達が出来てくるし、

自然に疎遠になっていくだろうと思ってたのよね。

17時半って制約もついてるから、そうそう遊べないし。





彼は、私たちの予想を見事に裏切って、毎週土日に来るのですよ。

それも、朝8時に電話掛けて来て「今からいくから!」と。



休みの日の朝8時ですよ!

まだ、やっとこ朝食を食べてるとこですよ。


当然、布団は敷きっぱなしだし、パジャマですよ。

勘弁してくれっ!!!

と、思っても別に不思議じゃないと思うのは、私だけではあるまい。



いやね、お隣の子が、「あーそーぼ!」って玄関先で言う分には構わないんですよ。

「あーとーでー!」って言って追い返したって、所詮お隣ですから。

でも、彼は送迎付でなきゃこれないところで、

来たからには、私たちが送っていくか、迎えが来るかでなきゃ、ダメなのです。



ドアチャイムを鳴らしたらフツーに玄関から飛び込んでくるんですよ。

「来たぜー!」って。



「来たぜー!」じゃねーだろ。。。。

その前にあいさつの言葉があるだろ。

「おはようございます」とか「おじゃまします」とか。とか。とか。とか。





と踏んでいた私たちなので、色々と目をつぶってきたところもあるけれど、

正直なところ、かなりイラッとさせられることが多いのです。



まず、ハナコをいじめて憚らないところ。

オレが遊びたいのはタロウだ、と言ってハナコを仲間はずれにする。

だけならまだしも、ボールをぶつける。水をかける。

同じことをタロウにもさせて、タロウが嫌がると、

同じことをしないと仲間として認めない、と言う。

さらには、「ハナコが嫌いだ」と堂々と親の私たちの前でも、本人の前でも言う。

「嫌いだからあっちへ行け!」とな。

これだけでも、イラっとなるには十分だと思う。



小学1年生にマナーを求めるのは間違ってるのかもしれないが、

登場からして、先述のとおりだから、1日中も推して知るべし。

外で遊べと追い出しても、「家の中で遊ぶ!」と譲らないのも彼なら、

先頭を切って家の中に入って来るのも彼。

率先して玩具を広げだすのも彼なら、片づけをしないのも彼。

空腹を訴えて菓子をねだるのも、喉の渇きを訴えて飲み物もねだるのも、

それでいて、平気で残して行くのも、一人一つの分け方に異議を唱えるのも彼。



つか。

基本的に、すっごく俺様チャンなのよね。

遊びにしても、ゲームにしても、自分の思い通りにならないとダメだし。

すごく、難しい。



タロウの友達だから、「遊びに来るな」とは言いたくないんだけどさ。

越境して遊びに来るのも、そう長いことではないと多寡をくくっていたから、

大概の事は見て見ぬふりをしてきたけれど、かなり堪忍袋の強度を試されてます。

「遊びに来るな」と言わないのであれば、どこかでガツンといわねばなるまいなあ。



しかし。

言って聞かせようとしても、全然聞かない。聞こえてない。

叱ろうとしても、口応えばかりで全然ダメ。



そもそも。

たぶん、彼は叱られることにも、怒られることにも慣れている。

叱られること、怒られることに慣れている子どもは、

叱られることや怒られることに鈍感になる。

それは、自衛のための当然のことで、仕方のないことでもあるんだけど、

そうすると、彼に言って聞かせるのはとても難しい。



親の言う通りにはしないが、親のする通りにはする、のが子ども。

彼は、おそらく言われるばかりで、することを見ていない。

もしくは、親が見せていない。

あるいは、親がするところに、居あわせていない。



どこまで、私はかかわっていくべきなんだろう。

彼との付き合いは、どこまで続くんだろう。



自分の子と同様に叱る、というのは簡単そうに見えて、難しい。

相手の親に対する遠慮とか、そういう意味ではなくて……

自分の子となら信頼関係が出来ているから、叱れる。

どんな子かちゃんと分かっているから、叱れる。

けど、叱られ慣れて鈍感になっている子ども相手には、

それ以前にしなくちゃならないことがある気がする。

私はそこまでは出来ない……。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.06.01 10:09:12
コメント(6) | コメントを書く
[親バカ日記] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:タロウの友達  
カクハ さん
冗談抜きの難しさ…ですな。
でも、この件の日記を読んで思ったのは、たすくさんの見解と同じく、A君の愛情不足と我儘の酷さ。
実害まで出てる事実を考えると、A君のジーさんにありのままの感想や事柄を報告して切り捨てるか。
はたまた、一線を引かず(見てみぬふりせず)A君を本当に受け入れ、A君が心を開いたら、本気で叱る…か。
↑後者に関しては、様子を見つつ同時進行出来れば尚、良し。(たすくさん家的にも)
たすくさんがどうしたいか。
タロウ君やハナコちゃんがA君とどうしたいか…。
そこが一番重要ですから、一概には出来ませんがね。
保育士の友人数人に聞いた所。
この手のタイプと付き合うならば“お友達の家”と認識させるのがまず重要との事。
難しくも変な話、上記したとおり、バッサリ切るか。
愛情を与えてからの叱咤でないと、やっぱり事は進まないみたいですよ。 (2009.06.01 12:42:16)

カクハさん  
たすく24  さん
やっぱ、愛情不足、だよね……。
あまり断定はしたくないけど。。。

2ヶ月経っても継続して遊びに来るところを見ると、近所の友達と(或いはその親と)上手くいってないのかも……と、考えてしまうよ。
彼の近所に同じ年頃の子どもが居るのは知っているから、遊び相手が無いはずはないもの。

タロウの友達だから、尊重したい。
それは、確かなのよね。
タロウはおとなしいタイプだから、A君がタロウの代理欲求みたいなのを発散してくれるところもあるし。

家に上がられるのも、お菓子を食べるのも、かまわないし、それ自体は構わないことばかりなんだけど、見事にイラっと来る方法ばかりなので、「遠慮ってもんはねーんかいッ!」ってたまに吼えたくなるのよね。

タロウもハナコもAくんが好きだし、中学になれば、また学区が広がって一緒になることが分かっているし、切り捨てる方法は取りたくないのよね。

でも、受け入れるって……難しいね。
まず「イラッ!」の方が先に来ちゃうもの><
(2009.06.01 14:22:24)

Re:タロウの友達  
カクハ さん
にょっ!
“イラッ…ってくる”
これを逆転の発想で使うんはどうでっしゃろ?
今現在、見てみぬふりをしたり、一線引いての注意止まり…とするなら、変な話、対応が中途半端じゃないっすか?
予想の範囲は出ませんが、A君の行動故に感情だけで怒る大人は多くても、当人の事を思って…と言うのは少ないと思うんですよ。
それなら、怒られても慣れちゃうし、感情だけの怒りなら時間が経てばおさまるから気にもならなくなる。
…と仮定すると。
全てを受け入れる…なんてのは、所詮他人ですから無理なのは当然の話。
だったら、本気で怒っちゃえば良いんですよ。
ただし、感情爆発…ではなくて、目を見てお説教するんです。
“A君が好きだけど、A君がした○○は悪い事だから、おばちゃんは怒ってる”
“A君は嫌いじゃないけど、悪い○○をする子は嫌いだから、次に同じ事をしたら帰ってもらうよ”
…みたいに。
(ただし、怒りが分かるよう、声にドスを効かせて。←ここに感情爆発)
確か、感情を緩和させる言葉の後に、説教がくると効果が高いし。
小学一年のまだ感受性の高い子供は、聞く耳をもってくれる上に、
大人の本気を分かれば我儘なんて言わなくなりますからね。
案外、一線を引きつつも、本音でブツかるのが手っ取り早いかもしれませんよ。 (2009.06.01 17:07:33)

Re:タロウの友達(06/01)  
ちちcyan  さん
娘の友達でも・・女の子なのに、寝そべっておやつを食べてた保育園の時、少しは成長したかと思ってたら今では、大人相手にタメ口ですか・・・やっぱり幼少期それなりに躾していないと怖いと思いました。 (2009.06.02 00:52:57)

カクハさん  
たすく24  さん
めっちゃくちゃ、中途半端な対応になってる >ビンゴ!
越境して遊びに来るなんて最初だけさ~、と思いっきりタカくくってたもの。
今も、当初の予想より随分頑張ってるけど、いつまでも続くものじゃないって思ってるのよね。
そろそろハラの括り時なのかもしれないんだけど……。
今は週末限定でも、そのうちエブリディな夏休みがやって来るもん><

今、私は、イラッと来ることがあまりにも多くて、Aくんをカワイイと思えないのよね。
イラッと来るたびに、コテンパンに泣かせてやりたい衝動に駆られるよ><
タロウだったら、とっくにはたき落してる気がする(苦笑
不快感を抱く相手は、自分の隠れた何かを刺激していることが多いものだけど、彼の言動は私の何を刺激しているんだろうって、考える。

彼を切り捨てない、という選択をするなら、自分の「イラッ」と戦わなくちゃならないし、それを超えなくちゃ、Aくんに言葉が届かないような気がしてならないのよ。
甘やかすのは他人の特権だから、このまま甘やかして見て見ぬふりって選択もあるけれど……たぶん、彼は甘やかされているけれど、甘えることは不足してる気がする。
甘やかすと、甘えさせるは、似て非なることだものね。

カクハさんのコメントで、親業の「わたしメッセージ」を思い出したよ。
今度、彼が遊びに来るまでにちょっと復習してみることにします♪
ありがとう。

(2009.06.02 10:20:22)

ちち さん  
たすく24  さん
大人にタメ口……。
思いっきり、やってる >Aくん
それもまた、私の悩みのタネです。
お隣の二十代の兄ちゃん、ジャリガキの時から知ってるコだし、
父の代から家族ぐるみの付き合いがあって、気安い相手だけど、
Aくんにまで「○○チャン」って気安く呼ばれる筋合いは無い!!!
と、私はひそかに青筋を立ててます。

今はまだ、ジャリガキなので許されるかもしれないけれど、
許される今のうちに何とかしたいもんです。

(2009.06.02 10:26:26)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: