蓼科高原日記

蓼科高原日記

2013.06.18
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高原の雨の日はやわらかく静かで爽やかなので、思わず物思いにふけってしまう。

そんなときはいつも僕のこころは高校生時代に戻っているような気がする。

あるいはそれ以前の幼児期の感覚にひたっている。



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▲我が家から見る夕暮れの空。/海抜1,700m:写真をクリックすると拡大します。



真実ってなに?


明日はまた雨降りの予報です。きっと絵に描いたような高原の雨になりますよ。週末は好天に恵まれそうなので、ドライブや小旅行でリラックスするには最高の蓼科高原になると思います。





高原の雨の日はやわらかく静かで爽やかなので、思わず物思いにふけってしまう。

そんなときはいつも僕のこころは高校生時代に戻っているような気がする。

あるいはそれ以前の幼児期の感覚にひたっている。


僕の人生のもっとも輝かしい時期は高校時代で終わってしまったのかも知れない。

あるいはそれはかろうじて大学時代まで持続していたのかも知れない。

いずれにしてもそれはもう終わってしまった時代だ。


人生における精神の考古学。

僕がいま行っていることはたとえばそのように言い表すことが妥当なのかも知れない。

もちろんこれはメタファーだ。


大切なのは世界がどのようにあるかということではなく、われわれが世界をどのように捉えるかということだ。


「風景」がわれわれによって「構成」されなければ存在し得ないのと同様、そこにあるのは「ありのままの世界」ではない。われわれによって認識され「構成された世界」なのだ。


あるいはたとえば「聖戦」を叫ぶ指導者によって意図的に構成された「ひな形(イデオロギーのことなのね、ここでは)」としての「世界」なのだ。


同様に「テロとの闘い」を標榜する指導者によって意図的に構成された「理想世界(これもイデオロギーね)」もある。


高度情報化世界における「世界観」とはそのようにして「与えられる世界観」なのだと思う。


ちっともリアルではない、五感を飛び越えたデータとしての世界が一人歩きする。それはヴァーチャルなベータバージョンとしての「ヴィジョン」に過ぎない。


たとえばわれわれがよく知っていると思いこんでいる「イラク戦争」は、本当に「そのようなもの」あるいは「あのようなもの」だったのだろうか。TV中継までされて、われわれはまるでハリウッド映画を見るようにしてあの戦争を見守った。


じつは自分はあの戦争についてほんの一握りの(小匙一杯ほどの)情報しか与えられていないことに気づく。

それも極めて仔細に計算され演出され、意図的に流された一方通行の検証無しの情報ばかりだ。

あの経験を通して僕は米国という超大国を信用できなくなったのだった。


1969年7月20日午後4時18分、アポロ11号は本当に月面着陸したのだろうか。

あの映像は本物だったのだろうか。

大気の存在しない月面で米国国旗がはためいて見えるのはなぜなのだろう。


メディアは必ずしも「真実」を伝え得ないかもしれないが、それを責めることはできない。

メディアの伝える情報というものは本来高度に「政治的」な「揺らぎ」に満ちたものなのだ。

しかし「事実(の断片にせよ)」を伝えることはできるかも知れないし、「じっさいに何があったのか、何が起こったのか」を検証することはできるかも知れない。


さっきから聴いているThe Beatelsの旧いカセットテープがオートリヴァースで2回目のプレイに入った。彼らの代表的なLove Songsを集めたテープだ。

1960年代に実在した彼らの(そして僕自身の)「存在証明」として僕はこの音楽を聴いている。

このようにして、直接自分の五感をもってエヴィデンス(証拠)を検証することによってのみ、われわれはそれに到達できないまでもせめて「真実」を推し量ることは可能なのかも知れない。




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信州蓼科高原北八ヶ岳・標高1700m
ペンション・サンセットのホームページ:
http://www.p-sunset.com/

Facebook Page: https://www.facebook.com/pension.sunset


★蓼科の写真をもっと見たい人はこちらにたくさんアップしてあります:
http://www.flickr.com/photos/p-sunset/




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【蓼科高原観光情報】


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▲梅雨でも空気がさらっとしている爽やかな蓼科。晴れの日も雨の日も爽やかさは変わりません。/海抜1700m:写真をクリックすると拡大します。


ドライブに最高の新緑真っ盛りの季節になっています。

ビーナスラインをフルオープンにして走るオープンカーを見かけることが多くなりました。

標高の高いところの桜や山桜が見ごろです。また、ヤマツツジやミツバツツジが美しい季節になりました。

レンゲツツジ群生地では開花が始まっています。

車山から霧ヶ峰に描けての大群生地のレンゲツツジはこの世のものとは思えないほどの幽玄な景観を見せてくれます。見ごろが始まっています。6月いっぱいが見ごろです。

「ほっとリラックスする週末の小旅行」にぴったりの蓼科高原です。


ペンション・サンセットは北八ヶ岳ロープウエイの隣のペンション村にあるのでロープウエイへのアクセスが抜群です。しかもロープウエイ前に完全舗装された800台収容の無料大駐車場があるので、ペンション・サンセットにお泊まりなら、「満車で駐車できない!」なんて心配はありません。

大駐車場までは車クルマ5分、ロープウエイ山麓駅まで徒歩8分。


● 北八ヶ岳ロープウエイのHP: http://www.kitayatu.jp/index.php

● ペンションサンセットのHP: http://www.p-sunset.com/

公式フェイスブックページ: https://www.facebook.com/pension.sunset

● 期間限定で1泊2食付き7900円からの特別料金キャンペーン実施中です

● 楽天トラベルのお客様の声(公開アンケート)

お電話でもホームページからのご予約でも料金は同じです。当日予約でのご利用大歓迎です。
ご予約専用電話:0266-67-5123 です。


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総合的な観光情報はこちらをご覧下さい

■蓼科高原公式ホームページ: http://www.tateshinakougen.gr.jp/

●「蓼科うさぎ♪」さんのブログも必見!: http://ameblo.jp/tatesina-onsen/

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Last updated  2013.06.18 23:54:57
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