昨夜から雪になった。かなり吹雪いたが気温は高めだった。雪は終日降り続き、深夜になっても降り続いている。断続的に吹雪になる。夜になると気温は急激に下がり湿雪から乾雪へと雪質が変化した。いわゆるパウダースノーでこれが当地本来の雪質だ。積雪は20センチから30センチといったところだろうか。通常なら一度の降雪で1メートル程度なのだが温暖化の影響だろうか最近はあまり積もらない。それでも最盛期には数メートルの積雪が常時地表に残るようになる。パウダースノーは砂と同じで砂丘のように移動するから風が吹くとどこかに行ってしまうことも多く家屋まわりの積雪はおおよそ1メートル程度になるだろうか。根雪が積もると底冷えがなくなってむしろ暖かく感じるようになる。気温はマイナス20℃にもなるがそれでも雪の無いときよりも暖かく感じる。不思議なものだが自然はつねにに理にかなっているのだろう。本格的な冬になったのを感じる。雪の降る夜は世界中の音という音が雪に吸収されてしまったかのように静かだ。ほとんど無音といってもいい。SOUND OF SILENCE。深々と雪が降り積もる。もう直ぐ夜が明ける。