花発多風雨 人生足別離
1
欧米で「数学改造運動」が始まっていたころ、日本では、まだ藤沢・菊池の影響が強く、「直感・実験の排除」「形式陶冶の重視」「関数概念の否定」といった、世界の流れに逆行した数学教育が行われていました。しかし、日本でも改造運動の影響が少しずつ表れてきます。特に小倉金之助が1924年に書いた「数学教育の根本問題」は、それまでの日本における数学教育を批判し、その後の日本の数学教育を構築するものでした。この、小倉金之助の主張は、現在でも多くの示唆を与えてくれます。次回に続く。
2005.08.23
閲覧総数 44