全5117件 (5117件中 1-50件目)
もう1つのネリネ・「Rosea」も植替えが必要です。上画像が対象となるプランタ3個で、昨シーズンの花期のさ中にも球根の分裂の気配を見せていました。それから半年ほどが過ぎた訳ですが、分球は更に進行している恐れがあります。一気に3鉢・・・という訳には行かないので、今回は後列左のプランタを処理することにします。 こちらが全ての球根を掘り上げた様子です。後ろの2列が親玉で、大きさはゴルフボールサイズです。前2列のラッキョウほどの小玉がこの1年半ほどで分球して増えたものです。この小玉は今回の植替え対象からは除外し、新たな落ち着き先を探すことにします。で、大玉は元のプランタに植え戻します。こちらがプランタ内に球根を仮配置した様子と、最終的に覆土した様子を切り替えて表示しています。残る2鉢は「危険な暑さ」を避けつつ、休眠が開ける前、つまり9月になる前に処理することにします。
2024年06月16日
コメント(0)
先月下旬頃から葉を枯らせ始めた八重咲スイセンでしたが、今は完全に葉を枯らして休眠に入ってしまいました。花を咲かせていた頃の様子を見ていて、何点かが球根の分球が起きている様でした。で、休眠入りを機に、増えてしまった小玉を取り除くと共に、球根の再配置を主眼とする植え替えを行うことにしました。 こちらが掘り上げた球根の全貌です。前列の小玉3個が分裂した新顔です。この小玉は改めて落ち着き先を探すことにします。残る7球を元の10号プランタに仮配置した様子がこちらです。これに用土を被せ、植え付けを済ませた様子を切り替え表示させています。ヒガンバナの花が終る頃まで、この状態が続き、厳寒期の1月下旬から2月の上旬に花の時期を迎えます。
2024年06月15日
コメント(0)
ホタルブクロの1番花開花から3日、早くも見頃を迎えました。昨日の午後時点で25輪ほどが開花していました。この程度の開花が高原状に半月ほど続いた後、ゆっくりと幕引きに向かうことになります。咲き始めを紹介した時点では、花茎の半分は完全に横たわっていましたが、余りに見苦しいので添え木(と言ってもアルミ線ですが・・・)を当てて全員を直立させました。台風並みの強風がなければ、今シーズンはこの状態が維持できる筈です。
2024年06月14日
コメント(0)
この半年、精彩を欠く日本シュンラン・「天紅香」です。一度全身を掘り上げて健康状態を確認することにしました。すると・・・・健康体なら軽く15cmはある筈の根が、僅か4-5cmしかありませんでした。そこから先は腐敗・消滅した痕跡が認められます。原因は植え付けた先の地中の水分が過剰で、根腐れを起こした様です。このままここに放置しては枯死・消滅は避けられない状態です。 ということで、一旦はポットから露地に植え替えたこの品を、元のポットに植え戻すことにしました。新居は4号深鉢で、植え付けを済ませた様子がこちらです。もはや手遅れかもしれませんが、何とか昔の健康体を回復すべく、手厚くサポートしてみます。取り敢えず、危険な暑さは回避しなくてはいけません。ということでこの夏は原則屋内に退避させることにします。時には午前中のさ程きつくない日差しに当てながら、光合成のテクを忘れない程度には外に出すことにします。
2024年06月13日
コメント(0)
半月ほど前に花芽が動き始めたのを紹介した際には、葉陰に隠れる様な存在だったヤクシマショウマでしたが、この半月で様子は様変わりしました。花軸は大きく伸び上がり、遥か下の葉っぱの塊を見下ろす形です。ツボミも成長して、直径2mmほどの球体になり、出番を待っている様に見えます。開花まであと1週間ほどかね~~。・・・とすれば梅雨入り早々の雨のさ中だわな~。
2024年06月12日
コメント(0)
ホタルブクロが咲き始めました。昨年実績と比べて、1日遅れ・・・ということは、事実上誤差なしと見做せる範囲です。準備中のツボミを見る限りでは、大豊作だった昨年と同水準の作柄が期待できそうです。 こうしたメデタイ出来事の裏で、寂しい話もあります。もう1つのホタルブクロ、青花ホタルブクロのうち昨年まで大盛況に湧いた(?)露地植えの一群が完全にい姿を消してしまいました。土中の過大な水分量で根腐れを起こしたものと思われます。対応策として、僅かに生き残ったポット植えの個体を元手に増殖を計っていますが、昨年の大豊作のレベルに戻すには数年がかりになるかもしれません。
2024年06月11日
コメント(0)
プランタに寄生したネジバナから遅れること半月、露地のネジバナがやっと動きを見せました。この一群は芝生の中央部に根を下ろしたものでしたが、そのままにすると住人が歩く度に踏み付けてしまい、花を咲かせることも難しい状態だったものを、壁際に植え替えたものです。5~6年が経過したと思いますが、この2-3年は株別れのピッチが上がり、こんな群落になってしまいました。この群落で7芽の花芽が確認できますが、こんな群落が20ほど存在するので、都合100から150芽ほどの花が実現できそうです。開花は早ければ10日後、遅くとも2週間後・・・と言った頃合いかと見ています。
2024年06月10日
コメント(0)
リコリスが深い(?)眠りに入りました。先頭切ってに眠りに入った「真夏のクリスマス」や「山の根ゴールド」は、もはや緑の痕跡も残っていません。ザックリ言って10月に入るまでは、花芽と雑草を除けばこのエリアに緑が差すことはありません。 休眠期間は植え替えの絶好機でもあります。昨年は「真夏のクリスマス」と「山の根ゴールド」を全点掘り上げて再配置し、密度の適正化を行いました。今年のシーズンはこの効果が持続する筈です。ということでこの夏の間に、ピンク花の「さつま美人」と白花の「アルビ・フローラ」に同様の措置を行うつもりですが、半端ではないと噂される暑さが障害になりそうです。
2024年06月09日
コメント(0)
雪割草の花が終って3ヶ月余り経ちました。画像は「無銘③」の仮名称を付したものですが、昨年芽吹いた葉っぱが枯れ、今年芽吹いた葉に完全に置き換わりました。このまま放置しても、枯れた葉は秋までに落葉・腐敗して自然に消滅しますが、それまでは甚だ美しくない景観を晒します。ということで、今回はこの品の枯れた葉や花殻を刈り取り、そこそこ綺麗な景観を実現させることにしました。 刈り取りは狭く込み入った株元に、ピンセットで枯れた葉を摘まみ、園芸バサミで切り取る、という作業を繰り返します。10分ほどかかって枯葉を全て刈り払った様子がこちらです。枯葉と新葉で押し競饅頭状態だった株元が、かなりスッキリしました。と同時に、これまで葉陰に隠れていた表土が見通せる様になった結果、これまで気付かなかった雪割草の発芽株を発見しました(7時の方向)。この品は二段咲品なので自身で花粉を生成することはありません。開花していた頃、近傍に配置していた標準花から花粉を貰ったか、或いはその標準花が結実した種子が飛散してこのポットに寄生発芽したのか、いずれとも判定はできませんが、新顔が芽吹いたことは確かです。何とか開花できる様、サポートし続けることにします。
2024年06月08日
コメント(0)
ウチョウラン(羽蝶蘭)が開花しました。昨年と比べて5日遅れでした。遅れの原因は、冷蔵保存していたバルブを取り出すのが遅れてしまい、芽出しが遅れたことが尾を引いたものと考えています。この遅れとの関連は不明ですが、保存していたバルブのうち、微小なものは芽出しもせずに消滅したものもありました。また芽出し後の早い段階で賊による食害に遭って、葉が甚だしく損耗してしまいました。葉のあっちこっちで茶色く変色した部位が認められますが、全て食害の痕跡です。尚、犯人の目星は付いていますが、今回は確たる証拠は残されておらず、名指しは控えておきます。
2024年06月07日
コメント(0)
ネジバナが開花しました。奇しくも(?)昨年と全く同じ日の開花です。半月ほど前、この個体が花芽を始動させた時点で取り上げた際、この花芽には白花が咲く・・・と予言してしまいましたが、結果はご覧の通り、白とは断じ難い微妙な色合いの花が咲いてしまいました。本来の赤花というのはこんなもので、今回の開花品はどっち付かずの実に中途半端なものでした。ただ、純白ではないので、赤を含む一般的なネジバナとして扱います。 さて、我が家に繁茂するネジバナは、傾向として発芽後2年目ぐらいには白花を咲かせますが、3年、4年と古参の地位に手が届く様になると赤花に変わるという特徴を持っています。今回開花した個体は、昨年ネリネのプランタに寄生発芽したもので、今年初めての開花です。そんな訳で「白花が咲く」などと大見えを切ってしまいましたが、外れとも当りともとれる微妙色で応えてくれました。これに懲りて、今後はお気楽な予言は控えることにします。
2024年06月06日
コメント(0)
暖かくなって急速に枝ぶりの伸びを加速した日傘代わりの文旦の木です。樹形、樹高が傍迷惑の領域に入ったのは明らかで、この辺で大規模な枝打ちを実施することにしました。「剪定」という上品な用語も存在する様ですが、実施する内容がそれほど上品なものでもなく、理論的な裏付けがある訳でもないので、そちらの使用は遠慮ることにします。 さて実施する内容は、①大きく抜き出て伸び上がった枝、②横に伸びて日傘の差し渡しが広がり過ぎた小枝、③内に籠って木漏れ日のひと差しもできなくなった小枝、等々を切り払い、日影と適度な木漏れ日を目指しました。一通り作業を済ませた様子がこちらです。切り取った枝葉は20cmほどに裁断して、燃えるゴミとして出せる状態に処理しましたが、After画像の下部のごみ袋がそれです。
2024年06月05日
コメント(0)
昨年5月にタネを撒き、この春発芽した白花コマクサです。一時は7~8芽を数えましたが、温かくなるに連れ1芽、また1芽と姿を消し、とうとうこの1芽だけになってしまいました。この先の更なる気温上昇を考えると、このままだと程なくこの個体も姿を消すのは疑いのないところです。 然らば今の内に標高2000~2500mの最高気温に近い屋内に収容してしまおう・・・というのが単純な反応です。しかし今の種蒔きポットでは高さ方向が極めて窮屈で、もう少し低背のポットに移す必要があります。ということで選んだのが3号陶鉢です。そそくさと植替えを済ませた様子がこちらです。発芽から1ヶ月ほど経過した訳ですが、根は3cmほどに伸びていました。地上部の丈の凡そ2倍です。速攻で洗面所の照明直下に移動しました。無事に秋を迎えることができれば、もう一段深いポットが必要になるかと思いますが、それより先ずはこの新居に馴染んで貰うのが最初の関門です。
2024年06月04日
コメント(0)
昨日は記事落ちになってしまいなした。理由は所用で島根県まで出かけていて、帰宅が夜10時近くになったため、この場で紹介できるようなネタがなかったためです。 で、復帰の第一報は原種ネリネ・ピンク花の植替えです。この品は30cmプランタ2つに30株ほどを植え付けているのですが、昨シーズンの作況は期待値を大きく下回る「不作」でした。原因は球根の分裂が進行し、花も付けられない未熟株が増えたことか・・・と見ているのですが、当否は定かではありません。取り敢えずこうして増えてしまった個体数を適正な密度に戻すことと、肥料を梳き込むことにあります。 先ずは球根を掘り上げます。その上で、元のプランタに植え戻すものと、他に移植するものに振り分けました。植え戻すグループをプランタ内に仮配置した様子がこちらです。このポットからは2個が移転対象になりました。植え戻したのは12個ですが、内3個はサイズも小さく、この年末の花期に花を付けるのは無理かもしれません。この仮植え状態の球根に、緩効、即効の肥料を幾分多めに配合した用土で覆土した様子がこちらです。もう1つのプランタにも同じ処置を行い、計24個を植え戻し、6個を移植候補として除外しました。植え戻した24球の内、18個が花を付ければ「上出来」なのですが、さてどうなることか ...
2024年06月03日
コメント(0)
1ヶ月ほど前に満開状態のシャクナゲをリクルートした件をこの場で取り上げました。上画像で”丸に花”マークを添えた枝が、当時満開の花を支えていた枝3本です。購入の際、店員さんに尋ねると、その時点で手ぶらだった2本(白丸に来)を指して、「来年はコレとコレに花が付く」旨を解説してくれたものでした。 花のさ中に花枝の最上部の葉の付け根に、小さなコブの様な新芽が付いているのが確認できました。こちらの画像の中心部、赤丸で囲んだものとほぼ同じものでした。それから1ヶ月近くが経過した訳ですが、当時の小さなコブが右下円内の様に立派な枝に化けました。もしかすると赤丸内の新芽候補も同じ様に成長してくれれば、花付き枝の候補が爆増することになるのですが、期待通りコトが進むかどうかは、全く見通しはありません。ま、初めて育てる新品種というのは大抵はこんなもので、期待を裏切ったり、添ったりする相手の振舞いを見ながら、知見を増やして行くのが仕事・・・なのかもしれません。
2024年06月01日
コメント(0)
1週間前に咲き始めたシモツケソウがほぼ満開となりました。細かなことに拘れば、遅れて動き始めた花芽の中にはまだ半分しか開花していないものもありますが、そうした出遅れ品は概ね花序が小さいので全体として八分通りの開花に達しているのは間違いなさそうです。 といった背景は横に置いて、個々の花序の見栄えは大したものです。大きさはソフトボールほどの球体を想像して頂ければいいかと思います。個々の花は3mmほどの小さな存在ですが、この花の真価は塊を楽しむことにあります。更に話を広げれば、広範囲で群落を成して咲く様はまさに絶景です。10数年前、伊吹山山頂直下でそうした景観に遭遇したことがありました。時期は7月末。2haはあろうかという大群落が満開で、薄いガスを通して見渡すと、ピンクの霧に包まれた様な感覚でした。今はそうの群生地もシカの食害で見る影もなく荒れたと聞きます。
2024年05月31日
コメント(0)
芝生の手入れは、障害物のない中央部は電動バリカンでスイスイと刈り払いできるのですが、周辺部、中でも好き好んで隅っこに植え付けたネジバナの周りはバリカンで一気に・・・という訳には行かず、結局”手刈り”の出番となります。1週間ほど前に芝生全般は刈払いを済ませていましたが、ネジバナ周りは刈り残したままにままになっていました。もたもたしているとネジバナの花期を迎えるし、その前に梅雨入りして芝刈りどころではなくなります。ということで、今回、込み入ったネジバナ周りを一気に手刈りで処理することにしました。 使う武器(?)は園芸バサミのみ。凡そ50cm×2mの範囲をチョキチョキと刈り進めます。ネジバナの株元は、特に慎重に刈り進める必要があります。この日に備えて園芸バサミを研ぎ直したのが好い効果を発揮してくれましたが、かと言って刈払いのスピードが上がったとは言えません。結局1時間ほどかかって、何とか見られる状態に漕ぎ着けました。こちらがその様子で、今回処理した範囲の1/3ほどの様子です。後1~2週間でネジバナの花期に入ります。その期間はこのスッキリした状態が維持できると思いますが、1ヶ月も経てば元の状態(上画像)に戻ってしまいます(溜息)。
2024年05月30日
コメント(0)
夏の花、レンゲショウマも始動しました。昨年は辛うじて作落ちは免れましたが、記録的な貧作に終わりました。その前年が対照的に大豊作だったこともあって、その落差に「何か大きな不始末はなかったか?」とプチ反省会もしたものですが、核心に迫ることはできず、取り敢えず固形肥料を少し増量しただけで1年が過ぎてしまいました。そうした好不調の大きなうねりの中での、シーズン再来であり、例年以上に作況が気になるところです。
2024年05月29日
コメント(0)
黄金オニユリも店開きに向けてツボミの準備を始めました。この辺は最早完全に真夏の草花です。という具合に、季節の歩みの早さを実感させられるこの頃です。開花日は、この5年を見ると6月➔7月の変り目±1日という緻密さ、勤勉さです。今はカメが首を引っ込めた様な格好ですが、開花時にはキチンと枝を伸ばします。 ツボミの準備と共に、葉の付け根にはムカゴが生成されます(円内)。このムカゴ1個が、ほぼ正確に1株に変わります。何も手を打たなければ、小庭は数年でジャングルになりかねません。我が家ではこの対策として、ムカゴが自然落下する前に採種・駆除していますが、一夏に3回から4回実るため、駆除の手間もバカになりません。
2024年05月28日
コメント(0)
芝生のニワゼキショウ(庭石菖)が開花しました。昨年と比べて18日遅れの開花です。流石にこれだけ遅れると、「許容に範囲」などと涼しい顔はしていられません。とは言え、遅れた理由らしきものがない訳ではありません。 昨年までの株は、5年を超える古参株でしたが、秋口に休眠入りで姿を消した後、春を迎えても目を覚ますことはありませんでした。これに置き換わる様に芽を出した新顔がこの度花を咲かせた訳ですが、流石に地力が備わっていない若齢株ではツボミの生成にも手間取ったものと推測します。今年の桁外れの遅れはこうした代替わりのゴタツキ、と結論付けて大きな間違いはないと思われます。 それにしても我が家で栽培している山野草では、種子発芽から初花まで6~7年かかるものが珍しくない傍らで、今回のニワゼキショウの様に発芽翌年には速攻開花するものもあります。そもそも一般的にはこのニワゼキショウは「雑草」扱いされるのが一般的な様です。花の色には画像の白の他に紫も存在します。そうした「雑草」をゲスト待遇で優遇していることになりますが、ボンヤリしていると「悪魔を招き入れた○○老人」と言われかねない行為ではあります。
2024年05月27日
コメント(0)
ホタルブクロも開店準備を始めました。今準備が進んでいるのは頭頂部のツボミだけですが、順次花茎の下に向かってツボミの準備が進むことになります。然らば開花の見通しは?・・・というと、昨年の1番花開花は7/9でした。多少前後するとしても、ザックリ言って半月後には花が見られることになります。因みに名前の一部に取り入れられているホタルのシーズンは、この野草の花期とかぶる地方も少なくないと思います。子供の頃、捕まえたホタルをこの花の中に入れて、小さな提灯の様にして遊んだことがありましたが、今にして思い起こすと、罪深い遊びだったと反省しきりです。
2024年05月26日
コメント(0)
ヤクシマショウマが2年続いた作落ちから、遂に離脱できそうです。こんもりとした株の茂みの隙間に、長い間ご無沙汰していた花芽が姿を見せました。「祝・絶滅回避!!」と行きたいところですが、そうそう浮かれている訳にはいきません。そもそも作落ちの迷路に嵌ってしまった原因は、ワタクシのバックアップの不手際が発端なので、むしろ改めて反省する必要あり・・・なのかもしれません。何はともあれ、平均的な開花時期である3週間後を待つことにします。
2024年05月25日
コメント(0)
日本シュンランを栽培し始めて10数年経ちますが、花後の花軸の辿る道は上の画像の様に、例外なく「赤茶けた末に消滅」というものでした。既に8割方の花軸は消滅してしまいましたが、一部開花が遅れたものが形を留めているだけです。 半ば定着したそのシュンランの辿る道という固定観念が、今年初めて崩れようとしています。こちらがその姿ですが、開花時には15cmほどだった丈が、今は30cmを超えるまでになっています。その草丈の半分以上は種子を収めたサヤと思われます。何分にも初めて見る現象だけに、この先どういう振舞いを見せるかは未知の領域ですが、10数年に一度という珍事の行く末を見届けてやろうと思います。
2024年05月24日
コメント(0)
シモツケソウが開花しました。昨年の開花は5/23だったので、まあまあいい線を行っていると言えます。先週ツボミの成長段階を紹介した際、「開花は1週間から10日後」と大雑把な予想を披歴しましたが、正解は「6日後」でした。この範囲なら誤差の範囲・・・ということで、どうかご勘弁を ... もう一つの懸案事項、作柄の低迷の方は、前回の投稿以後に少数ですが追加されて、合計11芽となりました。とは言え、この程度では「大凶作」から抜け出すものではなく、今年の夏から秋にかけて株の分割を伴う再配置に着手することにしました。
2024年05月23日
コメント(0)
ここ3年ほど作落ちが続いている白花ショウジョウバカマ(猩々袴)です。春の大仕事は手を抜くのに対して、夏の仕事、ファミリーの増殖は手堅くこなして、ご覧の通り増えてしまいました。株の下部で黄葉しているのは、昨年現役だった葉っぱです。このまま夏越しさせると、株は更に倍増して”押し競饅頭”状態を呈することになり、株の形も歪なものになってしまいます。 ということで、時期は少々的外れになりますが、この際、株分けと植替えを済ませてしまおう、ということになりました。株は大きく2つに分裂していますが、その内の一方(右側)は子株を擁しています。これらを各々独立させるのが今回の目的です。 ・・・などと前説が長くなってしまい、作業本番を紹介するスペースがなくなってしまいました。で、いきなり結論になりますが、こちらが定植を済ませた様子です。手近な空きポットを動員したため、元の浅型に加えて、深型も動員することになってしまいました。この子たちにとって浅型、深型のどちらが居心地がいいか、秋の出来栄えを見比べて将来のポット選択に反映させようと思います。
2024年05月22日
コメント(0)
ネジバナの花芽が始動しました。我が家に於ける平均的な開花時期は6月上旬から7月初めなので、少し早い始動と言えます。ということで、芝生に集中して植え替えた50株ほどの様子を調べましたが、歩調を合わせて始動したものはありませんでした。ということは、早出出勤でもする様に動きを見せたこの個体は、様子見のために先行して送り出された斥候役かもしれません。・・・ んな訳ないだろ!! その早出出勤した個体は、原種ネリネのプランタに寄生発芽したものです。ネリネの活動期なら、葉の陰に隠れて存在にも気付かないことも珍しくありません。ただこの個体は昨年から存在に気が付いてはいました。折よくネリネが休眠期に入り、大半が葉を枯らした後だったことで、花芽の存在にも気付くことができました。この個体が開花するのは月の変わり目頃かと見ています。余談ですが、多分この個体は白花だろうと思います。理由は開花紹介の際、結果と合わせて説明します。
2024年05月21日
コメント(0)
3月末に発芽を確認したコマクサが本葉を出し始めました。その頃には7芽ほどを確認していましたが、50日ほどの間に7割方が姿を消してしまい、生き残ったのは2芽だけです。気候の穏やかな4月、5月でこの生存率ですから、7月、8月を凌ぎ切るのは「不可能」と言い切っても間違いはなさそうです。とは言え、みすみす枯死を見過ごす訳にも行かないので、梅雨明け頃を目安に空調の効く屋内に避難させることにします。後1ヶ月を生き抜ければ ・・・ の話ですが ....
2024年05月20日
コメント(0)
白花タンポポが弾(ツボミ)を打ち尽くした様です。画像に収まったものが最後の1輪になりそうです。全ての株の株元をつぶさに確認したのですが、ツボミの素は認められませんでした。昨年9月から始まった”タンポポ年度”も終り、梅雨の時期の半ばには葉っぱも枯れて更地に戻ってしまいます。凡そ4ヶ月の、長い様で短い休眠の期間ですが、ゆっくり休んで貰いましょう。
2024年05月19日
コメント(0)
今年も作落ちした露地植えのフクジュソウです。普通なら強まった日差しを受けて光合成に大わらわ・・・という時期なのですが、GWを待たずに早々と姿を消してしまいました。近縁種の「福寿海」は今も健在だというのに大きな差が付いてしまいました。 この品種は土壌は乾き気味の環境が好みだそうですが、現住所は地中の水分は多めです。こうした環境が逆風になっているかも・・・ということで、一旦露地から撤収して、ポットに戻してみることにしました。上画像は露地の現況と、株を掘り上げた様子を切り替えて表示しています。 掘り上げた状態は枯死して黒変した根が多数確認できます。多湿な土壌に馴染めなかったことを物語っているのかもしれません。新居として用意したのは6.5号の広めのプラ鉢です。途中は省略しますが、植え付けを済ませた様子がこちらです。無事に復活できればこのポットでは手狭かもしれませんが、先のことは株の動向を見据えて決めることにします。
2024年05月18日
コメント(0)
シモツケソウが開花に向けて準備を加速しています。GW頃には緑のゴマ粒の様だったツボミが、今は円内の様に先端が割れてピンクの花弁が覗ける様になりました。開花まで後1週間から10日・・・といったところでしょうか。 といった進捗状況は横に置いて、ここ数年の作況は悲惨な状況にあります。一時は花茎が60本に達することもありましたが、今年は10本に届かないという無残な成績です。原因は地中の水分が多過ぎることでは?・・・などと推測してはいますが正確なことは分かっていません。一方で、自生地の状況も近年荒廃が進んでいると聞きます。一例ですが、伊吹山の山頂付近に広大な自生地が存在しましたが、近年鹿の食害に遭って、見る影もなく荒れていると聞きます。自生地と我が家を並べてしまうのは恐れ多いことではありますが、どちらも復活の日が迎えられることを祈る思いです。
2024年05月17日
コメント(0)
「晴 時々 曇」ではありませんが、今回は「山野草 時々 農業」の実態を紹介します。画像は山の芋が蔓の成長を加速し始めた様子を写したものです。この夏の間、普通に肥培すれば晴れてワタクシの腹に納められそうだ・・・ということで、ヨダレをグッと抑えて世話をしている、というのが今の状況です。 1年半前、JA直売店で購入し、食べ残した芋の成長点を、直径6cm、厚さ1.5cmほど切り出して地中に埋めていました。昨年の今頃、その芋の切れ端から芽が出て、秋までに大人の拳よりやや小さいか?というサイズまで成長していました。その程度のサイズでは、1人前にも満たないので、もう1年太らせることにしてプチ菜園に埋めたままにしていました。このプチ菜園は、何度か紹介した様に草花が異常な成長を遂げるほどに濃厚に有機系肥料を梳き込んでおり、芋の成長には追い風になっている様です。この秋に試食会を開催して、その結果次第ですが、次は自然薯に手を付けてみようか、などと妄想を膨らませています。
2024年05月16日
コメント(0)
白花シランが開花しました。昨年と比べて1日遅れ・・・ということはピタリ賞を贈りたいほどの一致ぶりです。それも昨年の厳冬、今年の暖冬という風な激変した環境下での結果であり、驚きは倍増です。 この品種は4,5年前まで濃厚な肥料分を梳き込んだプチ花壇に植え付けていました。その結果、強烈な生命力が化学反応でも起こしたかの様に、花軸の草丈は50cmを超えるものが出始めました。こうなるとラン科の草花の持ち味である、可愛さ、可憐さを失ってしまいます。慌てて元のポットに戻した結果、今は草丈20cm前後に戻りました。地上部は可愛さを取り戻しましたが、地下茎の活発さは相変わらずで、毎年秋の手入れで個体数を調整しているにも関わらず、次の秋には6.5号ポットは溢れんばかりに増殖してしまいます。
2024年05月15日
コメント(0)
キンランの花が幕を閉じて1週間が経過しました。この先には、凡そ1ヶ月の雨の後に高温と乾燥地獄が待ち受けています。そうした地獄に耐え抜くには、今の植付け環境は簡素に過ぎています。その1つが、この品種の根の張り方に対して、現行のポットは深さが不足している点です。 ということで、時期としては甚だ不適当ではありますが、今より5割方深いポットに植え替えることにしました。口径はどちらも4号で同等レベルですが、深さで用土量は凡そ1.5倍になり、乾燥への耐力はかなり向上する筈です。引越しを済ませた様子がこちらです。無事に定着すれば夏越しへの備えは少なからず向上する筈です。高温に対しては動向を注視し、必要に応じて空調のカバー範囲に移動も考慮するつもりです。
2024年05月14日
コメント(0)
昨年末リクルートして春の開花を待っていたのですが、どうしたことか芽出しをしないまま初夏を迎えようとしている黄花セツブンソウです。こうなると「枯死」の2文字を連想してしまいますが、ぼちぼち状況を確定する必要があります。 ということで表土を剥ぎ取り、球根の状態を確認します。出て来た球根は枯死してはいませんでしたが、サイズは幾分小さくなった様な印象です(円内)。但し、正確な比較データがある訳ではなく、あくまで印象の範囲を超えるものではありません。新芽があったと思われる場所は、抜け殻の様な痕跡が認められます。球根は色艶は良くありませんが、まだ生きている様です。ということで、復活するかどうかは見通しはありませんが、新しい用土でポットも新しいものに変えて植え付けを済ませました。こちらがその様子です。高温、乾燥のストレスを避けるため、この夏は屋内で過ごさせることにします。
2024年05月13日
コメント(0)
ちょうど2週間前にリクルートして来たシャクナゲも、花は散って”祭の後”の風情が漂う眺めになりました。この品種にとっては、この先、この地の厳しい気象環境を乗り切る準備を始めなくてはいけません。最大の課題は高温と乾燥への備えです。気温を下げることはできませんが、乾燥への備えは可能です。その対策の一つが用土量を増やすこと、つまり、より大きなポットへ住み替えることで、現状5号ポットから6.5号ポットに引越しさせることにしました。 栽培指南サイトの情報によると、この品種の植替え適期は4~5月と秋とされています。なら今がいい頃合いであり、実行に移すことにしました。途中は省略しますが、引越しを済ませた様子がこちらです。ポット内の用土の量はザッと3倍に増えることになり、乾燥への耐力はかなり向上する筈です。もう一方の高温への備えは、午後の強力な日差しが遮られる場所を割り当てることに加え、最悪の場合は屋内避難も考えることにします。
2024年05月12日
コメント(0)
画像はクジャクサボテンの開花2日目の様子です。撮影は夜10時頃です。花の開き具合は前日午前中と比べて少し萎んでしまいました。この辺が寿命なのかもしれません。・・・とすれば、花の寿命は2日ほどということになります。「月下美人」などと比べれば、①花の寿命はかなり長め、②日中に開花するので、観察や撮影に制約が少ない、といったメリットがあります。 ところで本体側面の節目には2mmほどの新芽予備群が多数確認できます。今咲いている花もこうした新芽が大きく育ってツボミに成長しました。然らば、今見られる新芽予備群はツボミに繋がるか、というと今一つ分からない点があります。上手い具合にツボミ化する様なら、お楽しみの期間が伸びることになるのですが、さてどうなるか・・・・
2024年05月11日
コメント(0)
クジャクサボテンが開花しました。我が家にやって来て初めての花です。「月下美人」などと近い種類ですが、「月下美人」が夜咲くのに対して、こちらは時間の縛りはなさそうに見えます。花の寿命についても不明な点だらけですが、今回の花の推移をしっかり見て、この先の付き合い方を決めて行くことにします。 10年ほど前まで、クジャクサボテンを育てていましたが、次第に花を付けない丸軸ばかりが茂る様になり見捨ててしまいました。その時は白花でしたが、今回は少し目先を変えてピンク花の品種を選択してみました。これと同じ時期に「月下美人」も調達しましたが、花が咲くのは早くて来年夏になるかと思います。乞御期待。
2024年05月10日
コメント(0)
八重咲ユキノシタが開花しました。昨年と比べて4日遅れの開花です。この品種を植え付けたエリアぎりぎりまでリコリスが領域侵攻してしまい、しかもそれが一般的なヒガンバナの葉っぱに対して、幅、長さ共に2倍を上回るため、冬の間は殆ど日差しを浴びることがなくなってしまいました。そうした日照権問題も開花遅れに影響しているかもしれませんが、この憶測の当否については「?」が付いて回ります。ただ、リコリスは間もなく休眠に入り、葉っぱはなくなるので、日照問題は当面は影を潜めることになりますが、根本的な解決には再配置を考える必要があります。 蛇足になりますが、一足早く開花した一般的なユキノシタは、1番花が甚だしく崩れた顔立ちでした。それから2日経って2番花以降はしっかり立ち直って、真っ当な顔立ちの花が咲き始めました。こちらがその様子です。
2024年05月09日
コメント(0)
2ヶ月余り前のことになりますが、コシノコバイモが種子を結んだ件をこの場で紹介しました。それから1ヶ月ほど経ちましたが、昨日覗いてみると、コバイモ本体は休眠に入ってしまい、完全に姿を消していました。問題の種子は?・・・というと、ポットの表面にバラ撒いた様に散らばっていました。このままでも発芽はするのでしょうが、秋の植え替えもできません。で、散らばった種子をピンセットで拾い集めたのが上の画像です。 ザックリ数えてみると40粒を少し超えていました。この種子を速攻で種蒔き用ポットに植え付けます。ポットは3号プラ鉢です。こちらが種蒔きを済ませた様子です。1年後、2割ほどでも発芽してくれたら御の字なのですが、果してどうなることやら ....
2024年05月08日
コメント(0)
夏場はプチ菜園に植え付けているパイナップル株ですが、冬季は凍死回避のためポットに移して屋内で過ごして来ました。5月に入り、もう低温障害に遭遇する恐れもなかろう、ということで、定位置であるプチ菜園に戻すことにしました。屋内に退避させた昨年10月と比べて、葉の広がりはザッと2割は大きくなった様に見えますが、根の張り具合は相変わらず貧相なままです(円内)。 さて、こちらが定位置復帰後の様子です。我が家のプチ菜園の土壌は粘土質で、雨の後水分が減るとカチカチに固まる性質があります。そうした欠点を軽減させるため、コーヒーの抽出かすや粉砕した卵の殻を梳き込んだ上で植えつけています。これで土壌のコンディションが改善するかどうか見極めることにします。
2024年05月07日
コメント(0)
ユキノシタが開花しました。昨年と比べて6日早い開花ですが、ま、この程度なら問題なしとしておきます。残念ながら1番花は花弁の形が歪である点など、”美形”とは言い難い仕上りでした。後を追っているツボミが開花する頃には、こうした問題は解消するだろう・・・ということで様子を見ることにします。
2024年05月06日
コメント(0)
コマクサが開花しました。調達後初花であり前年比較はできません。この3年ほど、コマクサの開花をを何度かこの場で取り上げましたが、1品で2度取り上げたことはありませんでした。いずれも冬季休眠中にリクルートし、春に開花した後、夏越しできずに枯死・・・を辿ってきました。理由は ”熱死” であることは間違いありません。 自生地は中部山岳なら概ね2500~3000mの高山帯で、最高気温は20℃を上回ることはなかろうという世界です。それに対して我が家では35℃を超えることも珍しくもありません。こんな限界を超えた世界で栽培するのは無謀の極みではありますが、山で出逢って惚れ込んだ品種だけに止められずに同じ過ちを繰り返しています。とは言え、この子たちを高温環境から守る措置は必須であり、今年は7月から9月は屋内で過ごさせることにします。
2024年05月05日
コメント(0)
原種ネリネが休眠に入る頃合いを迎えました。11月末から2月初めまで、長期に亘って咲き続け、枯れ野状態の小庭を賑わしてくれました。そのネリネも今期の活動にピリオドを打って、早いものは画像の通り九分通り葉を枯らして眠りに就こうとしています。合計5個のプランタのうち半分は3割から4割の葉が枯れた状態ですが、今月半ばには、ほぼ葉は枯れてしまいます。と言っても中にはアマノジャクもいて、青葉を残したまま夏を過ごす変わり者もいます。という具合で完全に眠りに就いたかどうか分かり難い品種ではありますが、管理人としてはこの休眠期を利用して植え替えなどのメンテナンスを行うことになります。
2024年05月04日
コメント(0)
白花大輪トキが作落ちの瀬戸際に立ち至っています。1個のバルブから複数の芽が出てしまい、所定のサイズに満たないバルブが貯め込んだ養分だけでは開花への必要量の栄養分を供給し切れない・・・という轍に嵌ってしまった様です。加えて右の個体は、本来バルブの底面から出る筈の新芽が、最悪の部位、頭頂部から出てしまいました。この形で出た新芽はまともな成長を遂げるのは稀で、恐らくこの個体もこれ以上の成長は期待できそうにありません。親バルブが養分放出を終えて萎びた頃合いを見て、親バルブを切開して子バルブを取り出すことにトライしてみるつもりです。 この他に、ポットの手前側エッジの裏に小さい個体がおデコを見せています(円内に拡大画像)。太さ5~6mm、高さ15mmの微細バルブで、このサイズの個体が4個存在しましたが、3個は萎びて腐敗してしまい、この1点のみが生き残りました。この個体では新芽は正常にバルブ底面近くから芽を出しています。何分にも親株が小さく、十分な栄養分の供給は期待できませんが、発根まで漕ぎ着けさえすれば自力での成長にスイッチできるかもしれません。こうした一連のステップが上手く運んだとしても、開花株に育つには2年か3年はかかろうかと思いますが、この先の推移を注視して行くつもりです。
2024年05月03日
コメント(0)
昨年の夏越しに失敗して、秋口に撤収した時点で甚だしく貧相なバルブになっていたサギソウの「銀河」でしたが、これに加えて冷蔵保存に更なる不手際があって、事実上バルブを凍死させてしまいました。で、欠員補充で調達して来たのが画像の3点です。既に芽出しが始まっており、急ぎで定植する必要があります。 ということで新居として用意したのが3号陶鉢です。裁断したミズゴケと微粒の赤玉土、鹿沼土を混合した培地に植え付けました。こちらがその様子です。
2024年05月02日
コメント(0)
キンランが開花しました。昨年末にリクルートして、今回が初めての開花なので前年比較はできません。この個体を入手する前に、2度、同じ品種にトライしましたが、いずれも春を待たずに枯死していました。ということで、今回が「三度目の正直」ということになります。 子供の頃、この花は近くの里山でよく見かけたものでした。サクラが終った後、というぐらいの漠然とした記憶ですが、小学生の頃には時期が来ればよく会いに行ったものです。それも中学、高校と進む頃には次第に行動範囲が広がり、この花に逢いに行くこともなくなりました。この20年ほどは山野徘徊で里山を歩くことも多くなりましたが、個体数が減っていることや、花期を狙っての山歩きまではできなかったことから、自然界でこの花に出会うことはありませんでした。そんな経緯からこの花とは60数年ぶりの再会ということになります。栽培する上では、難しい方に属するこの品種は、2年、3年と同居するのは難しそうですが、最大限のサポートで生き延びて貰うことに注力してみます。
2024年05月01日
コメント(0)
昨日取り上げた「肩紅花」の基本種であるホウチャクソウ(宝鐸草)も開花しました。昨年と比べて3日遅れの開花で、この程度なら誤差の範囲・・・と言い切っても、石を投げられることはなかろうと思います。 昨日取り上げた「肩紅花」は、このホウチャクソウの兄弟の中から、アゴの辺りがほんのりと赤みが差すものを選抜した・・・ぐらいの違いだろ?、などと軽く見ているというのが正直な話です。だったら、こちらのホウチャクソウからも10年、29年待てば、肩口が赤いものが出るか・・・というと、多分そうしたものは出ないと思います。理由は・・・・・・・・よく分かりません。
2024年04月30日
コメント(0)
ホウチャクソウの「肩紅花」が開花しました。昨年と比べて6日遅い開花です。「誤差の範囲」とは言いませんが、問題視するほどの幅でもありません。で、いつも通り咲き進む様子を眺めて楽しむことにします。 長い間「肩紅花」という命名に対して不満を書き並べていましたが、昨年、1番花から10日ほど遅れて「これなら名前通りだな」というのが現れました。こちらがその様子です。宝くじ並み・・・とまでは言いませんが、出現確率は甚だしく低いのですが、今後は命名に対する不満は封印することにします。ということで、もしかすると今年も・・・ということで、花期の終末頃に期待を寄せて、その時を待つことにします。
2024年04月29日
コメント(0)
山野草からは逸脱しますが、カテゴリーの多角化を目的に、今回、シャクナゲをリクルートしました。選定理由は、春の山野草の花期が一区切りとなるこの時期を、華やかに埋めて貰うことです。 品種としては西洋シャクナゲで「里の春」という銘が付されています。ツボミの段階では濃いピンクですが、開花すると画像の様に花弁のエッジがピンク、中心部が淡いピンクに変化するそうです。問題は①高温に弱いこと、②年を重ねるに連れ、樹高が確実に伸びること、などです。7~8月には軽く35℃を超える我が家で、生き延びるのは大変かもしれません。また集合住宅でやたら大きな樹木を栽培するのはヒンシュクを買う恐れがあります。障害は少なくありませんが、5月早々にも最初のハードル、一回り大きなポットかプランタへの植え替えが必要な状況で、これを乗り切れるかどうかが第一関門になりそうです。
2024年04月28日
コメント(0)
ミヤマオダマキが開花しました。昨年と比べて8日遅れの開花ですが、茎や葉を見る限りでは特段の異常は認められません。ということで、現時点でジタバタする必要はなさそうで、このまま様子を見守ることにします。 品種の特徴としては、生命力は強い方に属します。少々の水切れなどで枯死全滅するようなことはありませんが、事もあろうにその頑健品種を全滅させたことがありました。何ともお恥ずかしい限りですが、幸運なことにプチ花壇にこぼれて、しかも発芽が何かの理由で遅れたものが1年のブランクの後発芽する・・・という事件がありました。現在の開花品は、その時復活した個体が起源になっています。「趣味は園芸」を公言する以上、こうした情けないアクシデントは二度と起こす訳にはいきません。
2024年04月27日
コメント(0)
全5117件 (5117件中 1-50件目)