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困ったものです。雪割草で年明けを待てずに開花しそうな不心得者がまたも発生してしまいました。花の仕様は標準花で赤花白シベの、やや派手な顔立ちの品種で、画像中央の緑が浮いた様に主張しているのがツボミの萼弁です。この2~3日の様な寒さが居座る様なら、死んだふりを決め込む様に動きを止めることもあるのですが、予報は逆に気温が上がることを示唆しており、そこで一気に走り出しそうな予感が振り払えません。今回の様な冷え込みの後、気温の大幅な上昇が起きると、品種全般に早咲きの動きが伝染したりしないか・・・などと心配のタネは尽きません。
2023年11月19日
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画像はカキランのポットで、今年の秋の手入れでは表土に浸食し、ビッシリと敷き詰める様に繁茂し始めたコケだけを駆除して済ませるつもりでしたが、一通りコケを排除した段階で、急遽植え替えまでフルコースの手入れに切り替えました。このためポットの初期状態は撮影しておらず、表土を1cmほど剥ぎ取ったところから紹介することになってしまいました。気が変わった理由は、今年も作落ちしたことに加え、本来なら30~40cmに伸びる筈の草丈が20cmにも届いていないことへの対応です。何か明らかな要因があるなら、キチンと対応しなくてはいけません。 円内は掘り上げた苗の様子で、根は画像に写っている分の3倍ほどは有ります。健康状態は危機的という程には悪くはない様ですが、全体としてこじんまりとした印象は否めません。一方で用土は・・・というと、ポットを屋根のある場所に置いていたにも関わらず水分が過剰気味で、もしかすると過湿が成長を妨げているのかもしれません。冬場は凍結を避けるために水遣りはかなり控え目で過ごさせていますが、春から夏も散水量は控える必要があるかもしれません。来年は自動潅水の作動時間を短縮するか、水圧を下げるなどの措置を取ることにします。・・・といった反省点に行き着いた後、新たな用土で植え戻して作業を終えました(After画像はこちら)。
2023年11月18日
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原種ネリネ「Rosea」の花芽で、苞葉を押し分けて中のツボミが顔を見せ始めました。開花が近付いたことをアピールしている様に見えます。 昨年の開花前の様子を振り返ってみると、ツボミ1輪が何とか全身を見せる程度の苞葉の開き具合から開花までちょうど1週間でした。今の状態はそれより1日か2日ほど進んだ状態と思われます。ということで、今年の1番花開花は来週の火曜か水曜になろうかと思われます。以上、「当たるも八卦、外れるも八卦」協会の予報でした。
2023年11月17日
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紅花ダイモンジソウの1番花が開花して3週間が過ぎました。「冷涼期の花はご長寿」とは言いますが、流石に3週間も経つと花のピークは過ぎてしまいます。この品も用意した弾(ツボミ)は打ち尽くし、画像の個体が最後の2発です。念入りに幕引きの2輪は「大」の字が逆さまに開花してしまいました。 翻って1番花はどうなったか・・・というと、実はまだ「大」の字は形を留めています。流石に色は褪せて白花とピンク花を足して”2”で割った様な色になってしまいましたが、足腰、じゃなくて花柄は健康そのもので、まだしっかりと老いた花を支えています。ダイモンジソウの仲間4品種の内、今年開花したのはこの1品種のみ、という情けない作柄に留まってしまいそうですが、来年は4品全員出席を目指してサポートして行くつもりです。
2023年11月16日
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リンドウが咲き始めて半月余りが経過しました。この株に咲く10輪ほどの花がほぼ咲き揃い、今が最高の見頃・・・なのですが、ここに来て急激な冷え込みに遭遇し、この2日間は全く花弁を開く気配を見せていません。 この欄で何度か取り上げましたが、リンドウは夜間や、日中でも気温が上がらない日は花弁を閉じて、ツボミの頃と同じスタイルに戻ってしまいます。その閉じ方も半端ではなく、ひねりを効かせてピタリと閉じるのです。我々人間の生活の中で事例を探すとすれば、例えば傘を閉じる動作が挙げられます。ただ傘を閉じるだけなら、傘のヒダはフンワリと膨らんだままですが、リンドウの場合はそのヒダを丁寧に傘骨に巻き付ける様な見事な閉じっぷりです。花が寿命を迎えた時も、一般的な花の様に散ることはなく、閉じた姿で花茎に留まり枯れてしまいます。という具合で「お行儀よし」を絵に描いた様な生活スタイルを貫く稀有な存在です。
2023年11月14日
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今回の植え替え対象は日本サクラソウの「濡燕」2番ポット(6.5号)です。休眠前にはポットからはみ出す様に葉が茂っていましたが、休眠に入った梅雨の時期以降は、様子は確認していません。今回は、このポットを適正密度を維持する様、個体数を調整の上、元の6.5号ポットに植え戻すことにします。 ポットは逆さにしても用土が崩れる気配はなく、地中では塊根が根を広げて突っ張っている気配でした。この用土を竹串で解し、竹べらで掃き出す・・・という作業を繰り返しながら、塊根を掘り上げました。塊根の総量は前年比5割増・・・という規模に増えていました。植え付けに適する大きさに切り分けて、綺麗に洗浄した元のポットに仮置きした様子がこちらです。これに新しい用土を被せ、ヒゲ根の集中部に用土の隙間ができない様、竹ぐしで扱きながら用土を充填し、全ての作業を終えた様子がこちらです。このポットに植え戻しできなかった1/3ほどの塊根は、里子として受け入れて貰える相手を探すことになります。
2023年11月13日
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古い記録は消失(HDDクラッシュ)してしまいましたが、少なくとも昨年に続き今年も作落ちした白花ショウジョウバカマです。この春、植え替えを行ったばかりなので、今年の秋の植え替えは行う予定はありません。とは言え、黄変した葉っぱも少なくないので、こうした手傷を負った葉っぱを刈り払うなど、お手軽な手入れだけで春に備えることにします。 どの葉っぱも大なり小なりの黄変は認められますが、概ね1/3ほどが欠損するか黄変したものは付け根から切り払うことにして、処理を済ませた様子がこちらです。大分スッキリしたと自認しているのですが、各位にはどの様に写っているでしょうか。冬芽は梅干しのタネくらいはあるので、この冬の間にもいくらか肥大化することを考え合わせて、何とか花は見られるのでは・・・などと期待しているのですが、果してどうなることか ....
2023年11月11日
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今回は濃色赤花ヤマシャクヤクの手入れです。冬枯れが始まったポットからも、少々密度が上がり過ぎていることが見て取れるかと思います。で、塊根を掘り上げてみて、スキあらば2つに切り分けることを考えていました。という風に、状況次第で大ナタを振るう大仕事に発展するかも・・・という意気込みでスタートした作業でした。 で、早速株の掘り上げです。塊根とヒゲ根の集合体は5号ポット一杯に広がっていました。かなり手を焼きながら掘り上げた塊根は7-8本に分岐し、しかも縄の様に絡み合っていて、分割しようにもどこから刃物を差し入れるか、判断もできません。早々と株分けは諦め元通り植え直すことにしました(こちら)。尚、冬芽は4点確認でき、今年と同じ規模を維持している様でした。一応用土は全て新しいものに交換しましたが、来秋の植え替えの際には一回り大きな6号ポットが必要になりそうです。
2023年11月10日
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白花タンポポが開花しました。昨年と比べると18日遅れの開花で、誤差の範囲・・・などと安易に見過ごせる幅ではありません。原因は何時までも暑さが尾をひいたことで、出番の見極めを誤ったのだろうと考えていますが、仮にこれが的外れだったとしても、生命力・繁殖力旺盛なこの品に関する限り、少々のことでヘタることはなかろう、ということでジタバタするのは控えることにします。 遅れはしたものの、何とか1番花は開花に漕ぎ着けましたが、これに続こうという後継のツボミは姿を見せていません。この品種全体として体内時計は変調を来してしまった様ですが、本格的な冷え込みが始まれば元に戻るだろう・・・ということで、気長に見守ることにします。
2023年11月09日
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今回紹介するのはこれ、日本サクラソウの「白鷲」です。昨秋植え替えを行った時点で、塊茎2個体に冬芽が3~4個付いていた様に記憶しています。今回も塊茎の状況によって新居の大きさを決めるつもりです。 で、早速塊茎の掘り上げです。今回の品種は予想以上に個体数は増えていました。塊茎は合計6個体、冬芽は12個ほど確認できました。1年で2倍越えの増加ぶりです。新居は一回り大きくしてやる必要があり、5号を選択しました。全ての塊茎を新居のポットに仮置きして冬芽の方向や数のバランスを取った上で、用土を被せて一丁上がりとしました。この品種も「南京小桜」や「鹿島」に続いて大家族化しつつあります。
2023年11月08日
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今回はイチリンソウの手入れです。最後の植え替えから1年経ったばかりなので、もう1年はこのまま我慢しれ貰うことにします。ただ、この春は作落ちした上に、休眠までの振舞いにも元気がなかったことから、今の健康状態をチェックしておくことにしました。 竹串で表土を解しながら排出し、2cmほど掘り下げたところで塊茎に行き当りました。塊茎の太さは4~5mm、コンビニ弁当に付いて来る竹製の割り箸の手元側ほどの太さです。塊茎はクネクネと曲がっており、端っこまで掘り返すのは止めておきました。途中で枝分かれした塊茎の先端には、やる気満々(?)の冬芽が確認できました(こちらの円内)。この様子なら、来春の作落ちは免れそうです。ここまで確認して、輩出した分量の新たな用土を被せて作業を終了しました。
2023年11月07日
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一昨日の「南京小桜」1番ポットに続き、昨日は同品の2番ポットの植え替えを済ませた後、今回の大本命である同品の変異株の植え替えを行いました。この春の花後、形態の異なる変異品2点を掘り上げ、3号プラ鉢に集約し管理して来たものです。無事に夏越しできたか確認し、増減の状態を見た上で見合ったサイズのポットに植え替えることにしました。 増減については、結論を先に言うと各々1個体を維持しており増も減もありませんでした。但し一方の個体には花芽になる筈の冬芽が2芽存在し、実質的には増えていました。とはいうもののポットを大きくするほどのこともないので、若干広くなる3.5号陶鉢に植え付けることにしました。塊茎を仮置きしてバランスを見た上で、新たな用土を被せて一丁上がりとしました。来春の花の状態を見て、各々を別のポットに移すか、このまま更に1年過ごさせるか決めることにします。
2023年11月06日
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日本サクラソウの中で最大の個体数を有する「南京小桜」の植え替えに入ります。この品種は全部で3ポット、それも大型の6.5号に満杯状態で植え付けています。こんなに単一品種を大量に保有する必要はないのですが、この品種は花の形状や色彩で変異種を生み出すという特技を有しており、そこに期待して個体数の増加に目を瞑って来ました。とは云え、この辺が保有の限界で、これ以上の増強は困難です。・・・長々と前振りを書き連ねてしまいましたが、今回はその「南京小桜」の1番ポットの植え替えです。 このポットでは、今年の個体数の増減はなく、昨秋の植え替え時の勢力を維持していました。老化し衰弱した前年の塊茎を取り除き、ポット内に仮配置した様子がこちらです。これに新たな用土を被せ、植え替えを完了しました。これらの塊茎の中から、親とは似ても似つかぬ新顔が出れば超ラッキーなのですが、そうそうお気軽、かつ頻繁に”事件”が起きる訳ではありません。
2023年11月05日
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原種ネリネの無銘品(ピンク花)も花芽を始動させました。もう一つの原種ネリネ「Rosea」から8日遅れの始動です。昨年は「Rosea」に対して1日遅れで開花しましたが、今年は相当水をあけられそうです。・・・といった後先の問題はさておき、この月末から来月初め頃が寒の時期のお祭りが開幕することになりそうです。 それはそれとして、画像の個体は球根の分球が進んで大変なことになりかけています。昨年までは1組だけだったものが、今年は3組に分裂し大幅な増殖になっています。増加株に花が咲くことはなかろうと思いますが、このままではプランタの局部的な過密が生じることになります。花後にこの傾向を収拾するために植え替えが必要になりそうですが、面倒な仕事が増えてしまいました。
2023年11月04日
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先般(10/28)リクルートして来た新顔3点の内、最後まで残った樹木苗(イロハモミジ)1点を植え替えました。画像で流通用塩ビポットの中心部から複数本の枝(幹?)が立ち上がっていますが、これが①複数の独立した株なのか、それとも②株元で幹が切られて複数の枝が立ち上がっているのか、という点が気になっていました。いざ掘り上げてみると、結論は①の方でした。各個体の様子はこちらの様な構成でした。 この中から「中」程度のサイズの個体を1つだけ選んでポットに植え付け、残る7株は露地に植えて成長の促進を図ることにしました。ポット向けに選抜されたのがこちらで、この個体は盆栽仕様でクネクネと曲げながら小さな老株を目指してみます。
2023年11月03日
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3ヶ月余りの白花タンポポの休眠が開けて1ヶ月ほど経ちました。この間、葉っぱの構成も立派になり、春の最盛期に近い葉振り(当て字です)になって来ました。株元はどんなんかな~、ということで葉っぱを掻き分けて覗いてみると、実にいいタイミングでした。葉柄の付け根に旨い具合に生成間もないツボミが鎮座しているのが見つかりました。 3月の本番前にチョット咲いてみようか、ぐらいの意味合いのツボミと思われます。このツボミなら1週間ほどで開花するのでは、と見ています。例年のお試し開花は10月下旬には始まるのですが、今年はかなり遅れて進行している様です。本番は2月後半からですが、それまではポツリポツリと咲きながら、爆発的は咲き時を探る様な、控え目な生活が続きます。
2023年11月02日
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ユキワリイチゲの休眠が明け、芽出しを始めました。昨年と比べると4日遅れの出葉です。凡そ5ヶ月に亘る活動期に入ることになります。顔を出したばかりの新葉はおぞましいばかりの茶色で、我々の固定観念となっている「葉は緑」とは縁遠い装いです。この装いは次に休眠に入るまで大きな変化はなく、強いて変化を探すとすれば、葉っぱの迷彩色が鮮やかになる・・・という点ぐらいでしょうか。因みに現在の迷彩柄は極めて薄く、それと認識するのも困難です。 この品種のこの先のザックリとした生活サイクルを書き出すと、凡そ40日ほどで花芽を出し始めます。この花芽の開花までの助走期間は70日ほどで、寒さの底を少し過ぎる頃、2月10日前後に開花します。一面枯れ野状態の我が家の小庭に、貴重な彩りを添えてくれる極めて貴重な存在といえます。
2023年11月01日
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今回は日本サクラソウ「濡燕」の1番ポットの植え替えです。7号陶鉢の用土は軽度の疲労が見られます。今回はこの中の苗の密度と、配置の適正化と疲労した用土、主に表土へのコケの浸食による変色と思われますが、少なくとも変色した用土は排除して新たな用土を補充することにします。 先ずは変色した表土を掃き捨てた上で休眠中の苗を掘り上げます。こちらが掘り上げた塊茎の全量ですが、いずれも逞しそうな冬芽を携えています。塊茎の個体数は大きくは増加しておらず、この量なら上手く再配置すれば全量を元の7号ポットに植え戻せそうです。 ということで、花芽がポット内でバランスよく立ち上がる様に配置し、新たな用土を被せた様子がこちらです。2週間前に紹介した「鹿島」1番ポットは、塊茎に少なからぬダメージが認められましたが、この「濡燕」1番ポットはそうしたダメージもなく、至って健康な状態が維持されていました。春の花の時が楽しみです。
2023年10月31日
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一昨日調達して来た花苗2点を早速定植に掛かります。先ずはコマクサから ...調達時の茎や葉の様子は、ひいき目に見ても猛暑の夏を潜り抜けて来た逞しさが感じられません。株元に残る中空の枯れた茎殻を見ると、この枯れた方が夏を凌いで来たご本尊なのかもしれません。・・・とすれば、今茂っている葉っぱは、本当なら来年芽出しする筈の冬芽が、何かの変調で芽を出してしまったのかもしれません。植替えのため株を掘り上げていて、ポリポロと葉柄が折れてしまう様を見せ付けられると、この想像が当たっていそうな気がしてきました。そうした疑念は疑念として、新居(3.5号陶鉢)に植え付けなくてはいけません。植え付けを済ませた様子がこちらですが、先の疑念が当たっていれば、最早冬芽を再生産する体力は残っていない筈で、今回の定植=土葬、ということになるかもしれません。 もう一つのオオバナエンレイソウも同様の手順で、こちらは少し大きめの4号陶鉢に植え付けました。こちらは元気そうな冬芽を用意していて、春の芽出しは問題なさそうです。
2023年10月30日
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花苗リクルートで姫路市まで出かけて来ました。本命のラン科の商品はまだ入荷していませんでしたが、代わりの3品を調達して来ました。 調達品は画像の左から、①コマクサ、②大花エンレイソウ、③イロハモミジ、の3種3点です。①、②は山野草ですが、いずれも里山や低標高の山地では会える可能性は殆どありません。①のコマクサに至っては中部山岳では標高2500mぐらいまで登らなくては逢えません。③のイロハモミジは大きく育てて楽しむつもりで調達したのですが、目標の樹高2mを見届けられるかどうかは、年齢に照らしてかなり微妙です。javascript:void(0)
2023年10月29日
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リンドウが開花しました。昨年と比べて2日早い開花ですが、いつも通りこの程度は誤差の範囲としておきます。 この品種に限っては、気候的要因で開花が早まったり、遅れたりする以外に、誤差を生むもう一つの要因が存在します。この品種は夜間や気温が上がらない日はツボミの状態に花弁を閉じてしまうため、日中外出したりすると、帰宅する時間次第で閉じた姿を見ることになり、運不運が開花日のズレを生んでしまうことがあります。今年のこの品も前日3時頃に現品の前に立った時には半閉じ(半開き?)状態だったため、開花とは認定できませんでした。
2023年10月27日
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5月に休眠入りして更地化していた八重咲スイセンの10号プランタに、やっと緑が戻って来ました。2024年度スイセン年度(?)の開幕です。7球を植え付けたこのプランタで、昨日現在3芽が確認できました。1週間程度で全員が出揃い、2ヶ月ほどかけて葉を充実させます。花の時期は年の変わり目頃、前年度の1番花開花は1/14でした。花の期間は甚だ長く3月頃まで咲き続けます。稀に年が変わる前に開花することもあって、人間の年度感覚、1月から12月の間に1番花が2回開花することや、逆にそれがない年もありますが、これで何かが影響されることはなく、まぁ、ご愛敬・・・程度に受け流すのが肝心です。
2023年10月26日
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紅花ダイモンジソウが開花しました。昨年と比べて3日遅れの開花ですが、ま、この程度は誤差の範囲・・・ということにしておきます。今回の1番花は花弁の一部(10時の位置の花弁)を生き残った賊に喰われてしまいました。思い切って半月ほど遅く咲く処世術(!?)が身に付いたら、賊どもは完全に姿を消すのですが ...。それはそれとして、最近急に気温が下がったことを考え合わせると、2番花以降ではこうした食害はなくなるだろう、ということで美形が見られると信じることにします。因みに、ツボミは昨日時点で6輪ほど確認できました。
2023年10月25日
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8月に入った頃、ダイモンジソウの「瀬戸翠」が葉を枯らし始め、この症状が日毎に進行して、9/10には完全に「葉なし」になってしまいました。その時の様子が上の画像です。その後少しずつですが葉の再生が始まり全株の半分程度に葉っぱが芽吹いて来ました。こうした悪癖がここ数年繰り返し発生しており、何らかの対策が必要になっています。 今回はこうした悪癖に備えて、ポットを複数化することにしました。つまり株分けと分植です。芽吹いて間もない、草丈2cmほどの株を群落から切り離し、新たなポットに植え付けます。新居は3.5号陶鉢で、小さ過ぎ感が拭えませんが、まあ、株分け初年度としては問題なかろう、という判断で選定しました。こちらが植え付けを完了した様子です。成長のペースにもよりますが、来秋の手入れでは一回り大きなポットを用意する必要がありそうです。
2023年10月24日
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10年以上花を見ていないキクザキイチゲです。最後の植え替えから3年経ち、今年は長期の怠業を戒める意味も込めて植え替えを行います。先ずは株の掘り上げです。 こちらが地中の塊茎の様子です。いつもは塊茎や塊根を完全に掘り出した状態をお目にかけていますが、今回は乾燥を避けるために塊茎の全体像が見て取れる深さまで土壌を排出した状態を紹介しています。サラッと「過密」の一言で済ますのは気が引けるほどの混雑ぶりです。当初は元の7号陶鉢に全てを植え戻すつもりでしたが、急遽6.5号プラ鉢も動員し、2鉢に分植することにしました。ヒゲ根や冬芽にダメージが及ばない様、塊茎の層より下を竹串で解しながら取出し、新居に移して用土を被せる、という手間のかかる手順を踏みながら植え付けを済ませた様子がこちらです。で、最後にこの子に贈る言葉。「次の春もこれまで通り花を見せる意思がない様なら、堆肥にしてやる」
2023年10月23日
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雪割草の秋の手入れの2品目です。花の仕様(?)としては二段咲・紫花白シベのワタクシとしてはかなり気に入っている品種です。昨年はこの品種は殆ど葉を失いましたが、今年は夏越しでかなり改善の跡は認められます。とは云え、相当量の葉を失って「手負い」となったのは否めず、更なる工夫が必要です。 とは言いながら、来春の花期はこの状態で迎える訳で、枯葉は処理して小ざっぱりしてその時を迎えたいものです。ということで枯れた葉を刈り払った様子がこちら。この春、用土更新を伴う植え替えを行ったばかりなので、今回はこの状態で春を迎えることになります。冬芽はしっかりしているので、相当量の花は期待して良さそうです。
2023年10月22日
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この秋最大の寒気がやって来る・・・との予報を受け、この半年露地に植えていたパイナップルを、寒気によるダメージを回避する目的でポットに植え戻しました。この品は半年余り屋内で育てていたのですが、気温や日差しが不足したためか、健康状態はジリ貧でした。で、5月下旬にプチ花壇に植え替えて、5ヶ月ほどを「危険な暑さ」の中で過ごさせた結果、予想以上の健康状態の改善が得られました。これを、寒気に晒して元の木阿弥は勘弁願いたく、冬の間は屋内に収容するために、ポットに植え替えることにしました。 半年ほどの仮住まいは5号陶鉢です。こちらが、仮住まいに引っ越した様子です。これまでと比べて土壌の肥料分は桁違いに劣化してしまいますが、目標はおかしな病気や凍傷を避けることが第一なので、この間は休眠でもしてくれればいいのですが、なかなかそうもいかない様で・・・・
2023年10月21日
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秋深し・・・という時候となり、手入れの対象も雪割草に向かいます。手付けはこれ、千重咲赤花品の「輿野の紅」の銘が付されたものです。この品は6月初め頃、大株だったものを3分割し、それぞれ別のポットに植え付けたものです。暑さに強い品種ではないので、この夏の間に3枚ほど葉を失ってしまいなした。それと共に5ヶ月足らずの期間ですが、ポットの表面は強力な雑草、カタバミがそびえ立ち、表土も少々疲れが認められます。 ということで、先ずは雑草を駆除します。深く根を張ったカタバミは竹串で根回りの土壌を解して慎重に抜き上げます。続いて疲労して変色が目立つ表土を剥ぎ取ります。1cmほど剥ぎ取ると、新染色を維持した層に到達しました。減った分の用土を補充して、このポットに関しては手入れ終了です。葉っぱは夏の間に1/3ほど減ってしまいましたが、冬芽はしっかり準備されています。花の時期、2月が楽しみです。
2023年10月20日
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紅花ダイモンジソウのツボミが始動しました。昨年、この品は10/21に開花しましたが、この状態から3日で開花という展開はあり得ないので、今年の開花はかなり遅れるのは避けられません。ざっくり言って、月末ぎりぎりになるのでは・・・と見ているのですが、果してどうなることやら・・・ この夏の暑さは、大文字草の仲間にはかなり応えた様で、9月に入って3品種が地上部を消してしまいました。と言っても枯れた訳ではなく、現在小さな新葉を出しつつ再生に取り掛かっている状況で、今年の開花は望むべくもありません。1年後に期待する他はなさそうです。
2023年10月19日
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リクルートして1年経ったツリガネニンジンです。入手した時点では図体は丈25cmほどだったので、3.5号のこのポットでも間に合うと思っていたのですが、意外に丈は伸びて40cmを超える様になりました。この結果、葉が茂っている時には僅かな風でも転倒する始末で、今年の様に台風が頻繁に近くを通る時には避難が大変でした。で、来年に向けて、一回り・・・とは言えませんが、少し大きめのポットに転居させることにしました。 株を掘り上げてみると、根はほぼポット一杯に伸び広がっていました(こちら)。但し、根が回って外周が網目状に固まるまで進行はしておらず、植え替えのストレスは最小限に留まると思います。用意した新居は4号陶鉢で、人間で言えば3畳から4畳半に変わるくらいの余裕はあるかと思います。こちらがその様子ですが、1年後には更に大きめのポットが必要になるかもしれません。
2023年10月18日
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毎年行っている秋の植え替えで、最も手間がかかるのがこれ、日本サクラソウの植替えです。他の山野草では一度植え替えを行えば2年か3年は持つのに対して、日本サクラソウは毎年の植え替えが必須です。理由は1年間の個体数増加を調整する必要があること、逆に健康状態を害してしまった場合はバックアップに工夫が必要になり、こうした状態を見極める必要性から休眠しかけた全個体に目を配るためです。その手間のかかる作業の開幕戦は、この「鹿島」の2番ポットです。 植替えに当り、先ずは株を掘り上げます。その掘り上げた塊茎を見て少なからぬショックを受けてしまいました。殆どの塊茎で根腐れが甚だしく進行していたのです(コチラ)。各個体の概ね半量のヒゲ根が腐敗・黒変しているではありませんか。これでは植替え後、どれ程が健康を回復するか・・・という酷さです。先がどうなるかは横に置いて、先ずは植え付けなくてはコトが進まない訳で、植え付けを済ませた様子がコチラです。さて、何から手を付けようか。じっくり考えることにします。
2023年10月17日
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久し振りに設楽の山野草店と陶器店に花苗や園芸資材調達に出掛けました。・・・が、冬から春向けの品種はまだ入荷が始まっておらず、空振りに近い有様で戻って来ました。調達したのは今年の春に仕入れて売れ残った商品1点(白花大輪トキソウ)のみです。 園芸資材の方は4号の信楽焼陶鉢3点を仕入れて来ました。用途はチドリ類やウチョウランなど、が体の小さい品種を植え付けるためのものです。これらの小型のランの仲間は、冬季は撤収して冷蔵庫で過ごさせている関係上、出番は2月中旬からになります。今回仕入れて来た大輪トキソウも葉が枯れ次第撤収して冷蔵庫送りになる予定です。
2023年10月16日
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リンドウの季節が近付いて来ました。この地方(神戸市西部、子午線まで2.6km、海まで6km)では、10月下旬から11月末が花の時期になります。 そのリンドウのツボミはつい先日まで薄緑だったのですが、昨日覗いてみると薄っすらと紫が乗っていました。開花時の色は青に近い紫・・・といった色合いなので、もう一化けする必要があります。開花まであと半月、「几帳面花子」の出番は間もなくです。
2023年10月15日
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サボテンの一種、月下美人の苗をゲットしました。入手先はヤフオク、送料込みで¥320也。で、早速定植です。 用意した新居は6号プラ鉢。植え付けを済ませた様子がこちらです。自分自身の体を維持できるまで根が発達するにはかなり時間がかかりそうです。2年で花が見られる様になれば上出来・・・なのですが、果して・・・・
2023年10月14日
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今年もたくさんの花を付け、楽しませてくれたアムールナデシコです。用土の更新はもう1年は我慢できるはずなので、今年は枝ぶりの基礎となる大枝と小枝を、四方へのバランスも考え併せて切り詰めることにしました。 先ずは今年伸びた新枝を全て切り払います。その付け根付近にこの秋口になって芽吹いた1~2cmの新芽も存在しましたが、暑さに音を上げたのか萎れ始めていたため、この新芽も全て刈り払ってしまいました。その上で大枝や小枝も、枝振りの偏りになりそうな突出した部分は大ナタを振るう気持ちで切り詰めました。その様子がこちらで、もしかしたらやり過ぎたかも・・・と思わないでもありませんが、その危惧が当たったとしても2年後には元に戻る筈で、先ずは来年の出来栄えを見極めることにします。
2023年10月13日
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これ、全部オシドリへのお土産なんです。一見クリの様に見えるかもしれませんが、実はドングリなんです。ザっと5㎏ほどはあろうかと思います。 昨年末紹介したオシドリやカモの集団越冬地である鳥取県日野町へ、手土産として届けるために集めているものです。現地では町や任意団体が、給餌など保護に力を入れていますが、そうした活動従事者の話では、ドングリはオシドリの大好物だそうで、ならば・・・ということでドングリ集めを始めました。特に今年は、町内の福祉センターに集まるお年寄りに声掛けして、ドングリ集めに協力頂いており、ハイペースで集荷が進んでいます。12月半ばには現地取材に行きたいと思っているのですが、それまでに30kg程度は集めたいと思っています。
2023年10月12日
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保有リコリス7品種の先頭を切って在来種ヒガンバナ(赤花)が出葉を始めました。地方名では「ハミズハナミズ(葉見ず花見ず)」とも呼ぶ地方もあるそうで、意味は「花は葉を見ることがなく、葉も花を見ることはない」とまで言われています。ところが我が家のヒガンバナは?・・・というと、このオキテを無視して、盛りを過ぎたとは云え、上空に花が咲き乱れている中で、ヌケヌケと葉を出し始めてしまいました(こちら)。これは今年に限ったことではなく、普通に見られる光景です。他の品種ではこうした抜け駆け現象は見られず、半月以上先行して咲いた「真夏のクリスマス」や「山の根ゴールド」は今も動きを見せていません。
2023年10月11日
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昨日のセツブンソウに続いて雪割草も健康診断です。先ずはこのポット、紫花白シベの標準花で、我が家では個体識別のため「無銘⑤」と仮名称を付与して運用して来ました。お盆の頃までは元気な様子を見せていましたが、その後、葉っぱが1つ減り、2つ減り、という具合で、9月にはとうとう葉っぱは全滅してしまいました。この品はまだ植替えの必要はなく、結果次第で冬季保管場所行きか、空き家置き場かを振り分けることになります。 昨日の品種と同様に地中の根や冬芽にダメージを与えない様、ソフトに用土を掻き出していきます。普通なら地上に露出して健康色を呈している筈の冬芽は黒変していました。かなり重篤な症状です。1.5cmも掘り下げたところで、地下茎と根の主要部が露出しました。根はギリギリながら命を繋いでいます。黒変した冬芽の根元付近にはごく小さいながら、新しい芽が生成されていました(こちら)。これらの確認事項を踏まえた総合判定は、①可能性は大きいとは言えないながら再生の可能性は有りそう、②但し、再生したとしても花が見られるまでは2年程度はかかりそう、ということになります。取り敢えず最上の席をあてがって元気を取り戻して貰うことにします。
2023年10月10日
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初夏を待つこともなく、早々と4月に休眠に入ってしまったセツブンソウです。一旦姿を消してしまうと、「危険な暑さ」に耐えられたかどうかも外から確認することはできませんでした。ようやく涼しさが感じられる季節を迎えて、この先、気候的なストレスで生死に関わる事態に遭遇する可能性は格段に下がります。ということで、この夏を無事に凌ぎ切ったかどうかを確認しました。 爪楊枝と筆で球根が埋まっていそうな場所の表土を少しずつ剥ぎ取って行きます。1cmほど掘り進んだところで黒ずんだ物体に行き当りました。掘り崩した用土を筆で掃き清め、更に霧吹きで球根を洗浄した様子がこちらです。暑さにも耐えて、無事に乗り切っていました。球根は一段と逞しさを増して、見えている状態から推測して直径は1.5cmは超えるか、というサイズになっていました。小さいながら冬芽も複数準備中で、これなら節分の頃には綺麗な花を期待しても良さそうです。この後、元通り埋め戻して健診を終えました。
2023年10月09日
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昨日取り上げた「真夏のクリスマス」に続いて、「山の根ゴールド」も植え替えました。黄花の「山の根ゴールド」の中に、1株だけピンク花、つまり「さつま美人」が混ざっているのが確認されていましたが、右手の仕切りの内側に花軸を残しているのがその混入品です。今回の植え替えを機に、この混入品も分離することにします。 前回の植え替えで、この品は特に深く埋めてしまった様で、掘り上げには昨日の「真夏・・・・」以上に骨が折れました。といった経緯はさて置いて、こちらが対象エリアから掘り上げた全ての球根です。事前の予想では、球根は相当増えていると思っていましたが、意外なことに殆ど増えていませんでした。その分1個1個は「玉ねぎか?」と言いたくなる程に大きくなっていました。で、今回は全点、元のエリアに植え戻すことにしました。下の画像では、植え戻すに当たり球根を仮置きした様子と最終的に覆土して作業を終えた様子を交互に表示しています。次の植え替えは3年後くらいになろうかと思いますが、その時には球根の分球も進んでいそうです。
2023年10月08日
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あと1週間か2週間で、リコリス「真夏のクリスマス」の出葉が始まります。その前にチョチョチョっと個体数の適正化と植え替えを行います。 先ずは圃場・・・と言っても30cm×60cmほどの限られた範囲ですが、3年か4年前に20個ほどの球根を植え付けていたのが、今どうなっているかを確認します。結果は殆ど隙間がない程に球根は増えており、傷付けない様に掘り出すにはかなり骨が折れましたが、こちらが出て来た球根の全体像です。あと少しで70個に届く程に増えていました。 圃場にはこの中から分球が始まっていないもの18個を選んで植え戻します。下画像では球根のレイアウトとそこに土壌を被せて植え付けを完了した状態を切り替えて表示しています。選抜から漏れた50個ほどの球根は、広めの土手を有する田圃の地主さんに頼み込むなど、身の振り方を決めて行くことにします。
2023年10月07日
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画像は仮植え状態のシャコバサボテン2番ポットです。「仮植え」だからと粗雑に扱ったという思いはありませんが、3ヶ月ほど経過してみると、株の中心軸は大きく傾いてしまいました。この問題の解消を兼ねて、1ヶ月ほど先に迫った屋内退避に備えて、「仮植え」問題を解決しておこうと思います。 終の棲家になるかもしれない新居は6号プラ鉢です。サボテン向けの保水性を抑え気味に配合した用土で植え付けます。植え付けに当たっては根が張る範囲には若干の腐葉土を混ぜ込んでいます。そして「仮植え」時には根回りの用土が緩み気味だったらしく中心軸が傾いた点を反省して、株元を少し強めに押し固めています。こちらが定植を終えた様子です。ホームセンターの園芸コーナーに並ぶシャコバサボテンには既にツボミが乗っていますが、我が家の栽培環境では花期は1月初め頃で、ツボミが顔を見せるのは2ヶ月以上も先のことです。
2023年10月06日
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ヒガンバナの赤花、白花が共にピーク期に入り、見頃を迎えました。前年と比べて個体数が増えたこともあって、見応えは大幅にアップした様に思えます。とは言っても、この子たちに割り当てられるエリアは画像の範囲(幅1.5m、奥行き0.5m)が限界で、この先は増えた分は新たな引受先を探さなくてはいけません。
2023年10月05日
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2号の小さなポットに寄せ植え(?)されていたウチョウラン(羽蝶蘭)が葉を枯らせて休眠に入りました。このポットサイズでは、仮に暖冬であっても厳寒期を凌ぎ切るのは難しそうです。ということで、このポットのバルブは撤収し、我が家の休眠期の越冬方法、冷蔵庫収納に移行することにしました。因みにこのポットに植え付けているのはこちらの②から⑧までの7種類です。 先ずは地中のバルブを掘り上げます。6月末にリクルートした時点には7種7点でしたが、3ヶ月経った昨日にはバルブ数は14点まで増えていました。予想もしていなかった増加ぶりで、笑いが止まらない・・・というのが正直な心境です。これらをポリ容器に充填した軽く湿らせたにミズゴケに埋め、新芽が動き始める2月末まで冷蔵庫で過ごさせることになります。
2023年10月04日
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シュンランの花芽が動き始めました。この日確認できたのは、この群落だけで3芽でした。この花芽が晴れて開花の時を迎えるのは3月下旬、随分長い助走期間です。我が家で栽培する80種余りの山野草の中では、飛び抜けて長く、他にはこれに対抗できそうなものは存在しません。これが開花する頃には、春も本番を迎えて、寒さ対策としての重装備は影を潜める時期とも言えます。
2023年10月03日
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ヒガンバナの白花品が開花しました。昨年と比べて4日遅れの開花です。全国的に今年のヒガンバナは開化が遅れているという事実に照らして「しょうがないわナ~」というのが正直な心境です。今年は個体数が大幅に増えており、隣接して植えている赤花品との対比効果も加わって、見栄えはかなり向上すると思われます。 この品種は販売元から「ヒガンバナ」として売られたものではありません。我が家では在来のヒガンバナと同時期に咲くことから、同等品の白花と見做している・・・というのが真相です。9月後半に九州方面・・・といっても宮崎、大分が主体になりますが、普通の住宅の周りで紅白のヒガンバナが肩を並べて咲いているのが目に付きます。こうした白花品が起源ではないかと思っているのですが、赤一色よりもアクセントになるのは間違いありません。
2023年10月02日
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ヒガンバナの赤花(在来種)が開花しました。昨年と比べて5日遅い開花です。今年は全国的にヒガンバナの開花が遅れているとの報道が多く見られましたが、この地方(神戸市西部)も同様で、概ね今ピークを迎えている状態です。ということで、我が家の栽培品は周辺地域の野良(悪気はないからネ~)ヒガンバナより更に遅れている・・・と結論付けることができます。 さて、一足先に咲き始めたピンク花の「さつま美人」は、単独で撮影してしまうと色の濃さの違いが分かり難いところがありました。今年初めて「さつま美人」と在来種ヒガンバナが開花時期が重なったので、両者を並べて写してみました。こちらその様子ですが、こうすると色合いに甚だしい違いがあることを納得して頂けるかと思います。
2023年10月01日
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紅ヒゴスミレがまたしてもやってくれました。春の花、スミレが夏の終りのこの時期にツボミ・・・の様なものを付けるだけでも十分に異常な現象なのですが、実はこれ、ツボミではなく実なのです。春の花の時期にもこうした異常な現象、花を咲かせずにいきなり種子のサヤを生成することがあります。それが季節を半周違えてヒガンバナの時期にやらかしてくれた訳で、いやはや、何とも困ったもんです。このまま放置すれば10日ほどで種子は完熟し、サヤが弾けて種子を撒き散らすことになります。この様な怪しい特技の持ち主とは、そろそろ縁を切るべきかもしれません。
2023年09月30日
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この夏のほとんどの期間を姿を消したまま過ごしたイカリソウ「楊貴妃」の1番ポットです。「危険な暑さ」とも言われたこの期間を無事に凌ぎ切ったかどうか、気になるところです。今年はまだ全面植替えが必要になるまでは用土の疲労は進んでいない筈です。ということで、この秋はポット表面に侵入した雑草の駆除と、地中の冬芽の様子を確認するだけで済ませることにします。 先ずは外から見える部位から処理します。雑草の種類はカタバミと名称不明品1点です。こうした雑草については、いつも通りに手順で粛々と(!! )処理を済ませた上で、次の地中の様子見に掛かります。1cmほど掘り下げた位置で塊根の頭頂部が見えて来ました。頭頂部には小さいながら健康色の冬芽4芽が準備されていました(円内)。今回確認した冬芽のサイズで、花まで実現できるかどうかは微妙ですが、予測通りこの冬が暖冬なら花付きの背を押すことになるかも・・・などと、甘い希望を膨らませてしまいそうです。
2023年09月29日
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独立したポットに収まらなくなった日本シュンランの「天紅香」を集めて、大部屋(7号ポット)に住まわせていたのですが、フォローが細かなところまで行き届かず、年毎に貧相な姿に向かっています。特にこの夏の暑さは応えた様で、凋落傾向は一段と加速してしまいました。この辺で救済の可能性があるものを選抜して、独立したポットに植え替えることにしました。画像で選抜に残りそうなのは、画像右の一群と中央部後方の一群です。 用土には保水性の低いものを使っていたこともあって、固着する様な症状は見られません。一気にポットをひっくり返し、苗を抜き上げました。目を付けていた個体を取り上げて、老化した部分や根が腐敗した部分を切り離し、再生見込みのある個体群を残し、新居(3.5号ポット)に植え付けた様子がこちらです。仮にこれが無事に定着したとしても、花を咲かせる地力が備わるには最短で2年程度はかかりそうです。
2023年09月28日
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