いいもん見つけた&手作り・アウトドアー
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山で使う時計の種類は山のようにある。なにも海中で使うわけでないので、普通の時計でも構わない。しかし山という環境で使うことから、その「機能」にも固執したい時もある。時計が大好きなので、「極限状態に対応」「エベレストで使われた・・」などのうたい文句にすぐ魅かれる。本来、時計はショックに弱い。40年ほど前にはじめて対衝撃(現在の対ショック)構造の時計が日本で発売された時、スポーツの時にも時計ができると喜んだことを覚えている。それまでは、対ショック性能はローレックスを筆頭とした外国の製品の専売特許だった。時計本来の性能の流れは手巻きの時代から自動巻き、短命だった電子式、高精度のクォーツ時計に至っている。当方はこの全時代を記憶している。機能的には電池利用の時代から飛躍的に「機能」開発がめざましい。カシオARW-320の裏蓋カシオ計算機株式会社 。当方が大好きな会社だ。時計の機能開発姿勢はセイコーやシチズンを超えている。カシオは「電子卓上計算機が高値の花」の時代(古!)一般大衆に「計算機を一人に一台」を実現をさせた会社。当時は8ケタで16000円ほどだったが購入した覚えがある。アナログの「そろばん」とは比較できない素晴らしいものだった。カシオは利益分岐点を考え、生産ロットを決め打ちする。つまり売れても「だらだら」追加生産はしない。次々に新しいものを失敗を恐れず発表した。その当時の会社精神は並大抵ではなかったと思う。薄いPROTREK(プロトレック)は、カシオ計算機が販売する腕時計のブランド。温度センサー・気圧センサー・方位センサーの3種が装備してある「トリプルセンサー」と方位センサーの無い「ツインセンサーモデル」がある。山への楽しめるおもちゃとして愛用している。最近やたらと高性能をうたっているが、それにともなって巨大化していることが残念。また針での表示もするアナログがついた「デジアナ」時計が最近開発されていない。当方は、アナログ表示を好む。アナログ表示は、高所と疲れ(それと年齢)でボケた頭でも現在時間や経過時間・残時間など長・短針の角度で読み取れることができる長所が好きだ。時代の流れとして無理にデジタルものを使っていたことがあるがやはりアナログ表示が良い。文字盤登山を意識したセンサーが搭載されたATC-1100が93年に発売され、95年には初代PROTREKのPRT-40と移っていった。しかしこれ以前にプロトレックの先祖と思われる時計がある.92年頃のモデルとして高度・気圧・水深計測機能が付いたデジアナモデル「ARW-320」だ。この時計は、宣伝ではない登山の場面で多くの山屋が好んで腕にはめていた事を覚えている。 機能は現代のものと比較しようのないほど原始的だが、未だ他の山用の時計と比較してもスマートな雰囲気が漂う。オレンジボタン <長・短針の視認性が違う>「ARW-320」● 方位ベゼル なし(太陽の位置で方位を測るにはこれがなくともできるがあるとデザインが良くなる)● 10気圧防水(海に潜らないのに、10気圧防水はある意味信頼感がある)● 電源:電池 (ソーラー電池自身の寿命<5~10年程度?>がとても心配で電池が好き)● 方位計測機能:なし(別に持つ必要がある)● 気圧計測機能:あり(天気の移り変わりを見るのに便利)● 高度計測機能:あり (これがないと山用の遊び時計とみなさない)● 高度傾向表示:なし(これがあるともっと遊べるのだが、、)● 温度計測機能:なし (時計に付いていても温度計は別に持つ必要がある。着替えなど体温調節の目安として冬にはあると便利なアイテム)● ストップウオッチ:あり(意外とラーメン作りやストーブの燃料を図る時に便利だが、、、)● 12/24時間制表示切替:あり● 耐低温仕様(-10℃) (腕にはめている場合、袖の内側にしていれば―10度で十分冬山も対応できる。)● ELバックライト:なし(夜はナイト(笑)不便)●サイズ(H×W×D)/質量:37mm×46.0mm×11.5mm/45g(ベルトを含む)左・PRG-60Jと大きさ比較右・PRG-60Jと厚さ比較現行のプロトレック サイズPRW-1500J(H×W×D) ;56.2mm×50.6mm×13.9mm 79gまたカシオ最後の生産となったデジアナ サイズPRG-60J (H×W×D) :56.8 mm × 52.0 mm× 17.0 mm 77.2g 比較すると「ARW-320」は小さく軽い。違いはmm単位だが、時計の径の違いは5mmで一回り違う感じがする。また厚さは2mmの差で違いを実感し使い勝手が落ちる。馴れればとも思うが、やはり「普通サイズ」が袖にあたらず邪魔にならない。カシオのデジアナ最終形は、PRG-60Jというモデル。巨大化して行ったデジアナと比較するとARW-320がいかに軽快なサイズかわかる。当方の場合は、GPSを必ず持参するが、腕時計に気軽に目安となる情報があれば楽と感じる。日帰りぐらいの場合の方位計は、あったほうがよいが時計ベルトかザックに付く小さなコンパスで十分。またちょっと真剣な山には、時計より専用のしっかりしている物がよい。また温度計付きのものが当たり前の時代だが腕に付けて体温に影響されるので使い物にならない。兄弟つまり私見ではある最低限の機能を考えると『アナログ表示あり・100g以下・高度計・防水』があればよい。これが最低限の条件だと感じる。最低限の山用時計としての条件があるプロトレックの先祖「ARW-320」はお気に入り腕時計の一つ。
2009年01月24日
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