TakeshiGoto ちょっと come

TakeshiGoto ちょっと come

PR

プロフィール

TG

TG

コメント新着

管理人 富樫@ Re:超多忙(半ば業務連絡)(10/31) TAKESHIGOTOちょっとCOME…
大谷英樹@ Re:最近の茂木さんのツイート(07/04) おっしゃる通りですね。
おやまだい@ 訂正版は出ていますか? はじめまして。 小学4年生の子どもと…

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月

カレンダー

2011年05月17日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
「時間だけはありますから」というと決まって怪訝そうな顔をされる。
リストラされたか、生活保護等を受けていると思われてるようだ。
実態は真逆なのだが。


一昨年、文庫化したものが発売後半年以上を経て
大騒ぎになるという思わぬ形で注目を集め
昨年さらに勘違いすればバブルになってしまうような状況を迎えた。


よゆうができるはずだったのだが、案に反してそうはならなかった。
仕事はよりキツくなったし
レジャーも旅行も行けない。

節税さえ考えることも実行することも出来ず、
なすがままに五十万部から六十万部分の印税相当の収入を
会員制クラブ・JAPANサービスに持って行かれた。
(ココ、もちろん比喩だよ 市場原理からかけ離れたあの組織のことね)


ぼくの収入は印税がほとんど。
どこかの人たちのように母体の経営規模が数分の1に縮小しても
変わらぬ待遇を受けられる身分から発生する収入でもなければ
親が残してくれた土地や
農地改革で手に入れた農地がなぜか宅地に化けて
なんていう財産収入でもない。


文字通り身体と心を削って得られた対価。

快楽どころか息抜きもままならず
ストレスに圧し潰されそうになり
目にくまはでき、肌は衰え、視力は急激にダウン、片方の目は歪みで使い物にならず


そこで思った。
自分の人生を悔いのないものにするのは自分しかないと。

だから自分は自分で守る。
自分のことは自分で決める。
自分の食い扶持は自分で稼ぐ。
自分の限界も自分で判断する。
誰もあてにはしないと。


休養することを決めた。
もちろんリスクはとてつもなく大きかった。
収入は確実に目減りするし、一度断った仕事は二度と来ないかもしれない。

それでも休養補償もなければ、失業保険もない以上、倒れることはできない。
扶養してもらうことも期待できないし、介護してもらうのにはまだ早い。
自分の心身は自分で守るしかないのだ。


結果的に成功だったかどうかはわからない。
いや、むしろ売れてるとき、のってるとき、オファーが殺到してるときに、
あえて休養を決め込んだのは、チャンスを逃したと言えるだろう。
それでも狂うよりはいい。動けなくなるよりはいい。

いま、ぼくは依存しない生活を送っている。
かけがえのない時間と共に。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年05月17日 15時21分27秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: